concernの意味は「心配」だけじゃない?動詞の基本と使い方を解説
「concern=心配する」と覚えていると、英語の文章でconcernを見たときに意味が合わないことがあります。
concernには「〜に関係する」「〜に関わる」という意味もあり、be concerned aboutやbe concerned withのような形でも使われるからです。
さらに、To whom it may concernやAs far as I'm concernedなど、concernを使った定型表現もあります。
この記事では、動詞concernの基本的な意味から「心配させる」「関係する」という使い方、似た単語との違いまで整理し、concernを文脈に合わせて使い分けられるように解説します。
concernの基本定義
concernの動詞の意味
concernは、動詞では「〜に関係する」「〜に関わる」「〜を心配させる」「〜に関心を持たせる」といった意味で使われます。
「心配する」という意味だけで覚えると、英文を読んだときに意味を取りにくくなる単語です。
特に重要なのが、concern Aの形で「Aに関係する」「Aに関わる」と表せることです。
また、人を目的語にしてconcern Aとすると、「Aを心配させる」「Aの関心事となる」という意味になります。
この場合、主語には問題や出来事など、人に影響を与えるものが置かれることが多いです。
「関係する」と「心配させる」は一見かなり違う意味に見えますが、どちらも「ある人や物事に関わってくる」というところでつながっています。
そのため、concernを見たときは、まず「何かが人や物事に関わっている」という中心的な感覚を持っておくと、文脈に応じた意味を判断しやすくなります。
ニュースやビジネスの文章では、問題や変化が誰かに影響することを述べるためにconcernが使われることも多く、日常的な「心配する」だけよりも客観的な響きを持つ場合があります。
例文:
- The new policy concerns every employee.(その新しい方針はすべての従業員に関係します。)
- The rising cost of living concerns many families.(生活費の上昇は多くの家庭にとって懸念事項です。)


「何かが人に関わってくる」というところから、「心配させる」という意味にも広がっているよ。
concernの名詞の意味
concernは名詞でも非常によく使われ、「心配」「懸念」「関心」「関係すること」などを表します。
特にa concernの形では、「心配なこと・懸念事項」という意味になり、ニュースやビジネスでも頻繁に登場します。
一方、concernが「関心」や「関係」を表す場合もあります。
例えば、public concernなら「世間の関心・懸念」、a matter of concernなら「懸念事項」といった具合です。
文脈によって「心配」と訳すか「関心」「関係」と訳すかを判断する必要があります。
名詞のconcernでは、個人的な不安だけでなく、社会や組織にとって重要な問題を指すこともあります。
そのため、ニュース記事や会議、報告書などで「問題視されていること」を落ち着いて述べる場面にもよく合います。
また、「何について関心や懸念が向けられているのか」という対象を伴うことも多く、単独で「心配」という感情だけを表すというより、具体的な問題やテーマと結びついて使われることが多い点も押さえておくと理解しやすくなります。
例文:
- Safety is our main concern.(安全が私たちの最大の関心事です。)
- There is growing concern about climate change.(気候変動への懸念が高まっています。)

名詞のconcernも「心配」だけじゃなくて、「重要な関心事」というくらい広く考えたほうが読みやすそう。

「心配」と決めつけず、「気になっている問題や関心事」くらいに置いておくと文脈に合わせやすいよ。
concernの発音と読み方
concernの発音は「コンサーン」に近く、カタカナでは一般に「コンサーン」と表記されます。
アクセントは後半のcern側にあり、con-CERNのように発音します。
名詞でも動詞でも基本的に同じ発音です。
日本語の「コンサート」などの「コン」と同じ感覚で最初を強く読むのではなく、後半を意識すると英語らしいリズムになります。
特に会話では、後半の音を弱くしてしまうと別の単語のように聞こえやすいため、cernの部分に意識を置くと聞き取りや発音の両方で役立ちます。
カタカナ表記はあくまで目安として、アクセントの位置を優先して覚えるとよいでしょう。
また、concernedになっても基本となる音の位置は大きく変わりません。
関連する表現をまとめて覚えるときにも、単語単体のカタカナ読みだけに頼らないことがポイントです。

