「祝う」を英語で!celebrateの意味と間違いやすい動詞の比較
英語で「祝う」を表す動詞としてよく使われる celebrate は、日本語の感覚で使うと間違えやすいポイントが多い単語です。
特に、「人を祝えるのかどうか」「congratulate との違い」「どんな場面で自然に使えるのか」といった点は、多くの学習者が混乱しがちです。
この記事では、celebrate の意味・文法的な使い方・似た動詞との違いを整理し、日常会話からビジネス、SNSまで、実際に使える形で理解できるように解説していきます。
目次
celebrateの基本解説
celebrateの動詞の意味
celebrate は「出来事・行事・記念日などを祝う」という意味を持つ動詞です。
日本語の「祝う」は非常に幅が広いですが、英語の celebrate は、嬉しい出来事を意識的に取り上げて、特別な形で認識・共有するというニュアンスがあります。
単に喜ぶだけでなく、「祝うための行動(パーティー、式、集まりなど)を伴う」ことが多いのも特徴です。
そのため、誕生日・結婚・記念日・成功・達成といった、区切りのある出来事と相性がよく、人の存在そのものを直接祝うことはできません。
例文:
- We celebrated her birthday at home.(私たちは彼女の誕生日を家で祝った)
- The city is celebrating its 100th anniversary.(その街は創立100周年を祝っている)
- They celebrated the team’s victory.(彼らはチームの勝利を祝った)


気持ちだけじゃなくて、「祝う行為をする」ところまで含むのが celebrate なんだ。

だから誕生日とか記念日がよく一緒に出てくるんだね。

イベント性がある出来事とセットで覚えると分かりやすいよ。
celebrateの名詞形
celebrate の名詞形は celebration で、「祝い」「祝賀」「祝うための行事や集まり」を意味します。
動詞の celebrate が「祝う行為」に焦点を当てるのに対し、celebration はその結果として行われるイベントや雰囲気を指すことが多いのが特徴です。
日常会話では、パーティー・打ち上げ・小さな集まりから、公式な式典まで、幅広い場面で使われます。
例文:
- We had a small celebration after the exam.(試験のあとにささやかなお祝いをした)
- The celebration lasted all night.(お祝いは一晩中続いた)

celebration は「祝うこと」というより「お祝いの場」なんだね。

そのイメージが近いね。
行動よりもイベントそのものを指す感じだよ。

だから have a celebration って言えるんだね。

お祝いを開く」って感覚だよ。
celebrateの発音と読み方
celebrate の発音は /ˈseləbreɪt/(セレブレイト)です。
アクセントは最初の ce にあり、発音のリズムは「セ・ラ・ブレイト」に近くなります。
日本語の「セレブ」という言葉の影響で、真ん中を強く読んでしまう人が多いですが、英語では最初をしっかり強く読むのが自然です。
また、celebrate は音節が3つあり、真ん中の -le- は弱く、あいまい母音(シュワ)で発音されます。

つい「セレブレイト」って全部はっきり読んじゃう…。

それ、日本人あるあるだね。
英語だと真ん中はかなり軽くなるよ。

最初だけ意識して強く読むのがコツですね。

それだけで一気に英語っぽくなるよ。
文法的な使い方:celebrateは他動詞?目的語と構文パターン
他動詞としての基本:「人」を目的語にできないルール
celebrate は文法的には他動詞ですが、目的語に「人」を直接置くことはできません。この点が、日本語の「人を祝う」という感覚と最もズレやすいポイントです。
英語では、celebrate が祝うのはあくまで「出来事・成果・事実」であり、その出来事に関係する人は、間接的に登場します。
そのため、「彼を祝った」と言いたい場合でも、英語では必ず「彼の何を祝ったのか」を具体的に示す必要があります。
例文:
- × We celebrated him.(不自然)
- ○ We celebrated his success.(彼の成功を祝った)
- ○ We celebrated her birthday.(彼女の誕生日を祝った)

どうして人をそのまま置けないの?

