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どっちが正解? argueの意味「主張する」と「口論する」の違いと使い方

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英語の argue という動詞は、日本語ではよく「主張する」や「口論する」と訳されます。
しかし、この2つの意味はニュアンスがかなり違うため、英語学習者にとっては少し混乱しやすいポイントでもあります。

日常会話では「言い争う」「口げんかする」という感情的なニュアンスで使われることが多い一方で、ビジネスや論文では「根拠を示して主張する」という、むしろ知的で論理的な意味で使われることもあります。

同じ単語なのに、使われる場面によって印象が大きく変わるのが argue の特徴です。

さらに、argue with、argue about、argue that、argue for / against といった表現によって、意味や使い方が細かく変わる点も見逃せません。

これらを整理して理解しておくと、英語の会話や文章を読むときの理解度がぐっと上がります。

この記事では、argue の基本的な意味から、「口論する」と「主張する」の違い、さらに似た単語との使い分けまでをわかりやすく解説します。





目次

argueの基本定義


argueの動詞の意味


argue は動詞で、主に「口論する」と「(根拠をもとに)主張する」という2つの意味で使われます。
同じ単語でも、使われる場面によってニュアンスが変わるのが特徴です。

日常会話では、家族や友人などと感情的に言い合う場面で使われることが多く、日本語の「口論する」「言い争う」に近い意味になります。

ちょっとした意見の食い違いから言い合いになったときなどによく使われます。

一方で、ニュース記事や学術的な文章では、感情的なケンカというよりも、理由や証拠をもとに自分の考えを述べるという意味で使われます。

この場合の argue は「論理的に主張する」「論拠を示して意見を述べる」といったニュアンスになります。

このように argue には「強く意見を述べる」という共通のイメージがあり、その結果として、日常会話では口論を表し、フォーマルな場面では主張や議論を表す言葉として使われるようになっています。

例文:

  • She argued with her brother.(彼女は兄と口論した。)

  • The scientist argues that the theory is incorrect.(その科学者はその理論が間違っていると主張している。)

argueって「ケンカする」って意味だと思ってた。



それも正しいけど、ニュースや論文では「主張する」って意味で使われることも多いんだよ。



argueの名詞形


argue の名詞形は argument です。
この単語も動詞の argue と同じように、文脈によって意味が変わるのが特徴です。

日常会話では、argument は「口論」「言い争い」という意味で使われることがよくあります。
家族や友人とのケンカや、感情的な言い合いを表すときに使われることが多いです。

しかし、大学のレポートやニュース、ディベートの場面では、argument は「主張」や「論点」という意味になります。
この場合は、単なる言い争いではなく、理由や証拠をもとに組み立てられた論理的な意見を指します。

そのため academic writing(学術的な文章)では、strong argument(説得力のある主張)や main argument(主要な主張)のような表現がよく使われます。

この場合の argument は完全に「議論」や「主張」の意味であり、「口論」のニュアンスはほとんどありません。

例文:

  • They had an argument yesterday.(彼らは昨日口論した。)

  • Her argument was very convincing.(彼女の主張はとても説得力があった。)

argumentって「ケンカ」の意味で覚えてたわ。



日常会話ではそうだけど、レポートとかでは「主張」って意味でよく出てくるよ。



argueの発音と読み方


argue の発音は 「アーギュー」 に近い音になります。
発音記号では /ˈɑːrɡjuː/ と書かれ、最初の ar の部分を「アー」と長めに発音するのがポイントです。

また、英語では r の音をはっきり出すことも大切です。日本語の「アーギュー」よりも、舌を少し巻くようにして「アー(r)ギュー」というイメージで発音すると、より英語らしい音になります。

後半の gue の部分は「グエ」ではなく、「ギュー」に近い音になります。スペルを見ると少し読みづらく感じるかもしれませんが、実際の発音は比較的シンプルで、「アーギュー」と覚えておくと聞き取りもしやすくなります。

さらに、argue と同じ語源を持つ単語では、似た音が繰り返し登場します。
argument(アーギュメント)や argumentative(口論好きな)なども同じ音のパターンを持っています。

こうした単語をセットで覚えると、リスニングでも理解しやすくなります。

アーギューって感じの発音でいいの?



