worryの動詞の意味とは?基本の使い方と自動詞・他動詞の違いを解説
英単語のworryは、「心配する」という意味で覚えている人が多いでしょう。
しかし、実際には「心配させる」という意味でも使われるため、自動詞と他動詞の違いで戸惑いやすい単語の一つです。
この記事では、worryの動詞・名詞の意味や発音を確認したあと、自動詞・他動詞・受動態の違いをわかりやすく解説します。
さらに、concernやcareとの使い分け、日常会話やビジネスで役立つ定番フレーズまで紹介するので、worryを自信を持って使えるようになりましょう。
worryの基本理解
worryの動詞の意味
動詞のworryには、大きく分けて「心配する」と「心配させる」という2つの意味があります。
この2つは一見まったく違うように思えますが、どちらも「気がかりなことがあって心が落ち着かない」という共通した感覚から生まれています。
自分が不安を感じる場合はworry about ~のように使うことが多く、「将来のことを心配する」「試験結果を気にする」「家族の健康が気になる」といった場面でよく使われます。
一方で、何かが原因となって誰かを不安にさせる場合には、worry + 人という形になり、「その知らせが私を心配させた」のような意味になります。
英語では、この2つの使い方がどちらも非常に一般的で、会話でも文章でも頻繁に登場します。
このように、worryは自分の気持ちを表すことも、相手に与える影響を表すこともできる動詞です。
自動詞と他動詞で文の作り方が変わるため、それぞれの形を区別して覚えることが大切です。
最初は意味が2つあるように見えても、「不安な状態になる・させる」という共通点を意識すると、自然に使い分けられるようになります。
例文:
- I worry about my parents.(私は両親のことを心配しています。)
- The news worried everyone.(その知らせはみんなを心配させました。)


誰が不安を感じているのかを意識すると、どちらの使い方か判断しやすくなるよ。
worryの名詞の意味
worryは動詞だけでなく、名詞として使われることもあります。
名詞の場合は、「心配」「不安」「悩み」といった意味を表し、頭から離れない気がかりなことや、不安な気持ちそのものを指します。
人の感情だけでなく、「心配の原因となっている出来事」を表すこともあり、文脈によって少しニュアンスが変わります。
日常会話では、have a worryよりも、have worriesやbe full of worryのような表現で使われることが多くあります。
また、No worries.は「大丈夫だよ」「気にしないで」という意味で、英語圏では気軽な返事としてよく耳にする表現です。
このように、名詞のworryは単独で使われるだけでなく、決まった言い回しの中でもよく登場します。
動詞と名詞では品詞が違うだけでなく、文の中での役割も変わります。
動詞は「心配する」という行動を表し、名詞は「心配という気持ち」や「心配事」そのものを表していると考えると区別しやすくなります。
英作文でも品詞を意識すると、自然な文を作りやすくなります。
例文:
- Money is my biggest worry.(お金が私の一番の悩みです。)
- She has a lot of worries these days.(彼女は最近たくさんの悩みを抱えています。)

No worries.は知っていたけど、名詞のworryが入っている表現だったんだね。

「心配はいらない」という考え方から、「気にしなくていいよ」という意味で使われるようになったんだ。
worryの発音と読み方
worryの発音は「ワリー」に近く、発音記号では/ˈwɝːri/(アメリカ英語)、/ˈwʌri/(イギリス英語)のように表されます。
カタカナでは「ウォリー」と書かれることもありますが、日本語の「ウォ」に引っ張られすぎると、実際の英語とは少し違って聞こえる場合があります。
また、語尾は「リー」と長く伸ばすというより、「リ」に軽くつながるように発音すると自然です。
最初の音も「ウ」と「ワ」の中間くらいを意識すると、英語らしい響きになります。
アメリカ英語とイギリス英語では母音の響きに多少違いがありますが、どちらも十分通じるため、学習の初期段階では大きく気にする必要はありません。
意味や使い方だけでなく、正しい発音も一緒に覚えておくと、リスニングで聞き取りやすくなるだけでなく、自分で話すときにも相手に伝わりやすくなります。
単語単体で練習するだけでなく、Don't worry.やI'm worried.のような短いフレーズごと声に出して練習すると、自然なリズムも身につきやすくなります。

