withdrawの意味をシンプルに理解!「後ろに引く」イメージで全攻略
withdrawは、英語学習をしているとかなり幅広い場面で見かける動詞です。
ATMでお金を下ろす時にも使われますし、ニュースでは「軍の撤退」「発言の撤回」といった意味でも登場します。
意味が多い単語に見えるので、最初は「結局どれを覚えればいいの?」と感じやすいかもしれません。
ただ、withdrawには共通するイメージがあります。
それが、「後ろへ引く」「前に出ていたものを引っ込める」という感覚です。
このコアイメージをつかめると、お金・行動・発言・感情など、さまざまな意味が自然につながって見えてきます。
この記事では、withdrawの基本からよく使うパターン、似た単語との違いまでを整理しながら、実際に使える表現も一緒に確認していきます。
目次
withdrawの基本定義
withdrawの動詞の意味
withdrawは、「何かを今ある場所や状態から引く」という感覚を持つ動詞です。
物理的に引く場合もあれば、参加・発言・感情などを引っ込める場合もあります。
単純に「やめる」と訳すより、「そこから身を引く」というニュアンスを意識すると理解しやすくなります。
銀行からお金を出す時も、試合から離脱する時も、「そこにあったものを引き戻す」というイメージでつながっています。
英語では、ひとつの単語が複数の意味を持つことは珍しくありませんが、withdrawは特にコアイメージを理解すると覚えやすい単語です。
また、withdrawはフォーマルな場面でも日常会話でも使われます。ATMの画面表示のような身近な場面から、ニュースでの「軍の撤退」「声明の撤回」まで幅広く登場するため、意味のつながりをまとめて理解しておくと英文がかなり読みやすくなります。
例文:
- I withdrew some cash from the ATM.(ATMで現金を下ろした)
- The company withdrew its product from the market.(その会社は製品を市場から撤退させた)
- He withdrew his comment later.(彼は後になって発言を撤回した)


「後ろに引く」って感覚で見るとかなり整理しやすいよ。
全部そこから派生してる感じだね。
withdrawの名詞形
withdraw自体は動詞として使われることがほとんどですが、名詞ではwithdrawalという形がよく使われます。
「撤退」「引き出し」「撤回」といった意味になり、ニュースやビジネスでも頻繁に登場します。
特に銀行関係ではcash withdrawal、政治や軍事ではtroop withdrawalのような形が定番です。
英語のニュース記事では、withdrawよりもwithdrawalのほうが見出しで使われることも多く、セットで覚えておくと理解しやすくなります。
さらに、withdrawalには「禁断症状」という意味もあります。
これは、薬物やアルコールなどを急に断った時に体が反応する状態を表しています。
こちらも「体が何かを失った状態」というイメージにつながっています。
例文:
- There is a limit on cash withdrawals.(現金引き出しには制限がある)
- He suffered from nicotine withdrawal.(彼はニコチンの禁断症状に苦しんだ)

withdrawalって長い単語だけど、withdrawの仲間なんだね。

「引くこと」を名詞化した形だから、意味もかなり近いよ。
withdrawの過去形・過去分詞形
withdrawの活用は少し不規則です。
現在形がwithdraw、過去形がwithdrew、過去分詞がwithdrawnになります。
特にwithdrawnは形容詞っぽく使われることもあり、「内向的な」「引っ込み思案な」という意味になる場合があります。
もともとの「引っ込む」という感覚から派生しているため、意味の流れを知っていると覚えやすく感じます。
また、withdrawnは受け身や現在完了でもよく登場します。
ニュース記事やビジネスメールでは、「申請が取り下げられた」「製品が回収された」といった表現で使われることが少なくありません。
不規則変化なので、スペルをまとめて覚えておくのがポイントです。
speak-spoke-spokenのような変化と少し似たリズムで覚えると定着しやすくなります。
例文:
- She withdrew from the competition yesterday.(彼女は昨日その大会を棄権した)
- He has withdrawn his application.(彼は応募を取り下げた)

