動詞「record」の意味と使い方は?「記録する」から「達成する」まで徹底解説
「record」は「記録する」と覚えている人が多い単語ですが、実際には「録音する」「録画する」「記録を達成する」など、さまざまな意味で使われます。
そのため、日本語訳だけを見ると、それぞれが別の意味に感じられるかもしれません。
しかし、これらはすべて「後から見返せる形に残す」という共通したイメージでつながっています。
この考え方を理解すると、スポーツやビジネス、日常会話まで幅広い使い方が自然に理解できるようになります。
この記事では、recordの基本的な意味から、「達成する」と訳される理由、似た単語との違いまで、分かりやすく解説します。
recordの基本を理解しよう
recordの動詞の意味
動詞のrecordは、何かを「後から確認できる形で残す」という意味を持っています。
音声を残せば「録音する」、映像なら「録画する」、文字や数字なら「記録する」というように、残す対象によって日本語訳が変わります。
日本語では場面ごとに違う動詞で訳されますが、英語ではどれもrecord一語で表せるのが特徴です。
大切なのは、「何かを書く」「何かを撮る」という行動そのものではなく、「あとで見返したり確認したりできる状態にする」という点にあります。
そのため、個人的なメモから仕事のデータ、スポーツの記録まで幅広い場面で使われます。
さらに、スポーツやニュースでは「記録を達成する」という意味でも使われますが、これも結果が公式な記録として残ることから生まれた使い方です。
最初に「残す」という共通のイメージを理解しておくと、それぞれの意味を別々に覚える必要がなくなり、自然につながって見えてきます。
例文:
- Please record the meeting.(会議を録音してください。)
- The nurse recorded my blood pressure.(看護師が私の血圧を記録しました。)
- She recorded a new personal best.(彼女は自己ベストを記録しました。)


何を残すかが違うだけだから、意味をまとめて覚えやすくなるよ。
recordの名詞の意味は?
recordは名詞になると「記録」が基本の意味になります。
試験の成績やスポーツの記録、病歴、売上データなど、残された情報そのものを指す場面でよく使われます。
紙に書かれた記録だけでなく、電子データやデータベースに保存された情報もrecordと表現できるため、日常生活からビジネスまで幅広く使われる単語です。
また、「世界記録」や「自己記録」のような実績を表す記録だけでなく、「レコード盤」という意味で使われることもあります。
これは音楽が記録された円盤であることから付いた意味です。
一見すると別の単語のように感じますが、「何かを記録として残したもの」という考え方は共通しています。
動詞と名詞を別々に覚えるよりも、「残された記録」という共通点を意識すると理解しやすくなります。
例文:
- His record is impressive.(彼の記録は素晴らしいです。)
- She broke the world record.(彼女は世界記録を更新しました。)
- I bought an old jazz record.(古いジャズのレコードを買いました。)

レコード盤も同じ単語なんだ。
昔の音楽を保存してあるからなんだね。

「記録されたもの」という発想だから、意味のつながりが見えてくるよ。
recordの発音と読み方
recordはアクセントの位置によって品詞が変わります。
名詞ではREcord(レコード・記録)のように最初を強く読み、動詞ではreCORD(記録する・録音する)のように後ろを強く発音します。
そのため、スペルは同じでも発音が異なります。
このようにアクセントだけで品詞を区別する単語は英語では珍しくありません。
文の中では前後の単語から意味を判断できますが、自分で話すときにアクセントを間違えると、相手が一瞬聞き取りにくく感じることがあります。
そのため、意味だけでなく発音もセットで覚えておくと、リスニングだけでなくスピーキングでも役立ちます。

スペルが同じなのにアクセントだけ変わるのは少し意外だったわ。

英語ではよくあるパターンだよ。
意味だけじゃなく、発音もセットで覚えておくと実際の会話で役立つからね。
recordは「後から見返せる形に残す」がすべての意味の根っこ
一番身近な「録音する・録画する」
recordと聞いて、多くの人が最初に思い浮かべるのが「録音する」や「録画する」という意味です。
この使い方は、音声や映像をあとで再生できるように残すことを表しています。
スマートフォンで動画を撮影したり、ボイスメモを保存したりする場面でも頻繁に使われるため、日常生活で最も身近な意味といえるでしょう。
ここで大切なのは、「録音する」という意味を個別に覚えるのではなく、「後から見返せる形に残す」という基本イメージで理解することです。
音を残せば録音、映像を残せば録画になるので、対象が変わっても考え方は変わりません。
この共通イメージを押さえておけば、写真や映像、音声など場面ごとに違う日本語訳になっても迷いにくくなります。
例文:
- I recorded the concert on my phone.(私はコンサートをスマホで録画しました。)
- She recorded a voice message.(彼女は音声メッセージを録音しました。)