celebrate は“イベントを祝う動詞”だからなんだ。
人はイベントじゃないよね。

日本語の感覚で主語と目的語を決めちゃうと危ないですね。

「人+出来事」に分解して考えるのがコツだよ。
自動詞的な使い方と前置詞パターン:celebrate with / celebrate by doing
celebrate は目的語を取らず、「お祝いをする」という行為そのものに焦点を当てて使われることもあります。
この場合、前置詞句を使って「どんな方法で祝うのか」を補足するのが一般的です。
特によく使われるのが celebrate with と celebrate by ~ing の形です。
例文:
- Let’s celebrate with a party.(パーティーで祝おう)
- They celebrated by having dinner together.(一緒に食事をして祝った)
with は手段や一緒に使うものを示し、by ~ing は「〜することで」という方法を表します。

何を祝うか言わなくてもいいんだ。

文脈で分かっていればOK。
その代わり、どう祝うかを前置詞で説明する感じだね。

日本語の「お祝いした」に近い使い方ですね。
疑問文や依頼表現の扱い:Can you celebrate? の意味と使い方
Can you celebrate? という形自体は文法的に間違いではありませんが、実際の会話では文脈が不足していて不自然に聞こえることが多い表現です。
英語では、「何を祝うのか」「どんな形で祝うのか」がはっきりしていないと、相手が意味を取りにくくなります。
そのため、疑問文や提案として使う場合は、祝う対象を明示するのが一般的です。
例文:
- Can we celebrate your promotion tonight?(今夜、君の昇進を祝ってもいい?)
- Do you want to celebrate the good news?(その良い知らせを祝いたい?)

日本語だと「お祝いする?」だけで通じるよね。

英語だと情報が足りないんだ。
対象を入れると一気に自然になるよ。

動詞だけ投げる感じはNGなんですね。
進行形・受動態:現在進行形で表す「お祝い中」と「有名である」の受動態
celebrate は進行形にすると、「今まさに祝っている最中」という臨場感のある意味になります。
予定されたイベントや、その日限定の行動を表すときによく使われます。
例文:
- They are celebrating their anniversary today.(今日は記念日を祝っているところだ)
一方、受動態の be celebrated は、単に「祝われている」だけでなく、「高く評価されている」「広く知られている」という意味で使われることがあります。
この場合、人物・作品・才能などが主語になるのが特徴です。
例文:
- The author is celebrated for her unique style.(その作家は独特な文体で高く評価されている)

受動態になると意味が結構変わるね。

ここではイベントを祝う話じゃなくて、評価の話になってるよ。

同じ celebrate でも文法で意味が広がっているわ。
celebrate と congratulateの違いと使い分け
congratulate は人の努力や幸運を祝う時に使う
congratulate は「人」に対して使う動詞で、その人の努力・達成・幸運な出来事を祝福するときに用いられます。
celebrate と違い、目的語に必ず人が来るのが大きな特徴です。
また、多くの場合 on を使って「何について祝福するのか」を補足します。
congratulate には、「よくやったね」「おめでとう」という評価や称賛の気持ちが強く含まれており、単なるイベント描写ではなく、相手へのメッセージ性が高い表現です。
例文:
- I congratulated him on his promotion.(彼の昇進を祝福した)
- She congratulated me on passing the exam.(彼女は私の試験合格を祝ってくれた)

congratulate って、相手に直接言葉をかける感じですね。

「あなたにおめでとうと言う」動詞だと思うと分かりやすいよ。

だから人が目的語になるんですね。
決定的な違いは「お祝いの対象」が「行事」か「人」か
celebrate と congratulate の違いは、シンプルですが非常に重要です。
英語では、「何を祝っているのか」によって動詞を明確に使い分けます。
- celebrate:誕生日・結婚・記念日・成功などの出来事や行事を祝う
- congratulate:成功を収めた人そのものを祝福する
日本語ではどちらも「祝う」と言えてしまうため混乱しがちですが、英語ではこの区別がはっきりしています。
特に会話では、「イベントについて話しているのか」「相手に言葉をかけているのか」を意識すると、動詞選びで迷いにくくなります。