うん、それでOK。
rの音を少し意識すると、もっと英語っぽく聞こえるよ。



口論する:感情的な対立を表す場合のargue


argue with someone:誰かと口角を飛ばして言い合う


argue with + 人 は、「誰かと口論する」「言い合う」という意味で使われる最も基本的な形です。
ここでは 誰と口論しているのか に焦点が当たります。

この表現は、家族・友人・同僚などとの感情的な言い合いを表すときによく使われます。

必ずしも大げさなケンカを意味するわけではありませんが、少なくとも落ち着いた話し合いというよりは、お互いが強く意見をぶつけ合っている状況をイメージすると分かりやすいでしょう。

また、argue は日常的なトラブルや人間関係の衝突を表すときにもよく登場します。
兄弟げんか、カップルの言い合い、同僚との意見の衝突など、身近な人との言い争いを自然に表現できる動詞です。

例文:

  • He often argues with his coworkers.(彼はよく同僚と言い争う。)

  • They argued with each other over a small mistake.(彼らはちょっとしたミスをめぐって言い合いになった。)

argue with って、人が後ろに来るんだね。



「誰と口論したのか」を言うときは argue with + 人 になるよ。



argue about something:特定の話題について言い争う


argue about + 物事 は、「ある話題について言い争う」という意味になります。
この形では、何について口論しているのかというテーマに焦点が当たります。

家事の分担、政治、スポーツチーム、映画の評価など、特定のテーマをめぐって意見がぶつかる場面でよく使われます。

つまり、argue with が「相手」を中心にした表現なのに対し、argue about は「話題」を中心にした表現だと考えると理解しやすいです。

日常会話では、ちょっとした意見の違いから始まる軽い言い合いにも使われます。
必ずしも深刻なケンカとは限らず、「どっちが正しいか言い合う」といった程度の場面でも自然に使われます。

例文:

  • They argued about money.(彼らはお金のことで口論した。)

  • We argued about which movie to watch.(どの映画を見るかで言い合いになった。)

argue about は「何について」ケンカしてるかを言う感じ?



そう、テーマに焦点を当たっている時は argue about を使うんだ。



主張する:論理的な意見を述べる場合のargue


argue that節:客観的な証拠をもとに「〜だ」と主張する


argue that + 文 は、「〜だと主張する」という意味で使われる表現です。
この形では、感情的な言い争いではなく、理由や証拠をもとに自分の考えを論理的に説明するニュアンスになります。

特にニュース記事、研究論文、評論、ビジネスの提案書などでは、この形がよく使われます。
単に「〜と思う」と言うのではなく、根拠を示したうえで説得力のある意見を述べるときに使われるのが特徴です。

そのため、argue that は「強く主張する」「論理的に主張する」といったイメージに近い表現です。

また、この構文では that 以下が主張の内容になります。つまり、「何を主張しているのか」を具体的な文章で示すことができるため、アカデミックな文章や説明的な文章と非常に相性が良い形です。

例文:

  • Many scientists argue that climate change is accelerating.(多くの科学者は、気候変動が加速していると主張している。)

  • She argues that the plan will reduce costs.(彼女はその計画がコスト削減につながると主張している。)

argue that って、ケンカしてる感じはあまりしないね。



むしろニュースとか論文で「〜だと主張する」って意味でよく使われる形なんだ。



argue for / against:賛成・反対の立場を明確に打ち出す


argue for と argue against は、ある考えや提案に対して賛成か反対かの立場をはっきり示すときに使われる表現です。
ディベートや議論、政策の説明などでよく見かける言い方です。

argue for は「〜に賛成する立場で主張する」という意味になります。
その考えや提案が良いものだと考え、その理由を示しながら支持する場合に使われます。

一方、argue against は「〜に反対して主張する」という意味です。
ある提案や考えに問題があると考え、その理由を説明しながら反対の立場を示すときに使われます。

