動詞「misbehave」の意味を徹底解説!日常会話での使い方までよくわかる
「misbehave」は、「行儀が悪い」「悪い振る舞いをする」「言うことを聞かない」という意味の動詞です。
特に子どもが騒いだり、親の言うことを聞かなかったりする場面でよく使われますが、犬や猫などのペット、さらにはパソコンや機械が「言うことを聞かない」「正常に動かない」という場面にも使えます。
また、似た表現のact upやbe bad、disobeyとは、何に焦点を置くかによって使い分けが変わります。
この記事では、misbehaveの基本的な意味から、日常会話での注意の仕方、子育てやペットに関する使い方、機械の不調を表す意外な用法まで、具体的な例文とともに詳しく解説します。
misbehaveの基本概念
misbehaveの動詞の意味
「misbehave」は、「行儀が悪い」「悪い振る舞いをする」「言うことを聞かない」という意味の動詞です。
特に、子どもが大人の言うことを聞かなかったり、騒いだり、ルールを守らなかったりする場面でよく使われます。
「mis-(間違って・悪く)」と「behave(振る舞う)」が組み合わさった単語なので、「悪く振る舞う」という構造になっており、単に「悪い」という性質よりも、実際の振る舞いに目を向けた表現です。
ただし、必ずしも重大な悪事を指すわけではありません。
子どものちょっとしたいたずらや、親の言うことを聞かない態度、公共の場で騒ぐといった比較的身近な行動にも使えます。
そのため、日常会話では「何か悪いことをした」というより、「その場でちゃんと振る舞わなかった」という感覚で捉えると分かりやすい表現です。
例文:
- The kids were misbehaving at the restaurant.(子どもたちはレストランで行儀悪くしていました。)
- Please don't misbehave while I'm away.(私がいない間、行儀悪くしないでください。)


そうだね、犯罪のような重大な悪事より、普段の態度や振る舞いの悪さを表すことが多いよ。
misbehaveの名詞形
「misbehave」の名詞形は「misbehavior」です。
「悪い行動」「行儀の悪さ」「不適切な振る舞い」といった意味で、misbehaveという行為そのものを名詞として扱いたいときに使います。
イギリス英語では「misbehaviour」という綴りも使われます。
動詞のように「誰かが悪く振る舞う」という動作ではなく、その行動自体を一つの事柄として扱えるのが違いです。
動詞の「misbehave」と名詞の「misbehavior」は形が似ているため、文章を書くときには品詞に注意が必要です。
「子どもが行儀悪く振る舞う」と言いたければ動詞のmisbehave、「子どもの行儀の悪さ」と言いたければ名詞のmisbehaviorを使います。
学校や家庭で問題になった行動について説明するときなど、具体的な「振る舞い」を話題にしたい場面で名詞形が使われます。
例文:
- His misbehavior caused problems in class.(彼の行儀の悪さが授業で問題を引き起こしました。)
- The teacher talked to the parents about the child's misbehavior.(先生はその子どもの行儀の悪さについて保護者と話しました。)

「misbehave」が「行儀が悪い」という動詞で、「misbehavior」になると「行儀の悪さ」というものとして扱えるんだね。

His misbehaviorのようにすると、「彼の悪い振る舞い」という形で話題にしやすくなるよ。
misbehaveの発音と読み方
「misbehave」は、カタカナでは「ミスビヘイヴ」に近い発音です。
発音記号は /ˌmɪsbɪˈheɪv/ で、最後の-haveの部分に強勢があります。
前半のmis-よりも後半の-behaveにアクセントを置くことを意識すると、英語らしいリズムに近づけやすくなります。
特に注意したいのは、behaveの部分です。
「ビハーブ」ではなく、heɪvの「ヘイヴ」に近い音になります。
また、mis-とbehaveを分けて「ミス・ビヘイヴ」と意識すると発音しやすくなります。
単語全体を一気に発音しようとするより、前半と後半のまとまりを意識してからつなげると覚えやすいでしょう。