withdrewとwithdrawn、見分けが難しい…。

過去形か過去分詞かで役割が違うだけだよ。
write-wrote-writtenと似たタイプ。
withdrawの発音と読み方
withdrawは「ウィズドロー」に近い発音です。
アメリカ英語では /wɪðˈdrɔː/ のように発音されます。
前半のwithは弱く読まれることが多く、後半のdrawの部分にアクセントが置かれます。
カタカナだけで覚えるより、音声でリズムを確認しておくと自然に聞き取れるようになります。
英語では、アクセントの位置によってかなり英語らしさが変わります。
withdrawの場合は、最初を強く読むより「with-DRAW」のように後半をはっきり発音したほうが自然です。
また、ネイティブの会話ではwithの部分がかなり軽く聞こえることがあります。
そのため、最初は「ドロー」の音だけでも拾えるようになると、リスニングで認識しやすくなります。

drawのところを強く読む感じなんだね。

「with-DRAW」ってリズムを意識するとかなり英語っぽく聞こえるよ。
これだけは押さえよう!withdrawの重要パターン
お金:銀行口座から預金を「下ろす」
withdrawで最もよく使われる意味のひとつが、「口座からお金を引き出す」です。
銀行に預けていたお金を、自分の手元へ戻す感覚なので、「引く」というイメージがそのまま残っています。
ATMの画面でもwithdrawという表示をよく見かけます。
海外旅行や留学ではかなり頻繁に出てくる単語で、cash withdrawalという表現もよく使われます。
反対に、お金を預け入れる時はdepositになるため、セットで覚えておくと混乱しにくくなります。
また、withdrawは現金だけでなく、「資金を引き上げる」という意味で投資やビジネスの文脈でも使われます。
単にお金を動かすというより、「そこに置いていた資金を戻す」という感覚が含まれているのが特徴です。
例文:
- I withdrew 20,000 yen from my bank account.(銀行口座から2万円を下ろした)
- She withdrew her savings to buy a car.(彼女は車を買うために貯金を引き出した)

海外ATMだとwithdrawって表示されてるね。

「お金を引っ込める」って考えると、depositとの対比もわかりやすいよ。
行動:軍隊・試合・市場から「撤退する」「棄権する」
withdrawは、人や組織が活動中の場所から離れる時にも使われます。
軍隊なら撤収、試合なら棄権、企業なら市場撤退という感じです。
この場合は、「前に出ていた状態から引く」というイメージが中心になります。
単純に「やめる」というより、すでに参加していたものから途中で身を引くニュアンスがあるため、ニュース英語ではかなりよく見かけます。
スポーツでは、ケガや体調不良で大会をwithdrawするケースが多く、ビジネスでは企業が特定の市場から撤退する時によく使われます。
政治や軍事では、「軍を撤収させる」という意味で頻出です。
例文:
- The troops were withdrawn from the area.(軍隊はその地域から撤収した)
- She withdrew from the race due to an injury.(彼女はケガのためレースを棄権した)

ニュースでよく見るwithdrawはこの意味が多い気がする。

特に政治や経済の記事ではかなり頻出だね。
「前線から引く」感覚だよ。
言葉:発言・合意・前言を「撤回する」「取り下げる」
言葉や提案をwithdrawする場合は、「一度出したものを引っ込める」という意味になります。
謝罪会見やビジネス交渉など、フォーマルな場面で使われることが多めです。
軽く「やっぱなしにする」というより、正式に撤回する響きがあるため、ニュース記事や公的な文章との相性が良い表現です。
提案、申請、声明、コメントなど、外に出した内容を後から取り消す時によく使われます。
英語ニュースではwithdraw a statementやwithdraw supportのような形が非常によく登場します。
例文:
- We decided to withdraw the proposal.(私たちは提案を取り下げることにした)
- The senator withdrew his support for the bill.(その上院議員は法案への支持を撤回した)

