修理?修復?repairの意味をマスターして英会話の精度を上げる
英語の「repair」は、日常生活やビジネス、技術分野などさまざまな場面で使われる重要な単語です。
物理的な壊れたものを直すだけでなく、人間関係や評判、健康や肌の回復など、抽象的な「修復・回復」の意味でも用いられます。
本記事では、repair の基本的な意味、発音、用法の違い、日常会話やビジネス、マニュアルでの活用例までを詳しく解説します。
これを読めば、英会話での「修理・修復」の表現力を格段にアップさせることができます。
目次
repairの基本定義
repairの動詞の意味
repair は動詞で「壊れたもの・損なわれた状態を、元の正常な状態に戻す」という意味を持ちます。
単に動くようにするだけではなく、専門的な作業・技術・手間をかけて本来の機能を回復させるニュアンスが強いのが特徴です。
また、repair は「部分的な応急処置」よりも、しっかり直して長く使える状態に戻すというイメージを伴います。
そのため、機械・建物・インフラ・精密機器など、専門性が高い対象と相性がよい単語です。
さらに、物理的な修理だけでなく、抽象的に「損なわれた状態を回復させる」という意味にも広く使われます。
例えば、信頼・関係・評判など、目に見えないものにも自然に使える点が重要なポイントです。
例文:
- He repaired the broken chair. (彼は壊れた椅子を修理した。)
- The company is trying to repair its reputation. (その会社は評判の回復を図っている。)


似ているけど、repair は「専門的にしっかり直して元通りにする」ってニュアンスが強いんだ。
repairの名詞の意味
名詞の repair には「修理」「修復作業」「修理された状態」という意味があります。
単に作業そのものを指すだけでなく、良好な状態が保たれていることを表すときにも使われるのが特徴です。
特にフォーマルな英語では、建物・設備・道路などが「適切に維持されている状態」を表して、"in good repair"(良好な状態で)という形でよく使われます。
逆に "in bad repair" は「ひどく傷んだ状態」を意味します。
また、名詞としての repair は日常会話よりも、やや書き言葉・説明文・案内文・報告書などで見かけることが多い表現です。
例文:
- The car is in repair. (その車は修理中です。)
- The building is in good repair. (その建物は良好な状態に保たれている。)

「in repair」って「修理中」って意味なんですね。

状態を表す名詞的な使い方だから、少しフォーマルな響きになるよ。
repairの発音と読み方
repair の発音は /rɪˈpeər/(リペア)で、アクセントは後ろの -pair の部分に置かれます。
最初の "re" は弱く短く発音するのがポイントです。
日本語では「リペア」とカタカナで表されますが、実際の英語では「リ」に近い曖昧母音で始まり、"pair" の部分をはっきり強く読むことで自然な発音になります。
また、名詞と動詞で発音は同じであり、アクセント位置も変わりません。
これは英語学習者にとって覚えやすい点のひとつです。
さらに、repair はスピードの速い会話では "ri-PAIR" のように聞こえ、最初の音がほとんど消えることもあります。
そのため、リスニングでは後半の音を意識すると聞き取りやすくなります。

re- を強く読むのかと思ってた。

そこがよくある間違いで、実際は後ろにアクセントが来るんだよ。
repairの「直る」と「直す」の使い分け
repairとbe repairedはどう使い分ける?「直った」を英語で言う方法
repair は他動詞なので、「誰かが何かを直す」という形で使うのが基本です。
そのため、日本語の「直った」にあたる自動詞的な意味では単独では使えません。
英語で「自然に直った状態」「修理が完了した状態」を表したいときは、受動態(be repaired)の形にする必要があります。
これは英語の重要なポイントで、「結果の状態」を表すときに非常によく使われます。
また、「修理してもらった」というニュアンスを出したい場合は、"have + 目的語 + repaired" の形もよく使われます。
これは「依頼して直してもらう」という意味になります。
例文:
- They repaired my laptop. (彼らが私のノートPCを修理した。)
- My laptop was repaired. (私のノートPCは修理された=直った。)
- I had my phone repaired yesterday. (昨日スマホを修理してもらった。)

「直った」は repair だけじゃ言えないんですね。

英語では「誰かが直した結果そうなった」って考えるから、受け身にするのが自然なんだ。
進行形「is being repaired」と「under repair(修理中)」の表現
「修理中」を表す英語には複数の言い方があり、ニュアンスの違いを理解して使い分けることが重要です。
"is being repaired" は受動態の進行形で、「今まさに修理作業が行われている最中」という、動作の進行に焦点があります。
作業中の現場のイメージです。
一方で "under repair" は「修理の状態にある」という意味の状態表現で、実際に作業しているかどうかは関係ありません。
看板・アナウンス・掲示文などで非常によく使われるフォーマルな言い方です。
この違いは、「動作」か「状態」かという英語の基本的な考え方の違いを理解するのに役立ちます。
例文:
- The road is being repaired. (その道路は現在修理作業中です。)
- The elevator is under repair. (そのエレベーターは修理中の状態です。)

