英語「overflow」の動詞の意味は?「あふれさせる」と「あふれる」の両方を解説
overflowは「中に収まりきらず、外へあふれる」というイメージを持つ動詞です。
水や液体があふれる場面だけでなく、人や物で場所がいっぱいになる場合や、喜び・愛情などの感情が満ちあふれる場合にも使えます。
さらに、自動詞の「overflow(あふれる)」と他動詞の「overflow A(Aをあふれさせる)」の両方があるため、文の形によって意味を見分けることも大切です。
この記事では、overflowの動詞・名詞としての基本的な意味から、過去形・過去分詞形、発音まで整理します。
そのうえで、自動詞と他動詞の使い方、overflow withやoverflow into the streetsなどの組み合わせ、flood・spill・run overとの違いも取り上げます。
「あふれる」という共通したイメージを押さえながら、overflowが実際の英文でどのように使われるのかを確認していきましょう。
overflowの基本情報をチェック
overflowの動詞の意味
overflowは、液体や人、物などが「いっぱいになって、枠や範囲からあふれる」という意味を持つ動詞です。
日本語では「流れ出る」「あふれる」と訳されることが多く、容器の中身だけでなく、場所に人が集まりすぎる場合や、感情が外にあふれ出す場合にも使われます。
また、overflowには自動詞と他動詞の両方の使い方があります。
自動詞では「ものがあふれる」という状態を表し、他動詞では「ものをあふれさせる」という意味になります。
どちらも「中に収まりきらず、外へ広がる」という共通したイメージを持っています。
水のような具体的なものから、人や感情のような抽象的なものまで、同じ感覚で使えるのが特徴です。
例文:
- The sink overflowed during the night.(夜の間に流し台から水があふれました。)
- The box overflowed with old photographs.(その箱は古い写真であふれていました。)


後ろに目的語を置いているかを見ると、自動詞と他動詞を判断しやすいよ。
overflowの名詞の意味は?
overflowは名詞としても使われ、「あふれること」「あふれ出たもの」「余剰」という意味になります。
動詞のoverflowからそのまま「容量を超えて外に出る」というイメージを持っておくと理解しやすい表現です。
名詞では、実際にあふれ出た水などを指すだけでなく、処理しきれないほど増えた仕事や情報、人などを表すこともあります。
特に「余ったもの」「収まりきらなかったもの」という意味では、ニュースやビジネス関連の文章でも見かけます。
単に「余分」というより、もともとの容量や受け入れられる範囲を超えた結果として生じたもの、という感覚を持つと動詞とのつながりも分かりやすくなります。
例文:
- The overflow from the tank damaged the floor.(タンクからあふれ出たものが床を傷めました。)
- The website crashed because of a sudden overflow of traffic.(突然のアクセスの急増によって、そのウェブサイトはダウンしました。)

名詞だと「あふれたもの」だけじゃなくて、「余ったもの」という意味にもなるんだ。

容量を超えた結果として残ったもの、と考えるとつながりやすいよ。
overflowの過去形・過去分詞形
overflowの過去形と過去分詞形は、どちらもoverflowedです。
規則動詞なので、基本的には動詞の語尾に「-ed」を付けて過去形・過去分詞形を作ります。
現在の状態を表す場合はoverflow、過去に起きた出来事を表す場合はoverflowedという形で使い分けます。
過去分詞形は単独で使うというより、現在完了や受動態などの文法の中で登場します。
特に大雨や事故などによって、ある時点で「あふれた」という出来事を説明するときには過去形のoverflowedが使われることが多く、時間関係にも注目すると形を選びやすくなります。
例文:
- The sink overflowed while I was away.(私が留守の間に流し台から水があふれました。)
- The system has overflowed with requests this week.(今週、そのシステムは大量のリクエストであふれています。)

overflowは不規則変化じゃなくて、普通にoverflowedになるんだね。

長い単語だけど、活用はシンプルだから覚えやすいよ。
overflowの発音と読み方
overflowは、「オーバーフロー」に近い発音です。
英語では2つの音節に分かれ、後半の「flow」にあたる部分を意識すると発音しやすくなります。
カタカナでも比較的よく知られている単語ですが、日本語の「オーバーフロー」をそのまま読むより、英語の音のつながりを意識すると自然に近づきます。
「over」と「flow」をそれぞれ意識しすぎて区切るより、2つをなめらかにつなげると自然な響きになります。
また、日本語の「オーバーフロー」よりも英語では「flow」の母音をしっかり伸ばすことがポイントです。
特に後半を短くしてしまうと、全体の音が平坦になりやすいため、「flow」の部分を意識して発音すると覚えやすくなります。

