英語のreciteとは?「暗唱する」から意外な意味までの正しい使い方を解説
英語の recite は「暗唱する」という意味で知られていますが、実はそれだけではありません。
覚えた内容を正確に述べるというコアのイメージから、「列挙する」「唱える」など幅広い場面で使われます。
また、似た単語との違いを理解しないと、memorize・read aloud・say などと混同しやすい動詞でもあります。
この記事では、recite の基本からニュアンスの違い、実際の使い方までをわかりやすく整理して解説します。
reciteの基本情報
reciteの動詞の意味
reciteは主に「暗唱する、朗読する」という意味で使われる動詞です。
覚えた詩や文章を声に出して言う時に使われ、単に頭の中で覚えているだけではなく、聴衆や相手に向けて披露するニュアンスが含まれます。
学校の授業での発表や、詩の朗読、スピーチなど幅広く使えます。
また、正確さや順序を重視する場面でもよく使われ、ただ何となく話すのとは異なります。
例文:
- She can recite a poem by heart.(彼女は詩を暗記して暗唱できる)
- During the ceremony, he recited the national anthem flawlessly.(式典で彼は国歌を完璧に暗唱した)


覚えた詩やスピーチを声に出して言うときに使うよ。
正確に順序通りに言うイメージだね。

「暗唱する」ってことね。
学校でも使えるのか。
reciteの名詞形は?
reciteの名詞形はrecitalで、「暗唱・演奏会」という意味になります。
特に音楽や詩の朗読など、聴衆の前で披露するイベントを指すことが多いです。
学校や趣味の発表会だけでなく、プロの演奏会などでも使われます。
名詞として使うときは、形式的なイベントやセッションの印象が強く、ただの朗読や発表より少し特別な場面を表すことが多いです。
例文:
- She gave a piano recital last night.(彼女は昨夜ピアノの演奏会を開いた)
- The students performed a poetry recital in front of their parents.(生徒たちは保護者の前で詩の朗読会を行った)

reciteの名詞形は何?

recitalだね。
暗唱や演奏会の意味で使うよ。
聴衆の前で披露するイベントを指すことが多いね。

詩の朗読会もrecitalって言えるの?

うん、音楽だけじゃなく朗読もOK。
少し格式のある発表のイメージかな。
reciteの発音と読み方
reciteの発音は /rɪˈsaɪt/ で、「リサイト」と読みます。
強勢は2音目にあり、最初の音は軽く、サイの部分にアクセントが置かれます。
日本語のカタカナでは「リサイト」と表記されますが、英語では音の強弱が重要です。
また、過去形・過去分詞はrecited(リサイトゥド)となり、文脈によって発音に注意が必要です。

発音難しい…。

リサイトって読むんだ。
2音目にストレスがあるよ。
reciteの意味の幅をチェック
基本は「暗唱する・朗読する」:覚えた内容を披露する
reciteの基本的な意味は、覚えた内容を声に出して披露することです。
詩やスピーチ、台詞など、記憶したものを聴衆の前で正確に述べる場面で使われます。
単に覚えているだけでなく、発表や朗読としてアウトプットするニュアンスが強く、間違えずに順序通りに言うことも重視されます。
学校の授業や演劇の台詞の練習、趣味の朗読会など幅広く利用できます。
例文:
- He recited the speech perfectly.(彼はスピーチを完璧に暗唱した)
- She recited the poem to the audience with great expression.(彼女は詩を聴衆に向けて豊かに表現して朗読した)

覚えている内容をそのまま声に出すニュアンスがあるんだね。

ただ読むだけじゃなく、正確に順序通りに披露するイメージだよ。

学校の発表にもピッタリだわ。
「列挙する・並べ立てる」:事実やリストを詳しく述べる場面
reciteは、覚えた内容だけでなく、事実やデータ、項目などを順番に詳しく述べる場合にも使われます。
例えば、ビジネスでの数字の報告や、証人が事件の詳細を述べる場面など、正確性や順序が求められる状況で活躍します。
この場合も、単に話すのではなく、詳細や順序を守って淡々と述べるニュアンスがあります。
例文:
- The witness recited all the events leading to the accident.(証人は事故に至るまでのすべての出来事を列挙した)
- He recited the company's achievements over the past year.(彼は過去1年間の会社の業績を次々と述べた)

データや事実を正確に述べる場面でも使えるんだ。

順序や詳細を守って淡々と述べる感じだね。

レポートや報告にも応用できそう。
「唱える」:お祈りや誓いの言葉を口にする時の表現
宗教的なお祈りや、誓いの言葉を声に出して唱える場面でもreciteは使われます。
この場合は、単に内容を述べるだけでなく、決まった言葉を正確に、時には一定のリズムで口にするニュアンスがあります。
毎日の学校での誓いの言葉や、宗教の儀式における祈りなどで活用されます。
例文:
- The students recited the pledge every morning.(生徒たちは毎朝誓いの言葉を唱えた)
- The monks recited prayers in the temple for an hour.(僧侶たちは寺で1時間お祈りを唱えた)