being があると「作業してる最中」って感じですね。

under repair は「使えない状態」という掲示向きの表現なんだ。
セットで覚えたい!「修理不能(beyond repair)」の便利な使い方
beyond repair は「修理できる限界を超えている」という直訳から、「修理不能」「取り返しがつかない」「回復不可能」という意味で使われる重要なイディオムです。
物理的な破損だけでなく、関係・信頼・精神状態など、元に戻せない深刻な状況を表すときにも非常によく使われます。
そのため、ニュース・ビジネス・日常会話のどれでも見かける汎用性の高い表現です。
また、感情的なニュアンスとしては「もうどうにもならない」という強い絶望感を含むことが多いのも特徴です。
例文:
- The damage was beyond repair. (その損傷は修復不可能だった。)
- Their relationship is beyond repair. (彼らの関係は修復不能だ。)

人間関係に使うとかなり重い感じだわ。

「もう元には戻らない」っていう強いニュアンスになる表現だからね。
物理的なモノから人間関係まで!repairの多義的な使い方
物理的:家・車・機械など「専門技術で直す」ときのrepair
repair が最も基本的に使われるのは、物理的に壊れたものを専門技術で直す場面です。
単なる応急処置ではなく、工具・知識・時間を使って「本来の機能を回復させる」ニュアンスが強くあります。
特に、家・車・電子機器・インフラ設備など、構造が複雑でプロの作業が必要な対象に自然に使われます。
DIYレベルの簡単な修理よりも、専門家による本格的な修理のイメージがあるのが特徴です。
また、repair は「壊れた部分を直す」だけでなく、「性能を正常な状態に戻す」という意味合いも含むため、メンテナンスや復旧作業の文脈でも頻繁に登場します。
例文:
- He repairs computers for a living. (彼はコンピューター修理を仕事にしている。)
- The bridge was repaired after the storm. (その橋は嵐の後に修復された。)

やっぱりプロの仕事って感じがしますね。

そう、fix よりも「専門的にしっかり直す」イメージが強いんだ。
抽象的:人間関係や信頼を「修復・立て直す」ときのrepair
repair は物理的な修理だけでなく、壊れた関係・信頼・評判などを立て直すという抽象的な意味でも非常によく使われます。
この場合の共通イメージは、「ダメージを受けた状態を元の健全な状態に戻すこと」です。
特にビジネス英語では、reputation(評判)、trust(信頼)、relationship(関係)といった名詞と一緒に使われることが多く、「損なわれた信用を回復する」という意味で重要な表現になります。
また、この使い方では「努力して回復を試みる」というニュアンスが含まれることが多く、単なる修正ではなく時間をかけた立て直しをイメージさせます。
例文:
- They are trying to repair their relationship. (彼らは関係修復を試みている。)
- The company worked hard to repair public trust. (その企業は信頼回復に懸命に取り組んだ。)

心の問題にも使えるのが面白いわ。

「壊れたものを元に戻す」っていうコアの意味がそのまま応用されてるんだ。
美容・健康:肌の再生や細胞の「修復・回復」で使われるrepair
repair は医療・美容・健康の分野では、「ダメージを受けた組織や細胞を回復させる」という意味で頻繁に使われます。
この場合、機械の修理というよりも、自然治癒・再生・回復プロセスを表すニュアンスになります。
特にスキンケア商品では "repair cream" "damage repair" "night repair" などの形で非常に多く使われており、「肌を元の健康な状態に戻す」というイメージを持つ重要語です。
また、医学・科学の文脈では、DNA repair(DNA修復)や tissue repair(組織修復)など、専門用語としても広く使われています。
例文:
- This cream helps repair damaged skin. (このクリームは傷んだ肌の修復を助けます。)
- Sleep helps repair your body. (睡眠は体の回復を助ける。)

repair ってすごく生物っぽい使い方もするんだ。

「壊れた状態を元に戻す」っていうコアイメージは全部共通なんだよ。
間違いやすい!「repair to ~(~へ行く)」という意外な意味
repair には現代英語ではあまり知られていない、もうひとつの意味があります。
それが "repair to ~" で「~へ向かう・移動する」という意味です。
この用法はやや古風で、日常会話ではほとんど使われませんが、文学作品・フォーマルな文章・ニュースの硬い表現などで見かけることがあります。
この意味は「元の場所へ戻る」というイメージから派生したと考えられており、現代では "go to" や "move to" に置き換えられることがほとんどです。
そのため、英語学習者にとっては「修理」という意味と混同しやすい、注意すべき特殊な用法といえます。
例文:
- They repaired to the lounge. (彼らはラウンジへ向かった。)
- After dinner, everyone repaired to the living room. (夕食後、皆はリビングへ移動した。)

これだけ全然意味が違うわ!