カタカナでも聞く単語だけど、英語では後半を意識したほうが自然に言えそうだわ。

特にflowの部分を弱くしすぎないようにすると、英語らしく聞こえやすいよ。
「あふれる(自動詞)」の主な意味
液体が枠からあふれる(水・川・カップなど)
overflowの基本的な使い方の一つが、水や液体などが容器や川の範囲に収まりきらず「あふれる」という意味です。
主語にはあふれるものを置き、「The cup overflowed.」のように使えます。
カップや鍋のような身近な容器から、川や排水設備のように一定の範囲を持つものまで幅広く使えます。
特に、雨によって川の水位が上がったり、容器に液体を入れすぎたりした場面でよく使われます。
単に少しこぼれたというより、容量や範囲を超えて外へ出るという点がポイントです。
そのため、あふれる前に中身がかなり満たされていて、限界を超えた結果として外へ流れ出すような状況と相性がよい表現です。
例文:
- The cup overflowed with water.(そのカップは水であふれました。)
- The river overflowed after the heavy rain.(大雨の後、川があふれました。)

overflowって、液体なら「こぼれる」というより、入る量の限界を超えたことに注目する言葉なのかな?

そう、どこかの容量や範囲を超えて外へ出た、という点がoverflowの中心にあるよ。
人や物で場所がいっぱいになる(部屋・会場・街など)
overflowは液体だけでなく、人や物が多すぎて場所に収まりきらない場合にも使えます。
この場合は、人や物が場所から外へ広がるような状態まで含めて表現できます。
部屋や会場の中がいっぱいになるだけでなく、そこから周囲の空間へ人が広がっていく場面にも使えるため、単純な「多い」よりも規模の大きさを感じさせます。
単に「人が多い」というだけではなく、場所の収容できる範囲を超えるほど多いというニュアンスが出るのが特徴です。
イベント会場や街、道路など、一定の空間に人が集中する場面で使いやすい表現です。
特に人気のイベントや試合などで、会場に入りきらない人が周辺まで広がる状況を描くときに自然に使えます。
例文:
- The crowd overflowed into the hallway.(群衆が廊下まであふれ出しました。)
- Fans overflowed from the stadium.(ファンがスタジアムからあふれ出しました。)

人にも使えると、会場の中だけじゃなくて外まで人が広がった場面にも合いそう。

特に「入りきらなくて周囲まで広がる」という場面では、overflowらしさが出るね。
感情やエネルギーが湧き出る(歓喜・愛情・自信など)
目に見えない感情やエネルギーについてもoverflowが使われます。
喜びや愛情、自信などが内側に収まりきらず、外へ自然に表れる状態を表現できます。
水や人のように実際に外へ出ているわけではありませんが、「内側に満ちたものが外へあふれる」というイメージを感情に重ねた使い方です。
この用法では、液体が容器から出ていくイメージを感情に重ねています。
そのため、単に「強い感情がある」というより、感情が満ちて外へあふれ出しているような豊かなニュアンスになります。
表情や態度、言葉などを通して感情が自然に伝わってくる場面と相性がよく、文章では生き生きとした印象を与える表現として使われます。
例文:
- Her heart overflowed with joy.(彼女の心は喜びで満ちあふれました。)
- His face overflowed with confidence.(彼の顔には自信があふれていました。)

