SNSの「シェア」とは違う?shareが持つ本来の意味と役割
英語の「share」は、単に「分ける」という意味だけでなく、時間や経験、感情、情報など、さまざまなものを他人と共有するニュアンスを含んでいます。
日常会話やビジネスシーンでも幅広く使われるため、使い方を理解しておくと英語表現の幅が広がります。
この記事では、日常からビジネスまでの具体例を交えながら、どのように「share」を使うかを詳しく見ていきます。
share は「分け合う」「共有する」という意味で、物理的なものから情報・感情まで幅広く使えます。
食べ物やお金、物品を他人と分ける場合だけでなく、時間、経験、アイデア、気持ちなど抽象的なものにも使えます。
また、単に与えるだけでなく、双方が関わる行為を含むことが多く、「一緒に使う」「一緒に楽しむ」というニュアンスもあります。


本来は食べ物や時間、経験などを他人と分ける意味で使うんだ。
例えば、自分の知識や体験を友達と共有することもshareと言えるよ。
名詞の share は「分け前」「取り分」「株式」の意味で使われます。
物理的なものの取り分を表す場合もあれば、利益や責任、権利などの抽象的な取り分を指すこともあります。
ビジネスの文脈では、会社の株式や市場シェアの意味でも使われます。
例えば、"My share is 2 pieces." は「私の分は2個です」という具体的な分け前の例です。

この2個って、私のshareなの?

そう、あなたの分け前だね。
ビジネスの場面では、利益や責任もshareという言葉で表せるんだよ。
share の発音は /ʃer/ で、日本語の「シェア」に近い音です。
ただし、英語では語尾の r を軽く巻くような音になることが多く、強弱やイントネーションにも注意が必要です。
アメリカ英語とイギリス英語で微妙な発音の差がありますが、どちらも日常会話では問題なく通じます。
また、会話のスピードによっては短く省略されて聞こえることもあります。

シェアって日本語読みでいいの?

大体それでOKだけど、英語の音に近づけると/ʃer/だよ。
アメリカ英語とイギリス英語で少し違うけど、日常会話なら気にしなくて大丈夫。
「一つのものを複数人で分ける」という基本概念
share の中心的な概念は「一つのものを複数人で分けること」です。
これは単に物を分けるだけでなく、他人と関わることで相互に価値を共有する行為全体を指します。
例えば、ピザを分ける、時間を一緒に過ごす、経験を語り合うなど、物理的・抽象的を問わず幅広く使えます。
share には与える側だけでなく受け取る側も関与するニュアンスがあり、単なる一方的な提供ではなく「一緒に使う」「一緒に楽しむ」という感覚も含まれます。
例文:
- I shared my lunch with my friend. (友達とお昼を分けました)
- We shared our weekend plans. (週末の予定を一緒に話し合った)

例えば、何をshareできるの?

ピザやお菓子だけじゃなく、映画や勉強の時間、体験や考え方もshareできるんだ。
つまり、一緒に楽しんだり学んだりすること全体を指すよ。
物理的なモノから、情報・時間・感情まで広がる活用範囲
share は物理的なモノだけでなく、情報、時間、感情など抽象的なものにも広く使えます。
友達とピザを share することもあれば、経験や知識を分かち合うことも share です。
さらに、気持ちや感情を共有する場合にも同じ言葉が使えるため、日常生活からビジネスまで幅広い文脈で活用可能です。
重要なのは「自分だけでなく他人も関与する」という点で、共有の主体が複数いることを前提としています。
例文:
- I shared my study notes with my classmate. (クラスメイトと勉強ノートを共有した)
- She shared her feelings about the trip. (旅行の感想を彼女と共有した)

ノートや経験もshareできるの?

もちろん。
勉強ノートを友達と見せ合うのも、旅行の体験を話すのも、全部shareだよ。
日本語の「共有」は、情報や資源を一緒に持つ・使うという意味が中心で、やや管理的・抽象的なニュアンスがあります。
一方、英語の share は実際に分ける行為や相手との関与を伴うことが多く、具体的で感覚的なニュアンスが強いです。
例えば、資料を共有するだけでなく、それを使って議論や楽しみを分かち合うイメージがあります。
この微妙な違いを理解することで、英語で自然に「share」を使いこなせるようになります。
例文:
- We shared the document, and then discussed it together. (資料を共有して、その後一緒に議論した)
- They shared their thoughts on the project and worked collaboratively. (プロジェクトについて考えを共有して、一緒に取り組んだ)

共有って日本語と同じ意味?

微妙に違うね。
英語のshareは、実際に分けたり一緒に使ったりする行為をイメージするから、日本語の共有より具体的で感覚的なんだ。
日本語「シェアする」のカジュアル化と英語ネイティブの受け取り方
日本語ではSNS上での「シェアする」が日常化しており、友達や同僚に簡単に情報を渡すことを意味します。
しかし、英語ネイティブにとっては、share の本来の意味は「分ける」「共有する」という具体的な行為を伴います。
単にボタンを押して投稿を共有するだけでは、本来のニュアンスが伝わりにくいこともあります。
そのため、英語でSNS上の「シェア」を説明する場合には、文脈を補足することが自然です。
例文:
- I shared an interesting article with my friends on Facebook. (Facebookで友達と面白い記事を共有した)
- She shared a funny video in the group chat. (彼女はグループチャットで面白い動画を共有した)

SNSでシェアって英語でも通じる?