この2つは、政治、社会問題、ビジネスの意思決定など、賛否が分かれるテーマを議論するときによく使われる表現です。
特にディベート形式の議論では、どちらの立場で議論しているのかを明確にするために非常に便利です。

例文:

  • Many people argue for stricter environmental laws.(多くの人がより厳しい環境法に賛成して主張している。)

  • Some economists argue against raising taxes.(一部の経済学者は増税に反対して主張している。)

for と against を付けると、立場がはっきりするんだね。



ディベートとかニュースでは、この形がかなりよく使われるよ。



論文やビジネスで好まれる「説得力のある」響き


argue は、学術的な文章やビジネス文書でよく使われる動詞の一つです。

単に say(言う) や think(思う) と書くよりも、論理的な主張をしている印象を与えるため、よりフォーマルで説得力のある表現になります。

研究論文では著者が自分の研究結果を説明するときに、The author argues that ... のような形で主張を述べることがよくあります。
これは、単なる意見ではなく、データや分析をもとにした結論であることを示すためです。

また、ビジネスの提案書やプレゼンでも、ある戦略や計画の必要性を説明するときに argue が使われることがあります。

特に「なぜその方針が重要なのか」「なぜその変更が必要なのか」を説明する場面では、論理的な説得を表す動詞として自然に使うことができます。

このように argue は、日常会話では「口論する」という意味を持ちながらも、フォーマルな文章では理論的に意見を展開する知的な響きを持つ単語として広く使われています。

例文:

  • The report argues that the company should expand overseas.(その報告書は会社が海外展開すべきだと主張している。)

  • The author argues that education reform is necessary.(著者は教育改革が必要だと主張している。)

論文で argue がよく使われるのって、そういう理由?



うん、単なる意見じゃなくて、根拠のある主張ってニュアンスが出るからね。



「説得して〜させる」もargue?便利な熟語表現


argue someone into doing:説得して〜させる


argue someone into doing は、「議論や説得を重ねて、最終的に相手に〜させる」という意味で使われる表現です。

単にお願いしたり頼んだりするのではなく、理由を説明したり意見をぶつけ合ったりしながら、相手の気持ちを変えて行動させるニュアンスがあります。

この表現では、最初は相手がその行動に乗り気ではないことが多く、「最初は断っていたけれど、話し合いの結果やっと同意した」という状況を表すことがよくあります。

そのため、友人同士の会話からビジネスの交渉まで、相手を納得させて行動を変えてもらう場面で自然に使われます。

文の形は

  • argue + 人 + into + 動名詞(doing)

となり、「誰を説得して、どんな行動を取らせたのか」をはっきり表すことができます。

例文:

  • She argued me into joining the project.(彼女は私を説得して、そのプロジェクトに参加させた。)

  • They argued him into staying longer.(彼らは彼を説得して、もう少し長く残らせた。)

最初はやる気がなかったのに、説得されて結局やることになったときに使えそうだね。



議論したり理由を説明したりして、相手の気持ちを変えた感じが出る表現なんだ。



argue someone out of doing:説得して〜をやめさせる


argue someone out of doing は、「議論や説得によって、相手がしようとしていたことを思いとどまらせる」という意味の表現です。

相手がある行動をしようとしているときに、理由を説明したり意見を述べたりして、その行動をやめさせるように説得する場面で使われます。

この表現では、相手がすでに何かをするつもりでいることが前提になっていることが多く、「危ないからやめた方がいい」「その計画は良くない」といった理由を伝えながら、考えを変えてもらうイメージです。

友人を無茶な行動から止めたり、同僚に無理な計画を見直させたりするときなど、日常的な場面でもよく使われます。

文の形は

argue + 人 + out of + 動名詞(doing)

となり、「誰に対して」「どんな行動をやめさせたのか」を具体的に表すことができます。

例文:

  • She argued him out of quitting his job.(彼女は彼を説得して、仕事を辞めるのを思いとどまらせた。)