「コン」を強く言うというより、後ろにアクセントを置くんだね。
カタカナの「コンサーン」と同じ感覚では少し違いそうだわ。

そう、特に後半をしっかり出すと、英語のリズムに近づきやすいよ。
「関係する・関わる」を表すconcernの使い方
「〜に関係する・〜に関する」を表す他動詞の表現
concern Aで「Aに関係する」「Aに関わる」「Aに関する」という意味になります。
ここで大切なのは、concernは他動詞なので、後ろにそのまま目的語を置けることです。
日本語では「〜に関係する」と言うため、英語でもconcern withのように前置詞を使いたくなりますが、動詞として「〜に関係する」と言う場合はconcern Aが基本です。
問題、話題、政策、人物など幅広いものを目的語にできます。
なお、「Aに関する」という意味ではbe concerned with Aという形も使われますが、これは後で扱うbe concerned withとは形も意味の焦点も異なります。
この使い方では、単に「関連がある」というだけでなく、その問題が特定の人や組織に直接関係していることを示す場合があります。
そのため、ニュースや報告書などで、ある問題の影響範囲や対象を説明するときにも使いやすい表現です。
例文:
- This report concerns the future of public transportation.(この報告書は公共交通機関の今後に関するものです。)
- The investigation concerns several government officials.(その調査は複数の政府関係者に関わっています。)

「〜に関係する」なのに、どうしてconcernの後ろには前置詞なしで名詞を置けるの?

concern自体がここでは他動詞として「〜に関係する」という意味を持っているからだよ。
日本語の「〜に」に引っ張られて、withを足さないようにするといいね。
ビジネスでよく使う「To whom it may concern(関係者各位)」
To whom it may concernは、手紙やメール、証明書などで使われる定型表現で、「関係者各位」「ご担当者様」に近い意味です。
宛先となる具体的な人物が分からないときに使われ、ビジネス文書や正式な書類で見かけることがあります。
ここでのconcernは「心配」という意味ではなく、「関係する」という意味です。
直訳に近い感覚では「それが関係する可能性のある人へ」となり、そこから「関係者各位」という意味になります。
特定の担当者名が分からない状況で、誰に向けた文書なのかを形式的に示せるのがこの表現の便利なところです。
就職や在籍に関する証明書など、内容そのものは正式でも宛先を特定できない文書で使われることがあります。
ただし、相手の名前や部署が分かっている場合は、その情報を使って具体的に宛名を書くほうが自然な場面もあります。
したがって、誰に宛てるか分からないときに使える、ややformalな定型表現として捉えるとよいでしょう。
例文:
- To whom it may concern,Please find attached the documents required for my application.(関係者各位、申請に必要な書類を添付いたします。)
- To whom it may concern, I am writing to confirm that Mr. Lee worked here from 2022 to 2025.(関係者各位、リー氏が2022年から2025年まで当社で勤務していたことを証明いたします。)

「心配する人へ」みたいな意味ではなくて、「関係する人へ」ということなんだね。

定型表現として覚えておくと、書類を読むときにも迷いにくいよ。
自分の意見を伝える「As far as I’m concerned(私としては)」
As far as I'm concernedは、「私に関する限り」から転じて「私としては」「私の意見では」という意味で使われる表現です。
自分の立場や判断を示すときに使えるため、会話だけでなく議論やビジネスの場でも登場します。
ここでのconcernは「心配させる」ではなく、「関係する・関わる」という感覚に近いものです。
「私に関係する範囲では」というところから、「私の立場から言えば」という意味につながっています。
この表現を文頭に置くことで、その後に続く意見が客観的な事実ではなく、自分の判断や立場に基づくものだと示しやすくなります。
意見が分かれるテーマについて、自分の考えを少し柔らかく提示したいときにも使いやすい表現です。
そのため、単純な「私は〜だと思う」だけでなく、「少なくとも私の立場では」という範囲を意識させる言い方として覚えておくと、会話や議論の流れがつかみやすくなります。
例文:
- As far as I'm concerned, the plan is worth trying.(私としては、その計画は試してみる価値があります。)
- As far as I'm concerned, we should wait until next week.(私としては、来週まで待つべきだと思います。)

自分の意見を言う前にこの表現を置けば、「これはあくまで私の立場からの意見」というニュアンスも出せそうだわ。

特に意見が分かれそうな話題では、自分の判断として述べていることを示しやすい表現だよ。
「心配させる・関心を持たせる」を表すconcernの使い方
「〜を心配させる」:実はconcernは人を主語にしない?
「〜を心配させる」という意味のconcernでは、人を主語にするよりも、問題・出来事・状況などを主語にして、人を目的語に置く形が基本です。
つまりA concerns Bなら、「AがBを心配させる」「AがBの懸念事項となる」という関係になります。
例えば、会社の業績悪化について「会社が私を心配させる」と考えるより、「会社の業績悪化が私を心配させる」と考えると分かりやすくなります。
この構造を知らないと、I concern about itのような形を作ってしまいやすいので注意が必要です。
ここでは「心配している人」ではなく、「その人に心配を引き起こすもの」に焦点が置かれています。
そのため、ニュースや報告などで、ある問題が誰にとって懸念材料なのかを説明する場合にも、この構造がよく合います。
自分が何かを心配していると言いたい場合は、通常be concerned aboutという受動態の形を使います。
能動態と受動態で主語の役割が変わることを意識すると、concernの使い方を混同しにくくなります。
例文:
- The sudden drop in sales concerns investors.(売上の急激な減少は投資家を懸念させています。)
- The lack of trained staff concerns us.(訓練を受けたスタッフが不足していることを私たちは懸念しています。)

「私はその問題を心配している」と言いたいときに、I concern the problemみたいには言わないの?

