postponeの意味と動名詞の関係!to不定詞ではなく~ingを使う重要ルール
英語の「postpone」は「延期する」という意味でよく使われる基本単語ですが、実際には使い方にいくつか重要なルールがあります。
日常会話やビジネスのどちらでも頻出する単語ですが、後ろに続く動詞の形や前置詞との組み合わせを正しく理解していないと、不自然な英語になってしまうことがあります。
特に文法的なパターンを知らずに使うと、意味は通じても英語としてぎこちない印象になることがあります。
また、put off・delay・suspendといった似た表現との違いも整理しておくことで、状況に応じた言い分けができるようになります。
同じ「延期」でもニュアンスや使われる場面が異なるため、この違いを理解しておくと表現の幅が一気に広がります。
この記事では、postponeの基本的な意味から実際の使い方、そして類似表現との使い分けまでを通して、自然な英語表現として迷わず使える状態を目指します。
目次
postponeの基本概要
postponeの動詞の意味
英語の「postpone」は、「予定していたことを後ろにずらす」という意味を持つ動詞です。
日本語では「延期する」「先延ばしにする」と訳されることが多く、会議・試験・旅行・約束など、さまざまな予定に使われます。
単に時間が遅れるというより、「意図的に日程を変更する」という感覚が含まれるのが特徴です。
悪天候や都合の変更などによって、「予定そのものを別の日に移す」という場面で自然に使われます。
ニュースやビジネスでもよく使われるため、英検やTOEICでも頻出の単語として知られています。
また、postponeは比較的フォーマル寄りの表現なので、仕事の場面や公式な案内との相性がいい単語です。
一方で、日常会話で使っても不自然ではなく、「予定変更」を少し丁寧に伝えたい時にも役立ちます。
例文:
- We postponed the meeting until Friday.(金曜日まで会議を延期しました。)
- They decided to postpone the event because of the rain.(雨のためイベントを延期することに決めました。)


かなり近いけど、postponeは「予定をあとに移す」と決めるニュアンスが強いね。
postponeの名詞形
「postpone」の名詞形は「postponement」です。
「延期」そのものを表す単語で、ややフォーマルな場面で見かけます。
会話では動詞のpostponeを使うほうが自然なことも多いですが、ビジネスメールや正式な文章では名詞形もよく登場します。
特に、「イベントの延期」「会議延期のお知らせ」のように、変更された事実を説明する時によく用いられます。
また、ニュース記事や公式発表では、「the postponement of ~」という形で使われることが多く、文章全体を少し硬めで正式な印象にする働きがあります。
英語の文章を読んでいると、スポーツ大会やライブの延期ニュースなどでもよく見かける表現です。
例文:
- The postponement of the concert surprised many fans.(コンサートの延期は多くのファンを驚かせました。)
- We apologize for the postponement of the project.(プロジェクト延期についてお詫びいたします。)

名詞になるとかなり堅い感じがするね。

日常会話よりは、通知やメールで見かけやすい単語かな。
postponeの発音と読み方
「postpone」は「ポストポーン」と読まれます。
発音記号では /poʊstˈpoʊn/ のように表され、「pone」の部分を少し強めに読むのがポイントです。
カタカナだけで覚えると「ポストポネ」っぽく読んでしまう人もいますが、英語では後半が伸びる音になります。
特にネイティブの発音では、「ポウスト・ポウン」に近い響きになることもあり、後半にアクセントが置かれるのが特徴です。
また、「post」と「pone」で区切って意識すると覚えやすくなる人もいます。英単語はスペルだけでなく、アクセント位置まで一緒に覚えておくと、リスニングでも認識しやすくなります。

最初のpostに引っ張られて切って読みそう。

英語だと後半をしっかり伸ばすと自然に聞こえるよ。
postponeの使い方と「動名詞 ~ing」の重要ルール
鉄則!postponeの後ろは「~ing」を置くのが正解
postponeを使う時に特に重要なのが、「後ろには動名詞を置く」というルールです。
英語では、延期する対象が「行動」の場合、その動詞を~ing形にします。
これは英語学習で非常によく問われるポイントで、学校英語や英検でも定番の文法事項として扱われます。
例えば、「出かけるのを延期する」「勉強するのを後回しにする」と言いたい時、日本語ではあまり形を意識しません。
しかし英語では、「何を延期するのか」が“行動そのもの”なので、動詞を名詞のように扱える動名詞が必要になります。
特に英作文では、ここでto不定詞を書いてしまうミスがかなり多いため、postpone=~ingという形で覚えておくと役立ちます。
また、仕事・旅行・運動など、さまざまな動作を後ろに置けるので、使い方に慣れると表現の幅も広がります。
例文:
- We postponed going out.(私たちは外出を延期しました。)
- She postponed studying for the test.(彼女はテスト勉強を後回しにしました。)

postponeのあとってto studyじゃないの?