  • My parents argued me out of buying that expensive car.(両親は私を説得して、その高い車を買うのをやめさせた。)

into と out of で意味が逆になるのが分かりやすいわ。



into は「やる方向に説得する」、out of は「やめる方向に説得する」って覚えると理解しやすいよ。



どっちが正解?「主張」か「口論」かを見分ける鉄則


文法で見分ける!後ろにくるのが「人」か「that節」か


argue が「口論する」なのか「主張する」なのかは、文の後ろに何が続くかを見るとかなり判断しやすくなります。
英語では動詞のあとに来る語の形が、その意味のヒントになることが多く、argue もまさにその典型です。

まず、argue の後ろに「人」が来る場合は、「その人と口論する」という意味になることが多いです。
特に argue with someone の形になると、感情的な言い合いをしているイメージになります。

日常会話では、家族や友人、同僚などとのちょっとした言い争いを表すときによく使われます。

一方で、argue の後ろに that節が続く場合は、「〜だと主張する」という意味になるのが一般的です。
この場合は、誰かとケンカしているというより、理由や証拠を示しながら自分の意見を述べているニュアンスになります。

ニュース記事やレポート、議論の場などでもよく見かける形です。

このように、「人」が来れば口論、「that節」が来れば主張と覚えておくと、argue の意味をかなりスムーズに読み取れるようになります。

もちろん文脈によって細かいニュアンスは変わりますが、まずはこの文法パターンを手がかりにすると理解しやすくなります。

例文:

  • I argued with my brother yesterday.(昨日、兄と口論した。)

  • She argues that the policy should be changed.(彼女は、その政策は変更されるべきだと主張している。)

後ろに人が来るとケンカで、that が来ると意見を主張する感じになるんだね。



そう、argue は意味が広いけど、この形の違いを見るとかなり判断しやすくなるよ。



文脈で見分ける!日常会話のトーンとアカデミックなトーン


argue の意味を判断するときは、文法だけでなくその文章が使われている場面やトーンを見ることも大切です。

同じ argue でも、日常会話で使われているのか、それとも論文やニュース記事のようなフォーマルな文章なのかによって、意味の受け取り方が変わることがあります。

友人同士の会話や家族の話題の中で argue が出てきた場合は、「口論する」「言い争う」という意味で使われていることが多いです。
日常のちょっとしたトラブルや意見の衝突を表すときに、自然に登場する表現だからです。

一方で、ニュース記事、レポート、研究論文などのアカデミックな文章で argue が使われている場合は、ほとんどが「主張する」という意味になります。

ここでは感情的な口論というよりも、データや理由をもとに意見を述べるというニュアンスが強くなります。

このように、カジュアルな会話なら「口論」、フォーマルな文章なら「主張」という傾向があります。
文法と合わせて文脈も意識すると、argue の意味をより自然に読み取れるようになります。

例文:

  • My parents argued about money last night.(昨夜、両親はお金のことで口論した。)

  • The report argues that more investment is necessary.(その報告書は、さらなる投資が必要だと主張している。)

同じ argue でも、会話と論文でずいぶん印象が違うんだね。



日常ではケンカっぽく聞こえるけど、論文では「根拠をもとに主張する」っていう少し知的な響きになるんだよ。



argueの類義語「discuss」「claim」「assert」との違い


argueとdiscussとの違い:一方的な主張か、双方向の話し合いか


argue と discuss はどちらも「話し合う」という場面で使われる単語ですが、ニュアンスにははっきりとした違いがあります。

まず argue は、自分の意見や立場を論理や理由を使って主張することに重点があります。
相手の意見と対立している場合に使われることも多く、「議論する」「言い合う」「主張する」といったニュアンスが含まれます。

相手を説得しようとする場面や、意見の対立がある場面でよく使われる単語です。

一方で discuss は、特定のテーマについて意見を交換しながら話し合うことを表します。
必ずしも対立があるわけではなく、お互いの意見を出し合いながら理解を深めるような、比較的落ち着いた会話の場面で使われます。

