「replace A with B」の意味は?replaceと前置詞のセットを解説
replaceは英語学習の比較的早い段階で登場する基本動詞ですが、「replace A with B」の語順で混乱した経験がある人は少なくありません。
特に「AとBのどちらが新しくなるのか」が分からなくなり、読むたびに迷ってしまうことがあります。
また、replaceは単体の意味だけでなく、with・by・inといった前置詞との組み合わせも重要です。
意味を何となく覚えているだけでは、実際の英文で正確に理解できない場面も出てきます。
この記事ではreplaceの基本的な意味から、「replace A with B」の見分け方、よく使われる前置詞との組み合わせ、さらにsubstitute・change・exchangeとの違いまで分かりやすく解説します。
読み終える頃には、replaceに関するよくある混乱をほぼ解消できるはずです。
目次
replaceはどんな英単語?
replaceの動詞の意味
replaceは「取り替える」「置き換える」「後任になる」といった意味を持つ動詞です。
中心にあるのは「今あるものを別のものにする」という考え方で、古いものや壊れたものを新しいものに変えたり、人や物の代わりを用意したりするときによく使われます。
単に変化させるのではなく、「元々あったものがなくなり、その位置に別のものが入る」という点が特徴です。
そのため、部品交換や人事異動、システム更新など幅広い場面で登場します。
日常会話では電池や電球の交換、ビジネスでは担当者の交代、IT分野ではデータやシステムの置換などにも使われ、用途は非常に広い単語です。
「何かを新しくする」というより、「あるものの代わりに別のものを入れる」という感覚で理解すると、英語での使い方がつかみやすくなります。
例文:
- I replaced the battery yesterday.(昨日バッテリーを交換しました。)
- They replaced the old system.(彼らは古いシステムを新しいものに置き換えました。)
- She replaced her manager last year.(彼女は昨年そのマネージャーの後任になりました。)


元のものがあって、その代わりに別のものが入るときに使うことが多いよ。
replaceの名詞形は?
replace自体は動詞なので、名詞として使う場合はreplacementが一般的です。
replacementは「交換品」「後任」「代替物」といった意味になります。
日常生活では壊れた商品の交換品を指したり、会社では退職した人の後任者を表したりします。
replaceと一緒に覚えておくと語彙の幅が広がります。また、replacementは人にも物にも使えるため、意味の範囲が比較的広い単語です。
ニュース記事やビジネス文書でもよく見かける語で、「誰かの後任」なのか「何かの代替品」なのかは文脈から判断します。
replaceとセットで覚えておくと、英語を読む際の理解もスムーズになります。
例文:
- We need a replacement for this part.(この部品の代替品が必要です。)
- The company hired a replacement.(会社は後任者を採用しました。)

replacementって結構そのままの意味なんだね。

「replaceした結果入ってくるもの」と考えると覚えやすいよ。
replaceの発音と読み方
replaceの発音は「リプレイス」に近く、発音記号では /rɪˈpleɪs/ と表されます。
特に強く読むのは後半の「place」の部分です。最初の「re」は弱く短く発音されるため、「リー・プレイス」ではなく「リプレイス」というイメージで読むと自然です。
英語ではアクセントの位置が重要なので、後半をしっかり意識すると聞き取りでも認識しやすくなります。
カタカナでもよく見かける単語ですが、英語では後半にアクセントがあることを意識すると聞き取りや発音がしやすくなります。
特にネイティブの会話では前半が弱く発音されるため、単語全体を均等に読むよりもアクセントの強弱を意識したほうが自然に聞こえます。

アクセントは後ろなんだ。
最初を強く読んでたかも。

英語では「PLACE」の部分が目立つ発音になるから、そこを意識すると自然だよ。
replaceの核心!「replace A with B」の意味と見分け方
基本構文:「replace A with B」はどっちが新しくなる?
replace A with Bは「AをBに取り替える」という意味です。
この構文で最も重要なのは、Aが古いもの・なくなるもの、Bが新しく入るものだということです。
日本語にすると混乱しやすいですが、「Aを捨ててBを入れる」と考えると理解しやすくなります。
英語学習者がよく迷うポイントなので、最初にしっかり整理しておきたい部分です。
実際には日常会話からビジネス文書まで頻繁に登場するため、この語順を正しく理解しておくと読解力も上がります。
「replaceの後ろが消える側、withの後ろが残る側」というルールで覚えると、長い英文でも判断しやすくなります。
例文:
- We replaced the old machine with a new one.(古い機械を新しいものに交換しました。)
- They replaced paper documents with digital files.(紙の書類をデジタルファイルに置き換えました。)

