英語の「expose」にはどんな意味がある?シチュエーション別に解説
英語の「expose」は、「暴く」「さらす」「露出させる」など、文脈によってさまざまな意味を持つ動詞です。
不正や隠された事実を明らかにするときだけでなく、危険なものにさらす場合や、新しい文化・知識に触れる機会を与える場合にも使われます。
また、写真やカメラの分野では「露光する」という意味でも登場します。
この記事では、exposeの基本的な意味や名詞形、シチュエーション別の使い方を例文とともに解説します。
さらに、頻出表現の「expose A to B」や受動態の「be exposed to ~」、似た意味を持つreveal・show・discloseとの違いも紹介するので、それぞれのニュアンスを整理しながら、実際の英文で使える知識を身につけていきましょう。
exposeの基本知識
exposeの動詞の意味
exposeは、主に「暴く」「さらす」「露出させる」「触れさせる」といった意味を持つ動詞です。
一見すると、それぞれ異なる意味に思えますが、共通しているのは、隠れていたものを表に出したり、人や物を何かの影響が及ぶ状態に置いたりすることです。
何を目的語にするか、また、どのような状況で使われるかによって、日本語訳が変わります。
例えば、不正や秘密を対象にすると、隠されていた事実を明らかにする「暴く・暴露する」という意味になります。
一方、人を危険や有害な物質にさらす場合には「さらす」、肌や物の一部を外から見える状態にする場合には「露出させる」と訳せます。
また、人を新しい文化や考え方に触れさせる場合には、経験する機会を与えるという意味合いになります。
このように、exposeを一つの日本語訳だけで覚えようとすると、場面によって意味を取り違えやすくなります。
目的語が何なのか、その後ろにどのような語句が続いているのかを確認すると、意味を判断しやすくなります。
特に、expose A to Bという形は、日常会話からビジネス、健康や教育に関する文章まで幅広く使われるため、基本の意味とあわせて押さえておきたい表現です。
例文:
- The journalist exposed the truth.(そのジャーナリストは真実を暴いた。)
- Don't expose your skin to direct sunlight for too long.(肌を直射日光に長時間さらさないでください。)


そう、秘密を明らかにする場合も、何かの影響を受ける状態にする場合も、exposeが使われるよ。
exposeの名詞形
exposeの名詞形として覚えておきたい単語が、exposureです。
exposeが「さらす」「暴く」といった動作を表すのに対し、exposureは、何かにさらされている状態、その影響、あるいは何かに触れる経験や機会を表します。
そのため、動詞と名詞を使い分けると、同じテーマについても文の組み立て方に変化をつけられます。
exposureは、健康や安全に関する話題でよく使われます。
例えば、紫外線や化学物質への曝露を表す場合、単に一度触れたという事実だけでなく、どのようなものに、どの程度さらされているかという点が問題になることもあります。
また、教育や語学学習では、英語や異文化に触れる機会を表すことがあり、必ずしも危険や悪影響を意味するわけではありません。
さらに、報道や調査の文脈では、隠されていた問題が明るみに出ることや、不正などが公になったことを指す場合もあります。
つまり、exposureもexposeと同様に、文脈によって意味が変わる単語です。
動詞の形だけでなく、exposure to ~という名詞の形も一緒に覚えておくと、説明文やニュース記事を読むときに意味を捉えやすくなります。
例文:
- Prolonged exposure to noise can damage your hearing.(騒音に長時間さらされると、聴力を損なうおそれがあります。)
- She has had little exposure to foreign languages.(彼女は外国語に触れる機会がほとんどありませんでした。)

exposeが何かをさらす動作なら、exposureはさらされている状態や、何かに触れる経験にも使えるんだね。

特に exposure to ~ という形は、健康や学習、仕事など幅広い話題で登場するね。
exposeの発音と読み方
exposeの発音は、日本語では「エクスポーズ」に近い音で表されます。
発音するときは、最初の音節よりも、後ろの「ポーズ」にあたる部分を強く読むのがポイントです。
カタカナだけで覚えると、すべての音を同じ強さで発音してしまいがちですが、英語では強勢の位置が聞き取りやすさに関わります。
また、単語の最後にあるeは独立した音として発音しません。語末のsは「ス」ではなく、声を出して発音する「ズ」に近い音になります。
日本語の「エクスポーズ」をそのまま一音ずつ読むよりも、最後の部分を意識して滑らかにつなげると、英語らしい発音に近づきます。
関連語のexposureもあわせて覚える場合は、発音の違いに注意しましょう。
つづりが似ていても、名詞形では強勢の位置が変わります。
意味だけでなく、動詞と名詞を声に出して読み比べておくと、会話で使うときにも区別しやすくなります。
発音を確認するときは、単語単体だけでなく、短い例文の中でどのように音がつながるかにも注目するとよいでしょう。

exposeは最後のほうを強く読むんだね。
名詞のexposureも同じリズムで読んでしまいそうだけど、違いがあるの?