「mis-」の部分だけ見ると「ミス」だから、misbehaveも「ミス・ビヘイヴ」と区切って覚えると発音しやすそう。

特に後半のbehaveを「ヘイブ」ではなく「ヘイヴ」に近づけると、かなり自然になるよ。
「行儀が悪い・言うことを聞かない」場面で使える基本表現
子どもがぐずった・騒いだときの定番フレーズ
子どもが騒いだり、走り回ったり、親の注意を聞かなかったりするとき、「misbehave」は非常に使いやすい表現です。
misbehaveだけで「悪いことをする」というより、「子どもらしくしてはいけない振る舞いをする」というニュアンスを出せます。
特定の一つの行動だけを指すのではなく、その場で問題になっている振る舞いをまとめて捉えられるのも便利なところです。
特に、親が子どもの行動について話す場面ではThe kids are misbehaving.やHe was misbehaving.のような進行形・過去進行形もよく使えます。
そのときの具体的な行動を問題にしていることが伝わりやすい表現です。
レストランや学校、買い物先など、子どもが普段とは違う困った振る舞いをしている場面で自然に使えます。
例文:
- The kids are misbehaving again.(子どもたちがまた騒いでいます。)
- My son was misbehaving at school today.(今日、息子は学校で行儀が悪かったです。)

子どもが泣いているだけでもmisbehaveになるの?

泣いていること自体より、騒いだり、周りに迷惑をかけたり、言うことを聞かなかったりしている場合に使うほうが自然だよ。
「行儀よくしなさい!」と叱るときの英語表現
子どもに「行儀よくしなさい」「悪さをしないで」と注意するときは、Don't misbehave.が基本的な言い方です。
短く直接的なので、親や先生が子どもに注意する場面で使えます。
具体的に何をするなと言わなくても、「今いる場所ではちゃんと振る舞ってほしい」という意図をまとめて伝えられる表現です。
また、Please don't misbehave.とすれば、Don't misbehave.より少し柔らかくなります。
外出前に「今日はちゃんとしていてね」と念を押すような場面でも使える表現です。
強く叱る場面だけでなく、これから起こりそうな行動をあらかじめ注意しておくときにも使えるため、家庭での会話に入りやすい言い方です。
例文:
- Don't misbehave at school.(学校で行儀悪くしないで。)
- Please don't misbehave while we're at the party.(パーティーでは行儀よくしていてね。)

Don't misbehave.は、かなり強く怒っているときだけの表現ではないんだね。

言い方や状況によっては、親が出かける前に子どもへ軽く注意するくらいでも使えるよ。
ペット(犬や猫)のいたずらにも使える「misbehave」
「misbehave」は人間だけに使う単語ではなく、犬や猫などのペットが「言うことを聞かない」「いたずらをする」ときにも使えます。
例えば、犬が家具を噛んだり、猫が決められた場所ではないところでいたずらをしたりする場面です。
人間の子どもについて使うときと同じように、ペットの具体的な一つの行動だけでなく、飼い主から見て困った振る舞い全体を指すことができます。
ペットについてThe dog is misbehaving.と言えば、その動物がその場で困った行動をしていることを表せます。
ペットを擬人化するような、日常的で親しみのある使い方です。
特に、飼い主がペットの行動を少し困ったものとして話したり、いたずらをしている様子を表現したりするときに使いやすいでしょう。
例文:
- The dog is misbehaving again.(その犬がまたいたずらしています。)
- Our cat misbehaved while we were away.(私たちが留守の間、うちの猫はいたずらをしました。)

犬にも使えるなら、「ちゃんとしなさい」ってペットに言うときにも使えそうだね。

特に飼い主がペットの困った行動を少し冗談っぽく話すときにも使いやすいよ。
意外な使い方:機械やパソコンが「不調・誤作動する」とき
「misbehave」は人や動物だけでなく、機械やコンピューターなどが「正常に動かない」「変な動きをする」という意味でも使われます。
この場合は、人やペットの「行儀の悪さ」とは違い、「期待どおりに動作しない」というニュアンスです。
操作したとおりに反応しなかったり、普段なら起こらない動作をしたりするときに、その状態を少しくだけた言い方で表せます。
My computer is misbehaving.なら、「私のパソコンが言うことを聞かない」「パソコンの調子がおかしい」といった意味になります。
技術的な故障を厳密に説明するというより、機械が普段と違う動きをして困っている状況を気軽に表現する言い方です。
原因が分からない段階で、とりあえず「なんだかおかしい」と伝えたいときにも使いやすい表現です。
例文:
- The printer has been misbehaving all morning.(そのプリンターは朝からずっと調子がおかしいです。)
- The washing machine started misbehaving after the power outage.(停電の後、洗濯機の調子がおかしくなりました。)

人やペットだけじゃなくて、パソコンにもmisbehaveって使えるの?