最初に出てくるAが消える側なんだね。

そう、replaceでは前にあるものが退場して、withの後ろが新しく入るんだ。
もう迷わない!「AとB」の新旧を一瞬で見分ける裏ワザ
迷ったときは「withの後ろにあるものが追加される側」と考えると判断しやすくなります。
withには「〜を伴って」「〜を使って」という感覚があります。
そのため、replace A with Bを見ると、「Bを持ってきてAの場所へ入れる」という流れになります。
文を読むたびに「どちらが残るか」を確認すると、自然に感覚が身についていきます。
特に英語では語順が意味を決めることが多いため、日本語訳を考える前に構造を見抜く習慣をつけると効果的です。
replaceを見たら、まずwithの後ろに注目する癖をつけるだけでも理解がかなり楽になります。
例文:
- The company replaced cash payments with online payments.(会社は現金払いをオンライン決済に切り替えました。)

迷ったらwithの後ろを見るだけでも判断できるの?

かなり役立つよ。
まずwithの後ろを見れば、どちらが残る側なのか判断しやすくなるね。
イメージで納得!前置詞「with」が持つニュアンスと相性
withは「〜を使って」「〜を伴って」というイメージを持つ前置詞です。
replaceと組み合わさると、「新しいものを持ってきて、その場所に入れる」という感覚になります。
そのため、replace A by Bよりもreplace A with Bのほうが日常的によく見かけます。
単なる文法として覚えるよりも、withのイメージを理解しておくと応用が利きやすくなります。
英語話者も必ずしも文法規則だけで使っているわけではなく、「新しいものを使って埋める」という感覚で自然に使っています。
前置詞を暗記するよりも場面をイメージしながら覚えるほうが定着しやすいでしょう。
例文:
- She replaced sugar with honey.(彼女は砂糖をはちみつに替えました。)

withって「道具」のイメージが強かったわ。

それも正しいけど、「何かを伴っている」という感覚もあるからreplaceと相性がいいんだよ。
withだけじゃない!replaceと一緒に使われる前置詞・表現セット
受動態の定番:「A is replaced by/with B」の意味
受動態になるとA is replaced by BやA is replaced with Bという形が使われます。
どちらも「AがBに置き換えられる」という意味ですが、byは「誰が・何が置き換えたか」、withは「何に置き換わったか」に少し意識が向きやすい傾向があります。
実際には似た意味で使われることも多く、ニュース記事やビジネス文書などでよく見られる表現です。
特に企業の発表や技術資料では受動態が好まれるため、「何が変更されたのか」を説明する場面で頻繁に登場します。
能動態だけでなく受動態でも自然に理解できるようにしておくと、英文を読む際に役立ちます。
例文:
- The old logo was replaced by a new design.(古いロゴは新しいデザインに変更されました。)
- The battery was replaced with a newer model.(そのバッテリーは新しいモデルに交換されました。)

byとwithは完全に同じじゃないんだね。

細かく見ると視点が少し違うけど、どちらも「置き換わる」という意味では共通しているよ。
場所を表す形:「replace A in B」のシチュエーション
replace A in Bは「Bの中にあるAを交換する」という意味で使われます。
replace A with Bとは役割が異なり、こちらのinは場所や対象範囲を示しています。
部品交換やデータ修正など、どこで交換するのかを説明したい場面で便利です。
機械の内部やシステムの中、書類の一部分など、対象が限定されているケースでよく使われます。
何を交換するかだけでなく、「どの場所に存在するものなのか」を示せるため、技術的な説明や作業手順書などで見かけることが少なくありません。
例文:
- Replace the battery in the remote control.(リモコンの電池を交換してください。)
- We replaced several files in the database.(私たちはデータベース内の複数のファイルを差し替えました。)