あるよ、exposureはアクセントの位置が変わるので、動詞と名詞を声に出して比べておくと覚えやすいね。
シチュエーション別:exposeの使い道と意味
隠された事実や不正を「暴く・暴露する」
exposeには、隠されていた事実や、表に出ていなかった問題を明るみに出すという意味があります。
特に、不正行為、詐欺、汚職、うそ、組織内の問題など、誰かが隠そうとしていたことを公にする場面で使われます。
単に情報を伝えるというよりも、それまで知られていなかった事実を明らかにし、隠し通せない状態にするというニュアンスがあるのが特徴です。
この意味では、報道機関による調査報道や、企業の不正を調べる監査、個人のうそを指摘する場面など、さまざまな状況で使えます。
誰が何を明らかにしたのかを示すときにも便利な動詞です。
ただし、exposeが使われているからといって、必ずしも犯罪や悪事が関係しているとは限りません。
隠されていた欠陥や、これまで気づかれていなかった問題を明らかにする場合にも使われます。
また、exposeは、情報を単に説明したり紹介したりする表現よりも、隠れていたものが表に出るという点に焦点を当てます。
そのため、何かを初めて紹介する場面よりも、秘密や問題が明るみに出る場面で使うと、単語の意味が伝わりやすくなります。
例文:
- The investigation exposed widespread corruption.(その調査によって、広範囲にわたる汚職が明らかになった。)
- The documentary exposed the truth about the company.(そのドキュメンタリーは、その会社に関する真実を暴いた。)

隠していた不正を明らかにするときに使うなら、単に秘密を話すというより、問題を世間に知らせる場面に合いそうだね。

調査報道や内部告発の話題では、隠されていた問題が表に出ることを表すのにぴったりだよ。
危険や光などに「さらす・露出する」
exposeは、人や物を危険なもの、強い光、熱、化学物質などの影響が及ぶ状態に置くときにも使われます。
この場合は「暴露する」というより、「さらす」「さらされる」と訳すのが自然です。
対象となる人や物が、外部から何らかの影響を受ける可能性のある状態になることを表します。
例えば、強い日差しに長時間さらされることや、有害な化学物質に接触すること、危険な環境に身を置くことなどが、この用法に当たります。
健康や安全に関する文章では、何にさらされているのかが重要になるため、expose A to Bという形で、影響を受ける人や物と、その原因となるものを示すことがよくあります。
一方、exposeは、身体の一部や物の内部など、通常は覆われている部分を外から見える状態にする場合にも使われます。
この場合は「露出させる」という意味になります。
同じexposeでも、危険や光の影響を受ける状態なのか、隠れていた部分が見える状態なのかによって、日本語訳を使い分けることが大切です。
例文:
- Workers were exposed to harmful chemicals.(作業員たちは有害な化学物質にさらされた。)
- The strong wind exposed the damaged roof.(強風によって、損傷した屋根がむき出しになった。)

危険なものにさらす場合だけじゃなく、覆われていたものが見える状態になる場合にも使えるんだね。
どちらの意味かは、後ろに続く言葉で判断できるの?

うん、chemicalsなら化学物質の影響を受けること、skinなら肌の露出など、対象を見れば意味をつかみやすいよ。
写真・カメラ用語としての「露光する・露出させる」
写真やカメラの分野で使われるexposeは、フィルムや撮像素子に光を当てることを表します。
写真撮影では、光がどのくらいの量、どのくらいの時間センサーやフィルムに届くかによって、写真の明るさや写り方が変わります。
そのため、この分野では「露光する」「光にさらす」といった意味で使われます。
写真の明るさを調整する際には、シャッタースピードや絞り、ISO感度などが関係します。
exposeという動詞は、こうした設定によって光を取り込む行為や、フィルムなどが光にさらされることを説明する際に登場します。
日常的な「露出する」という意味とつながっていますが、カメラの文脈では、単に何かを見えるようにすることではなく、光を当てて画像を記録することに焦点があります。
カメラ関連の説明でexposeを見かけたときは、何が光にさらされているのか、そして写真の明るさや撮影結果とどう関係しているのかを意識すると、意味を理解しやすくなります。
例文:
- The photographer exposed the film for five seconds.(その写真家はフィルムを5秒間露光した。)
- The camera exposed the film to light.(そのカメラはフィルムに光を当てた。)