その場合は普通、I'm concerned about the problemのように言うよ。
concernを「心配する」という日本語だけで覚えると、この主語の違いで迷いやすいんだ。
受動態「be concerned about」で「〜を心配している」になる理由
be concerned about Aは「Aを心配している」「Aを懸念している」という意味で、concernの重要な受動態表現です。
能動態のA concerns Bでは「AがBを心配させる」という関係だったものが、受動態になるとB is concerned about Aとなり、「BはAを心配している」と捉えられます。
ここでは単純に「受動態だから意味が反対になる」と考えるより、concernする対象が主語側に移動したと考えると分かりやすいでしょう。
また、concernedは形容詞のように使われることも多く、日常会話でもこの形が非常によく使われます。
この表現は、個人的な心配から社会的・業務上の懸念まで幅広く使えます。
特に「何かについて気がかりだ」という状態を落ち着いて伝えたいときに自然で、worryよりも客観的な響きを出したい場面にも向いています。
他にもbe concerned aboutでは、心配している人を主語にできるため、「誰がその問題を懸念しているのか」を明確にしたいときにも便利です。
concernの能動態とセットで覚えておくと、主語と目的語の関係も理解しやすくなります。
例文:
- I'm concerned about the safety of the building.(私はその建物の安全性を懸念しています。)
- Parents are increasingly concerned about screen time.(親たちはスクリーンタイムをますます心配するようになっています。)

「心配している人」を主語にしたいなら、concernedにしてaboutを続けるのが自然なんだね。

自分の懸念を伝えるときは、I'm concerned about ~がかなり使いやすい形だよ。
一発で解決!「be concerned about」と「be concerned with」の違い
be concerned about:「〜を心配している・懸念している」
be concerned about Aは、「Aを心配している」「Aを懸念している」という意味です。
問題や危険、悪い結果になる可能性など、気がかりなものについて述べるときに使われます。
「関心がある」という意味になる場合もありますが、基本的には気がかり・懸念という方向に意識が向いています。
特にbe concerned about the riskやbe concerned about safetyのように、問題になり得るものと組み合わせると意味がつかみやすくなります。
日常会話では自分や家族についての心配を伝える場面で使えますが、ビジネスでは安全性、費用、スケジュール、将来的なリスクなどについて懸念を示すときにもよく使われます。
感情を強くぶつけるというより、問題として気にしていることを伝える表現です。
そのため、単なる不安だけでなく、「この点は注意しておきたい」という冷静な懸念を表したい場合にも適しています。
文脈によっては「心配している」より「懸念している」と訳したほうが自然になることもあります。
例文:
- We are concerned about the rising costs.(私たちはコストの上昇を懸念しています。)
- She is concerned about her son's health.(彼女は息子の健康を心配しています。)

「be concerned about」って、形だけ見ると「心配させられている」みたいにも思えるけど、どうして普通に「心配している」という意味になるの?

「concern=〜を心配させる」という能動態をもとに考えると分かりやすいよ。
心配させられる側が主語になることで、「〜を心配している」という意味になるんだ。
be concerned with:「〜に関与している・〜に関心がある」
be concerned with Aは、「Aに関係している」「Aに関与している」「Aを扱っている」「Aに関心がある」といった意味になります。
aboutと違って、必ずしも「心配」という感情を含みません。
特に、仕事や研究、業務などが何を扱っているのかを説明するときによく使われます。
例えば、ある部署が顧客サービスを担当している場合や、研究が特定の問題を扱っている場合などにbe concerned withを使えます。
そのため、withの後ろには、業務の対象や研究テーマ、取り組んでいる問題などが置かれやすくなります。
「それについて不安を感じている」というより、「それを扱っている・それに関わっている」という客観的な関係を示す表現です。
また、文章や説明の中で「この分野では何を扱っているのか」を少しformalに述べたいときにも使いやすいため、研究・ビジネス関連の英文では特に見つけやすい表現です。
例文:
- Our department is concerned with customer support.(私たちの部署は顧客サポートに関わっています。)
- This study is concerned with the effects of social media.(この研究はソーシャルメディアの影響を扱っています。)

