動詞multiplyの使い方徹底解説!掛け算の「かける」から「急増する」まで丸わかり
英語のmultiplyは、「掛ける」という数学の意味だけでなく、「増やす」「増える」「増殖する」といった意味でも使われる動詞です。
特に「何倍にもする・何倍にもなる」という感覚を持っているため、掛け算の計算から、売上や人口が大きく増える場面、細胞や細菌が増殖する場面まで幅広く使われます。
また、数学で「〇×〇=〇」と言うときにはmultiplyとbyの組み合わせが登場し、timesを使った表現との違いも知っておくと、実際の会話で迷いにくくなります。
さらに、multiplyは「〜を増やす」と「〜が増える」の両方で使えるため、他動詞・自動詞の違いにも注目したいところです。
この記事では、multiplyの基本的な意味や発音から、掛け算での使い方、byやtimesとの関係、ビジネスやニュースで使われる「急増する」という意味まで、具体例を交えながら分かりやすく解説します。
multiplyの基本を解説
multiplyの動詞の意味
multiplyは、基本的に「掛ける」「増やす」「増える」「増殖する」といった意味を持つ動詞です。
数学では「ある数に別の数を掛ける」という意味で使われますが、日常的な文脈では、物事の数や量がどんどん増えていくことを表す場合もあります。
計算の「掛ける」と、数量が「増える」という一見違った意味がありますが、どちらも「数や量が何倍にもなる」という感覚でつながっています。
特に「何倍にもなる」という感覚を含みやすいのが特徴で、単に少し増えるというより、数や規模が大きくなっていく場面で使われます。
文脈によって「増やす」と「増える」のどちらにもなるため、主語が何をしているのかを確認すると意味を取りやすくなります。
数学以外では、売上や人口、問題、リスクなどが大きくなっていく場面や、細胞・細菌などが増殖する場面で使われます。
例文:
- Multiply six by three to get eighteen.(6に3を掛けると18になります。)
- The number of problems multiplied over time.(時間とともに問題の数が増えていきました。)
- Bacteria can multiply quickly.(細菌は急速に増殖することがあります。)


数が何倍にもなったり、細胞などが増殖したりする場面でもよく使われるよ。
multiplyの名詞形は?
multiplyの名詞形として覚えておきたいのは、multiplicationです。
「掛け算」「乗算」という意味があり、数学の計算方法について話すときに使われます。
また、「増加」「増殖」という意味で使われることもあります。
動詞のmultiplyが具体的な動きや変化を表すのに対して、multiplicationはその計算や増加という事柄そのものを指す名詞です。
動詞のmultiplyが「掛ける・増やす・増える」という動きを表すのに対して、multiplicationはその「掛け算」や「増殖」という現象そのものを表します。
数学ではaddition(足し算)、subtraction(引き算)、multiplication(掛け算)、division(割り算)という形で並べて覚えると分かりやすくなります。
学校の数学や計算方法を説明する場面では、特にmultiplicationという名詞がよく登場します。
例文:
- We learned multiplication at school.(私たちは学校で掛け算を習いました。)
- The rapid multiplication of cells can be observed.(細胞の急速な増殖を観察できます。)

multiplyとmultiplicationって、動詞と名詞の関係なんだね。

「掛ける」という動作ならmultiply、「掛け算」という計算方法ならmultiplicationと考えると使い分けやすいよ。
multiplyの発音と読み方
multiplyの発音は「マルティプライ」に近く、発音記号では/ˈmʌltɪplaɪ/と表します。
最初のmul-に強勢があり、最後の-plyは「プライ」に近い音になります。
単語の途中には複数の音が続くため、日本語のカタカナのように一音ずつ区切るより、まとまりを意識して発音すると英語らしく聞こえやすくなります。
カタカナで「マルチプライ」と覚えても大きく外れませんが、日本語の「マルチ」のように平坦に発音するより、最初の音節をやや強くするのがポイントです。
最後の-plyは「プリー」ではなく、「プライ」と二重母音になることにも注意しましょう。
また、数学で頻繁に使われる単語なので、発音だけでなく、multiply byというまとまりで音に慣れておくと実際の会話でも聞き取りやすくなります。

