動詞dreamの後ろは何がくる?前置詞で変わる意味とニュアンス
dreamは「夢を見る」という意味でよく知られている動詞ですが、dream ofやdream aboutのように後ろに続く前置詞によってニュアンスが変わることをご存じでしょうか。
また、dream upやdream onなど、意味が大きく変わる表現もあり、「dream=夢を見る」とだけ覚えていると、実際の英会話や英文で戸惑うことがあります。
この記事では、dreamの基本的な意味や過去形・発音から、前置詞による意味の違い、よく使われる文法パターン、日常会話で役立つ表現までを例文を交えながら分かりやすく解説します。
この記事を読み終えるころには、dreamを場面に合わせて自然に使い分けられるようになっているはずです。
dreamの基本を解説
dreamの動詞の意味
動詞のdreamは、「夢を見る」や「夢を思い描く」という意味で使われます。
寝ている間に見る夢だけでなく、「将来こうなりたい」「こんなことを実現したい」といった理想や目標を心に描く場合にも使えるのが特徴です。
同じ単語でも、現実に起きたことではなく、頭の中で思い浮かべている内容を表す点が共通しています。
そのため、日常会話では睡眠中の夢を話す場面でも、将来の希望を語る場面でも幅広く登場します。
また、dreamは後ろに続く前置詞によって意味やニュアンスが少し変わるため、単語だけで覚えるのではなく、よく使われる形ごと覚えておくと実際の会話でも使いやすくなります。
例文:
- I dreamed about my childhood last night.(昨夜、子どもの頃の夢を見ました。)
- He dreams of becoming a professional musician.(彼はプロのミュージシャンになることを夢見ています。)


そう、特に前置詞によってニュアンスが変わるから、一緒に覚えると使いやすくなるよ。
dreamの名詞の意味は
dreamは名詞としてもよく使われ、「夢」という意味になります。
この場合も、寝ている間に見る夢と、将来の夢や目標の両方を表せます。
どちらの意味になるかは文脈で自然に判断されるため、日本語の「夢」とよく似た感覚で使える単語です。
日常会話では「昨夜見た夢」の話題にも、「将来の夢は何ですか」という質問にも登場します。
また、「a dream come true(夢がかなう)」のような慣用表現にも使われることが多く、英語の基本語彙として覚えておくとさまざまな場面で役立ちます。
例文:
- I had a strange dream last night.(昨夜、不思議な夢を見ました。)
- Her dream is to become a pilot.(彼女の夢はパイロットになることです。)

名詞でも動詞でも同じdreamなんだね。
意味も意外と近い気がする。

「夢」という考え方は共通だから、文の中で名詞なのか動詞なのかを見分ければ大丈夫だよ。
dreamの過去形・過去分詞形
dreamの過去形・過去分詞形は、dreamedとdreamtの2つがあります。
どちらも正しい形ですが、dreamedはアメリカ英語でよく使われ、dreamtはイギリス英語で比較的よく見られます。
現在ではdreamedのほうが幅広く使われているため、英語学習ではまずこちらを覚えておけば十分です。
一方で、イギリス英語の小説やニュース、映画などではdreamtを見かけることもあります。
どちらが正しいという違いではなく、地域や書き手の好みによる違いなので、両方を知っておけば英文を読んだときにも戸惑わずに理解できます。
つまり、原形はdream、過去形はdreamedまたはdreamt、過去分詞形もdreamedまたはdreamtとなります。
例文:
- I dreamed about my old school.(私は母校の夢を見ました。)
- She has dreamed of this day for years.(彼女は何年もこの日を夢見てきました。)
- He dreamt that he could fly.(彼は空を飛べる夢を見ました。)

dreamedとdreamtの両方あると迷いそうだけど、普段はdreamedを使えばいいんだね。

どちらも正しいけれど、まずはdreamedを覚えておけば困る場面はほとんどないよ。
dreamの発音と読み方
dreamの発音記号は/driːm/です。
カタカナでは「ドリーム」と書かれることが多いですが、英語ではdrをひとまとまりで発音し、母音のeeを少し長めに伸ばすのがポイントです。
日本語の「ド・リーム」のように区切って発音すると少し日本語らしい響きになりやすいため、最初のdとrをなめらかにつなげることを意識すると、より自然な発音に近づきます。
dreamは日常会話でも頻繁に使われる基本単語なので、意味だけでなく正しい音も一緒に覚えておくと、聞き取りやスピーキングの両方で役立ちます。