写真の分野では、exposeはフィルムやセンサーに光を当てることを表すんだね。
普通の「さらす」という意味が、撮影の専門用語にもつながっているんだ。

写真では、フィルムやセンサーに光を当てて画像を記録することをexposeというんだ。
光を当てる量や時間によって、写真の明るさも変わってくるよ。
新しい体験や知識に「触れさせる・経験させる」
exposeは、人に新しい文化、考え方、知識、言語などを経験する機会を与える場合にも使われます。
この用法では、危険なものに「さらす」という意味ではなく、それまで接する機会が少なかったものに触れさせ、視野や経験を広げるという意味合いになります。
教育や子育て、語学学習、研修などの話題でよく使われます。
例えば、子どもがさまざまな文化に触れる機会をつくったり、学習者が実際に英語を使う環境に身を置いたりする場合に使えます。
ここで重要なのは、exposeが「教え込む」ことや「完全に理解させる」ことを直接表すわけではない点です。
何かに触れる機会を与えることが中心であり、その経験によってどれだけ知識や能力が身につくかまでは、単語自体に含まれていません。
この用法も、基本的にはexpose A to Bという形で表します。Aには経験する人、Bには触れる対象や経験の内容が入ります。
危険なものにさらす場合と同じ文型を使いますが、意味は文脈によって大きく変わります。
後ろに続く語句を確認し、悪影響を受ける状況なのか、新しい経験を得る状況なのかを見極めることが大切です。
例文:
- Parents should expose their children to different cultures.(親は子どもたちにさまざまな文化に触れる機会を与えるべきです。)
- The program exposes students to real-world problems.(そのプログラムは学生たちに現実社会の問題に触れる機会を与えます。)

この意味だと、必ずしも本人が何かを積極的に体験するわけではないんだね。
周りの人が機会を用意する場合にも使えるの?

使えるよ、子どもに異文化を経験させたり、学生に実社会の課題を知る機会を与えたりする場合に自然な表現だからね。
「expose A to B」の文型と受動態:目的語・前置詞の使い方
基本の文型「expose A to B」の意味と構造
exposeの代表的な文型が、expose A to Bです。
この形は「AをBにさらす」「AをBに触れさせる」といった意味を表し、Aには影響を受ける人や物、Bにはさらされる対象や経験の内容が入ります。
AとBの位置関係を理解すると、意味の異なる用法にも対応しやすくなります。
Bに危険、紫外線、有害物質などが入れば、Aを何らかのリスクや影響にさらすという意味になります。
一方、英語、異文化、新しい考え方などが入る場合は、Aにそれらを経験する機会を与えるという意味になります。
つまり、この文型自体が良い意味か悪い意味かを決めるわけではありません。Bにどのようなものが入っているかによって、文全体のニュアンスが決まります。
文法上のポイントは、exposeの後ろに対象となるAを置き、その後に前置詞toを続けてBを示すことです。
ここでのtoは、不定詞のtoではなく前置詞なので、後ろには名詞や代名詞、名詞相当の表現が続きます。
日本語の語順に引っ張られてtoを省いたり、AとBの順序を入れ替えたりしないよう、文型全体をひとまとまりで覚えておくと実際の英文でも使いやすくなります。
例文:
- The school exposes students to various learning methods.(その学校は生徒たちにさまざまな学習方法を経験させます。)
- The accident exposed drivers to serious danger.(その事故によって、運転手たちは深刻な危険にさらされました。)