感情まで液体みたいにoverflowするんだ。
内側に収まらない感じが共通しているんだね。

喜びや愛情が自然に表情や行動へ出てくる場面にも使えるよ。
「あふれさせる(他動詞)」の主な意味
容器から液体をあふれさせる・注ぎすぎる
他動詞のoverflowでは、「液体などをあふれさせる」という意味になります。
この場合は、あふれさせるものを目的語に置いて「overflow+目的語」という形で使います。
自動詞では液体そのものがあふれるのに対し、他動詞では何かをあふれる状態にする側に視点が移ります。
例えば、水を入れすぎて容器からあふれさせた場合などに使えます。
自分で水をこぼしたというより、容量を超えるほど入れた結果、外へあふれ出させるという点にoverflowの特徴があります。
容器の許容量を超えたことによって起きる「あふれ」という結果に焦点があるため、単純な不注意によるこぼれとは区別して考えると理解しやすくなります。
例文:
- The rain overflowed the drainage system.(雨によって排水システムがあふれました。)
- He overflowed the cup with water.(彼はカップに水を入れすぎてあふれさせました。)

自動詞だと水があふれて、他動詞だと誰かが水をあふれさせる、という関係なんだね。

「何があふれたか」と「何をあふれさせたか」を見れば整理しやすいよ。
場所を人や物でいっぱいにさせる・あふれかえらせる
人や物が場所に入りきらない状態を、他動詞のoverflowで表すこともできます。
この場合は、場所や空間を目的語にして「そこを人や物であふれさせる」という意味になります。
人や物そのものではなく、あふれた結果としていっぱいになった場所に焦点を置く使い方です。
イベントや交通機関などで人が集中し、通常の収容範囲を超えてしまった状況にも使われます。
単に「満員にする」よりも、収まりきらないほど大量に存在するという印象が強くなります。
特に、多くの人や物が一か所に集中したことで、周囲にも広がっていくような規模の大きい状況を描くときに使いやすい表現です。
例文:
- The fans overflowed the streets around the stadium.(ファンがスタジアム周辺の通りにあふれかえりました。)
- The festival overflowed the small town.(その祭りで小さな町は人であふれかえりました。)

場所そのものをoverflowさせる、という考え方もできるんだ。

人や物の量が多すぎて、空間が受け止めきれない場面を思い浮かべると分かりやすいよ。
感情を外に満ちあふれさせる
他動詞では、感情や気持ちを外へあふれ出させるような使い方もできます。
喜びや愛情などを人や場所に満ちさせるイメージで使われます。
自分の内側にある感情が周囲へ広がり、結果として相手や空間まで満たしていくような捉え方になります。
この用法では、感情そのものが大量に存在するだけでなく、それが周囲へ広がっていく様子を表せるのが特徴です。
文章表現や文学的な表現でも見られ、感情の豊かさを印象づける働きがあります。
日常会話で頻繁に使う基本表現というより、スピーチや文章などで感情の広がりを強く描きたい場合に目にすることがあります。
例文:
- Her kindness overflowed the room.(彼女の優しさが部屋いっぱいにあふれていました。)
- His speech overflowed the audience with hope.(彼のスピーチは聴衆を希望で満たしました。)

感情を「満たす」ところまでoverflowで表せるのは、ちょっと表現が豊かだわ。

日常会話よりも文章やスピーチなどで、感情の広がりを強く表したいときに目立つ使い方だよ。
併せて覚えたい!overflowと前置詞の組み合わせ
overflow withの使い方と例文
overflow with ~は、「~で満ちあふれる」という意味で使われます。
特に喜びや愛情、感情など、内側にたくさん満ちているものを表すときに便利な組み合わせです。
overflow単独でも「あふれる」という意味になりますが、withを続けることで、何で満ちているのかを具体的に示せます。
withの後ろには、あふれている原因や内容を置きます。
人の感情だけでなく、物や人でいっぱいになっている状態にも使えるため、「何で満ちているのか」に注目すると意味を取りやすくなります。
人や物が大量に存在する場合と、喜びや幸福などの感情が満ちている場合のどちらにも使えるため、with以下の名詞によって場面を判断すると自然です。
例文:
- The room was overflowing with people.(その部屋は人であふれていました。)
- She was overflowing with happiness.(彼女は幸せで満ちあふれていました。)