「multiply」って、最後は「プリー」じゃなくて「プライ」なんだ。

最後を「プライ」と意識すると、英語の音にかなり近づくよ。
英語で「掛け算」を言うときのmultiplyの使い方
「〇×〇=〇」を英語で言う基本ルールと例文
英語で掛け算を説明するときは、multiply A by Bという形が基本です。
「AにBを掛ける」という意味で、例えば「3×4=12」はMultiply three by four, and you get twelve.のように表現できます。
ここでは、前に置かれた数に後ろの数を掛けるという関係になっているため、数字の順番にも注意が必要です。
また、計算式を読み上げる場合には、Three multiplied by four equals twelve.のように受動態の形もよく使われます。
この場合は「3に4を掛けると12になる」という意味です。計算問題だけでなく、数学の説明や授業などでも使われるため、「掛け算をする」という動作と「掛け算の式を読み上げる」という場面の両方で使える形として覚えておくと便利です。
例文:
- Multiply seven by eight.(7に8を掛けてください。)
- What do you get if you multiply six by five?(6に5を掛けるといくつになりますか?)
- Nine multiplied by two gives eighteen.(9に2を掛けると18になります。)

「3×4」を言うなら、multiply three by fourでもいいんだね。

式をそのまま読み上げるなら、three multiplied by fourという言い方も自然だよ。
multiplyとbyの関係!なぜbyを使うのか?
multiply A by Bのbyは、「Aに対してBという倍率・数を掛ける」という関係を示しています。
つまり、multiply three by fourなら「3を4倍する」「3に4を掛ける」という意味になります。
ここではbyの後ろに来る数字が、どの数を掛けるのかを示しているため、multiplyとbyをセットで捉えると構造が分かりやすくなります。
ここでのbyは、「〜によって」という一般的な意味とは少し違い、どの数を掛けるのかを示す役割を持っています。
そのため、multiplyを使って具体的な掛け算を表す場合には、multiply A by Bという形をひとかたまりで覚えておくと便利です。
数学だけでなく、「何かを2倍、3倍にする」といった話にも使えるため、数字以外の数量を扱う場面でも応用できます。
例文:
- Multiply the price by two.(価格を2倍にしてください。)
- If you multiply five by six, you get thirty.(5に6を掛けると30になります。)

「multiply A by B」で、AにBを掛けるって決まってるんだね。

数学以外でも「何倍にする」という話になると、この形がそのまま使えるよ。
multiplyとtimesの違い:どちらを使うのが自然?
掛け算を表すとき、multiplyだけでなくtimesもよく使われます。
例えば、「3×4=12」は、Three times four is twelve.のように言えます。
会話の中で計算式を簡単に読み上げるなら、timesはかなり自然な表現です。
特に、計算式を口頭で確認したり、簡単な数字の計算を伝えたりするときには、短く言えるtimesが使いやすくなります。
一方、multiplyは「掛ける」という動作を説明したり、計算方法について話したりするときに向いています。
three times fourは式そのものを読む感覚、multiply three by fourは「3に4を掛ける」という計算操作を表す感覚に近いと考えると区別しやすくなります。
どちらが正しいというより、式を読むのか、計算の操作を説明するのかによって自然な表現が変わります。
例文:
- Five times six is thirty.(5かける6は30です。)
- Eight times seven equals fifty-six.(8かける7は56です。)
- You can multiply ten by four to get forty.(40を出すには10に4を掛ければよいです。)

「multiplyとtimesって、結局どっちを使えばいいの?

式をそのまま読むならtimes、計算する動作を説明するならmultiplyが使いやすいよ。
場面によって選び分けると自然だね。
「急増する」「増やす」を表すときの具体例とニュアンス
ビジネスやニュースで頻出する「掛け算的な激増」の表現
multiplyは、数字を実際に掛け算するときだけでなく、売上やコスト、問題、影響などが大きく増える場面でも使われます。
この場合は「単純に増える」というより、増加が重なって規模が大きくなるイメージがあります。
特に、ある出来事をきっかけとして影響が広がり、結果的に大きな規模になるような話題では、この「掛け算的な増加」という感覚が合います。
特にmultiply the effect(効果を増幅する)、multiply the risk(リスクを増大させる)のように、何かを「何倍にもする」という表現で使われることがあります。
ビジネスやニュースでは、数字そのものだけでなく、影響やリスクなど目に見えないものにも使えるのがポイントです。
単に「増えた」と伝えるより、増加によって規模や影響がさらに大きくなったことを意識させる表現になります。
例文
- The new system could multiply our productivity.(新しいシステムによって生産性が大幅に高まる可能性があります。)
- The problem may multiply the risks for the company.(その問題によって会社のリスクが大きくなる可能性があります。)