動画も音声もrecordなんだね。
残すものが違うだけって考えると覚えやすいかも。

何を保存するかによって、日本語訳が自然に変わるだけなんだ。
文書やデータに「記録する・書き留める」
recordは音や映像だけでなく、文字や数字を残す場合にもよく使われます。
書類やカルテ、売上データ、実験結果など、あとで確認できるように正式な情報として残す場面で使われることが多い表現です。
仕事だけでなく、家計簿や学習記録など、継続して情報を残す場面でも自然に使うことができます。
単に紙へ書くだけではなく、「情報を記録として保存する」という意味合いがあるため、仕事や医療、学校など幅広い場面で見かけます。
日記のような個人的な内容にも使えますが、特に正確な情報を残す場面でよく選ばれる単語です。
あとで見返したり、誰かと情報を共有したりすることを意識している場合は、recordがぴったりの表現になります。
例文:
- The doctor recorded my symptoms.(医師は私の症状を記録しました。)
- We recorded everything in the report.(私たちはすべてを報告書に記録しました。)

メモを書くときもrecordを使っていいの?

場合によるね。
あとで確認するための正式な記録ならrecordが自然だけど、ちょっと書き留めるだけなら別の表現が使われることも多いよ。
なぜスポーツで「達成する」の意味になるの?疑問をスッキリ解説
公式に「記録が書き込まれる」から「(記録を)達成する」になる
recordには「達成する」という訳が載っていることがありますが、これは「新しい意味」と考える必要はありません。
もともとの「記録する」という意味が、そのままスポーツやニュースで発展した使い方です。
試合でゴール数や勝利数、新記録などを出すと、その結果は公式な記録として残ります。
つまり、「記録が書き込まれるような結果を出す」ということから、「記録を達成する」という意味でrecordが使われるようになりました。
「達成する」と訳されることはありますが、英語話者が意識しているのは「結果が記録として残る」という感覚です。
そのため、記録に残らないような小さな成功や一般的な目標の達成には通常使われません。
このため、recordは「成功する」という意味ではなく、数字や結果が正式な記録として残る場面で使われます。
スポーツだけでなく、企業の売上や気温など、数値が話題になるニュースでもよく見かける表現です。
日本語では「達成した」と訳される場合でも、「記録を残した」という元のイメージを意識すると、他の使い方とも自然につながります。
例文:
- She recorded her 100th career win.(彼女は通算100勝を達成しました。)
- The company recorded record profits.(その会社は過去最高益を記録しました。)
- He recorded his fastest time ever.(彼は自己最速タイムを記録しました。)

でも、「記録する」がどうして「達成する」になるの?

記録として残るような結果を出すからだよ。
英語では「記録を作る」という感覚でrecordが使われているんだ。
スポーツニュースでそのまま使える!「達成する」の定番フレーズ
スポーツ記事では、recordは特定の表現と組み合わせて使われることがよくあります。
特に勝利数、得点数、連勝記録、自己ベストなど、数字で表せる実績との相性が抜群です。
選手やチームの成果を客観的に伝えるニュースでは、非常によく見かける動詞の一つです。
また、スポーツ以外でも「過去最高の売上を記録した」「今年最低の気温を記録した」のように、ニュースでよく耳にする表現として定着しています。
これらは「数字が公式な記録として残った」と考えると、どれも同じ発想で理解できます。
新聞やニュースサイトでは、余計な評価を加えず事実を伝える表現が好まれるため、recordは客観的な結果を伝える場面で特によく使われます。
例文:
- Japan recorded its fifth straight win.(日本は5連勝を記録しました。)
- She recorded 30 goals this season.(彼女は今シーズン30ゴールを記録しました。)
- The city recorded its highest temperature ever.(その都市は観測史上最高気温を記録しました。)

ニュースで「○○を記録しました」ってよく聞くけど、スポーツ以外でも普通に使われるんだね。

数字や結果が残る話題なら、分野が変わっても同じ感覚で使えるんだ。
ビジネスシーンで必須!議事録やデータ管理での「record」
「議事録をとる」をスマートに英語で言うと?
会議でのrecordは、「会話の内容を後から確認できるように残す」という意味で使われます。
単にメモを取るというよりも、会議で決まったことや重要な発言を正式な記録として残すニュアンスがあります。
そのため、ビジネスの場では「記録を残す」という意味で非常によく使われる基本的な動詞です。
また、recordには「正確さ」や「客観性」を意識して情報を残すという感覚も含まれています。
録音する場合にも使えますが、文字として記録を残す場合にも同じ動詞が使えるのが特徴です。
例文:
- Please record the minutes of the meeting.(会議の議事録を作成してください。)
- The meeting was recorded for future reference.(その会議は後で確認できるように記録されました。)

議事録って、メモを取るのと同じrecordを使うの?