overflow withなら、「何であふれているのか」をwithの後ろに置けるんだね。

人でも感情でも、あふれている中身をwithで示せるよ。
overflow overの使い方と例文
overflow over ~は、何かが境界や縁を越えて「あふれ出る」という意味で使われます。
特に、液体などが容器の端を越えて外へ流れるような場面で見られます。
overflowだけでも「あふれる」という意味は表せますが、overを加えることで、境界を越える動きに目を向けることができます。
overには「~を越えて」という感覚があるため、単に「あふれている状態」だけでなく、どこを越えて外へ出たのかに焦点を当てやすくなります。
文脈によってはoverflow単独でも十分意味が通じるため、overが必要かどうかは表現全体で判断します。
容器の縁や境界など、越える場所がはっきりしている場面では、この組み合わせの意味をつかみやすくなります。
例文:
- Water overflowed over the edge of the bathtub.(水が浴槽の縁を越えてあふれました。)
- The soup overflowed over the rim of the pot.(スープが鍋の縁を越えてあふれました。)

overflowだけでも「あふれる」のに、overを付けると何が変わるの?

overは「~を越えて」という感覚があるから、あふれた先や越えた境界を意識しやすくなるよ。
丸ごと覚える!overflowを使った定番フレーズ・熟語
overflow with joy / love(喜び・愛で満ちあふれる)
overflow with joyは「喜びで満ちあふれる」、overflow with loveは「愛で満ちあふれる」という意味です。
どちらも感情が内側に収まりきらず、表情や態度などに自然と表れるような場面で使われます。
単に「うれしい」「愛情がある」と伝えるよりも、その感情が十分に満ちている様子を強く感じさせる表現です。
特に、文章やスピーチ、ニュース記事などでは、人の強い感情を印象的に描写する表現として登場します。
joyやlove以外にも、感情を表す名詞と組み合わせて使える場合があります。
人の人生の節目や感動的な出来事など、感情が大きく動く場面では、こうした表現によってその場の豊かな雰囲気を伝えられます。
例文:
- She overflowed with joy when she saw her family.(彼女は家族を見て喜びで満ちあふれました。)
- The mother overflowed with love for her newborn baby.(その母親は生まれたばかりの赤ちゃんへの愛で満ちあふれていました。)

joyやloveとセットで覚えると、overflowの感情的な使い方も思い出しやすそうだわ。

感情が「いっぱいある」だけでなく、外にまであふれている場面を意識すると使いやすいよ。
overflow into the streets(通りまで人であふれ出る)
overflow into the streetsは、「人や物が通りまであふれ出る」という意味で使われる表現です。
イベント会場や店などに入りきらないほど人が集まり、その人々が周囲の通りまで広がっている場面でよく使われます。
もともとの場所に収まっていた人々が、さらに外側の空間へ広がっていく様子を具体的に描ける表現です。
intoは「~の中へ」という方向を示すため、overflowと組み合わせると、もともといた場所から別の空間へあふれ出していく動きが伝わります。ニュース記事やイベントの描写でも使いやすい表現です。
特に、会場の外まで人が広がるような大規模なイベントでは、単に「人が多い」とするよりも、その混雑の広がり方を具体的に伝えられます。
例文:
- Thousands of fans overflowed into the streets after the game.(試合の後、何千人ものファンが通りまであふれ出しました。)
- The crowd overflowed into the streets outside the venue.(群衆が会場の外の通りまであふれ出しました。)

overflow into the streetsって、intoがあることで「どこまで広がったか」まで表せるの?

そう、intoは移動した先を示すから、もとの場所から通りへ広がっていく動きが伝わりやすくなるよ。
overflowと類似表現とのニュアンスの違い・使い分け
overflowとfloodの違い:あふれ出るか・押し寄せて浸水するか
overflowとfloodはどちらも水に関係して使われますが、焦点が少し異なります。
overflowは、川や容器などの水が許容量や境界を超えて「あふれ出る」ことに重点があります。
一方、floodは大量の水が広い範囲に押し寄せ、「浸水させる」という意味まで含みやすい表現です。
overflowでは「あふれる原因となった境界」が意識されやすく、floodでは水が広い場所に広がった結果に目が向きやすくなります。
そのため、川の水が堤防を越えて流れ出す場面ではoverflowが自然ですが、その結果として道路や住宅地が水浸しになったことを強調するならfloodが適しています。
ニュースなどで両方を見かけた場合も、川や水が限界を超えたことを述べているのか、水が地域全体へ広がったことを述べているのかを見ると区別しやすくなります。
floodの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The river overflowed after the storm.(嵐の後、川があふれました。)
- The flood flooded several neighborhoods.(洪水がいくつかの地域を浸水させました。)

