英語「delay」の意味を徹底調査!「遅らせる」の正しい使い方とは?
英語の「delay」は、日本語では「遅らせる」「延期する」と訳されることが多い単語ですが、使い方には微妙なニュアンスの違いがあります。
単純に「遅れる」という意味だけで覚えると、ビジネスシーンや日常会話で間違った使い方をしてしまうこともあります。
本記事では、delayの基本情報、動詞・名詞としての意味、発音、具体的な使い方、類似表現との違い、注意点、そして実践で使えるフレーズまで、幅広く整理して解説します。
これを読めば、delayをより自然で正確に使えるようになります。
目次
delayの基本情報をチェック
delayの動詞の意味
delayは「(物事を)遅らせる」「予定より遅くする」という意味の動詞です。
もともと予定されていた行動や出来事が、何らかの理由によって予定より後になるニュアンスがあります。
会議やイベント、計画、出発時間など、スケジュールに関わる場面でよく使われる動詞です。
必ずしも大きな延期というわけではなく、「予定より少し遅れる」「開始が後ろにずれる」といった軽い遅れを表す場合にも使われます。
日常会話からニュース、ビジネスシーンまで幅広く登場する基本的な単語です。
例文:
- We delayed the meeting.(私たちは会議を延期した。)


動詞だと「遅らせる」が基本だね。
誰かが原因で予定が後ろにずれるイメージだよ。
delayの名詞の意味は?
delayは名詞としても使われ、「遅れ」「遅延」という意味になります。
予定されていた時間よりも遅れてしまう状況そのものを指す言葉です。
特に交通機関や配送、イベントなどのスケジュールの遅れを説明するときによく使われます。
例えば、電車や飛行機の遅れ、荷物の配送遅延、システムの処理遅延など、さまざまな場面で使われる非常に汎用性の高い名詞です。
ニュースや空港のアナウンス、公式なお知らせなどでも頻繁に見かけます。
例文:
- There was a delay in the train schedule.(電車のスケジュールに遅れがあった。)

名詞でも使えるんだね。

ニュースとかアナウンスでは名詞のdelayがかなり多いよ。
delayの発音と読み方
delayの発音は「ディレイ」です。
アクセントは後ろの「レイ」の部分にあり、/dɪˈleɪ/ と発音します。最初の「ディ」は弱く、後ろを少し強めに言うのがポイントです。
英語ではアクセントの位置がとても重要なので、「ディレイ」と平坦に読むのではなく、「ディ・レイ」と後半を強調するイメージで発音すると自然になります。
ニュースや空港のアナウンス、交通情報などでもよく聞く単語なので、音のイメージを覚えておくと理解しやすくなります。

アクセントって後ろなんだ。

「ディ・レイ」って後ろを強く言う感じだね。
delayを使いこなす核心的ニュアンス
(物事を)遅らせる・延期させる
delayの基本的な意味は、予定されていた物事を後ろにずらすことです。
会議、計画、イベント、プロジェクトなど、スケジュールに関わるさまざまな場面で使われます。
必ずしも正式な「延期」というほど大きく日程を変えるわけではなく、予定より開始が遅れる、実施が後ろにずれる、といった比較的軽い遅れを表す場合にも使われます。
例えば、天候やトラブル、準備不足などが原因で予定が遅れるときに自然に使える表現です。
ニュースやビジネスの場面でもよく登場するため、基本的な使い方として覚えておくと便利です。
例文:
- They delayed the project.(彼らはそのプロジェクトを遅らせた。)

予定が後ろにずれる感じ?

そう、計画やイベントが予定より遅くなるときによく使うね。
(行動を)遅らせる・先延ばしにする
delayは「行動を遅らせる」という意味でも使われます。
本来ならすぐに行うはずの行動を、すぐには実行せず後に回すというニュアンスです。
例えば、決断する、返信する、連絡するなどの行動を少し待つ場合に使われます。
意図的に後回しにするケースもあれば、状況的にすぐ行動できないために遅らせるケースでも使われます。
ただし、日常会話では「先延ばしにする」という意味ではput offの方がカジュアルでよく使われることも覚えておくとよいでしょう。
例文:
- He delayed making a decision.(彼は決断するのを遅らせた。)

先延ばしって感じでも使える?