カタカナだけで覚えると、本当の発音とは少し違ってしまうんだね。
聞き取りにも影響しそう。

例文を音声で何度か聞いて、そのまま真似すると自然な発音が身につきやすいよ。
worryの自動詞と他動詞の基本的な意味とニュアンス
「worry」の根本にあるイメージは「気をもむ」「苦しめる」
worryを理解するうえで大切なのは、「心配」という日本語だけで覚えないことです。
この動詞の中心には、「気がかりなことがあって心が落ち着かない状態にする・なる」という感覚があります。
単に「不安を感じる」というよりも、気になることが頭から離れず、何度も考えてしまうような心理状態を表す場面でよく使われます。
このイメージがあるため、自分が不安を感じるときには「心配する」という意味になり、何かが原因で相手を不安にさせるときには「心配させる」という意味になります。
一見すると別々の意味のようですが、どちらも「心が落ち着かない状態」に関係している点は共通しています。
そのため、辞書で意味を2つ覚えるよりも、共通するイメージを理解したほうが記憶にも残りやすくなります。
また、worryは病気や事故のような深刻な話題だけでなく、「明日の天気が気になる」「待ち合わせに間に合うかな」といった日常の小さな不安にも幅広く使われます。
深刻さよりも、「気をもんでいる」という感覚そのものを表す動詞だと考えると、さまざまな場面で応用しやすくなるでしょう。

心配する」と「心配させる」は別々に覚えるものだと思ってたけど、根っこは同じなんだね。

「不安な状態になる・させる」という共通点が見えると、使い分けもしやすくなるよ。
自動詞の基本パターン:「worry about + 名詞」の使い方
worryが自動詞として使われるときは、「何について心配するのか」を示すためにaboutを続けるのが基本です。
そのため、worry about + 名詞で「〜を心配する」という形になります。
心配の対象には、人や健康、お金、仕事、将来など、気がかりなものなら幅広く使えます。
日常会話でも非常によく使われる表現で、「試験が心配」「子どものことが心配」のような場面で自然に使えます。
英語では、自分の気持ちを率直に伝える表現としてもよく使われるため、会話の中で耳にする機会も少なくありません。
一方で、worry my futureのように前置詞を省いてしまうのは誤りです。
自動詞のworryは目的語を直接取れないため、「何について心配しているのか」をaboutでつなぐ必要があります。
前置詞を付けるだけの違いですが、この形を覚えておくことで、自動詞と他動詞を混同しにくくなります。
また、aboutの後ろには名詞だけでなく、what will happenのような内容を表す表現が続くこともあります。
まずはworry about + 名詞を基本形として身につけると、ほかの形にも自然に応用しやすくなります。
例文:
- I worry about my future.(私は将来のことを心配しています。)
- She worries about her children every day.(彼女は毎日子どもたちのことを心配しています。)

「〜を心配する」だから目的語をそのまま置きたくなるけど、aboutが必要なんだね。

worryが自動詞なら、心配の対象はaboutでつなぐと覚えておくと迷いにくいよ。
他動詞の基本パターン:「worry + 人」で「(主語が)人を心配させる」
他動詞のworryは、自動詞とは反対に「何かが人を心配させる」という意味になります。
この場合はworry + 人という形になり、前置詞は必要ありません。
日本語では「私はそのニュースを心配した」と考えてしまいがちですが、英語では「そのニュースが私を心配させた」と表現する場面が少なくありません。
そのため、日本語と主語が入れ替わるように感じることがあります。英語では、「不安を与えるもの」を主語にする発想が自然だからです。
特に、The news worried me.やHis silence worried us.のように、「出来事」や「状況」が主語になる文はよく使われます。
ニュースや結果、相手の様子など、自分ではコントロールできないものが原因となって不安を感じる場面で使われることが多い表現です。
「誰が心配しているか」ではなく、「誰(何)が心配させているか」を意識すると、この形は理解しやすくなります。
主語と目的語の役割を確認しながら読む習慣をつけると、英語の文構造もつかみやすくなるでしょう。
例文
- The sudden silence worried me.(突然の沈黙に私は不安になりました。)
- His late arrival worried his family.(彼の到着が遅れたことで家族は心配しました。)

日本語だと「私がニュースを心配した」って考えそうだけど、英語ではニュースが主語になることが多いの?

うん、英語では「何が不安を与えたか」を主語にする表現がよく使われるんだ。
だから出来事や状況が主語になることも珍しくないよ。
受動態「be worried」になるとなぜ「心配している」という意味になるのか?
be worriedは直訳すると「心配させられた状態」です。
しかし、実際には「心配している」「不安に思っている」という意味で使われます。
これは、他動詞のworryが「人を心配させる」という意味だからです。
例えば、The news worried me.は「その知らせが私を心配させた」という意味ですが、その結果として私は「心配している状態」になります。
その状態を表しているのがI am worried.です。
つまり、受動態という形ではありますが、日本語では自然に現在の心理状態として訳されます。
このように、be worriedは「心配する」という動作ではなく、「心配させられた結果の状態」を表しています。
そのため、今まさに不安な気持ちでいることを伝えるときによく使われ、会話ではI'm worried about...という形を頻繁に耳にします。
この考え方は、be interestedやbe surprisedなど、ほかの受動態にも共通しています。
「何かの影響を受けて、そのような状態になっている」と考えると、受動態が感情表現によく使われる理由も理解しやすくなります。
例文:
- I'm worried about the test.(私は試験のことを心配しています。)
- We were worried when he didn't call.(彼から連絡がなかったので、私たちは心配しました。)

受動態なのに「心配されている」じゃなくて、「心配している」になるのはどうして?