会議、授業、ミーティングなどでもよく使われる表現で、「一緒に検討する」「話し合う」というニュートラルなニュアンスが強いのが特徴です。

つまり、argue は主張や対立を含む議論、discuss は協力的な話し合いという違いがあります。

英語ではこのニュアンスの差がはっきりしているため、「ただ話し合っただけ」なのに argue を使うと、少し強い印象になってしまうことがあります。

状況に応じて使い分けることが大切です。

discussの使い方は、別記事で詳しく解説しています。


例文:

  • They argued about the best way to solve the problem.(その問題の最善の解決方法について議論した。)

  • We discussed the project during the meeting.(会議でそのプロジェクトについて話し合った。)

argue って「話し合う」って意味でも使えるんだね。



そうだけど、どちらかというと「自分の意見を主張してぶつかる議論」って感じなんだ。
落ち着いた話し合いなら discuss の方が自然だよ。



argueとclaimとの違い:根拠があるか、言い張るだけか


argue と claim はどちらも「主張する」という意味で使われることがありますが、主張の仕方やニュアンスが異なります。

まず argue は、自分の意見を理由や証拠を示しながら論理的に説明することを表します。

議論の中で自分の立場を説明し、相手を納得させようとするような場面でよく使われます。学術的な文章やディベートなどでもよく見られる表現です。

一方で claim は、「〜だ」と主張することを意味しますが、必ずしも根拠や証拠が示されているとは限りません。

単に「そうだと言っている」「そうだと主張している」というニュアンスで使われることが多く、文脈によっては「本当にそうかどうかは分からない」という含みを持つこともあります。

ニュース記事や報道などで、「〜と主張している」という形でよく使われる表現です。

このように、argue は理由や論理を伴う主張、claim は証拠の有無に関係なく言い張る主張という違いがあります。

英語ではこのニュアンスの差があるため、学術的な文章では argue がよく使われる一方、報道では claim が多く使われる傾向があります。

claimの使い方は、別記事で詳しく解説しています。


例文:

  • The professor argued that the theory was still valid.(その理論はまだ有効だと教授は論じた。)

  • He claims that he saw a UFO.(彼はUFOを見たと主張している。)

argue と claim って、どっちも「主張する」なのに何が違うの?



argue は理由や証拠を示しながら主張する感じだけど、claim は根拠がはっきりしないまま言い張るニュアンスになることも多いんだ。



argueとassertとの違い:論理で説得するか、自信満々に言い切るか


argue と assert もどちらも「主張する」という意味で使われますが、主張のスタイルに違いがあります。

まず argue は、理由や証拠を示しながら論理的に意見を展開することを表します。

相手を説得するために、説明や根拠を積み重ねて主張するイメージです。ディベートや論文などでもよく使われる表現で、論理的な議論を表すときに自然です。

一方 assert は、自信を持って強く言い切ることを意味します。必ずしも長い説明や議論があるわけではなく、「これはこうだ」とはっきり断言するニュアンスが強いのが特徴です。

権威のある人が自信を持って言う場合や、強い確信を示す場合に使われることが多い表現です。

そのため、argue は理由を積み重ねて説得する主張、assert は確信をもって言い切る主張という違いがあります。
英語ではこのニュアンスの差によって、論理的な議論なのか、それとも断定的な発言なのかが伝わります。

例文:

  • She argued that the policy would benefit the economy.(その政策は経済に利益をもたらすと彼女は論じた。)

  • He asserted that the report was completely accurate.(その報告書は完全に正確だと彼は断言した。)

assert って、なんか「言い切ってる感じ」が強いね。



理由を説明しながら議論してるなら argue、強い確信で断言してるなら assert って感じで考えると分かりやすいよ。



実践例文集:場面別の正しいargueの使い方


日常のトラブルで:「ささいなことで口論した」


日常会話での argue は、「口論する」「言い争う」という意味で使われることがとても多い動詞です。
特に家族、友人、同僚など身近な人とのちょっとしたトラブルを表すときによく登場します。