使えるよ、機械が期待どおりに動かないときに、まるで『言うことを聞かない』みたいに表現できるんだ。
misbehaveと他の「行儀が悪い」表現の使い分け
misbehaveとact up の違い:悪意があるか、一時的なぐずりか
misbehaveとact upはどちらも「困った行動をする」という意味で使われますが、act upは一時的に手に負えない状態になったり、いつもと違う困った行動をしたりする場面に向いています。
特に子どもが突然ぐずったり、普段は大人しい子がその場で騒ぎ出したりするときには、act upの持つ一時的なニュアンスが合いやすくなります。
一方のmisbehaveは、「行儀が悪い」「悪い振る舞いをする」という行動そのものに焦点があります。
act upには必ずしも「行儀が悪い」という道徳的なニュアンスがあるわけではなく、子どものぐずりや機械の不調にも幅広く使える点が特徴です。
どちらを使うか迷ったときは、行動の悪さそのものを問題にしているのか、それとも一時的に困った状態になったことを強調したいのかを見ると判断しやすくなります。
actの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The child started acting up in the supermarket.(その子はスーパーでぐずり始めました。)
- The child was misbehaving in class.(その子は授業中、行儀が悪かったです。)

子どもがその場で騒いだだけならact upで、行儀の悪さそのものを問題にするならmisbehave、という考え方でいいの?

そう、act upは一時的な困った行動に目が向きやすく、misbehaveは「ちゃんと振る舞わなかった」ことに焦点があるよ。
misbehaveとbe bad の違い:単なる行動か、人の性質か
misbehaveとbe badはどちらも子どもについて「悪い」と表現できますが、焦点が少し異なります。
misbehaveはそのときの振る舞いや行動に目が向いているのに対し、be badは文脈によって「悪い子である」「悪いことをする」と、より広く捉えられます。
そのため、misbehaveのほうが「何をしたか」という行動に焦点を置きやすい表現です。
子どもが今まさに騒いでいる場面ではYou're misbehaving.が自然です。
一方、親が子どもに「今日は悪い子だったね」と話すような場合にはYou were bad.のような言い方もできます。
ただし、badはかなり広い意味を持つため、具体的な「行儀の悪さ」を表したいならmisbehaveのほうが明確です。
行動だけを取り上げたいのか、その人を広く「悪い」と評価しているのかで、受ける印象も変わります。
例文:
- You were misbehaving during dinner.(夕食中、行儀が悪かったですよ。)
- Don't be bad while I'm gone.(私がいない間、悪さをしないでね。)

be badだと、行動だけじゃなくて『悪い子』みたいな言い方にも聞こえるんだね。

具体的にどんな振る舞いが問題なのかを意識するなら、misbehaveのほうがピンポイントだよ。
misbehaveとdisobeyの違い:マナーや行儀の悪さか、指示や命令への反抗か
misbehaveとdisobeyは、どちらも子どもについて使われやすい単語ですが、注目する部分が違います。
misbehaveは「行儀悪く振る舞うこと」に重点があり、disobeyは「人からの命令や指示、ルールなどに従わないこと」を表します。
つまり、前者では実際の振る舞いそのものが問題になり、後者では「何かに従わなかった」という関係が重要になります。
例えば、子どもがレストランで大声を出しているならmisbehaveが使えます。
親から「座っていなさい」と言われたのに、その指示に従わなかったことを強調するならdisobeyが適しています。
同じ出来事でも、どこに焦点を置くかによって単語が変わります。行動を見て「行儀が悪い」と捉えるのか、指示を受けたうえで「従わなかった」と捉えるのかが使い分けのポイントです。
例文:
- The children were misbehaving at the restaurant.(子どもたちはレストランで行儀悪くしていました。)
- He disobeyed his parents and went outside alone.(彼は両親の言うことに逆らって、一人で外に出ました。)

