センター試験
センター試験の英語の長文の解き方~Part1~
目安時間
5分
センター試験の英語で最も配点が高いのは後半にある長文問題です。
長文問題で点を取るか取らないかで、英語の点数が決まると言っても過言ではありません。
けど、長文問題で点数を取るにはどうしたらいいのか・・・。
センター試験の英語で必要な単語や文法などを覚えているのに・・・。
そこで、どのようにして長文問題を解いていけばいいのか紹介します。
この方法で長文問題を解いてみてください。
その前に、まず長文問題があるのは大問3~大問6になります。
大問3は意味類推や意見要約など(2014年度では少し変化)で大問4~大問6は読解問題です。
大問3
それで大問3にある意味類推の問題ですが、先に読むのは長文のほうになります。
特に意味を推測するのに重要なのは問われている前後の英文になります。
前後の英文をよく読んで答えにあるものからピッタリと当てはまる意味を選んでいきましょう。
意見要約の問題も意味類推の問題と同様に先に長文のほうを読みます。
出だしの英文はそのトピックの内容について書かれていますのでしっかり読みましょう。
長文の途中で空欄があって問題になっているのですが、その場で問題を解いてしまいましょう。
大抵の場合、その前のパラグラフ(会話)の内容について問われています。
それと、2014年度で出題された不要な英文の削除についてですが、キーポイントとなるのは最初の英文です。
選択肢にある英文には1つだけ明らかに最初の英文の内容とは全然関係ないものになっています。
大問4~大問6
大問4~大問6についてですが、いくつか共通点がありますので、その部分を説明します。
まず最初にトピック名やタイトルなど長文の内容についてのものがあります。
この最初の部分は必ず読むことが長文問題を解く第一歩となります。
最初の部分を読むか読まないかで、その後で読む長文の理解度が違ってきます。
ただ、トピック名やタイトルによっては、よくわからないという場合があります。
そういう場合は、長文の最初の部分でトピック名やタイトルについての内容が触れらているので、慌てなくても大丈夫です。
次にチェックするのは問題文です。
ある程度、問題文の内容を頭に入れてから長文を読んだ方が効率よく答えを探すことができます。
ここでのポイントは、選択肢の内容を読まないことです。
選択肢の内容を読んでしまうと、その答えを探すような読み方になる恐れがあります。
もし、その選択肢が不正解の選択肢なら、長文の中に答えはあるはずがないので、何時まで経っても答えを見つけることができません。
その結果、時間を大きくロスしてしまうので、選択肢の答えを探すようなことは避けましょう。
ただ、問題によっては選択肢の内容を読んでから答えを探した方が効率的な場合もありますので、どういう問題の内容なのか判断することが重要です。
そして問題文を全部読むかどうかはあなた次第です。
全部覚えていられるのなら読んでもいいのですが、あまり自信がない場合は、1~2問だけでも大丈夫です。
問題文をチェックした後に長文を読むのですが、その長文を読んでいる途中で問題文で問われている箇所に当たると思います。
その箇所に当たった場合は、長文を読むのを中断して、選択肢にある答えを見て、答えを選んでしまいましょう。
そのほうが、記憶が鮮明ですし、よくわからない場合でも、すぐに長文のところに読み直すことができます。
選択肢にある答えの選び方は消去法が有効です。
多くの場合、表現が極端だったり、長文の内容に全く関係ないことが書かれていたりします。
そういう選択肢はすぐにバッサリと切ることができます。
そうなると、ほとんどの場合、残り2つの選択肢になります。
そこで、正解となる選択肢は、別の単語や表現で言い換えられているのが多く、間違いの選択肢は長文にある単語や表現がそのまま使われていることが多いです。
問題文を解いた後は長文に戻って読んでいき、問題文の箇所に当たったら、再び問題文を解くの繰り返しです。
また、問題文の内容を1~2問しか覚えていなく覚えている問題を全て解いた場合は、残りの問題文をチェックしてから、続きの長文を読んでいきます。
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