英語では、日本語の「口げんかした」「言い合いになった」といったニュアンスを argue 一語で表すことができるため、カジュアルな会話でもよく耳にする表現です。

この場合の argue は、必ずしも深刻なケンカを意味するわけではありません。
むしろ、「ちょっとしたことでムキになった」「つまらないことで言い合いになった」といった、比較的軽い衝突を表すことも多いです。

恋人同士や友人同士で意見がぶつかり、少し感情的に言い合ってしまったような場面を思い浮かべると、このニュアンスがつかみやすいでしょう。

また、英語では argue with + 人 や argue about + 話題 の形で使われることが多く、誰と、あるいは何について言い争ったのかをはっきりさせることができます。

例文:

  • We argued about something trivial.(私たちはささいなことで口論した。)

  • I argued with my brother last night.(昨夜、兄と口論した。)

  • They often argue about money.(彼らはよくお金のことで言い争う。)

英語だと、ちょっとした口げんかでも argue って言うんだね。



大げさなケンカじゃなくても、軽く言い合いになったときにも普通に使えるよ。



会議やレポートで:「〜の必要性を強く主張する」


一方で argue には、感情的に言い争うという意味だけでなく、論理的に意見を主張するという意味もあります。
特に会議、プレゼンテーション、研究レポート、論文などでは、この意味での argue がよく使われます。

ここでは単に意見を言うというよりも、「理由や証拠を示しながら説得力をもって主張する」というニュアンスが含まれるのが特徴です。

英語のビジネス文書やアカデミックな文章では、自分の立場を説明するときに argue that〜 や argue for〜 という形がよく使われます。

これは感情的に言い張るというより、「論理を組み立てて相手を納得させようとする議論」を表す表現です。
そのため、議論や分析を行う場面では、非常に自然でよく使われる動詞の一つです。

例文:

  • She argued that stricter regulations were necessary.(彼女は、より厳しい規制が必要だと主張した。)

  • The report argues that the policy should be revised.(その報告書は、その政策は見直されるべきだと主張している。)

  • He argued for stronger environmental protections.(彼はより強力な環境保護の必要性を主張した。)

同じ argue でも、こういう場面だと全然ケンカっぽくないね。



ここでは「論理的に主張する」って意味だから、むしろ知的な議論の場面でよく使われるんだよ。



まとめ


argue という動詞は、一見シンプルな単語ですが、使われる文脈によって意味が大きく変わるのが特徴です。

日常会話では「口論する」「言い争う」といった感情的なニュアンスで使われることが多く、argue with や argue about といった形で登場します。

一方で、論文やビジネスの場面では「根拠をもとに主張する」「論理的に議論する」といった意味で使われ、argue that や argue for / against などの形がよく使われます。

つまり、argue は「ケンカする単語」でもあり、「論理的に主張する単語」でもあるという、少しユニークな動詞なのです。
文法の形や文脈を意識することで、どちらの意味で使われているのかは自然に判断できるようになります。

最初は argue って「ケンカする」って意味だけだと思ってた。



そう思う人多いよね。
でも英語では「論理的に主張する」って意味でもすごくよく使われるんだよ。




この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:

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コメント1件

  1. 匿名 より:

    日本語の「主張する」に感情は入りません。

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わからないレベル。

それでもなぜか
日本はグローバル化が進むから
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勝手に思い込む。

そんな状態から
英語の勉強を始めて
話せるようになり、
今では英語初心者には
教えられるレベルに。

現在も英語力を維持するために
英語の勉強を継続中。

名前:アイ

小学校で英語の授業が
始まってからすぐに挫折。

アルファベットの文字も
見たくないほどの英語嫌い。

その嫌いさゆえに
英語が念仏のように
聞こえていた。

英語嫌いは
大人になるまで続く。

しかし、
とある理由で一念発起し
英語の勉強を始める。

その理由とは一体・・・。

名前:ゼイ

英語は好きでも嫌いでもない。

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知らないような
英語を話せるようで
話せないようなレベル。

全てが中途半端。
登場回数は極めて少ないかも。

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