expose A to Bでは、Aが影響を受ける側で、Bがその対象なんだね。
日本語の語順とは違うから、逆にしないように気をつけたいわ。

Aを先に置く形を覚えておくといいよ。
特に、toの後ろに何が来るかを意識すると、文を組み立てやすくなるね。
「be exposed to 〜」の定番フレーズと頻出パターン
be exposed to ~は、exposeを使った表現の中でも特に頻出する受動態の形です。
「~にさらされる」「~に触れる機会がある」「~を経験する」といった意味になり、影響を受ける側の人や物を主語にして説明できます。
能動態のexpose A to Bが「AをBにさらす」という動作を表すのに対し、受動態では、Aがどのような環境や状況に置かれているかに重点が置かれます。
この表現は、健康や環境に関する説明でよく使われます。
人が有害物質や紫外線にさらされていることを伝える場合もあれば、ある人が英語や異文化に触れる環境にいることを表す場合もあります。
そのため、be exposed toを見ただけで、必ず危険な状況だと判断しないことが大切です。
後ろに続く名詞を確認すれば、リスクを表しているのか、経験や学習の機会を表しているのかが分かります。
また、この表現では主語が何かに影響を受ける側になるため、誰がその状況を作ったのかを明示しなくても自然な英文になります。
原因や行為者よりも、環境や影響を受ける人・物そのものを説明したいときに便利です。
英語の文章では、こうした受動態が使われることも多いため、能動態とセットで覚えておくと理解の幅が広がります。
例文:
- Children are exposed to advertisements every day.(子どもたちは毎日、広告にさらされています。)
- I was exposed to many different ideas at university.(私は大学でさまざまな考え方に触れました。)

be exposed toは、危険な環境にも新しい知識にも使えるんだね。
文章の意味が悪いものかどうかは、表現だけでは決まらないの?

うん、汚染や危険なら注意が必要な状況を表すし、文化や知識なら経験の幅が広がることを表す場合もあるね。
「〜にさらされる」「〜を経験する」のニュアンス
be exposed to ~は、何かに接する、あるいはその影響を受ける状態を表しますが、単に一度見たり聞いたりしたことと、継続的にその環境に置かれていることを必ずしも区別する表現ではありません。
実際にどの程度接しているのか、どれくらいの期間その状態が続いているのかは、周囲の文や状況から判断する必要があります。
危険や有害なものが後ろに続く場合は、健康や安全に影響を及ぼす可能性のある状態を表します。
一方、言語や文化、異なる考え方などが続く場合は、そうしたものに触れる機会を得ていることを表します。
後者では、経験を積むことで理解や関心が深まる可能性がありますが、be exposed to Englishといった表現だけで、英語が流暢に話せるようになったことまで意味するわけではありません。
このように、exposeの受動態は、対象に接する機会や環境に焦点を当てる表現です。
何かを実際に習得した、身につけた、完全に理解したという結果を伝えたい場合には、それを示す別の表現が必要になります。
日本語ではどちらも「経験する」と訳せることがありますが、英語では「触れる機会があること」と「その結果として何かを身につけること」を分けて考えると、意味の違いをつかみやすくなります。
例文:
- Children need to be exposed to English from an early age.(子どもたちは幼いころから英語に触れる機会を持つ必要があります。)
- The plants were exposed to extreme heat.(その植物は極端な暑さにさらされました。)

英語に触れる機会が多くても、それだけで英語が身についたとは限らないんだね。
exposed toは、習得した結果よりも、触れる環境や経験に注目する表現なの?

そう、経験の機会があることを表すので、実際にどれくらい身についたかは別の表現で伝える必要があるよ。
exposeと似た意味を持つ英単語との違い
exposeとrevealの違い:隠されたものを「暴く」か「明かす」か
exposeとrevealは、どちらも隠されていた事実や、それまで知られていなかった情報を明らかにするときに使われます。
ただし、exposeには、隠れていた問題や不正を表に出し、隠し通せない状態にするというニュアンスが出やすいのに対し、revealは、秘密や事実などを明らかにすることに重点があります。
どちらも「明らかにする」と訳せますが、何に焦点を当てているかが異なります。
例えば、不正行為や組織の問題を調査によって明るみに出す場合には、exposeがよく合います。
一方、秘密を打ち明けたり、調査結果や意外な事実を発表したりする場合には、revealが自然に使われます。
revealは、必ずしも悪いことを暴く場合に限らず、驚きのある事実や、これまで知られていなかった情報を明らかにする場面でも幅広く使えます。
ただし、両者の意味が完全に分かれているわけではありません。
隠されていた事実を明らかにするという点では重なる部分もあり、同じ出来事についてどちらも使える場合があります。
違いを判断するときは、日本語訳だけで決めるのではなく、問題や不正を表に出すことが中心なのか、それとも情報や事実を明らかにすること自体が中心なのかを考えると、使い分けやすくなります。
revealの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The report exposed serious safety violations.(その報告書は深刻な安全規則違反を暴いた。)
- She revealed her plans to her family.(彼女は家族に自分の計画を明かした。)