受動態ではあるけれど、「心配させられた結果の状態」を表しているからなんだ。
だから日本語では「心配している」と訳すのが自然になるよ。
worryと似た意味を持つ英単語(類義語)との違い
worryとconcernの違い:公の心配か、個人の心配か
worryとconcernはどちらも「心配する」と訳されますが、使われる場面や伝わる印象には違いがあります。
worryは、自分や身近な人に関する不安な気持ちを表す、日常的で感情のこもった表現です。
「試験が心配」「子どものことが心配」のように、個人的な不安を話すときによく使われます。
不安や落ち着かなさが前面に出るため、自分の気持ちを率直に伝えたい場面に適しています。
一方、concernは「気にかける」「懸念する」という意味合いが強く、やや客観的で落ち着いた印象があります。
ニュースやビジネス、社会問題などについて話す場面でもよく使われ、「環境問題を懸念する」「安全性を懸念する」のような表現が自然です。
感情がまったく含まれないわけではありませんが、個人的な不安よりも、「問題として重要視している」というニュアンスが強く表れます。
もちろん、この違いは絶対ではありません。
同じ内容でも両方使える場合がありますが、worryは感情が前面に出やすく、concernは冷静に問題を捉えている印象を与えることが多いと覚えておくと使い分けやすくなります。
特にフォーマルな文章やニュース記事ではconcernを見かける機会が多く、日常会話ではworryのほうが自然な場面が多いでしょう。
concernの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I worry about my son.(私は息子のことを心配しています。)
- Many people are concerned about climate change.(多くの人が気候変動を懸念しています。)

concernは「心配」というより、「問題として気にかけている」感じもあるんだね。

身近な不安ならworry、少し客観的な話題ならconcernが選ばれることが多いよ。
worryとcareの違い:「心配」と「関心」の決定的な違い
careも日本語では「気にする」と訳されることがありますが、worryとは意味の中心が異なります。
worryは「悪いことが起こるかもしれない」という不安が含まれる言葉です。
一方、careは「大切に思う」「関心を持つ」「気遣う」という意味が中心で、不安な気持ちが必ず含まれるわけではありません。
相手や物事を大事に思う気持ちを表す言葉なので、必ずしも問題や危険を前提としているわけではない点が大きな違いです。
例えば、I care about my family.と言えば、「私は家族を大切に思っています」という意味になります。
これをI worry about my family.にすると、「家族のことが心配です」という意味になり、家族に何か気がかりなことがある印象になります。
同じaboutを使っていても、伝わる内容は大きく変わります。
このように、どちらもaboutを使うことがありますが、care aboutは「大切に思う」「関心を持つ」、worry aboutは「心配する」と覚えると混同しにくくなります。
英語ではこの違いがはっきりしているため、状況に合った動詞を選ぶことが自然な表現につながります。
concernの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I care about my friends.(私は友達を大切に思っています。)
- I worry about my friends.(私は友達のことを心配しています。)

同じaboutが続くから似て見えるけど、伝わる気持ちは結構違うんだね。

careは相手を大切に思う気持ち、worryは不安を感じている気持ちが中心なんだ。
worryの正しい使い方がわかる例文集
日常生活でよく使われる定番フレーズ
worryは日常会話で非常によく使われる動詞です。特に、相手を気遣ったり、自分の不安を伝えたりする場面では登場する機会が多くあります。
短いフレーズとして覚えておくと、そのまま会話で使えるものも少なくありません。
よく使われるのは、Don't worry.(心配しないで。)やDon't worry about it.(気にしないで。)です。
また、自分の気持ちを伝えるときにはI'm worried about ~.、相手を安心させるときにはThere's nothing to worry about.(心配することは何もないよ。)のような表現も頻繁に使われます。
どれもネイティブが日常的に使う定番表現なので、まとまりで覚えておくと会話の中ですぐに口から出やすくなります。
さらに、Don't worry.は相手を励ます場面だけでなく、「問題ないよ」「大丈夫だよ」と軽く安心させる一言としても使われます。
一方、I'm worried about...は現在の不安な気持ちを率直に伝える表現なので、友人との会話から家族とのやり取りまで幅広い場面で活躍します。
こうした定番フレーズは、文法を細かく考えなくても使えるものが多いため、まずはまとまりで覚えておくと実際の会話で役立ちます。
使う場面をイメージしながら覚えると、自然なタイミングで使えるようになるでしょう。
例文
- Don't worry about the dishes. I'll wash them.(食器のことは気にしないで。私が洗うよ。)
- I'm worried about tomorrow's meeting.(私は明日の会議のことが心配です。)
- There's nothing to worry about after the test results.(テストの結果については心配することはありません。)