そこが大事なところ。
postponeは基本的に動名詞を続ける動詞なんだよ。
なぜ動名詞?postponeと「~ing」の相性がいい理由
postponeは「ある行動そのものを先送りする」という感覚で使われます。
そのため、行為を名詞のように扱える動名詞との相性が自然です。
英語では、動名詞には「行動そのもの」というニュアンスがあります。
つまり、「勉強すること」「出かけること」のようなまとまりとして扱えるわけです。
- postpone + doing something
この感覚をつかめると、単なる暗記ではなく、なぜ~ingになるのか理解しやすくなります。
また、postponeは「まだ始まっていない未来の行動」を表すというより、「予定に入っていた行動」を後ろへ移動させるイメージがあります。
そのため、「行為そのもの」を表現しやすい動名詞が自然につながると考えると理解しやすいです。
英語では、動詞ごとに「後ろに何を置けるか」がある程度決まっています。
postponeはその中でも動名詞と結びつきが強いタイプなので、形だけでなく意味の流れも一緒に覚えておくと忘れにくくなります。
例文:
- He postponed buying a new car.(彼は新車を買うことを延期しました。)
- We postponed having dinner together.(私たちは一緒に夕食を取る予定を延期しました。)

行動全体を後ろにずらすイメージなんだね。

「何を延期するのか」が行為だから、~ingが自然になるんだ。
要注意!postponeに「to不定詞」が使えないのはなぜ?
英語では、動詞によって「to不定詞を取るか」「動名詞を取るか」が決まっています。
postponeは動名詞型の動詞なので、to不定詞は基本的に使えません。
そのため、次のような形は不自然になります。
- × We postponed to leave.(leaveを延期する、と言いたいが誤用)
正しくはこうです。
- ○ We postponed leaving.(出発を延期した)
「to + 動詞」は未来志向のニュアンスを持つことがありますが、postponeは「予定済みの行動」を後ろに動かす感覚なので、動名詞のほうが合いやすいと考えられています。
さらに、英語では「decide to do」「want to do」のようにto不定詞を取る動詞も多いため、その感覚でpostponeにもtoを続けてしまう学習者は少なくありません。
ただ、postponeは例外的というより、「行為を延期する」という意味から自然に動名詞が選ばれているタイプです。
慣れてくると、「延期する対象=行動そのもの」と意識するだけで、~ingの形がかなり出しやすくなります。
例文:
- She postponed answering the email.(彼女はメール返信を後回しにしました。)
- We postponed making a final decision.(私たちは最終決定を延期しました。)

文法というより、意味の相性でも決まってるんだ。

英語はそこが面白いところだね。
丸暗記だけより理解しやすくなるよ。
postponeの正しい語法と注意点
いつまで延期するかを表す「until」や「to」との組み合わせ
postponeは、「いつまで延期するのか」をセットで使うことがよくあります。
その場合は「until」や「to」が自然に組み合わされます。
untilは「~まで」、toは「~へ」という感覚で、どちらも日程変更の表現で頻出です。
特に会議やイベントの日程変更では、「どこまで延期されたのか」「いつへ移動したのか」を具体的に示すことが多いため、この形はかなり実用的です。
untilは「ある時点まで延期された」という期間の終点を意識した表現で、toは「新しい日時へ移動する」という感覚で使われます。
細かいニュアンスの違いですが、英語では自然に使い分けられています。
また、ニュースやビジネス文書では、「be postponed until ~」の形をよく見かけます。
試験・試合・ライブなど、公式発表との相性もいい表現です。
例文:
- The meeting was postponed until next Monday.(会議は来週月曜日まで延期されました。)
- They postponed the trip to August.(彼らは旅行を8月に延期しました。)

untilとtoって両方使えるんだね。

untilは「その時まで」、toは「その時点へ移す」感じで使われるよ。
「1週間延期する」は?期間を表す際の前置詞の使い方
「1週間延期する」のように期間を表したい時は、「for」を使う形がよく用いられます。
日本語だと感覚的に言えてしまいますが、英語では前置詞の選び方が重要です。
「どこへ延期したか」ではなく、「どれくらい延期したか」を表したい時にforが自然につながります。
特にスケジュール調整では、「数日延期」「数週間延期」という表現が頻繁に出てきます。
会話だけでなく、メールや案内文でも使いやすい形です。
また、「until next week」のように“新しい時点”を示す表現と、「for a week」のように“延期の長さ”を示す表現は意味が少し異なります。
英語ではこの違いを前置詞で整理しているため、慣れてくるとかなり読み取りやすくなります。
例文:
- The game was postponed for two days.(試合は2日延期されました。)
- We postponed the meeting for a week.(私たちは会議を1週間延期しました。)

期間を言いたい時はforを使うの?