そう、だから現代では「知識として知っておく」レベルの表現だよ。
repairとfixの違い:どっちを使うのが正解?
日常のfix、専門的なrepair。使い分けの基準は?
fix はカジュアルで幅広く使える単語で、友人間や家庭内での軽い修理や応急処置的な直しにぴったりです。
スピード重視や即席の解決というニュアンスがあります。
一方 repair はフォーマルで専門的な響きがあり、技術や知識を駆使してしっかり直すイメージです。整備工場・職人・公共設備・精密機器など、専門性の高い対象に自然に使われます。
ニュアンスの違いとして、fix は「短期的・即時的」、repair は「時間をかけた本格的な修理」という点を意識すると、文脈に合わせて使い分けやすくなります。
また、日常会話で repair を使うと少し硬い印象になることもあります。
例文:
- I fixed my bike. (自転車を直した。)
- The mechanic repaired my car. (整備士が車を修理した。)

日常なら fix、専門的なら repair って覚えておけばいいんですね。

そのだね、ニュアンスの差を意識すると、文章や会話が自然になるよ。
ニュアンス整理:(修理・修復・修正・回復)最適な単語の選び方
英語で「直す・修復する」には多くの単語があり、文脈によって適切に使い分ける必要があります。
- fix:カジュアル・日常の軽い修理。「応急的に直す」イメージ。
- repair:フォーマル・専門的。「元の機能をしっかり回復させる」。
- restore:価値や状態を元に戻す。「芸術品や建物、秩序」を復元するニュアンス。
- recover:健康・損失・能力などを回復する。「失ったものを取り戻す」意味。
- mend:衣類や小物に使われる。「つなぐ」「修繕する」の軽いニュアンス。
選ぶポイントは、対象が物理的か抽象的か、カジュアルかフォーマルか、即時的か長期的かを意識することです。
例文:
- The museum restored the painting. (美術館は絵画を修復した。)
- He is trying to recover his lost confidence. (彼は失った自信を取り戻そうとしている。)

restore と repair の違いが少しわかりにくい…。

repair は壊れたものを直す、restore は元の価値や状態を復元するイメージだよ。
実践編:場面別でそのまま使える!repairの例文集
日常英会話:修理を依頼する・状態を説明するフレーズ
日常生活では、スマホや家電、自転車などの修理を依頼する場面で repair がよく使われます。
丁寧に依頼する場合や、作業中の状態を説明する表現も覚えておくと便利です。
例文:
- Can you repair my phone? (私のスマホを修理してもらえますか?)
- It needs to be repaired. (修理が必要です。)
- My laptop has been repaired. (私のノートPCは修理されました。)

スマホが壊れちゃったんですけど、どうお願いすればいいの?

シンプルに「修理してもらえますか?」で大丈夫。
もっと丁寧にしたいときは「please」をつけるといいよ。

洗濯機が今修理中だと伝えたい場合は?

そのまま “is being repaired” が自然。
掲示板向きなら “under repair” でもいいよ。
ビジネス・Email:ミスを修正し、信頼を回復する大人の英語
ビジネスの場面では、repair は損害や信用・評判など抽象的なものを回復する際にも使えます。
フォーマルなメールや報告書で、誠意を示す表現として有効です。
例文:
- We will repair the damage to our reputation. (当社は評判の損害を回復します。)
- The company is taking steps to repair the trust of our clients. (当社は顧客の信頼を回復するための措置を講じています。)
- Please let us know how we can repair any inconvenience caused. (ご不便をおかけした点について、どのように対応すべきかお知らせください。)
- We apologize for the error and are taking immediate action to repair the issue. (この度の誤りについてお詫び申し上げ、問題を修正するために迅速に対応しています。)

仕事でトラブルがあった場合、どう表現すれば誠意が伝わるの?

「評判の損害を回復します」と伝えると、対応の真剣さが相手に伝わるよ。

メールで謝罪するときも repair を使える?

もちろん、損害や信頼の回復について書くと、フォーマルで丁寧な印象になるんだ。
技術・マニュアル:仕様書やエラー対応で見かける専門表現
説明 技術文書やマニュアルでは、repair は命令文や手順の中で使われる専門的表現です。
簡潔で正確に意味が伝わることが重要です。
例文:
- Repair the system immediately. (システムを直ちに修復してください。)
- If the equipment is malfunctioning, have it repaired by a certified technician. (機器が故障している場合は、認定技術者による修理を行ってください。)
- All damaged parts should be repaired according to the maintenance manual. (損傷した部品はすべて、メンテナンスマニュアルに従って修理してください。)

マニュアルや手順書だとどう表現すれば自然?

命令形で “Repair〜” と書くのが一般的だよ。
手順通りに行う指示だと分かるようにするのがポイントだね。

誰が修理するかも書いたほうがいい?

うん、技術文書では “by a certified technician” のように誰が行うかを明記するとさらに正確になるね。
まとめ
repair は物理的な壊れたものを直すだけでなく、抽象的な損害や信頼、健康や肌の回復など幅広く使える英単語です。
日常生活、ビジネス、技術文書それぞれの場面で適切に使い分けることで、英語表現の精度が格段に上がります。

repair って、いろんな場面で使えるんですね。

物だけじゃなくて、信頼や体の回復にも使えるから覚えておくと便利だよ。

日常会話でもビジネスでも使えるんだ。

場面に応じて丁寧に言うか、命令形で使うかを変えればいいだけだよ。


fix と同じ「直す」って意味?