Don't worryだけじゃなくて、There's nothing to worry aboutもよく使えそうだね。

相手を安心させたいときには、状況に合わせて使い分けると自然な会話になるよ。
ビジネスシーンで使える丁寧な表現
ビジネスでは、Don't worry.だけだと少しくだけた印象になることがあります。
そのため、相手に配慮を示しながら安心してもらいたい場面では、より丁寧な表現がよく使われます。
例えば、Please don't worry about it.は「どうぞお気になさらないでください」という柔らかい言い方です。
また、問題がないことを伝える場合はThere is no need to worry.やRest assured that ~.のような表現もよく見かけます。
どちらも相手の不安を和らげる場面で使われ、メールや会議など比較的フォーマルな状況にも適しています。
一方で、自分が懸念していることを伝えるときは、I'm concerned about ~.を使うことも少なくありません。
worryよりも落ち着いた印象になるため、会議やメールなどではこちらが選ばれることもあります。
相手との距離感や場面に応じて表現を選ぶことで、より自然で丁寧なコミュニケーションにつながります。
例文:
- There is no need to worry about the payment process.(お支払い手続きについてご心配いただく必要はありません。)
- Please don't worry about the schedule.(スケジュールについてはどうぞご心配なさらないでください。)
- We are concerned about the deadline.(私たちは締め切りを懸念しています。)

ビジネスだと、Don't worry.より少し丁寧な表現を選ぶこともあるんだね。

意味は似ていても、場面に合った言い方を選ぶと、より自然で印象も良くなるよ。
「Don't worry」と言われたら?ネイティブが返す定番の返事
誰かにDon't worry.と言われたら、英語ではそれに対する短い返事もよく使われます。
日本語の「ありがとう」や「わかった」に近い感覚で返せる表現を知っておくと、会話がよりスムーズになります。
最も定番なのはThanks.やThank you.です。
相手が安心させようとしてくれたことへの感謝を伝えられます。
また、I won't.は「心配しないようにするよ」という意味で、親しい間柄では自然な返事です。
状況によってはOkay, thanks.やGot it.のように、相手の言葉を受け止めたことを伝える表現もよく使われます。
英語では、このような短い返答だけで会話が成立する場面が少なくありません。
長く説明するよりも、一言で気持ちを返したほうが自然に聞こえることも多いため、決まり文句として覚えておくと実際の会話で役立ちます。
そのほか、親しい相手との会話では笑顔でThanks!と返すだけでも十分です。
無理に長い文章を作ろうとせず、その場の雰囲気に合った短い返事を選ぶことが、英語らしい自然なやり取りにつながります。
例文:
- A: Don't worry. Everything is under control.(心配しないで。すべて順調だよ。)
- B: Thanks.(ありがとう。)
- A: Don't worry about it.(気にしないで。)
- B: Okay, thanks.(うん、ありがとう。)
- A: Don't worry.(心配しないで。)
- B: I won't.(そうするよ。)

「Don't worry.」って言われたら、「Thank you.」だけでも十分自然なんだね。

そうだよ、相手の気遣いに感謝を返すイメージだから、短い返事でも会話としてしっかり成り立つよ。
まとめ
worryは「心配する」という意味だけでなく、「心配させる」という意味でも使われるため、自動詞と他動詞の違いを理解することが大切です。
自動詞ではworry about ~、他動詞ではworry + 人という基本形を押さえるだけでも、多くの場面で正しく使えるようになります。
また、be worriedが「心配している」という意味になる理由や、concern・careとの違いを知っておくと、それぞれの単語が持つニュアンスの違いも理解しやすくなります。
意味だけを暗記するのではなく、「誰が心配しているのか」「誰が心配させているのか」を意識すると、文の構造も自然に読み取れるようになるでしょう。
日常会話ではDon't worry.やI'm worried about...のような表現が頻繁に使われます。
まずはこうした基本フレーズを口に出して練習し、自動詞・他動詞・受動態の使い分けに慣れていくことが、worryを自然に使いこなす近道です。

最初は「心配する」だけの単語だと思ってたけど、文の形によって意味が変わる理由がわかると覚えやすいね。

基本の形を押さえておけば応用もしやすくなるから、まずはworry about ~とworry + 人の2つをしっかり身につけよう。
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「心配する」と「心配させる」の両方があるなら、文の形も変わるってことだね。
最初は少し混乱しそうかも。