overflowは「境界を超える」ところ、floodはその水が広い場所に押し寄せるところに目が向くんだね。

同じ水の話でも、どの段階や状態を描いているかで選び分けられるよ。
overflowとspillの違い:枠を超えるか・こぼれ落ちるか
overflowとspillは、どちらも液体が外へ出る場面で使われます。
overflowは、容器などの容量を超えて「あふれる」ことが中心なのに対し、spillは、液体を誤ってこぼしたり、何かが倒れたりして「こぼれる」ことを表します。
overflowでは液体が収まりきらないこと、spillでは何らかのきっかけで液体が外へ出てしまうことが、それぞれの中心になります。
overflowでは「入りきらない」という原因が重要ですが、spillでは「こぼす・こぼれる」という出来事そのものに焦点があります。
そのため、同じ飲み物でも、入れすぎた場合と手を滑らせた場合では表現が変わります。
容器の容量を超えたのか、それとも扱っている途中で意図せず外へ出たのかを考えると、両者の違いを判断しやすくなります。
例文:
- The glass overflowed with water.(グラスは水であふれました。)
- I spilled water on the table.(私はテーブルに水をこぼしました。)

入れすぎてあふれたならoverflow、うっかりこぼしたならspill、と考えると区別しやすいね。

「容量を超えた」のか「何かの拍子にこぼれた」のかを見ると判断しやすいよ。
overflowとrun overの違い:満たされて溢れるか・縁を越えて流れるか
overflowとrun overは、どちらも液体が容器から外へ出る場面で使えます。
overflowは「容量を超えてあふれる」という状態そのものを表し、run overは液体が容器の縁を越えて流れ出る動きを具体的に描写する表現です。
overflowでは「収まりきらない状態」が中心になり、run overでは実際に外へ流れていく動きが目立ちます。
特にrun overは、鍋やカップなどから液体が勢いよく縁を越えて流れる場面で使われます。
overflowよりも「流れ出している動き」に意識が向きやすい表現です。
料理中など、液体が加熱や入れすぎによって縁を越えて流れている場面では、動きのあるrun overが状況を具体的に描きやすくなります。
runの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The pot overflowed with soup.(鍋はスープであふれました。)
- The soup ran over the edge of the pot.(スープが鍋の縁を越えて流れ出しました。)

overflowはあふれた状態、run overは縁を越えて流れていく動きが見えやすいんだ。

うん、写真のように状態を捉えるか、流れ出す動きを捉えるかで考えると違いが分かりやすいよ。
状況別:overflowの例文・フレーズ
日常生活で使うoverflow
日常生活では、overflowはカップや鍋などの液体があふれる場面だけでなく、人が多すぎて場所に収まりきらない場面にも使えます。
身近な状況では、何かを入れすぎた結果としてあふれるケースを思い浮かべると使い方をつかみやすくなります。
家庭内の容器だけでなく、店やカフェなど、人が集まる場所についても使えるため、実際の生活場面と結びつけて覚えやすい単語です。
また、感情について使えば、喜びや愛情が表情や態度に出ている様子も表現できます。
物理的な「あふれる」から抽象的な「あふれる」まで、共通するイメージで覚えると便利です。
日常会話では特に、場所が人でいっぱいになっている状態や、何かが容量を超えてしまった場面で使い方を確認すると、overflowの中心的な感覚を身につけやすくなります。
例文:
- The bathtub overflowed while I was filling it.(浴槽に水を入れている間に、水があふれました。)
- The café was overflowing with customers.(そのカフェは客であふれていました。)
- The sink overflowed when I forgot to turn off the tap.(蛇口を止めるのを忘れて、流し台から水があふれました。)