カタカナだと「ドリーム」だけど、最初のdrを続けて言うのが意外と難しいわ。

そこを意識するだけでも英語らしい響きになるよ。
何度か声に出して慣れるのがおすすめだね。
動詞dreamと一緒に使う前置詞と意味の違い
dream of:将来の目標や「~を夢見る」(理想・願望)
dream ofは、「将来こうなりたい」「こんなことを実現したい」という理想や願望を表すときによく使われます。
単に頭の中で考えているというよりも、心の中で強く憧れたり、目標として思い描いたりしているニュアンスがあります。
進学や就職、旅行、マイホームなど、将来に関わる話題との相性がよく、英語では非常によく使われる表現です。
「いつか実現したい」という前向きな気持ちが含まれることが多く、自分の夢を語る場面だけでなく、誰かの長年の目標について話すときにも自然に使えます。
また、後ろには名詞だけでなく、動詞のing形を続けて「~することを夢見る」という形でも使われます。
この形は会話でも文章でも頻繁に登場するため、セットで覚えておくと表現の幅が広がります。
例文:
- I've always dreamed of living abroad.(私はずっと海外で暮らすことを夢見てきました。)
- We dreamed of a peaceful future.(私たちは平和な未来を夢見ていました。)

dream ofって、ただ「考えている」よりもいつか実現したい」って気持ちが強い感じなんだね。

憧れや目標を話すときには、まずdream ofを思い浮かべると自然だよ。
dream about:寝ている時に「~の夢を見る」(睡眠中の夢)
dream aboutは、寝ている間に見る夢の内容を話すときによく使われます。
「昨日○○の夢を見た」のように、夢に出てきた人や出来事、場所などを伝えたい場面では、この形が自然です。
一方で、dream aboutは睡眠中の夢だけでなく、「あることについて繰り返し考える」「頭の中で思い描く」という意味で使われることもあります。
ただし、この場合も「理想や目標」を表すならdream ofのほうが一般的です。
そのため、dream aboutは「夢や考えている内容」、dream ofは「実現したい願望」という違いを意識すると、場面に応じて使い分けやすくなります。
例文:
- She dreamed about flying over the ocean.(彼女は海の上を飛ぶ夢を見ました。)
- I keep dreaming about our vacation.(休暇のことをずっと思い描いています。)

dream aboutって寝ている夢だけに使うの?
旅行のことをずっと考えている場合はdream ofのほうが自然なのかな?

旅行を目標や憧れとして話すならdream ofが自然だけど、旅行のことを何度も思い浮かべているという意味ならdream aboutも使えるよ。
文脈で判断することが多いね。
その他のdreamと一緒に使う前置詞・副詞と意味
dream for:~を強く望む・「~のために夢を見る」
dream forは、「~を心から願う」「~のために大きな夢を抱く」という意味で使われることがあります。
ただし、dream ofやdream aboutほど一般的な表現ではありません。
特に、「子どもの将来を願う」「誰かの成功や幸せを願う」といった場面で見かけることがあります。
自分自身の夢を話す場合はdream ofが自然なことが多く、dream forは「誰かのために願う」という気持ちが伝わる場面で使われることが多い表現です。
そのため、英会話で見かける頻度は高くありませんが、意味を知っておくと英文を読んだときにも理解しやすくなります。
例文:
- Every parent dreams for their children's happiness.(親なら誰でも子どもの幸せを願います。)
- He dreams for his team's success.(彼はチームの成功を願っています。)

dream forってあるなら、dream ofの代わりにいつでも使ってもいいの?