日本語だと同じ「祝う」だから、無意識に混ぜちゃうわ。

英語は対象ベースで動詞を選ぶからね。
そこが一番の違いだよ。
誕生日や結婚式ではどちらを使うべき?
誕生日や結婚式のような場面では、何について話しているか、誰に向けて言っているかによって使う動詞が変わります。
イベントや行事そのものについて述べる場合は celebrate を使います。
一方、当事者本人にお祝いの言葉を伝える場合は congratulate が自然です。
例文:
- We celebrated their wedding last weekend.(先週、彼らの結婚式を祝った)
- I congratulated them on their marriage.(彼らの結婚を祝福した)
このように、同じ場面でも視点が変わるだけで動詞が変わる点が、英語らしい特徴です。

同じ結婚でも、言い方が2通りあるんだ。

行事の話なら celebrate、本人に声をかけるなら congratulate だね。

視点で選ぶ、って覚えればよさそう。
日常シーン別のCelebrate例文集
日常会話:ホームパーティーや記念日の自然なフレーズ
日常会話では、celebrate はあまり堅苦しく考えず、「何か嬉しい出来事があって、それをみんなで祝う」という軽い感覚で使われます。
誕生日や記念日、ちょっとした成功など、身近な出来事と一緒に使われるのが特徴です。
例文:
- Let’s celebrate your birthday at my place.(うちで誕生日を祝おう)
- We’re celebrating our anniversary tonight.(今夜、記念日を祝うんだ)
- Let’s celebrate the good news.(その良い知らせを祝おう)

この celebrate って、そんなに特別な感じじゃないですね。

日常会話では「せっかくだから祝おう」くらいのノリで使えるよ。

パーティーがなくても使えるんですね。

集まって何かする、くらいでも十分 celebrate になるよ。
フォーマル/ビジネス:祝賀会やプロジェクト成功の報告
celebrate はカジュアルな場面だけでなく、ビジネスやフォーマルな文脈でもよく使われます。
この場合は、個人の感情よりも「成果」「達成」「成功」といった客観的な事実を祝うニュアンスが強くなります。
例文:
- The company celebrated the successful launch of the product.(会社は製品の発売成功を祝った)
- A party was held to celebrate the team’s achievement.(チームの成果を祝うパーティーが開かれた)
- The organization is celebrating its 50th anniversary.(その組織は創立50周年を祝っている)

ビジネスでも celebrate って普通に使うんだ。

成果や節目を表す言葉と相性がいいから、むしろよく出てくるよ。

感情的というより、事実ベースな感じだね。

だからフォーマルでも問題ないよ。
友達・SNS:ハッシュタグや短いメッセージで使える言い回し
SNSや友達同士のやり取りでは、celebrate は非常に自由に使われます。
文脈が共有されているため、主語や目的語を省略しても自然に伝わるのが特徴です。
例文:
- Time to celebrate!(お祝いの時間!)
- Celebrating a big milestone today!(今日は大きな節目をお祝い中)
- Let’s celebrate this win!(この勝利を祝おう!)

SNSだと短くても全然違和感ないわ。

状況が分かってる前提だから、これくらいラフでOK。

ハッシュタグ感覚で使えるね。

celebrate はポジティブ投稿の定番だよ。
まとめ
celebrate は、日本語の「祝う」と一対一で対応する単語ではなく、「出来事や成果を特別な形で認識し、共有する」動詞です。
そのため、人そのものを直接目的語にすることはできず、誕生日・成功・記念日といった“イベント”を祝うときに使われます。
一方で、誰か本人に「おめでとう」と伝えたい場合は congratulate を使うなど、英語では祝う対象によって動詞を切り替える必要があります。
この視点を持つことで、表現は一気に自然になります。

最初は全部 celebrate でいいと思ってた。

日本語だとそう感じるよね。
でも英語は『何を祝うか』が大事なんだ。

出来事なら celebrate、人なら congratulate ですね。

その理解があれば、もう迷わないよ。


celebrate って、ただ「うれしい」って気持ちを表す動詞じゃないんだね。