お祈りや誓いの言葉に使う場合もあるんだね。

正確に唱えることやリズムも大事なポイントだよ。

暗唱や列挙のニュアンスと少し似ているわ。
reciteと似た意味を持つ英単語の使い分け
reciteとmemorizeの違い:単に「覚える」だけじゃないアウトプットの力
memorizeは文字通り「覚える」という行為に焦点があり、内容を頭に入れることだけを指します。
一方でreciteは、覚えた内容を実際に声に出して人前で披露する行為を含みます。
つまり、記憶するだけでなく、それを正確にアウトプットする力が重要となる場面で使われます。
暗唱やスピーチの練習、詩の朗読などでの使用が典型例です。
例文:
- I memorized the poem, but I can't recite it yet.(詩は覚えたけど、まだ暗唱できない)
- She memorized all the facts for the exam, but reciting them aloud helped her remember better.(彼女は試験のために全ての事実を覚えたが、声に出して暗唱することでさらに記憶が定着した)

memorizeは覚えるだけで、reciteは覚えたものを声に出すってことか。

そう、覚えることと正確にアウトプットすることの違いだね。

暗唱する練習にも役立つんだ。
reciteとread aloudの違い:テキストを「見ているか、いないか」の差
read aloudは文字を見ながら声に出す朗読の意味で、暗記の有無は関係ありません。
対してreciteは記憶して声に出すことが前提です。
したがって、同じ文章を声に出して言う場合でも、テキストを見ながら読むのか、記憶して言うのかで使い分けがされます。
教育や演劇、プレゼンテーションなどで重要な区別です。
例文:
- She read the poem aloud from her book.(彼女は本を見ながら詩を朗読した)
- She recited the poem from memory.(彼女は詩を暗記して暗唱した)

見ながら読むときはread aloudで、暗記して言うのがreciteなんだ。

読む行為自体は同じでも、暗記しているかどうかでニュアンスが変わるよ。

プレゼンや朗読の場面では意識するポイントだね。
reciteとsay / tellの違い:ただの「話す」とは違う、正確性の響き
sayやtellは一般的な「話す・伝える」に使われますが、順序や正確さは特に意識されません。
対してreciteは、内容を正確に、時には一言一句忠実に述べるニュアンスがあります。
そのため、覚えた文章や詩、事実やデータなど、正確に伝える必要がある場面で使われます。
単なる会話や説明とは異なり、内容の忠実性が重視されます。
例文:
- He told me the story.(彼はその話を私にした)
- He recited the story word for word.(彼はその話を一言一句正確に暗唱した)

sayやtellはざっくり話す感じだけど、reciteは正確に言うイメージなんだね。

そう、特に暗唱や事実の列挙ではreciteの方がふさわしいんだよ。

一言一句正確に伝えるときはreciteを選ぶんだね。
例文で覚えるreciteの使い方
日常会話:学校の発表から、趣味の詩の朗読まで
日常会話の中でも、学校での発表や趣味の詩の朗読など、覚えた内容を正確に声に出して披露する場面でreciteは活用されます。
単に内容を読むだけではなく、表現力や抑揚をつけて聴衆に伝えるニュアンスも含まれるため、朗読やスピーチの練習としても重要です。
友達同士や授業での発表などカジュアルな場面から、朗読会や発表会といった正式な場面まで幅広く使えます。
例文:
- The student recited a poem in class.(生徒は授業で詩を朗読した)
- He recited a short story from memory during the school event.(彼は学校のイベントで短編を暗記して朗読した)
- She recited her favorite poem to her friends at the weekend gathering.(彼女は週末の集まりで友達にお気に入りの詩を朗読した)

学校や趣味の発表でも使えるんだね。

覚えたものを正確に、時には感情を込めて披露するニュアンスがあるんだ。
ビジネス:データや事実を「淡々と正確に」列挙する
ビジネスの場面では、数値や事実を順序通りに淡々と列挙する場合にreciteが使われます。
ここでは感情や表現力よりも、正確性と順序が重視されます。
報告書やプレゼンテーションで、漏れなく正確に情報を伝える場面にピッタリです。
データを記憶して声に出す練習にもなり、情報共有の精度を高める効果があります。
例文:
- He recited the quarterly figures without missing any detail.(彼は四半期の数値を一つも漏らさずに列挙した)
- The manager recited the key points of the meeting to ensure everyone understood.(マネージャーは会議の要点を皆が理解するように順番通りに述べた)
- She recited the sales statistics from the previous month during the team meeting.(彼女はチームミーティングで前月の売上統計を列挙した)

正確に順序立てて話すことが重要なんだ。

情報を整理して伝える場面では特に役立つよ。

報告やプレゼンにも応用できそう。
知っておくと通:不満を並べ立てる時の「He recited a list of...」
ネイティブが日常会話で不満や文句を述べる時にもreciteは使われます。
順序立てて不満を並べることで、ただ話すだけよりも内容が強調され、聞き手に印象を残すことができます。
怒りや不満を冷静に列挙するニュアンスも含まれ、文章の強調や皮肉の表現としても活用可能です。
例文:
- She recited a list of complaints about the service.(彼女はサービスへの不満を次々と並べ立てた)
- He recited every minor issue he had noticed during the project.(彼はプロジェクト中に気づいたあらゆる小さな問題を順に述べた)
- They recited a series of concerns regarding the new policy.(彼らは新しい方針についての懸念を次々と述べた)

不満を次々に述べる時もreciteが使えるんだ。

そう、順序立てて正確に伝えることで、話の説得力が増すんだよ。

ただ話すよりも、より印象的に伝えられるんだね。
まとめ
recite は「覚えた内容を正確に声に出して述べる」というイメージが核にある動詞です。
そこから、暗唱・朗読だけでなく、事実の列挙や祈りを唱えるといった意味にも広がります。
単に覚える memorize、見ながら読む read aloud、普通に話す say / tell とは、正確さ・順序・記憶に基づくアウトプットという点で大きく異なります。

reciteって「暗唱する」だけじゃないんだね。

そう、覚えた内容を正確に順序通りに述べるのが共通イメージなんだ。

だからデータの列挙や祈りにも使えるわけか。

「正確に言う」という感覚を覚えると使い分けが一気に楽になるよ。


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