そこは少し違うよ。
自分の夢を話すならdream ofのほうが一般的で、dream forは誰かの幸せや将来を願うような場面で使われることが多いんだ。
dream up:~を思いつく・(計画などを)「考案する」
dream upは、「思いつく」「考え出す」「考案する」という意味の句動詞です。
夢を見たという意味ではなく、新しいアイデアや計画を頭の中から生み出すイメージで使われます。
仕事で企画を考えたり、新しいサービスやゲームのアイデアを出したりするときにも使われる表現です。
また、「よくそんなことを思いついたね」というように、驚きや少し皮肉を込めて使われることもあります。
日常会話からビジネスまで幅広い場面で使える便利な句動詞なので、「dream=夢を見る」だけではない使い方として覚えておくと役立ちます。
例文:
- She dreamed up a new business idea.(彼女は新しいビジネスのアイデアを思いつきました。)
- They dreamed up a creative solution.(彼らは創造的な解決策を考え出しました。)

dream upって、本当に夢を見たわけじゃなくて「思いつく」って意味なんだ。

「頭の中からアイデアを生み出す」という意味で使われる句動詞なんだよ。
dream on:夢でも見てろ!・「そんなわけない」
dream onは、「夢でも見てろ」「そんなわけない」「あり得ないよ」と相手の考えを強く否定するときに使われる口語表現です。
ここでのonは前置詞として意味を加えているのではなく、dream on全体で一つの決まったフレーズになっています。
映画や海外ドラマでは、相手の期待や要求を軽く突き放すような場面でよく使われます。
冗談として言うこともありますが、言い方によっては冷たい印象や皮肉に聞こえることもあるため、親しい相手との軽いやり取り以外では使い方に注意が必要です。
単語を一つずつ訳すよりも、「そんなわけない」という決まり文句として覚えると自然に理解できます。
例文:
- You think I'll lend you my car? Dream on!(私が車を貸すと思う?夢でも見てろ!)
- If you think it'll be easy, dream on.(簡単だと思っているなら甘いよ。)
- Dream on if you expect me to do all the work.(私が全部やると思うなら夢でも見ていて。)

dream onって直訳すると変な感じだけど、一つの決まり文句なんだね。

単語ごとに訳すより、「そんなわけない」という決まり文句として覚えたほうが使いやすいよ。
動詞dreamの後ろに「that」や「動詞」がくるパターン
dream that +文章:「~という夢を見る/妄想する」
dreamの後ろには、that+文章を続けることもできます。
この形は、「~という夢を見た」「~ということを夢見た」という意味で、夢の内容を一つの文としてそのまま伝えたいときに使われます。
寝ている間に見た夢を詳しく説明するときによく使われますが、現実には起きていないことを空想したり、「そんなことが実現したらいいな」と想像したりする場面でも使われます。
また、日常会話ではthatが省略されることも珍しくありません。
そのため、英文を読むときにdream+文章の形を見かけても、「thatが省略されている」と考えると理解しやすくなります。
例文:
- I dreamed that I was flying.(私は空を飛んでいる夢を見ました。)
- She dreamed that she won the lottery.(彼女は宝くじに当たる夢を見ました。)
dreamのあとってthatじゃなくて文だけが続くこともあるけど、省略しても大丈夫?

うん、会話ではthatを省略することが多いよ。
ただ、文の形としては「dream that+文章」だから、その形を知っておくと英文も読みやすくなるね。
dream of +動詞ing:「~することを夢見る」
dream ofの後ろに動詞を続ける場合は、動詞の原形ではなくing形を使います。
これは「~することを夢見る」という意味を表す、英語で非常によく使われる形です。
前置詞ofの後ろには名詞が必要になるため、動詞を置きたい場合は動名詞(~ing)の形になります。
これはdreamだけに限らず、多くの前置詞に共通する文法ルールです。
将来の夢や目標を話す場面ではdream of doingが定番の形なので、文法として細かく考えるよりも、一つの表現として覚えてしまうほうが実際の会話では使いやすくなります。
例文:
- She dreams of becoming a doctor.(彼女は医者になることを夢見ています。)
- I've always dreamed of traveling around the world.(私はずっと世界一周を夢見てきました。)

前置詞のあとだからbecomeじゃなくてbecomingになるんだね。
dream of doingで覚えたほうが間違えなさそう。

他の前置詞でも同じルールが多いから、この形に慣れておくと英語全体が読みやすくなるよ。
例文で学ぶ実践編:動詞dreamを使った日常・ビジネス英語例文集
日常会話ですぐに使えるdreamの例文
dreamは日常会話でもよく使われる動詞です。
寝ている間に見た夢を話す場面だけでなく、「将来やってみたいこと」や「憧れていること」を話すときにも自然に使えます。
家族や友人との何気ない会話では、「昨日こんな夢を見たよ」と話したり、「いつか海外に住んでみたい」のように将来の希望を伝えたりする場面がよくあります。
どちらもdreamを使って表現できるため、前置詞の違いを意識しながら覚えておくと、実際の英会話でもそのまま応用しやすくなります。
例文:
- I dreamed about you last night.(昨夜、あなたの夢を見ました。)
- What did you dream about?(どんな夢を見たの?)
- I've always dreamed of visiting Paris.(私はずっとパリを訪れることを夢見ていました。)