cancelより少し硬い感じがあるね。

「正式に引っ込める」みたいな響きがあるから、ニュース英語でもよく使われるよ。
態度:自分の殻に「引きこもる」「心を閉ざす」
withdrawは、人が感情的に距離を取る場面でも使われます。
周囲との関わりを減らして、自分の内側へ引っ込むイメージです。
心理的なニュアンスを含むので、少し繊細な表現として使われることもあります。
誰かが急に無口になったり、人付き合いを避けたりする場面で使われることが多く、「周囲から距離を置く」感覚が中心にあります。
また、withdrawnという形容詞になると、「内向的な」「閉鎖的な」という意味で使われます。
単に静かな性格というより、感情を表に出さず、自分の中へ引っ込んでいるような雰囲気を表すことがあります。
例文:
- He became withdrawn after the incident.(その出来事の後、彼は心を閉ざすようになった)
- She tends to withdraw from social situations.(彼女は人付き合いから距離を取る傾向がある)

withdrawって、感情や性格の話にも使うの?

使うよ、人との距離を引くイメージから、「心を閉ざす」みたいな意味にも広がってるんだ。
withdrawと似た意味を持つ英単語との違い
withdrawとcancelとの違い:プロセスの途中で引く感覚
cancelは「中止する」という意味が中心で、予定やイベントそのものを消すイメージがあります。
一方のwithdrawは、参加していた側が途中で身を引く感覚が強めです。
そのため、試合自体がなくなるならcancel、選手だけが離脱するならwithdrawが自然です。
同じ「やめる」と訳されることもありますが、英語では視点がかなり違います。
cancelは、イベントや計画そのものを存在しなかった状態に近づけるイメージがありますが、withdrawは「すでに関わっていた人や組織がそこから抜ける」という動きが中心です。
ニュースでは、候補者が選挙戦から撤退する場合にwithdraw、イベント自体が中止になる場合にcancelが使われることがよくあります。
また、withdrawには「後ろへ引く」感覚が残るため、途中参加・途中離脱のニュアンスとも相性が良い表現です。
cancelの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The concert was canceled.(コンサートは中止になった)
- She withdrew from the concert.(彼女はコンサート参加を取りやめた)

cancelは予定自体を止めて、withdrawは参加側が抜けるんだね。

同じ「やめる」でも、英語では視点が違うんだ。
withdrawとremoveとの違い:元の場所から「取り去る」か「自分側に引く」か
removeは、ある場所から物を取り除く時に使われます。
かなり物理的で客観的な表現です。
withdrawは「自分側へ引く」感覚を含むため、参加・感情・資金などにも自然に使えます。
removeが単純に位置を変えるイメージなのに対して、withdrawは「そこから距離を取る」「引っ込める」といった方向性を感じさせます。
この違いは抽象的な内容になると特にわかりやすく、support(支持)やapplication(申請)などはremoveよりwithdrawのほうが自然です。
物理的な物を移動させるだけならremoveが使われやすく、感情や立場まで含めて「引く」場合はwithdrawが選ばれます。
例文:
- Please remove your shoes.(靴を脱いでください)
- He withdrew his support.(彼は支援を引っ込めた)

removeはただ移動させる感じだね。

withdrawは「戻す」「引く」ニュアンスが残るから、少し方向性があるんだ。
withdrawとdrawのとの違い:単に「引く」のか「元の場所へ戻す」のか
drawは単純に「引く」という意味を持つ動詞です。
そこにwithが加わることで、「こちら側へ引き戻す」という感覚が生まれます。
つまり、withdrawはdrawよりも「元あった場所から離脱させる」意味がはっきりしています。
drawだけなら、線を引く、椅子を引く、人を引き寄せるなど幅広い意味で使われますが、withdrawになると「何かを今いる場所から下げる」方向性が強くなります。
英単語は前置詞や接頭辞によって意味が大きく変わることがありますが、withdrawはその典型的な例です。
withが加わることで、「内側へ戻す」「前に出ていたものを引っ込める」という感覚がより明確になります。
例文:
- He drew a chair closer.(彼は椅子を近くへ引いた)
- She withdrew her hand quickly.(彼女は素早く手を引っ込めた)

