respondの意味をマスター!初心者でも間違えない使い方のコツ
英語で「返事をする」「対応する」と言いたいとき、respond という動詞を見聞きしたことがある人は多いでしょう。
日常会話ではもちろん、ビジネス英語やニュース、医療分野などでも頻出するため、正しい意味と使い分けを理解しておくことが重要です。
一方で、「answer や reply との違いは?」「to は必ず必要?」といった疑問を持つ初心者も少なくありません。
本記事では、respond の基本的な意味から似た単語との違い、実践的な例文までを体系的に整理し、初心者でも迷わず使えるよう解説します。
respondの基本情報
respondの動詞の意味
respond は動詞で、「質問・連絡・出来事などに対して返事をする/対応する/反応する」という意味を表します。
英語では非常に汎用性が高く、単なる会話の返事だけでなく、クレーム・要望・問題・出来事など、幅広い対象に対して使われます。
また respond は「どう返すか」よりも、「何かを受け取ったうえで応じる」というプロセス全体に焦点がある動詞です。
そのため、言葉による返答だけでなく、行動・態度・処置なども含めて表現できます。
特にフォーマルな文脈では、「責任を持って対応する」というニュアンスを帯びやすいのが特徴です。
例文:
- She responded to my question quickly.(彼女は私の質問にすぐに答えた。)


何かを受けて、それに対してどう動いたかまで含められるからね。
respondの名詞の意味
respond 自体は名詞としては使われず、名詞形は response になります。
response は「返答」「反応」「対応」を意味し、特にビジネス・公的文書・医療・学術分野などで頻繁に使われます。
response は、感情的なリアクションよりも、内容や結果に重きを置いた「落ち着いた返答・反応」を表すことが多く、「どのような対応が示されたか」を客観的に述べる際に適しています。
そのため、フォーマルな文章では answer より response が選ばれるケースも少なくありません。
例文:
- His response was very polite.(彼の返答はとても丁寧だった。)

response って、ちょっと堅い感じがするわ。

公式な場面や文章では、その堅さがちょうどいいんだよ。
respondの発音と読み方
respond の発音は /rɪˈspɑːnd/(米音)で、アクセントは後半の -spond に置かれます。
日本語の感覚で「リ・スポンド」と平坦に読んでしまうと不自然になりやすいため、re-SPOND のように後ろを強く意識するのがポイントです。
また、会話では語尾の d の音が弱くなり、「リスポーン(ド)」のように聞こえることもあります。
聞き取りでは、語頭の re- よりも、強く発音される -spond を目印にすると理解しやすくなります。

発音がちょっと難しい単語だわ。

アクセント位置を覚えるだけで、かなり自然に聞こえるよ。
respondの主要な意味と正しい使い方
基本は「respond to」!後ろに来る言葉(人・質問・要求)
respond は自動詞のため、後ろに目的語を直接置くことはできません。
必ず respond to + 名詞 の形を取り、「何に対して応じるのか」を明確に示します。
to の後ろには、人・質問・意見・メール・要求・クレームなど、非常に幅広い対象が来ます。
特に初心者が間違えやすいのが respond my email のように to を省略してしまう使い方ですが、これは文法的に誤りです。
respond を使うときは、「反応の矢印は to でつなぐ」と意識するとミスを防げます。
例文:
- Please respond to this email by tomorrow.(このメールには明日までに返信してください。)

respond の後ろって、やっぱり to が必要なんだね。

そう、何に向けた応答かを示すのが to の役割なんだ。
返信する・回答する:フォーマルな「お返事」
respond は、公式な連絡やビジネスの場面で使われる「丁寧で客観的な返事」を表します。
個人的な感情を前面に出すというよりも、「必要な情報や対応をきちんと返す」というニュアンスが強いのが特徴です。
そのため、顧客対応・問い合わせ・苦情処理などでは respond がよく選ばれます。
reply よりも形式ばっており、「責任ある立場としての返答」を示したいときに適しています。
例文:
- The company responded to the customer’s complaint.(その会社は顧客の苦情に対応した。)

ビジネスだと respond のほうが安心感があるわ。

ちゃんと対応してる印象を与えられるからね。
対応する・処置する:事態に対するアクション
respond は、問題や出来事に対して実際に行動を起こすという意味でも使われます。
この場合、言葉による返答よりも「どう対処したか」「どんな行動を取ったか」に焦点があります。
ニュースや公的な発表では、「政府・企業・組織が状況にどう動いたか」を表す定番表現として respond が使われます。
単なる反応ではなく、意図的で計画的なアクションを含む点がポイントです。
例文:
- The government responded to the crisis immediately.(政府はその危機に即座に対応した。)