どちらも隠れていたことを明らかにするけれど、問題を追及する場面ではexpose、秘密を伝える場面ではrevealが使いやすそうだね。

特に、不正や危険な問題を表に出すという意味を強調したいなら、exposeが合いやすいよ。
exposeとshowの違い:ネガティブな暴露か、一般的な提示か
exposeとshowは、どちらも何かを人に見せたり、分かる状態にしたりする場面で使われることがあります。
しかし、showは非常に幅広い動詞で、物を見せる、方法を示す、情報を提示するなど、日常的な場面で一般的に使われます。
exposeは、隠れていたものを表に出したり、何かの影響を受ける状態に置いたりすることを表すため、showよりも特定の状況やニュアンスが強くなります。
例えば、写真や資料を相手に見せる場合はshowで十分です。
相手がそれまで知らなかった情報を提示する場合にも、必ずしもexposeを使う必要はありません。
一方、隠されていた不正や欠陥を明らかにする場合には、exposeを使うことで、単に見せるのではなく、隠れていた問題が表に出たという意味を伝えられます。
また、危険な物質や強い光にさらすという意味では、showに置き換えることはできません。
このように、showは「見せる・示す」という基本的な動作を広く表すのに対し、exposeは「隠れていたものを表に出す」「外部の影響を受ける状態にする」という意味を持っています。
exposeには否定的な文脈で使われることが多い用法もありますが、必ず悪い意味になるわけではありません。
新しい文化や考え方に触れさせる用法もあるため、前後の内容に合わせて判断することが大切です。
showの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- Can you show me your photos?(写真を見せてくれますか?)
- The investigation exposed the company's dishonest practices.(その調査は会社の不正な慣行を暴いた。)

写真を見せるならshowで十分だけど、隠していた不正を明るみに出すならexposeのほうが状況を伝えやすいんだね。

単に何かを提示するのか、隠れていた問題を表に出すのかで選ぶと、使い分けやすいよ。
exposeとdiscloseの違い:不正の暴露か、公式な情報公開か
exposeとdiscloseは、どちらも隠されていた情報を明らかにする場面で使われますが、よく使われる状況や、情報を明らかにすることへの焦点が異なります。
exposeは、不正や問題、隠された欠陥などを表に出すという意味合いが出やすい動詞です。
一方、discloseは、情報や事実を開示することを表し、ビジネス、法律、行政、契約など、正式な情報公開が求められる場面でよく使われます。
例えば、企業が財務情報を公表する場合や、必要な情報を関係者に開示する場合には、discloseが適しています。
情報を明らかにすること自体に重点があり、必ずしも不正や問題を告発するわけではありません。
それに対して、企業の不正行為や隠されていた問題を調査によって明るみに出す場合には、exposeが自然です。
こちらは、情報が公開されることに加えて、隠されていた問題が明らかになるというニュアンスを持ちやすくなります。
ただし、exposeとdiscloseも、意味が完全に重ならないわけではありません。
どちらも、これまで知られていなかった事実が明らかになる場面で使われることがあります。
使い分けるときは、正式な手続きや義務に沿って情報を開示することが中心なのか、それとも隠されていた問題や事実を明るみに出すことが中心なのかを意識するとよいでしょう。
例文:
- The newspaper exposed the politician's corruption.(その新聞は政治家の汚職を暴いた。)
- The company disclosed its annual financial results.(その会社は年間の財務実績を開示した。)

会社が決算情報を公表するならdisclose、不正を調査して明るみに出すならexposeが自然なの?

そう、正式な情報開示という行為を伝えるならdisclose、隠されていた問題を明るみに出すことを強調するならexposeが使いやすいよ。
exposeの例文:日常会話・ビジネスで使える表現
日常会話で使えるexposeの例文
日常会話でのexposeは、危険や光にさらされることだけでなく、新しい経験や文化に触れることを表す場合にも使えます。
特に、旅行や語学学習、趣味などの話題では、これまで接する機会が少なかったものに触れ、経験の幅を広げるという意味で登場します。
日本語では「経験させる」「触れさせる」と訳すことも多く、必ずしも「暴露する」という強い意味になるわけではありません。
また、日常的な状況でも、肌を日差しにさらすことや、何かを外から見える状態にすることを表す場合があります。
どの意味で使われているかは、目的語や前後の話題から判断できます。
例えば、文化や言語が話題なら経験する機会、太陽光や危険なものが話題なら何らかの影響にさらされる状態が中心になると考えられます。
日常会話でexposeを使う際には、expose A to Bという形を意識すると、誰が何に触れるのかを整理しやすくなります。
日本語では単に「触れる」と表現できる場合でも、英語では、機会を与える側と経験する側を区別して表現することがあります。
基本の文型と意味の幅を押さえておけば、日常的な話題でも自然に理解できるようになります。
例文:
- Don't expose yourself to the sun for too long.(日光に長時間さらされないようにしてね。)
- Traveling abroad exposed me to different ways of life.(海外旅行を通じて、私はさまざまな生活様式に触れました。)
- I don't want my kids to be exposed to that kind of content.(子どもたちにあのような内容に触れさせたくありません。)