drawだけの時より、withdrawのほうが意味がかなり具体的になるね。

英語は前につく語で動きの方向がかなり細かく変わるんだよ。
実践例文集:そのまま使えるwithdrawのフレーズ
日常:ATMでお金を下ろす時のフレーズ
旅行中や海外生活では、withdrawを使う場面がかなり多くなります。
ATM関連の英語では定番なので、そのまま覚えておくと便利です。
海外のATMでは、「Withdraw Cash」や「Withdrawal」と表示されていることがよくあります。
最初は少し難しく見える単語ですが、「口座からお金を引き出す」という意味だと分かっていれば操作で困りにくくなります。
また、銀行の窓口でもwithdrawは普通に使われます。
特に海外では、「お金を下ろしたい」と言う場面が意外と多いため、短いフレーズごと覚えておくと実用的です。
反対に、お金を預ける場合はdepositが使われるので、セットで覚えておくと整理しやすくなります。
例文:
- I'd like to withdraw some cash.(現金を少し下ろしたいです)
- How much can I withdraw per day?(1日にいくらまで引き出せますか?)
- I withdrew money at the convenience store ATM.(コンビニATMでお金を下ろした)

旅行英語だとかなり実用的だね。

ATM画面にもそのまま出る単語だから、知ってると安心感あるよ。
ビジネス:提案や製品を市場から取り下げる時
ビジネス英語では、「提案の撤回」「製品回収」「市場撤退」などでwithdrawが頻繁に登場します。
少しフォーマルな響きがあるので、会議やニュースとも相性が良い単語です。
特に企業発表や公式コメントでは、「中止する」よりもwithdrawが選ばれることがよくあります。
すでに提出していた提案や、販売していた製品を後から引っ込める場面に自然に使えるためです。
また、withdrawは単なるキャンセルよりも、「一度前に出したものを正式に下げる」というニュアンスを含みます。
市場からの撤退、サービス停止、支援の打ち切りなどにも使われるため、ビジネスニュースではかなり見かける表現です。
例文:
- We decided to withdraw the proposal.(私たちは提案を取り下げることにした)
- The company withdrew the product due to safety concerns.(その会社は安全上の懸念から製品を回収した)
- They withdrew support for the project.(彼らはそのプロジェクトへの支援を打ち切った)

ビジネスになると急にニュースっぽい英語になるわ。

withdrawはフォーマル寄りだから、企業発表でもかなり使われやすいんだ。
ニュース:軍隊の撤収や政治的な声明の撤回
ニュース英語では、withdrawは非常によく登場します。
軍隊の撤収、候補者の辞退、声明の撤回など、少し重いテーマにも自然に使われます。
「そこから身を引く」というコアイメージを持っていると、初見の英文でも意味を推測しやすくなります。
特に政治・国際ニュースでは、troops(軍隊)やforces(部隊)と一緒に使われることが多く、「撤収する」という意味で頻繁に登場します。
さらに、政治家や企業が発言や支持をwithdrawする場合は、「正式に取り下げる」という硬めのニュアンスになります。
ニュース英語は少し難しく感じやすいですが、withdrawの中心イメージを理解していると内容を追いやすくなります。
例文:
- The government withdrew its statement.(政府は声明を撤回した)
- Several countries withdrew their forces.(複数の国が部隊を撤収した)
- He withdrew from the presidential race.(彼は大統領選から撤退した)

ニュースで見ても意味がつながるようになってきた。

「何をどこから引いたのか」を考えると、withdrawはかなり読みやすくなるよ。
まとめ
withdrawは、「後ろへ引く」というイメージを中心に持つ動詞です。
銀行口座からお金を引き出す時だけでなく、試合や市場から撤退する場面、発言や提案を撤回する場面など、さまざまな状況で使われます。
一見すると意味がバラバラに見えますが、「そこにあったものを引っ込める」という感覚で整理すると、かなり理解しやすくなります。
特にニュースやビジネス英語では頻出なので、コアイメージごと覚えておくと初見の英文でも意味を推測しやすくなります。
また、cancel・remove・drawとの違いも押さえておくと、単語選びの感覚がかなり自然になります。
単なる丸暗記ではなく、「どういう方向に引くのか」を意識すると、withdrawの使い方が頭に残りやすくなるはずです。

withdrawって、最初は意味が多すぎる単語だと思ってたわ。

「後ろに引く」イメージでまとめると、一気につながって見えてくるよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


withdrawって意味が多すぎて混乱する…。