使うよ、ただ、仕事では「正式な記録として残す」という意味合いが強くなるんだ。
「データとして記録を残す」のビジネス実践例文
会社では、売上や在庫、顧客情報などをシステムへ入力する場面でもrecordがよく使われます。
ここでも共通しているのは、「情報を後から確認・管理できる状態にする」という考え方です。
紙に書く場合でもデータベースへ入力する場合でも、記録として保存するのであればrecordが自然です。
ビジネスメールやマニュアルにも頻繁に登場するため、覚えておくと実務でも役立ちます。
また、受け身の形で「~が記録されている(be recorded)」という表現もよく使われるので、一緒に覚えておくと実際の仕事で目にする英文が理解しやすくなります。
例文:
- All customer information is recorded in the system.(顧客情報はすべてシステムに記録されています。)
- The app records your daily expenses automatically. (そのアプリは毎日の支出を自動で記録します。)

パソコンに入力するだけでもrecordが使えるんだね。
紙に書く場合だけかと思ってたわ。

大事なのは書く方法ではなく、「記録として残る状態にする」ことなんだ。
使い分け:「record」と「write down」「note」「register」の違い
recordとwrite downの違い:ただの「メモ」か「公式な記録」か
recordとwrite downは、どちらも「書き留める」と訳されることがありますが、意識しているものが異なります。
recordは、情報を記録として残し、あとで確認したり管理したりすることが目的です。
一方のwrite downは、忘れないように紙やスマートフォンへ書き留めるという行動そのものに焦点があります。
そのため、write downは一時的なメモや個人的な覚え書きにもよく使われますが、recordは情報を正式な形で保存する場面に向いています。
正式な記録である必要はなく、買い物リストや電話番号など、ちょっとしたメモにもwrite downはよく使われます。
反対に、会議の内容や売上データ、診察記録など、あとから確認や管理を前提とした情報にはrecordが自然です。
どちらも「書く」という行為を表しますが、「メモを残す」のか「記録として保存する」のかという違いを意識すると使い分けやすくなります。
例文:
- Please record today's sales.(今日の売上を記録してください。)
- Write down my phone number.(私の電話番号を書き留めてください。)

じゃあ、買い物メモならrecordよりwrite downの方が自然?

うん、仕事の記録ならrecord、ちょっとしたメモならwrite downがよく使われるよ。
recordとnoteの違い:重要な点を「ピンポイントで書き留める」
noteも「書き留める」という意味がありますが、こちらは必要な情報や重要なポイントを簡潔に残す場面でよく使われます。
recordは内容全体を記録として保存するイメージですが、noteは要点だけを抜き出してメモするイメージです。
そのため、授業や会議でメモを取るときにはnoteを使うことが多く、詳細な記録を残す場合にはrecordが選ばれます。
どちらも情報を書き残す動詞ですが、「すべてを残すか」「必要な部分だけを残すか」という違いがあります。
また、noteには「気付いたことを簡潔に書き留める」という軽いニュアンスもあります。
一方、recordは正確さや保存性が重視されるため、内容をきちんと記録として残す場面で使われます。
この違いを理解すると、会議や勉強、仕事などで適切な単語を選びやすくなります。
例文:
- She recorded the interview.(彼女はインタビューを記録しました。)
- I noted his advice.(私は彼の助言を書き留めました。)

noteは全部を書くというより、大事なところだけ残すイメージなんだね。

その違いを意識すると使い分けやすいよ。
recordの方が内容全体を残す場面に向いているからね。
recordとregisterの違い:機関やリストに「登録する」
registerは「登録する」という意味で、学校や会社、ホテル、会員サービスなどの名簿やシステムへ情報を加えるときに使われます。
一方、recordは登録することではなく、起こった出来事や情報を記録として残すことを表します。
どちらも情報を扱う動詞ですが、registerは「リストに加える」、recordは「記録として保存する」という違いがあります。
つまり、registerは情報を新しく登録することが中心で、その後に情報が保存されることまで表すわけではありません。
一方のrecordは、すでにある情報や新しく得た情報を記録として残すことに焦点があります。
そのため、実際の仕事では「まず登録して、その内容を記録として管理する」というように、両方の動詞が続けて使われる場面もあります。
それぞれが担う役割を理解しておくと、意味の違いがより明確になります。
例文:
- You need to register before using the service.(そのサービスを利用する前に登録する必要があります。)
- The hospital recorded the patient's medical history.(病院は患者の病歴を記録しました。)