「売上」みたいな数字だけじゃなくて、riskみたいなものにも使えるんだ。

「何かが重なって影響が大きくなる」という場面なら、数字以外にも使えるよ。
「繁殖する・増殖する」の意味で使うmultiply(細胞・細菌・動物)
multiplyには、生物や細胞などが「増殖する」「繁殖する」という意味もあります。
細胞が分裂して数を増やしたり、細菌が増えたりするような場面では、単なるincreaseよりも「数が次々と増えていく」という動きが伝わります。
もともとの「数を何倍にもする」というイメージが、生物の数が増えていく場面にもつながっています。
この用法では、主語そのものが増えていくため、multiplyを自動詞として使います。
科学や医学の話だけでなく、動物が繁殖して数を増やす場面などにも使われる表現です。
特に、短期間で数が大きく増えるような場面では、multiplyの持つ「増殖」のイメージが伝わりやすくなります。
例文:
- Bacteria can multiply quickly in warm conditions.(細菌は暖かい環境では急速に増殖することがあります。)
- The cells began to multiply rapidly.(細胞が急速に増殖し始めました。)

細胞や細菌なら「増殖する」という日本語がかなりしっくりくるね。

数がどんどん増えていく生物の動きを表すときにぴったりだよ。
「〜を増やす」と「〜が増える」両方で使える自動詞・他動詞のポイント
multiplyは、使い方によって「〜を増やす」という他動詞にも、「〜が増える」という自動詞にもなります。
multiply Aなら「Aを増やす・何倍にもする」、主語だけでA multipliesとすれば「Aが増える・増殖する」という意味になります。
どちらも「数や規模が大きくなる」という共通した感覚を持っていますが、文の中で増加を起こす側と、増加する側のどちらに焦点を置くかが異なります。
この違いは、後ろに目的語があるかどうかを見ると判断しやすくなります。
特に「リスクを増やす」「効果を増幅する」のように対象を直接増やす場合は他動詞、「細菌が増殖する」「問題が増える」のように主語自身が増える場合は自動詞として使われます。
英文を読むときも、multiplyの直後に名詞が置かれているかを見ると、意味を取り違えにくくなります。
例文:
- The new technology multiplies the company's efficiency.(新しい技術が会社の効率を大幅に高めます。)
- Problems can multiply over time.(問題は時間とともに増えていくことがあります。)

「何を増やすのか」が後ろにあれば他動詞、と考えると見分けやすいね。

その見方で大丈夫だよ。
主語自身が増えているなら、目的語なしのmultiplyになることが多いね。
multiplyとincreaseの違い:「増えるスピードと倍率」
increaseも「増える」「増やす」という意味ですが、multiplyには「何倍にもなる」という感覚がより強くあります。
increaseは数量や価格、人口などが単純に増加する場合にも広く使えますが、multiplyは増加が大きくなったり、同じものが次々と増えたりする場面と相性がよい表現です。
増加の事実だけを伝えるならincreaseが使いやすく、増えた結果として規模が大きくなったことまで意識させたい場合にはmultiplyが合います。
例えば、価格が10%上がったという場合ならincreaseが自然ですが、ある問題が次々に発生して規模が大きくなっていく場合にはmultiplyが使えます。
ただし、multiplyが必ず「急増」を意味するわけではなく、文脈によっては単に「増える」「増殖する」という意味になる点には注意が必要です。
増加率そのものよりも、「何倍にもなる」「次々に増える」という感覚があるかどうかを見ると、両者の違いをつかみやすくなります。
increaseの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The population increased by 10 percent.(人口は10%増加しました。)
- Small problems can multiply quickly.(小さな問題はすぐに増えていくことがあります。)