inは交換先じゃなくて場所なんだね。

そう、「どこに入れるか」じゃなくて「どこにあるものを交換するか」だね。
間違い注意!「replace to」や「replace to be」が不自然な理由
replaceは目的語を直接取る動詞なので、基本的にreplace to ~という形は使いません。
日本語の「〜に取り替える」に引っ張られてtoを付けたくなりますが、英語ではreplace A with Bが自然です。
また、replace to beのような形も通常は使われません。
前置詞を選ぶ際は、replaceとwithの組み合わせをまず優先して覚えるのがおすすめです。
特に日本人学習者は日本語の感覚からtoを使いやすいため、意識的に修正しておく価値があります。
replaceは比較的パターンが決まっている動詞なので、よく使われる形ごと覚えたほうが自然な英語につながります。
例文:
- ○ We replaced the screen with a new one.(私たちはその画面を新しいものに交換しました。)
- × We replaced the screen to a new one.(不自然)

日本語だと自然なのに、なんで英語ではtoを使わないの?

日本語の「〜に引っ張られやすいけど、replaceはwithとセットで使うのが自然なんだよ。
迷ったらコレ!replaceと似た動詞の使い分けまとめ
replaceとsubstituteの違い:「一時的な代用品」かどうかと語順の罠
replaceは元のものを別のものへ取り替えることに焦点があります。
一方、substituteは「代用品として使う」というニュアンスが強めです。
replaceでは新しいものが正式にその位置へ入るイメージがありますが、substituteでは「本来のものの代わりとして使う」という感覚が残ることがあります。
そのため、料理の材料や不足している物の代用など、一時的な置き換えを表す場面で使われることも少なくありません。
また、substituteはsubstitute B for Aという語順になることがあり、replace A with Bとは並びが逆になる点にも注意が必要です。
意味を理解していても語順で混乱する学習者は多いため、比較しながら覚えると記憶に残りやすくなります。
例文:
- We replaced the damaged part with a new one.(壊れた部品を新品に交換しました。)
- You can substitute yogurt for cream.(クリームの代わりにヨーグルトを使えます。)

語順まで変わるのは少しややこしいわ。

だからreplaceとsubstituteはセットで比較して覚えると混乱しにくいよ。
replaceとchangeの違い:「新品や別物に取り替える」かどうか
changeは「変える」という広い意味を持ちますが、replaceは「別のものへ取り替える」という意味がより明確です。
changeは状態や内容、考え方など幅広い変化に使えます。
予定を変更したり、意見を変えたり、服を着替えたりするときにも自然に使えます。
一方でreplaceには「元のものがなくなり、別のものがその場所に入る」という要素があります。
髪型や予定を変えるならchangeが自然ですが、古いタイヤを新品に交換するならreplaceがしっくりきます。
英語では両方とも「変える」と訳されることがありますが、replaceのほうが交換や入れ替えのイメージが強い単語だと考えると使い分けやすくなります。
例文:
- I changed my schedule.(予定を変更しました。)
- I replaced my old tires.(古いタイヤを交換しました。)

changeのほうが守備範囲が広そう。

replaceは取り替えが起きている場面で使うことが多いよ。
replaceとexchangeの違い:「同等のものを交換(両替・物々交換)」するかどうか
exchangeは「交換する双方が何かを出し合う」というイメージがあります。
replaceは一方向の取り替えですが、exchangeは物や情報を互いに交換する場面で使われます。
両替や商品交換にもよく使われる表現です。
また、exchangeには「お互いにやり取りする」というニュアンスが含まれるため、会話や意見、連絡先など目に見えないものにも使えます。一方のものを別のものへ入れ替えるreplaceとは、動作の方向性そのものが異なります。
英語ニュースやビジネス英語ではexchange information、exchange ideasのような表現も頻繁に登場するため、「交換し合う」という感覚を持っておくと区別しやすくなります。
exchangeの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- We exchanged business cards.(私たちは名刺を交換しました。)
- I replaced the broken keyboard.(壊れたキーボードを交換しました。)