行動まで含められるのが respond なんだね。

そう、だからニュース記事でよく見るんだ。
(薬や治療が)効く・反応する:医学的なニュアンス
医療・健康分野では、respond は「薬や治療に効果が出る」「体が反応を示す」という意味で使われます。
この用法では、人ではなく患者の体や症状が主語になるのが特徴です。
特に respond well / respond poorly の形で、「効果があったかどうか」を評価する表現として頻出します。
医学論文や医師の説明など、専門的な文脈でもよく使われる重要な用法です。
例文:
- The patient responded well to the treatment.(患者はその治療によく反応した。)

医療系の記事で respond が多い理由が分かったわ。

効果を客観的に言える便利な動詞だからね。
respondと似た意味を持つ英単語との違い
respondとanswer:日常会話とフォーマルの差
answer は「質問に答える」「電話に出る」など、日常会話で最もよく使われる基本動詞です。
答えの内容そのものに焦点があり、カジュアルで直接的な響きを持ちます。
一方 respond は、質問だけでなく、意見・要求・状況など幅広い対象に対して使え、よりフォーマルで客観的な印象があります。
また answer は「正解・不正解がある問い」に使われやすいのに対し、respond は「何らかの働きかけに対してどう応じたか」というプロセス全体を表します。
そのため、公式文書やビジネスシーンでは respond のほうが適切になることが多いです。
例文:
- He answered the phone immediately.(彼はすぐに電話に出た。)

電話とか質問なら answer が自然なんだね。

うん、状況全体への対応を言いたいなら respond が合うよ。
respondとreply:メールやSNSでの使い分け
reply は「返事を書く・返信する」という意味で、メール・チャット・SNSなど、やり取りの形式がはっきりしている場面でよく使われます。
比較的カジュアルで、個人的なコミュニケーションとの相性が良い動詞です。
一方 respond は、返信という行為だけでなく、「内容を確認し、適切に対応する」というニュアンスを含みます。
そのため、ビジネスメールや公式アナウンスでは reply より respond が選ばれやすくなります。
例文:
- She replied to my message quickly.(彼女は私のメッセージにすぐ返信した。)

SNSなら reply で十分そう。

respond は、もう少し堅い場面向きだからね。
respondとreact:意図的な「応答」か、反射的な「反応」か
react は、感情・刺激・出来事に対する即時的・本能的な反応を表します。
驚く、怒る、笑うなど、考える前に出る反応を表すのが react の特徴です。
一方 respond は、状況を理解したうえで取る意図的・理性的な応答を指します。
そのため、ビジネスや公的な文脈では「感情的に反応した」のではなく、「冷静に対応した」ことを示すために respond が使われます。
例文:
- He reacted angrily to the news.(彼はそのニュースに怒って反応した。)

感情が先に出るなら react なんだ。

そう、考えて対応するなら respond がぴったりだよ。
実践で役立つ!respondのシチュエーション別例文集
日常会話:友達や同僚への「素早い反応」に使えるフレーズ
日常会話では respond はやや丁寧で落ち着いた響きを持ちますが、「無視しなかった」「反応は示した」という事実を客観的に伝えたいときに便利です。
特に、返事のスピードや有無を話題にする場面でよく使われます。
また、感情的なニュアンスが少ないため、軽い不満や状況説明にも向いています。
「遅かった」「来なかった」という事実を淡々と伝えたい場合に自然です。
例文:
- He didn’t respond to my text.(彼は私のメッセージに返事をしなかった。)
- She responded right away when I called her.(私が電話したら、彼女はすぐに応答した。)
- He hasn’t responded to my message yet.(彼はまだ私のメッセージに返事をしていない。)

返事が来てない状況を言うのにも使えるんだ。

感情を入れずに状況だけ伝えられるからね。
ビジネス英語:信頼を勝ち取る「お問い合わせへの回答」
ビジネス英語では respond は、「問い合わせ内容を確認し、適切に対応する」という一連の姿勢を示す重要な動詞です。
単に返事をするだけでなく、「責任を持って処理する」という印象を与えられます。
そのため、企業のメール文面や自動返信、公式案内では respond を使った定型表現が多く見られます。
スピードや誠実さを強調したい場合にも効果的です。
例文:
- We will respond to your inquiry within 24 hours.(24時間以内にお問い合わせに回答いたします。)
- Thank you for contacting us. We will respond shortly.(お問い合わせありがとうございます。まもなくご連絡いたします。)
- Our team has responded to all customer requests.(当社のチームはすべての顧客からの要望に対応しました。)

会社のサイトでよく見る表現だわ。

定番だけど、それだけ信頼感がある言い回しなんだ。
まとめ
respond は respond to + 名詞 の形で使うのが基本で、「返事をする」「対応する」「反応する」といった意味を幅広くカバーできる動詞です。
answer や reply はカジュアルな返答、react は感情的・反射的な反応を表すのに対し、respond は状況を受け止めたうえでの意図的な対応を示します。
そのため、日常会話からビジネス、医療分野まで幅広く活躍します。

respond って、思った以上に使える場面が多いんだね。

to を忘れずに使い分けられれば、かなり自然な英語になるよ。


respond って、ただ「答える」より広い意味なんだね。