うん、ただしカジュアルだとput offの方がよく使われるね。
(自動詞)遅れる・もたつく
delayは自動詞としても使われ、「遅れる」「もたつく」といった意味になります。
何かの動作や進行がスムーズに進まず、予定より遅れてしまうイメージです。
ただし、この形で単独の動詞として使われるケースはそれほど多くありません。
実際の英語では「be delayed」という受動態の形で使われることが多く、交通機関やイベント、作業の進行などの遅れを説明する場面でよく見かけます。
そのため、自動詞としての意味を理解しておきつつ、実際の使われ方としては受動態の形もあわせて覚えておくと役立ちます。
例文:
- The train delayed due to heavy snow.(大雪のため電車が遅れた。)

delayって自動詞でも使えるの?

使えるけど、実際はbe delayedの形が多いよ。
徹底比較!「遅らせる・延期する」の使い分け
delayとpostponeの違い:その延期に「意志」はあるか?
delayは「結果として遅れる」というニュアンスがあり、何らかの事情やトラブル、状況によって予定が後ろにずれるイメージがあります。必ずしも人が意図して延期したわけではなく、結果としてスケジュールが遅れてしまう場合にも使われます。
一方でpostponeは「意図的に延期する」というニュアンスが強く、予定を変更する決定を人が行っている点が特徴です。
例えば、準備が間に合わない、参加者の都合が合わないなどの理由で、計画的に日程を後ろへ移す場合にはpostponeが自然です。
どちらも「延期する」と訳されることがありますが、原因や意図の違いを意識すると使い分けが分かりやすくなります。
例文:
- The storm delayed the game.(嵐のため試合が遅れた。)
- They postponed the meeting.(彼らは会議を延期した。)

同じ「延期」でも使い分けがあるんだね。

そう、delayは状況で遅れる感じ、postponeは人が決めて延期する感じだね。
delayとput offの違い:日常会話でよく使われるのはどっち?
put offは「先延ばしにする」という意味のカジュアルな表現で、日常会話ではdelayよりも頻繁に使われます。
特に、やるべきことをすぐにやらず後回しにしてしまう場面でよく使われる表現です。
一方でdelayはややフォーマルな響きがあり、ニュース、公式な説明、ビジネスシーンなどで使われることが多い単語です。
意味自体は似ていますが、put offは個人の行動や日常的な予定に対して使われることが多く、delayはスケジュールや計画の遅れを客観的に説明するような場面で使われることが多いという違いがあります。
例文:
- We delayed the project.(私たちはプロジェクトを遅らせた。)
- We put off the meeting.(私たちは会議を先延ばしにした。)

日常会話だとどっちが多い?

put offだね。
delayは少しフォーマルな感じだよ。
delayを使う時の注意点とよくあるミス
受動態「be delayed」がよく使われる理由
delayは受動態「be delayed」の形でよく使われます。
特に交通機関やイベント、作業の進行などで遅れが生じたことを客観的に伝えるときに便利です。
この形を使うと「遅れの原因が特定できない場合」や「状況を説明するだけで行為者を明示しない場合」に自然な表現になります。
飛行機や電車の遅れを伝えるとき、誰のせいで遅れたかを言う必要はほとんどありません。
そのためニュース、アナウンス、ビジネスメールなどでも頻繁に使われます。状況を淡々と報告するニュアンスがあるため、delay単体よりも受動態の方が現実的で自然な英語になります。
例文:
- The flight was delayed.(そのフライトは遅れた。)
- The train was delayed due to heavy snow.(大雪のため電車が遅れた。)

ニュースでよく聞く「was delayed」ってこれか。

うん、原因を特定せず、状況だけを伝えたいときに便利だよ。
lateとの使い分け:状態(late)か動作(delay)か
lateは「遅れている状態」を表し、delayは「遅らせる動作」を表します。
つまり、lateは結果としてすでに遅れている状態を伝える形で、delayは遅れの原因や動作そのものに焦点があります。
例えば、「電車が遅れている」と言いたい場合はlateを使い、「悪天候のため電車を遅らせた」と言いたい場合はdelayやbe delayedを使います。
また、lateは形容詞なので名詞を修飾することが多く、delayは動詞として使うため、文中での役割が異なります。
状況に応じて適切な単語を選ぶことで、より自然で正確な英語表現が可能になります。
例文:
- The train is late.(電車が遅れている。)
- The train was delayed due to a technical problem.(技術的な問題で電車が遅れた。)