登録したあと、その情報がrecordとして残ることもあるんだ。

registerは「登録する動作」、recordは「記録として残すこと」と考えると区別しやすいよ。
シチュエーション別:表現の幅を広げる「record」例文集
日常生活でカジュアルに使う表現
recordはニュースや仕事だけでなく、日常会話でもよく使われます。
最近ではスマートフォンで動画を撮影したり、音声メモを残したりする機会が増えたため、「録音する」「録画する」という意味で耳にすることも少なくありません。
また、運動の記録や家計簿など、自分のために情報を残す場面でも自然に使えます。
アプリで睡眠時間や歩数を記録したり、旅行の思い出を動画として残したりする場面でもrecordが使われるため、特別に堅い表現というわけではありません。
「あとで見返せるように残す」という基本イメージを意識すれば、さまざまな場面へ応用できます。
日常生活の中でも使う機会が多い単語なので、まずは身近なシーンを思い浮かべながら覚えると定着しやすくなります。
例文:
- I recorded my workout today.(今日のトレーニングを記録しました。)
- She recorded a video for her friends.(彼女は友達のために動画を撮影しました。)
- I like to record my daily expenses.(私は毎日の支出を記録するのが好きです。)

家計簿や運動の記録にもrecordが使えるなら、意外と身近な単語なんだね。

仕事だけじゃなく、普段の生活でも「記録を残す」場面なら自然に使えるんだ。
ニュースやスポーツで頻出する表現
ニュースでは、recordは「~を記録する」という意味で非常によく登場します。
スポーツなら勝利数や得点数、経済なら売上や利益、天気なら最高気温や最低気温など、数字を伴う話題との相性が抜群です。
このような場面では、「達成した」という結果よりも、「公式な記録として残った」という点に注目しているのが特徴です。
そのため、日本語では「記録した」と訳されることが多くなります。
記事やニュース番組では、客観的な事実を簡潔に伝える必要があるため、recordは非常に使いやすい動詞として定着しています。
スポーツ記事を読んでいると、「○○勝を記録した」「今季最多得点を記録した」といった表現が繰り返し登場します。
こうしたコロケーションに慣れておくと、英語ニュースもスムーズに理解できるようになります。
例文:
- The team recorded its tenth consecutive win.(そのチームは10連勝を記録しました。)
- The company recorded strong sales this year.(その会社は今年好調な売上を記録しました。)
- The country recorded its lowest unemployment rate in years.(その国はここ数年で最低の失業率を記録しました。)

スポーツだけじゃなくて、経済ニュースでもrecordがよく使われる理由が分かってきたわ。

数字として残る結果なら、分野が変わっても同じ感覚で使えるんだ。
映画や会話でよく聞く定番フレーズ(オフレコなど)
recordは決まり文句の中にもよく登場します。
代表的なのがoff the recordで、「記録には残さない」「ここだけの話」「非公式に」という意味です。
もともとrecordが「記録」を表すので、off the recordは「記録の外」というイメージになります。
記者会見やインタビューだけでなく、日常会話でも「これは内緒だけど」という軽いニュアンスで使われることがあります。
仕事では「この話は正式な発言として扱わないでほしい」という意味で使われることもあり、ニュースや映画でも耳にする機会が多い表現です。
一方、on the recordは「公式な発言として」「公に記録される形で」という意味になります。
この2つは反対の意味を持つため、セットで覚えておくと会話や映画のセリフが理解しやすくなります。
例文:
- This is off the record.(これはオフレコです。)
- Can I say something off the record?(オフレコで少し話してもいいですか。)
- She spoke on the record.(彼女は公式な発言として話しました。)

off the recordって、「記録に残さないでね」っていう意味だったんだ。

recordの基本イメージを知っていると、こういう表現も意味を推測しやすくなるよ。
まとめ
recordは「記録する」という意味だけを覚えていると、スポーツで「記録を達成する」と使われたり、ビジネスで「議事録を作成する」「データを記録する」と使われたりしたときに戸惑うことがあります。
ですが、中心にあるのは「後から見返せる形に残す」という考え方です。
音声なら録音、映像なら録画、文字なら記録、そして数字や成績なら「記録として残る結果を出す」という意味になります。
この共通イメージを意識すれば、それぞれの用法を別々に暗記する必要はありません。
また、write down・note・registerとの違いも理解しておくと、「メモを書く」「重要な点を書き留める」「登録する」といった表現との使い分けも自然にできるようになります。
英単語は日本語訳だけで覚えるよりも、共通するイメージから理解した方が忘れにくくなります。
recordも「後から見返せる形に残す」という感覚を意識しながら例文に触れることで、実際の英語でも自然に使い分けられるようになるでしょう。

最初は意味がバラバラに見えたけど、「後から見返せる形に残す」で全部つながるんだね。

そのイメージを軸にすると、新しい使い方に出会っても意味を推測しやすくなるよ。
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「録音する」「記録する」「達成する」って全然違う意味かと思ってたけど、全部「残る」ことにつながってるんだね。