increaseは広く「増える」、multiplyは「増え方が大きい」ときに選びやすいんだね。

特に「何倍にもなる」「次々と増える」というニュアンスがあるかを見ると判断しやすいよ。
ビジネスや日常会話で使える実践例文集
算数やデータ分析で使う計算の例文
multiplyは、数学の基本的な計算だけでなく、データ分析や数値を扱う場面でも使えます。
「数値を2倍する」「ある金額に一定の倍率を掛ける」といった操作を説明するときに便利です。
特定の数字を別の数字で処理するという場面では、multiply A by Bという形がそのまま使えるため、実務的な数値の説明にもつながります。
日常会話ではtimesを使って簡単に式を読むことも多い一方、計算方法やデータ処理について説明するときにはmultiplyが使いやすくなります。
特にmultiply A by Bという形を覚えておくと、数字を扱う英文を作りやすくなります。
計算そのものだけでなく、表やデータの数値を一定の倍率で変換するような場面でも、この表現の感覚をそのまま利用できます。
例文:
- Multiply the number by three.(その数を3倍してください。)
- We need to multiply the result by 100.(その結果に100を掛ける必要があります。)
- If you multiply 20 by five, you get 100.(20に5を掛けると100になります。)

仕事で数字を扱うときにも、そのまま使えそうだね。

特に「この数字を2倍する」みたいな指示では、multiplyがかなり使いやすいよ。
売上・人口・リスクなどが「急増する」ときの例文
multiplyは、売上や人口のような数値だけでなく、リスクや問題、影響などが大きくなる場合にも使えます。
単純な増加を表すincreaseと比べて、「増加が重なって規模が大きくなる」「何倍にもなる」というイメージを持たせやすい表現です。
特に、短期間で数や影響が大きく膨らんだり、一つの出来事から複数の問題が派生したりするような場面では、multiplyの感覚が合いやすくなります。
ニュースやビジネスの記事では、何かをきっかけに問題やリスクが一気に広がる場面でmultiplyが使われることがあります。
また、主語が増えていく場合には自動詞、何かを増大させる場合には他動詞になるため、文の形にも注目すると意味をつかみやすくなります。
数字の増加だけに限定せず、「影響が広がって大きくなる」という場面まで含めて覚えておくと、実際の記事でも意味を取りやすくなります。
例文:
- Online sales multiplied during the holiday season.(休暇シーズンにオンライン販売が大幅に増加しました。)
- The city's population has multiplied over the past fifty years.(その都市の人口は過去50年間で何倍にも増えました。)
- The accident could multiply the risks for other drivers.(その事故によって他の運転者にとってのリスクが大きくなる可能性があります。)

こうして見ると、multiplyは「ただ増えた」というより、増え方が大きかった場面で使うとイメージしやすいね。

掛け算の「何倍にもする」という感覚を残しておくと、数学以外のmultiplyもつながって見えてくるよ。
まとめ
multiplyは、まず数学で「〜を掛ける」という意味を持つ動詞として覚えると分かりやすい単語です。
multiply A by Bで「AにBを掛ける」となり、掛け算の式を読む場合にはtimesも使えます。
multiplyとtimesはどちらか一方が正しいというわけではなく、式をそのまま読むのか、計算する動作を説明するのかによって使いやすい表現が変わります。
そこから意味を広げると、multiplyは「何倍にもする」「何倍にもなる」という感覚で、売上や人口、問題、リスクなどが大きく増える場面にも使えます。
さらに、細胞や細菌などが増殖する場合にもmultiplyが使われます。単純な「増える」を広く表すincreaseに対して、multiplyには「何倍にもなる」「次々と増える」といったニュアンスが出やすいのが特徴です。
また、multiply Aなら「Aを増やす・何倍にもする」という他動詞、A multipliesなら「Aが増える・増殖する」という自動詞になる点も押さえておきたいポイントです。
「掛ける」と「増える」は別々の意味に見えますが、どちらも「数や量が何倍にもなる」という感覚からつながっています。

最初はmultiplyって「掛け算の単語」というイメージだったけど、そこから「何倍にも増える」につながってるんだね。

その中心の感覚が分かると、数学以外でmultiplyが出てきても意味を想像しやすくなるよ。
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multiplyって「掛ける」だけじゃなくて、普通に「増える」みたいな意味でも使えるんだね。