lateとdelayって結構違うんだね。

lateは状態、delayは動作って覚えると分かりやすいよ。
文法:delayの後は必ず「doing」!不定詞(to do)が使えない罠
delayの後には基本的に動名詞(doing)が使われます。
英語学習者がよく間違えるポイントですが、delayの後に不定詞(to do)は通常使われません。
例えば、「返信するのを遅らせる」と言いたい場合は、delay answeringのように動名詞の形になります。
これは「〜する行動を遅らせる」というニュアンスで、行動そのものを名詞のように扱っているイメージです。
英語ではこのように特定の動詞の後に来る形が決まっていることが多いので、delayの後はdoingとセットで覚えておくと間違いにくくなります。
例文:
- × She delayed to answer the email.(×)
- ○ She delayed answering the email.(彼女はメールの返信を遅らせた。)

delay to answerって言えないの?

基本的には言えないね。
delayの後はdoingがルールだよ。
実践!シーン別「delay」の自然な英語フレーズ集
「〜するのを遅らせる」日常生活でのフレーズ
説明:日常生活では、自分や相手の行動を少し後ろにずらすときにdelayを使うことができます。
ここでは、家事、買い物、勉強、趣味など、日常のさまざまな場面での自然な表現を紹介します。
遅らせる理由は簡単な事情でもOKで、会話の中でさりげなく使える表現です。
例文:
- I delayed doing my homework until after dinner.(私は夕食の後まで宿題を遅らせた。)
- She delayed going to the gym because it started raining.(雨が降り始めたので、彼女はジムに行くのを遅らせた。)
- They delayed cooking lunch while waiting for everyone to arrive.(みんなが揃うのを待っている間、彼らは昼食の調理を遅らせた。)

宿題を後回しにする時も使えるんだね。

日常生活での軽い遅れなら自然に使える表現だよ。
ビジネスメールで「返信や決定の遅れ」を謝罪・報告する
ビジネスシーンでは、返信や決定が遅れてしまった場合に、丁寧に遅れを伝えることが重要です。
delayを使うと、状況や原因を客観的に示すことができ、謝罪や説明に自然に組み込めます。
メールでは「due to」「because of」などの表現を組み合わせると、理由も明確に伝えやすくなります。
例文:
- We apologize for the delayed response.(返信が遅れて申し訳ありません。)
- The decision was delayed due to unexpected circumstances.(予期せぬ事情で決定が遅れました。)
- Please accept our apologies for any inconvenience caused by the delayed delivery of information.(情報提供の遅れによりご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。)

メールで「遅れました」と言いたい時もdelayが使えるんだ。

フォーマルでも自然に伝えられる便利な表現だよ。
交通機関や配送の「遅延」を説明する
飛行機、電車、バス、荷物の配送などの遅延を説明するときにもdelayは非常に便利です。
状況を客観的に報告できるため、アナウンス、ニュース、公式メールなどでよく使われます。
原因や理由も一緒に伝えると、聞き手にわかりやすくなります。
例文:
- The train was delayed due to heavy snow.(大雪のため電車が遅れた。)
- Your package has been delayed because of a technical issue.(技術的な問題により、荷物の配送が遅れています。)
- Flight 123 has been delayed due to air traffic congestion.(フライト123は航空交通の混雑のため遅れています。)

電車や荷物の遅れも同じdelayで説明できるんだね。

状況を客観的に伝えるのに便利な表現だよ。
まとめ
この記事では、delayの基本的な意味から応用表現までを詳しく紹介しました。
delayは「遅れる動作」に焦点を当てる表現で、単に「遅い(late)」と区別することが重要です。
また、postponeやput offとの違いも理解することで、日常会話でもビジネスシーンでも適切に使い分けられます。
受動態や文法の注意点、日常生活・ビジネスメール・交通機関での具体的なフレーズも学びました。

delayって、ただ「遅れる」って意味だけじゃなかったんだね。

状況や意図によってpostponeやput offと使い分けると自然になるんだ。

ビジネスメールや電車の遅れの説明でも違う表現を使うんだ。

今回紹介したフレーズを覚えておけば、いろんな場面で迷わず使えるよ。


delayって単純に「遅れる」って意味?