「騒いだ」ことを問題にするならmisbehaveで、「言われたことを無視した」ならdisobeyに近づくわけか。

その捉え方でかなり使い分けやすくなるよ。
行動そのものを見るか、指示に従わなかったことを見るかの違いだね。
海外ドラマや日常会話でよく聞く「misbehave」のリアルな例文
家庭や子育てシーンでのリアルな会話例
家庭では、misbehaveは親が子どもの行動を注意したり、あとからその日の出来事を話したりするときによく使えます。
特にDon't misbehave.のような命令文だけでなく、He was misbehaving.のように第三者の行動について話す形も自然です。
子どもがどのように振る舞ったのかを細かく説明する代わりに、「行儀が悪かった」という一言でその場の様子をまとめて伝えられます。
海外ドラマなどでも、子どもが親の目を離した隙にいたずらをしたり、外出先で騒いだりする場面では使いやすい単語です。
深刻な問題行動というより、「また悪さしてる」という程度の軽い文脈でも登場します。
家庭内の注意では、必ずしも厳しく叱る場面だけに限らず、これから気をつけるよう軽く釘を刺すような使い方もできます。
例文:
- A:Why is Emma crying?(エマはどうして泣いているの?)
- B: She was misbehaving, so I told her to sit down.(行儀が悪かったから、座るように言ったんだ。)
- Don't misbehave while we're shopping.(買い物中に悪さしないでね。)
- A: Did the kids behave well at Grandma's house?(子どもたち、おばあちゃんの家ではちゃんとしてた?)
- B: Not really. They misbehaved quite a bit.(あまりね。けっこう行儀が悪かったよ。)

こういう親子のやり取りなら、misbehaveがかなり日常的に出てきそう。

特に子どもに対して使うときは、深刻な非行というより「ちゃんとしてね」という場面でもよく使われるよ。
大人に対して「羽目を外す・不適切に振る舞う」と使う場合
misbehaveは子ども専用の表現ではなく、大人の行動についても使えます。
ただし、大人に対して使う場合は「行儀が悪い」「不適切に振る舞う」という意味合いが強くなり、文脈によっては少し批判的に聞こえることがあります。
子どもについて使うときのような「悪さをする」という軽い響きだけでなく、大人としてその場にふさわしくない行動を取ったという評価につながる場合もあります。
また、友人同士で「昨日ちょっと羽目を外した」という軽い話をするときにも使えます。
大人の行動では、フォーマルな場での不適切な振る舞いから、飲み会などで少し騒ぎすぎたような場面まで、文脈によって幅があります。
そのため、話し手が深刻な非難として使っているのか、親しい相手に対して冗談めかして使っているのかは、周囲の状況や言い方から判断する必要があります。
例文:
- The guests started misbehaving after midnight.(その客たちは深夜になってから騒ぎ始めました。)
- We had a few drinks and misbehaved a little.(少しお酒を飲んで、ちょっと羽目を外しました。)
- He was asked to leave because he was misbehaving.(彼は行儀の悪い振る舞いをしていたため、退場を求められました。)

大人に使うと、「子どもみたいに悪さをする」という少しからかう感じにもできそうだね。

友人同士なら軽く言えるけれど、職場などでは「不適切な行動をした」という批判的な響きになることもあるよ。
まとめ
「misbehave」は、「行儀が悪い」「悪い振る舞いをする」「言うことを聞かない」という意味の動詞です。
特に子どもに対して使われることが多く、Don't misbehave.なら「行儀よくしなさい」「悪さをしないで」という注意になります。
misbehaviorという名詞形では、「行儀の悪さ」「悪い振る舞い」という意味になります。
使える対象は人だけではありません。犬や猫などのペットがいたずらをするときにも使えますし、My computer is misbehaving.のように、パソコンや機械が正常に動かないときにも使えます。
機械を人のように捉えて、「言うことを聞かない」と表現する感覚です。
似た表現では、act upは一時的に困った状態になったこと、be badはより広く「悪い」ということ、disobeyは指示や命令に従わないことに焦点があります。
「行動そのものが行儀悪い」と言いたいときにmisbehaveを選ぶと、意味を伝えやすくなります。
日常会話では、子どもやペットの困った振る舞いについて話すときに特に使いやすい単語です。
「悪い人・悪い子だ」と性質を決めつけるのではなく、そのときの振る舞いに焦点を置けるため、具体的な行動をやんわり問題にするときにも向いています。

misbehaveって子どもの「行儀が悪い」だけ覚えておけばいいと思ってたけど、ペットや機械にも使えるのが意外だったわ。

「ちゃんと振る舞わず、困った状態になる」という感覚を持っておくと、いろいろな場面で意味をつかみやすくなるよ。
misbehaveの対義語のbehaveの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
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「悪いことをする」というより、「その場でちゃんと振る舞わない」という意味に近いのかな?