exchangeはお互いに何か渡している感じだね。

replaceより双方向の動きが強く意識されるよ。
用途別フレーズで覚える「replace」のシーン別例文集
日常会話で使える身近な例文
replaceは家庭や日常生活でも頻繁に使われます。
電池や電球の交換、食材の置き換えなど、身近な場面との相性が良い単語です。
特別に難しい単語ではなく、日常生活で何かを新しいものに替える場面なら自然に使えます。
家電の部品交換や家具の買い替えだけでなく、料理で材料を別のものに変更する場合にもよく登場します。
そのため、英会話では比較的早い段階で覚えておきたい単語の一つです。
「古いものを別のものに入れ替える」という基本イメージが分かれば、多くの場面で応用できます。
例文:
- I replaced the light bulb this morning.(今朝電球を交換しました。)
- Can I replace butter with olive oil?(バターをオリーブオイルに替えてもいいですか。)
- I need to replace my old phone soon.(そろそろ古いスマートフォンを買い替える必要があります。)

料理でも使えるんだね。

食材の置き換えはreplace A with Bの定番パターンだよ。
ビジネスシーンで役立つ自然な英語表現
職場ではシステム更新や担当者変更などの話題でreplaceがよく登場します。
特に業務改善や組織変更に関する説明では非常に使用頻度の高い単語です。
古い仕組みを新しいものへ移行したり、退職者の後任を決めたりする場面ではreplaceが自然に使われます。
また、ビジネス文書では感情的な表現を避けて事実を簡潔に伝えることが求められるため、replaceは非常に便利な語です。
人にもシステムにも使えるため、会議資料や報告書などでもよく見かけます。
例文:
- The company replaced the old software with a cloud-based system.(会社は古いソフトウェアをクラウド型システムに置き換えました。)
- She replaced the previous project manager.(彼女は前任のプロジェクトマネージャーの後任になりました。)
- We replaced manual processes with automated workflows.(私たちは手作業の工程を自動化されたワークフローに置き換えました。)

仕事関係だとかなり見かけそう。

人とシステムの両方でよく使われる表現だよ。
WEB・システム・部品・ロボット関連の技術的な例文
ITや工学分野では、replaceは部品交換やデータ置換の意味で頻繁に使われます。
プログラミングでは文字列の置換、機械分野では故障部品の交換など、技術文書でも非常によく見かける単語です。
特にマニュアルや作業手順書では、「どの部品を何に交換するのか」を説明する際の定番表現として使われています。
また、ソフトウェア開発では検索・置換機能の説明やデータ更新の指示でも頻出です。
技術系の英語ではreplaceの基本イメージがそのまま使われることが多いため、日常英語よりもむしろ意味を理解しやすい場合もあります。
例文:
- Replace all spaces with underscores.(すべての空白をアンダースコアに置き換えてください。)
- The robot automatically replaced the damaged module.(そのロボットは損傷したモジュールを自動で交換しました。)
- The technician replaced the faulty sensor.(技術者は故障したセンサーを交換しました。)

技術系だとほぼそのまま「置換」って意味で使えるんだね。

ITでも機械でも「元のものを別のものに入れ替える」という考え方は共通だよ。
まとめ
replaceは「今あるものを別のものに取り替える」という意味を持つ動詞です。
特に重要なのは「replace A with B」で、Aが置き換えられる側、Bが新しく入る側になるという点です。
また、replaceはwithだけでなく、受動態で使われるbyやwith、場所を示すinなどと組み合わせて使われることがあります。
さらにsubstitute、change、exchangeとの違いも理解しておくと、英語での表現の幅が広がります。
細かなルールはいくつかありますが、まずは「元のものを別のものに入れ替える」という基本イメージをしっかり押さえることが大切です。その感覚が身につくと、日常会話からビジネス英語、技術文書まで幅広い場面で自然に使えるようになります。

最初はAとBがどっちなのか毎回迷ってたけど、withの後ろが新しく入る側って覚えたらかなり整理できたかも。

それが一番大事なポイントだね。
そこが分かるとreplaceの英文はかなり読みやすくなるよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


replaceって単純に「変える」とは少し違うんだね。