そう、「どれくらい延期したか」を表す時によく使うね。
postponeは受動態(be postponed)で使われることが多い?
postponeは、「何かが延期される」という受動態の形でも非常によく使われます。
特にニュースや公式発表では、「イベントが延期された」「試験が延期された」のように、行為者より結果を重視することが多いためです。そのため、実際の英語では「be postponed」の形を見かける機会がかなり多くなります。
主催者が誰なのかを細かく説明するより、「予定が変更された」という事実を先に伝えたい場面では、受動態のほうが自然です。スポーツ大会、ライブ、公演、発売日などの話題でも頻出の形です。
また、現在完了形と組み合わせて「has been postponed」のようになることも多く、これは「延期された状態が今も続いている」というニュアンスになります。
例文:
- The concert was postponed due to heavy snow.(大雪のためコンサートは延期されました。)
- The launch has been postponed again.(発売は再び延期されています。)

確かにニュースでwas postponedをよく見るかも。

主催者より「予定変更された事実」を伝えたい時に自然なんだよ。
postponeの類義語との違いと使い分け
postponeとput offの違い:フォーマル度と日常会話での使い分け
postponeとput offはどちらも「延期する」ですが、使われる場面に少し違いがあります。
postponeはややフォーマルで、ビジネスやニュースでも自然です。
一方のput offは会話的で、友達同士の日常表現によく出てきます。
会社の会議や正式なイベントではpostponeが使われやすく、「予定変更」を丁寧に伝える響きがあります。
反対に、put offは「今日はやめて後にしようか」という軽めのニュアンスがあり、日常会話に馴染みやすい表現です。
また、postponeは書き言葉との相性がよく、メールやアナウンスでも自然ですが、put offは口語表現として使われることが多くなります。どちらも意味自体は近いため、「場面による使い分け」を意識できると英語らしさが増していきます。
例文:
- The company postponed the launch event.(会社は発表イベントを延期しました。)
- Can we put off dinner until tomorrow?(夕食は明日に延期できる?)

put offのほうが軽い感じがあるね。

日常会話ならput offのほうが口語的かな。
postponeとdelayの違い:単なる「遅れ」か「意図的な延期」か
delayは「遅れる・遅らせる」という広い意味を持っています。そのため、事故や渋滞のような自然な遅れにも使えます。
対してpostponeは、「予定を変更して後ろに動かす」という意図が比較的はっきりしています。
つまり、postponeには「もともと決まっていたスケジュールを変更する」という感覚が含まれやすいです。
delayは必ずしも計画的とは限らず、「電車が遅れた」「配送が遅れた」のように、予想外の事情による遅延にも自然に使えます。
一方のpostponeは、会議やイベントなどを“あとに回す”判断をした時によく使われます。
そのため、両方とも日本語では「延期」「遅れ」と訳されることがありますが、英語ではニュアンスに少し差があります。
delayの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The train was delayed by snow.(電車は雪で遅れました。)
- They postponed the wedding until spring.(彼らは結婚式を春まで延期しました。)

delayは原因で遅れる感じもあるんだ。

うん、postponeみたいな「計画変更」とは少し違うんだよ。
postponeとsuspendの違い:「一時停止」のニュアンスが含まれる場合
suspendは、「一時的に止める」という意味が強い単語です。
再開する前提がある時にもよく使われます。
そのため、単なる日程変更ではなく、活動自体を止める感覚が含まれる場合はsuspendが選ばれます。
postponeは「あとで実施するために日程を後ろへ動かす」イメージですが、suspendは「いったん中断する」というニュアンスが中心です。
特に、学校・会社・サービスなどを一時的に止める場面ではsuspendが自然です。
ニュースでは「授業停止」「運行停止」「アカウント停止」などの表現にもよく使われています。
また、postponeは「新しい予定日」が意識されやすいのに対し、suspendは「いつ再開するか未定」という状況でも使われやすい違いがあります。
例文:
- The school suspended classes because of the storm.(嵐のため学校は授業を休止しました。)
- The company postponed the event.(会社はイベントを延期しました。)

