英検2級(新試験)の長文対策~コツはこんなところにあり!
英検2級の筆記試験の
後半の問題は長文問題です。
筆記試験の点数の半分近くは
長文問題で占めているので、
疎かにするわけにはいきません。
長文問題を解くのには
単語と文法の基本的な英語力が
必要です。
ところが、
単語と文法の勉強をして
覚えているのに、
なぜか長文問題が解けない・・・
という人がいるかもしれません。
そこで、
どのようにして
長文問題を解いたらいいのか、
ちょっとしたコツを
紹介したいと思います。
コツと言っても、
それほど驚くような方法では
ありませんが・・・。
長文問題でよくある話で、
長文を読むのが先か
問題文を読むのが先か
というのがあります。
どちらが先かという前に
1つ必ず読んでほしいところが
あります。
それは長文のタイトルです。
長文のタイトルは
長文の内容と問題文の内容に
非常に関係があるので、
必ず読んでください。
長文のタイトルを読むという
簡単なことではあるのですが、
意外にもその部分を飛ばして、
いきなり長文や問題文を
読んでいる人がいます。
長文のタイトルを読むだけでも、
どんな内容なのか
大まかな全体像がつかむことが
できますので、
長文や問題文を読むのが
スムーズになります。
長文のタイトルをチェックした後は
問題文を読みます。
問題文を読むことによって、
意識的にその答えを探しながら
読むことができます。
ただ、ここで1つ注意することが
あります。
問題文は読むのですが、
その問題文にある
選択肢を読まないように
することです。
選択肢を読んでしまうと、
その選択肢のものを
長文の中から探そうとして
読んでしまう恐れがあります。
さらに、
その選択肢がダミーの場合、
間違ったものは
探しようがないので、
時間のロスにもなります。
問題文は読むけど、
選択肢は読まないということを
徹底してください。
それと問題文は
全部読むのかというと、
これは個人差があります。
問題文を全部覚えたまま
長文を読めるという人なら、
問題文を全部読んでもいいです。
あまり自信のない人は
問題文は1問だけでも大丈夫です。
少なくとも、
長文を読んでいる途中に
問題文の内容を忘れた
ということだけは避けてください。
問題文を読んだ後に
長文を読むのですが、
長文を読んでいる途中で
問題文の箇所に当たると思います。
その問題文の箇所にたどり着いたら、
問題に取り掛かります。
ほとんどの場合、
その問題文の箇所の近くに
答えとなるヒントがありますので、
記憶が新しいうちに
解いてしまったほうが効率的です。
特に重要なのは
問題文の箇所の
前後の単語か文章になります。
その部分は十分に注意して
読んでおきましょう。
問題文の解き方ですが、
解き方は消去法が一番確実です。
間違った選択肢は、
それなりの根拠があるはずですので、
消していくのは難しくはないです。
3つの選択肢を消していけば、
最後に残った1つが正解になります。
その正解である選択肢が、
自分の中で正解の根拠が
説明できれば完璧です。
また、選択肢の特徴として、
特に長文の内容を
問われている問題では、
正解となる選択肢の英文が
何らかの形で
言い換えられていることが
多いです。
例えば、単語の意味は同じでも、
使われている単語が
長文と選択肢では違うとか、
内容は同じでも
違う文法や構文を
使っているなどがあります。
こういうのを
見極めることができれば、
正解への近道となります。
それと、間違った選択肢の特徴は、
一般常識からかけ離れた内容とか、
極端なことや言い過ぎている内容、
解答者を惑わせるために
長文で使われている単語を
そのまま使っているなどがあります。
ただ、長文で使われている単語が
そのまま使われているからといって、
必ずしも間違いであるとは
限らないので、
その選択肢の英文の意味を
きちんと理解する必要があります。