通じるけど、英語では実際に分けたり共有したりするイメージを想起するから、ちょっとニュアンスが違うんだ。
「to share」は、何かを提供する・渡すイメージがあり、相手が受け取る行為に焦点があります。
一方、「share with」は、一緒に使ったり楽しんだりするイメージが強く、距離感が近い表現です。
状況や関係性によって適切に使い分けることが大切です。
例文:
- I want to share this document to help you with your work. (この資料をあなたの仕事の助けになるように渡したい)
- I want to share this document with you so we can discuss it together. (この資料をあなたと共有して、一緒に話し合いたい)

to shareとshare withって、どっちもshareだけど意味違うの?

そう、to shareは渡すイメージで、share withは一緒に楽しむニュアンスがあるんだ。
実際のSNS表現を英語でどう言うか
SNS上での「シェア」は、post や repost などの動詞を使うことが多く、単に share という単語だけでは文脈によって少し抽象的に聞こえる場合があります。
英語では、シェアする内容や方法を具体的に説明することで自然な表現になります。
例文:
- I reposted her tweet on my timeline. (彼女のツイートを自分のタイムラインでリポストした)
- He posted the event details on Facebook for everyone to see. (彼はイベントの詳細をFacebookに投稿して皆が見られるようにした)

SNSでshareって普通に使える?

文脈を加えると自然になるね。
どこで誰にシェアするのかを具体的にするとわかりやすくなるよ。
日常会話の基本例文:分ける・共有する・伝える
日常会話での share は、物を分けるだけでなく、情報や体験、考えを相手と共有する場面でも頻繁に使われます。
単純に与えるだけでなく、相手も参加するニュアンスが含まれることが多いです。
例文:
- Can we share this pizza? (このピザ、分けてもいいですか?)
- I want to share my experience with you. (私の経験をあなたと共有したいです)
- She shared a funny story. (彼女は面白い話をしてくれた)
- Let's share our travel plans. (旅行の計画をみんなで話し合おう)
- He shared his favorite recipe with me. (彼はお気に入りのレシピを私に教えてくれた)

食べ物だけじゃなくて、時間や体験もshareできるんですね。

単に分けるだけじゃなくて、みんなで一緒に楽しむことも含まれるよ。
ビジネスでの使い方:利益の分配・分担・責任
ビジネスでは、share は利益や責任、仕事量の分担など、複数人が関与する状況で使われます。
単に与える意味だけでなく、協力して分け合うニュアンスが含まれるため、プロジェクト管理や会議などでも頻出です。
例文:
- We share the profits equally. (利益は平等に分けます)
- Let's share the workload. (仕事量を分担しましょう)
- Each manager shares responsibility for the project. (各マネージャーがプロジェクトの責任を分担しています)
- We should share our expertise to improve the project. (プロジェクトを改善するために専門知識を共有すべきだ)
- They shared the client feedback with the team. (チームでクライアントのフィードバックを共有した)

shareってみんなで参加するイメージも含まれるだ。

ただ渡すだけじゃなくて、みんなで関わる感じが生まれるからね。
命令・提案表現:「シェアしよう/シェアする?」の自然な言い方
命令や提案として使う場合、share はカジュアルにも丁寧にも表現できます。
「一緒に使おう」「分けよう」「考えを出し合おう」といったニュアンスが伝わります。
例文:
- Share this with me! (これを私と分けて!)
- Do you want to share your notes? (ノートを共有しませんか?)
- Let's share ideas. (アイデアを出し合おう)
- Why don't we share our experiences from the workshop? (ワークショップの経験を共有しない?)
- Feel free to share your thoughts with the group. (遠慮なくグループで意見を共有してね)

単に渡すだけじゃなくて、みんなで関わるのがshareの魅力なんですね。

shareすることで、意見も出やすくなるし、理解も深まるよ。
share with you の表現は、相手との関係や状況に応じてカジュアルにも丁寧にも変えられます。カジュアルでは親しい間柄で気軽に使え、丁寧ではビジネスや初対面の相手にも適しています。
カジュアル:
- I want to share this with you. (これをあなたと共有したい)
- Let me share my notes with you. (ノートをあなたと共有するね)
丁寧:
- I would like to share this with you. (これをあなたと共有させていただきたい)
- Allow me to share the report with you. (レポートをあなたに共有させていただきます)

友達と使うならどっち?

カジュアルなら 'I want to share this with you'、仕事の場面なら丁寧に 'I would like to share this with you' だね。
まとめ
英語の「share」は、物理的なものだけでなく、時間、体験、情報、感情など、さまざまなものを他人と分け合うことを表します。
日常会話ではランチや経験を共有する時に、ビジネスではタスクや情報の分担・共有に使えます。
命令や提案としても使えるため、状況に応じて柔軟に活用可能です。

なるほど、shareって物だけじゃなくて、時間や経験、情報まで分け合えるんですね。

日常でもビジネスでも、みんなで関わることで理解や楽しさが増すんだ。

だから、資料やアイデアもshareすると意見も出やすくなるんですね。

shareの本来の意味を理解すると、英語表現の幅がぐっと広がるよ。


shareって、ただSNSで使うイメージしかなかった…