旅行で異文化に触れた経験にも使えるんだね。自分が経験したことを話すなら、exposed me to ~という形を覚えておくと便利そう。

自分の経験だけでなく、子どもや友人がどんな環境や情報に触れるかを話すときにも応用できるからね。
ビジネス(リスク・情報開示・不正)で使えるexposeの例文
ビジネスの場面では、exposeは主に、企業や組織が抱えるリスク、隠されていた不正、これまで見つかっていなかった問題などを表すときに使われます。
例えば、情報管理の不備によって顧客データが危険にさらされることや、監査によって内部の問題が明らかになることなどです。
このような文脈では、単に情報を伝えるというよりも、問題が表面化したり、リスクの影響を受ける状態になったりすることがポイントになります。
特に、企業活動では、個人情報、財務、法令遵守、安全管理など、さまざまな面でリスクが発生します。
exposeを使うと、企業や従業員、顧客などが何らかの危険や問題にさらされていることを簡潔に表せます。
また、調査や監査によって不正や欠陥が明らかになる場合にも使えるため、リスク管理と問題発覚の両方に関係する単語です。
一方、企業が必要な情報を正式に公表するという意味では、discloseのほうが適している場合があります。
exposeとdiscloseはどちらも情報が明らかになる場面で使われますが、前者は問題やリスクが表に出ること、後者は情報を開示することに重点を置く傾向があります。
ビジネス文書を読むときは、何が明らかになったのかだけでなく、それがリスクの発生や不正の発覚なのか、正式な情報開示なのかにも注目すると、英文の意図を正確に捉えやすくなります。
例文:
- Poor security could expose customer data to hackers.(セキュリティ対策が不十分だと、顧客データがハッカーにさらされるおそれがあります。)
- The audit exposed several weaknesses in the system.(その監査によって、システムのいくつかの弱点が明らかになりました。)
- The company was exposed to significant financial risks.(その会社は重大な財務リスクにさらされていました。)

ビジネスでは、実際に被害が起きた場合だけでなく、リスクにさらされている状態を説明するときにも使えるんだね。

問題が発生したことを伝えるだけでなく、どんな危険が潜んでいるのかを説明する際にも役立つ表現だよ。
まとめ
exposeは、「暴く」「さらす」「露出させる」「触れさせる」など、複数の意味を持つ動詞です。
それぞれの意味は一見異なりますが、隠れていたものを表に出したり、人や物を何かの影響が及ぶ状態に置いたりするという共通点があります。どの意味になるかは、目的語や前後の文脈によって決まります。
特に覚えておきたいのが、「expose A to B」と「be exposed to ~」という表現です。
前者は「AをBにさらす・触れさせる」、後者は「~にさらされる・触れる機会がある」という意味で使われます。
危険や有害物質についても、新しい文化や知識についても使えるため、後ろに続く語句を確認して意味を判断することが大切です。
また、似た意味を持つreveal・show・discloseとの違いも押さえておきましょう。
revealは事実や秘密を明らかにすること、showは何かを見せたり示したりすること、discloseは情報を開示することに重点があります。
それに対してexposeは、隠されていた問題を明るみに出したり、何かの影響を受ける状態にしたりする場面で特に役立ちます。

exposeって「暴露する」だけだと思っていたけど、英語や文化に触れる機会を与えるときにも使えるんだね。
意味を覚えるときは、どんなものが後ろに続くかも一緒に確認したほうがよさそうだわ。

まずは「隠れていたものを表に出す」「何かにさらす・触れさせる」という基本イメージを押さえておくと、いろいろな意味を理解しやすくなるよ。
「expose A to B」の語順や、revealなどの類義語との違いも例文で確認しながら、使い分けられるようにしていこう。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化

不正を暴く意味と、日光にさらす意味では、ずいぶん違って見えるね。
どちらも隠れていたものが表に出たり、影響を受けたりする点が関係しているの?