「心配」じゃなくて、単に仕事や研究の対象になっているだけならwithなんだね。

about=懸念、with=関与・扱う対象と考えると、かなり区別しやすくなるよ。
concernの類義語・似た意味を持つ単語との使い分け
concernとworryの違い:「客観的な懸念」と「主観的・感情的な心配」
concernとworryはどちらも「心配」と訳せますが、焦点が少し異なります。
worryは「心配する」という感情そのものに重点があり、頭から離れない、悪い結果を考えてしまうといった主観的な心理状態を表しやすい単語です。
一方のconcernは、問題やリスクについて「懸念がある」「問題視している」という、やや客観的なニュアンスを出しやすいのが特徴です。
そのため、ニュースやビジネス、公式な発言ではconcernがよく使われます。
もちろん両者の境界が完全に分かれているわけではなく、日常会話でもconcernは使われます。
ただ、話し手自身の感情的な不安を前面に出すならworry、状況や問題を懸念事項として捉えるならconcernという傾向を押さえておくと、場面に合った選択がしやすくなります。
特にフォーマルな文章では、個人の感情というより「何が問題になっているのか」を示す目的でconcernが使われやすいため、日本語訳だけでなく、どこに焦点が置かれているかを見ることが大切です。
worryの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I'm worried about missing the last train.(終電に乗り遅れるのが心配です。)
- The delay concerns many customers.(その遅延は多くの顧客を懸念させています。)

worryは「自分の中でずっと気になっている」という感じで、concernは問題そのものを取り上げている感じがするわ。

その違いで考えると分かりやすいよ。
特に公的な場では、concernのほうが落ち着いた言い方になりやすいね。
concernとinvolveの違い:「影響・関心がある」と「巻き込む・含まれる」
concernとinvolveは、どちらも「関係する」と訳せることがありますが、焦点が違います。
concernは、ある問題や話題が誰かに関係する、影響する、関心事となることに重点があります。
一方、involveは、人や物事をある活動・状況の中に「含む」「巻き込む」という意味が強い単語です。
誰が実際に参加するのか、何がその状況の一部になるのかを表したい場合には、involveのほうが適しています。
つまり、concernでは「その問題が誰に関係するのか」という対象との関係に目が向きやすく、involveでは「その活動や状況に誰・何が組み込まれているのか」という構造に目が向きます。
この違いが分かると、どちらも「関わる」と訳せる文でも選びやすくなります。
特に人が実際に参加していることを伝えたい場合はinvolveが自然で、単に影響を受ける立場だったり、問題の対象になっていたりする場合にはconcernが使いやすいと考えるとよいでしょう。
involveの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The issue concerns all residents.(その問題はすべての住民に関係します。)
- The project involves several local companies.(そのプロジェクトには複数の地元企業が関わっています。)

concernとinvolveって、どちらも「関係する」と訳せるけど、concernは関係や影響に焦点があって、involveは実際に巻き込まれることに重点があるの?

そう、concernは「その問題が誰かに関わる・影響する」という見方が中心で、involveは「人や物がその中に含まれる・関わる」という動きが強いよ。
concernとrelateの違い:「直接的な関与・影響」と「関連性・結びつき」
concernとrelateも「関係する」という日本語で重なることがありますが、relateは物事同士の関連性や結びつきを表すことに重点があります。
情報や話題が別の事柄とつながっている場合などに使いやすい表現です。
concernは、人や組織などがその問題の当事者であったり、影響を受けたり、関心を持ったりするような「直接的な関係」を表しやすい単語です。
そのため、concernは「誰に関係する問題なのか」、relateは「何と何がつながっているのか」という違いから考えると整理できます。
この違いは、問題の当事者や影響範囲を説明するのか、それとも二つの情報や事柄のつながりを説明するのかで考えると分かりやすくなります。
concernでは「関係者・対象」が意識されやすく、relateでは「関連する二つの事柄」が意識されやすい傾向があります。
単に日本語の「関係する」だけを手がかりにすると迷いやすい場合でも、「誰かに関わる問題なのか」「物事同士がつながっているのか」という視点を持つと、両者の違いを捉えやすくなります。
relateの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The new regulations concern all businesses in the area.(新しい規制はその地域のすべての企業に関係します。)
- This information relates to the case we discussed yesterday.(この情報は昨日話し合った案件に関連しています。)