カフェみたいな身近な場所でも使えるなら、ニュース専用の単語ではないんだね。

水や人が多すぎて収まりきらない場面なら、日常でも十分使えるよ。
ビジネスシーンで使うoverflow
ビジネスでは、overflowは人や仕事、情報などが処理できる範囲を超える状況を表すときに使えます。
例えば、問い合わせが集中したり、通常の担当部署だけでは対応しきれなくなったりする場面です。
物理的な空間ではなく、仕事量やデータ量などに限界がある場合にも、「収まりきらない」というoverflowの感覚を当てはめられます。
この場合も「限界を超えて外へ広がる」という基本イメージは変わりません。
物理的な水ではなく、仕事や情報などを扱うことで、overflowの意味を抽象的に広げて使えます。
特に業務量が急激に増えたときや、ある部署・システムだけでは処理できなくなったときなど、通常の範囲を超えた状態を説明する文脈で理解すると自然です。
例文:
- Customer requests overflowed into the support team.(顧客からの依頼がサポートチームにまであふれてきました。)
- The system overflowed with data during the campaign.(キャンペーン中、そのシステムはデータであふれました。)
- Our inbox overflowed with messages after the announcement.(発表の後、私たちの受信トレイはメッセージであふれました。)

仕事やデータにも使えるなら、「処理しきれないほど増える」という感覚でも覚えておけそうだわ。

ビジネスでは物理的なあふれより、処理能力を超えるイメージで出てくることもあるよ。
ニュースや記事で見るoverflow
ニュースや記事では、overflowは洪水や大雨による川の氾濫だけでなく、大勢の人が街にあふれ出す様子などを描写するために使われます。
「ある場所に収まりきらず、周辺まで広がった」という状況を伝えるときに便利です。
自然災害の記事では水の動きを、人やイベントの記事では群衆の広がりを表すなど、対象が変わっても基本的なイメージは共通しています。
また、ニュース記事ではoverflow into the streetsのように、あふれ出した先を具体的に示す表現もよく使われます。
出来事の規模や広がりを伝えるため、単なる「多い」よりも状況を具体的に描けるのが特徴です。
大規模なイベントや自然災害など、通常の範囲を超えた状況を客観的に伝える文章では、overflowの持つ「収まりきらず外へ広がる」というニュアンスが生きてきます。
例文:
- The river overflowed its banks after days of heavy rain.(何日も続いた大雨で、川が堤防からあふれました。)
- Thousands of people overflowed into the streets after the celebration.(祝賀行事の後、何千人もの人々が通りまであふれ出しました。)
- The shelter overflowed with evacuees after the earthquake.(地震の後、その避難所は避難者であふれました。)

ニュースだと、水だけじゃなくて人の広がりにも使われるんだね。
規模の大きさも伝わりやすそう。

「その場所だけでは収まりきらなかった」という状況を描くのに向いている表現だよ。
まとめ
overflowは、液体や人、物などが限界を超えて「あふれる」ことを表す動詞です。
自動詞では「ものがあふれる」、他動詞では「ものをあふれさせる」という意味になり、どちらも「中に収まりきらず、外へ広がる」という共通したイメージでつながっています。
水のような具体的なものだけでなく、人や場所、さらに喜びや愛情などの感情にも使えるのが特徴です。
また、overflow with ~なら「~で満ちあふれる」、overflow into ~なら「~へあふれ出る」というように、前置詞と組み合わせることで、何で満ちているのか、どこへ広がったのかまで具体的に表現できます。
floodは広い範囲への浸水、spillはこぼれる出来事、run overは縁を越えて流れる動きに焦点があるため、これらとの違いも一緒に覚えておくと使い分けやすくなります。
「あふれる」という基本イメージを押さえておけば、水・人・物・感情など、一見違って見えるoverflowの使い方もつなげて理解できます。
単語だけでなく、どのようなものが、どこから、どのようにあふれているのかを意識すると、英文でも意味をイメージしやすくなります。

overflowって最初は水があふれる単語という印象だったけど、人や感情にも使えるんだね。
共通しているのは、やっぱり「収まりきらない」ってところなのかな?

そうだね、何があふれているかは変わっても、限界を超えて外へ広がるというイメージを持っておくと、いろいろな使い方をつなげて覚えられるよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


overflowって「あふれる」だけじゃなくて、「あふれさせる」にもなるんだね。
文の形で見分ける必要がありそう。