suspendって、postponeより止める感じが強いんだね。

延期というより、一回ストップする感覚が強めかな。
シーン別例文:ビジネスから日常の日程調整まで完全攻略
ビジネス:会議やプロジェクトの延期を伝える丁寧な表現
仕事では、postponeを丁寧に使えると実用性がかなり高くなります。
特に会議や納期変更の場面では頻繁に登場します。
ビジネス英語では、単に「延期します」と伝えるだけでなく、相手への配慮を含めた表現にすることが大切です。
そのため、「would like to」や「need to」などを組み合わせることで、柔らかい印象を出すことができます。
また、プロジェクトや会議の延期は、相手側にも影響が出ることが多いため、理由説明や謝罪を一緒に添えるケースも少なくありません。
英語圏のビジネスメールでは、直接的すぎない表現が好まれる傾向があります。
さらに、「be postponed」の受動態も非常によく使われます。
これは「誰が延期したか」より、「予定が変更された」という事実を伝えることを重視しているためです。
例文:
- We would like to postpone tomorrow’s meeting.(明日の会議を延期させていただきたいです。)
- The project deadline has been postponed.(プロジェクトの締切は延期されました。)
- The conference was postponed until next month.(その会議は来月まで延期されました。)

would like toを入れると柔らかくなるね。

ビジネスでは直接的すぎない表現が好まれやすいからね。
日常会話:友達との約束やイベントを先延ばしにする時のフレーズ
日常会話でも、予定変更の場面でpostponeは使えます。
ただし、友達同士ならput offのほうが自然な場合もあります。
それでも、少し丁寧に言いたい時にはpostponeも十分使えます。
特に、大事な予定やイベントについて話す時は、カジュアルすぎない響きになるので便利です。
また、日常では「今日は忙しいから延期したい」「天気が悪いから予定を変えたい」といった場面がよくあります。
そんな時、postponeを使えると予定変更を自然に伝えられます。
会話では、「Can we postpone ~?」のような疑問文もよく使われます。
相手に確認しながら提案する形なので、押しつけっぽくなりにくい表現です。
例文:
- They postponed the barbecue because it was raining.(雨だったのでバーベキューを延期しました。)
- Can we postpone the movie until Saturday?(映画は土曜日まで延期できる?)
- We decided to postpone the trip for a few days.(私たちは旅行を数日延期することにしました。)

友達相手でも使えなくはないんだね。

少しきちんとした響きにはなるけど、普通に通じるよ。
メール術:失礼にならない「日程変更」の打診と謝罪の例文
日程変更をお願いする時は、理由と謝罪を添えると自然な印象になります。
英語メールでも、この形はかなり定番です。
特にビジネスメールでは、急な変更が相手に負担をかける可能性もあるため、「申し訳ありません」という一言を入れるだけで印象が大きく変わります。
また、「postpone」という単語だけで終わらせず、「because of ~」「due to ~」などで理由を補足すると、より丁寧で分かりやすい文章になります。
さらに、「Would it be possible to postpone ~?」のように、相手に確認する形で書くと柔らかい印象になります。
英語では、依頼を直接言い切らず、クッション表現を入れることがよくあります。
例文:
- I’m sorry, but we need to postpone the meeting.(申し訳ありませんが、会議を延期する必要があります。)
- We apologize for having to postpone the event.(イベントを延期しなければならなくなったことをお詫びします。)
- Would it be possible to postpone our appointment?(予定を延期することは可能でしょうか?)

いきなり延期って言うより、謝罪を入れるんだね。

英語メールも配慮を見せる表現はかなり大事なんだよ。
まとめ
postponeは「予定を後ろにずらす」という基本的な意味を持ちながらも、実際の使い方ではいくつかの重要なポイントがありました。
後ろには動名詞が続くという文法的なルールや、until・to・forといった前置詞との組み合わせによって、時間や期間の表現が細かく変わる点が特徴的です。
また、単に意味を覚えるだけでなく、文の形としてセットで理解しておくことが、自然な英語につながる大きなポイントになります。
さらに、put off・delay・suspendといった類義語との違いを整理することで、同じ「延期」という言葉でも、フォーマル度や状況、ニュアンスの違いに応じて使い分けができるようになります。
特にビジネスではpostponeやbe postponedのような表現が好まれ、日常会話ではput offのようなよりカジュアルな言い方が選ばれるなど、場面ごとの使い分けも重要になります。
こうしたポイントを押さえることで、単なる単語の暗記ではなく、実際の会話やメールで自然に使える表現として定着していきます。

postponeって単純に「延期する」だけじゃなくて、使い方でかなり意味が変わるんだね。

形とセットで覚えると、一気に使いやすくなる単語だよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


delayと似てる感じ?