concernは当事者として関わっている感じで、relateは「話がつながっている」という感じに近いのかな。

うん、その視点で見ると、concernとrelate toを同じ「関係する」で丸暗記しなくても区別しやすくなるよ。
シーン別!concernを使った実践例文集
日常会話で使えるconcernの英語例文
日常会話では、be concerned aboutを使って「〜が心配」「〜が気になる」と伝える場面が特に多くなります。
concernを名詞として使って「心配事」「気がかりなこと」を表すこともできます。
worryと比べると少し落ち着いた響きになるため、深刻な問題について冷静に話す場面にも向いています。
ただし、普段の会話で「心配で仕方ない」という感情を強く出したいなら、worryのほうが自然なこともあります。
例えば、家族や仕事、予定などについて気がかりな点を伝えるとき、concernを使うと感情を強くぶつけるというより、「ここが少し気になっている」という落ち着いた伝え方になります。
そのため、相手に状況を説明しながら心配を共有したい場面でも使いやすい表現です。
また、日常会話ではmy main concernのように名詞として使うと、「今いちばん気になっていること」という意味で自然に話を整理できます。
自分の不安を直接表す場合と、問題そのものを話題にする場合の両方で使えるのが便利なところです。
例文:
- I'm concerned about the weather tomorrow.(明日の天気が心配です。)
- That's not my main concern right now.(それは今の私の一番の心配事ではありません。)
- I'm a little concerned about how late he'll be.(彼がどれくらい遅くなるのか、少し心配です。)

日常会話でも使えるけど、concernは少し冷静に「気になる」と伝えたいときに向いていそうだね。

感情を強く出すならworry、少し距離を置いて懸念を伝えるならconcernが使いやすいよ。
ビジネスシーンで使えるformalなconcernの英語例文
ビジネスでは、concernが「懸念」「関係すること」「担当すること」など幅広い意味で使われます。
raise concerns(懸念を示す)、be concerned about(〜を懸念する)、be concerned with(〜を扱う・関与する)などは、会議や報告書でも見かけやすい表現です。
concernを使うと、単なる個人的な不安ではなく、業務上のリスクや問題点を冷静に取り上げることができます。
ビジネス英語で「心配」を表すときに、worryだけに頼らずconcernを使えると表現の幅が広がります。
特に会議やメールでは、問題を感情的に訴えるのではなく、「どの点が懸念事項なのか」を明確に示したい場合にconcernが向いています。
相手を責めるニュアンスを強く出さず、リスクや課題として取り上げられるため、formalな場面でも使いやすい表現です。
また、concernは単に「心配する」という意味だけでなく、業務や研究などの対象を示すこともできます。
そのため、同じ単語で「懸念」と「関与・担当」の両方を表せる点にも注目すると、ビジネス英文の読解で意味を取りやすくなります。
例文:
- We would like to raise a concern about the current schedule.(現在のスケジュールについて懸念を申し上げたいと思います。)
- Our team is concerned with improving the quality of customer service.(私たちのチームは顧客サービスの質の向上に取り組んでいます。)
- We are concerned about the potential impact on our customers.(顧客への潜在的な影響を懸念しています。)

ビジネスでは「心配」というより「懸念事項」としてconcernを使うことが多そうだね。

特に問題点を感情的にならずに取り上げたいとき、concernはかなり便利な単語だよ。
まとめ
concernは「心配する」という意味だけでなく、「〜に関係する」「〜に関わる」という意味でも使われる重要な動詞です。
特に、concern Aの形では「Aに関係する」「Aを心配させる」という意味を文脈に応じて表します。
そのため、「concern=心配」と一つの意味だけで覚えるのではなく、何が何に関係しているのかを意識することが大切です。
「心配している」と言いたい場合は、be concerned aboutを使います。
一方、be concerned withは「〜に関与している」「〜を扱っている」という意味になり、心配という感情を必ずしも含みません。
このaboutとwithの違いはconcernを使い分けるうえで特に重要です。
また、To whom it may concernやAs far as I'm concernedのような定型表現にも、concernの「関わる」という意味が生かされています。
さらに、worryは主観的・感情的な「心配」に重点が置かれるのに対し、concernは問題やリスクについての客観的な「懸念」を表しやすいという違いがあります。
involveやrelateも「関係する」という意味を持ちますが、concernは「その問題が誰かに関わる・影響する」というニュアンスを持つ点が特徴です。
こうした違いまで押さえておくと、日常会話だけでなく、ニュースやビジネス文書のconcernも文脈から判断しやすくなります。

「concern=心配」とだけ覚えると、To whom it may concernみたいな表現で意味がつながらなくなるんだね。

「心配」だけでなく「関わる」という感覚も持っておくと、concernのいろいろな使い方が一本につながって見えてくるよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


「concern=心配する」だと思っていたけど、問題や話題そのものが主語になることも多いんだね。