夢の話って意外と英会話で出てきそうだね。
旅行や将来の話にもそのまま使えるんだ。

寝て見た夢も将来の夢も同じdreamだから、場面に合わせて前置詞や文の形を選べば自然に伝えられるよ。
ビジネスシーンや目標達成の面接で役立つ自然な表現
仕事や面接では、dreamを使って将来の目標やキャリアプランを話すことがあります。
ただし、「夢」という言葉でも子どもっぽい印象にはならず、長期的な目標や実現したいことを表す自然な表現として使えます。
特に面接では、「将来どのような仕事をしたいですか」「どんなキャリアを目指していますか」といった質問への答えとして使われることがあります。
夢を語るだけで終わらせるのではなく、その目標に向けて努力していることもあわせて伝えると、より前向きで説得力のある印象を与えられます。
例文
- I dream of starting my own company someday.(私はいつか自分の会社を立ち上げることを夢見ています。)
- She has always dreamed of working overseas.(彼女は以前から海外で働くことを夢見ています。)
- I've dreamed of this opportunity for years.(私は何年もこの機会を夢見てきました。)

面接でdreamを使うと、子どもの頃の夢を話す感じになるのかと思ってたわ。

そんなことはないね。
仕事では「将来実現したい目標」という意味で使われることも多いから、前向きな印象を与えられるよ。
ネイティブっぽい!スラング・俗語表現のdream
dreamは慣用表現にもよく使われます。
直訳だけでは意味が分かりにくいものもありますが、ネイティブが日常会話でよく使うフレーズなので、知っておくと英語を聞き取る力や表現の幅が広がります。
特に映画や海外ドラマでは、基本的な意味のdreamよりも慣用表現として耳にすることも少なくありません。
すべてを一度に覚える必要はありませんが、よく使われる表現から少しずつ身につけると、ネイティブらしい言い回しが理解しやすくなります。
例文:
- You think you'll become famous overnight? Dream on!(すぐに有名になれると思っているの?そんなわけないよ!)
- Winning the championship was a dream come true for the team.(優勝することは、そのチームにとって夢がかなった瞬間でした。)
- You think she'll choose you over him? In your dreams!(彼女が彼よりあなたを選ぶと思っているの?夢でも見てなよ!)

dreamって一つの単語なのに、決まり文句がたくさんあるんだね。
映画で聞いたことがある表現もあったわ。

基本の意味を覚えたら、こうした慣用表現も少しずつ増やしていくと、英語らしい言い回しがぐんと理解しやすくなるよ。
まとめ
dreamは、寝ている間に見る夢だけでなく、将来の夢や理想を表すときにも使われる基本動詞です。
ただし、dream ofは「夢や目標」、dream aboutは「夢の内容」や「~について思い描くこと」のように、前置詞によってニュアンスが変わります。
さらに、dream upやdream onのような句動詞や決まり文句もよく使われるため、単語だけでなく、よく使われる形ごと覚えることが大切です。
また、dream thatやdream of doingといった文法パターンも一緒に身につけると、英文を読んだり英会話をしたりするときに、より自然に理解できるようになります。
まずはdream ofやdream aboutのような基本表現から使い始め、自分の夢や目標、日常の出来事を英語で表現する練習をしてみてください。
単語の意味だけでなく、後ろに続く形まで意識することで、dreamをより自然に使えるようになります。

dreamって一つの単語なのに、前置詞や文の形でこんなに使い方が変わるんだね。
これからはセットで覚えたほうが使いやすそう。

その覚え方がおすすめだよ。
一つひとつの表現をそのまま身につけていけば、英会話でも自然に使えるようになるからね。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


dreamって「夢を見る」だけじゃなくて、「将来こうなりたい」っていう話にも使えるんだね。
後ろの言葉で意味が少し変わるのかな?