describeとexplainの違いは?意味と使い分けを徹底比較
英語で「説明する」と言いたいとき、describeとexplainのどちらを使えばいいのか迷ったことはありませんか。
どちらも日本語では同じように「説明する」と訳されることが多いため、使い分けが分かりにくい動詞の一つです。
しかし実際には、この2つの単語にははっきりとした役割の違いがあります。
describeは見た目や状況を「描写する」イメージが強く、explainは理由や仕組みを「論理的に説明する」ニュアンスを持っています。
この記事では、describeの基本的な意味や使い方を整理しながら、explainとの違いも分かりやすく解説します。
よく使われるフレーズや実際の例文も紹介するので、英語で自然に「説明する」と言えるようになりたい方はぜひ参考にしてください。
目次
describeの基本解説
describeの動詞の意味
「describe」は動詞で「描写する」「説明する」「特徴を述べる」という意味があります。
単に何かを説明するというよりも、見た目や様子、印象などを言葉で具体的に伝えるイメージの動詞です。
聞き手が頭の中で情景を思い浮かべられるように、対象の特徴を順番に伝えていくニュアンスがあります。
例えば、人の外見、街の雰囲気、出来事の様子などを言葉で表現する時によく使われます。
英語では「言葉で絵を描くように説明する」という感覚に近い動詞だと考えると理解しやすいでしょう。
例文:
- She described the man to the police.(その女性は警察にその男の特徴を説明した。)


似ているけど少し違うよ。
describeは見た目や様子を言葉で描く感じなんだ。
describeの名詞形
describeの名詞形はdescriptionです。
「描写」「説明」「記述」という意味があります。何かの特徴や状態を言葉で表した内容そのものを指す名詞です。
文章、レポート、レビューなどでもよく使われる語で、物事の様子を詳しく伝える説明文や描写を表す時に使われます。
英語では「a detailed description(詳しい説明)」のように、説明の具体性を表す表現と一緒に使われることも多いです。
例文:
- Your description was very clear.(あなたの説明はとても分かりやすかった。)

describeとdescriptionって関係は単純?

うん、動詞がdescribeで名詞がdescription。
基本的な形だよ。
describeの発音と読み方
describeの発音は「ディスクライブ」に近い音になります。
最初の「de」の部分はそれほど強く読まず、「scribe」の部分にアクセントが置かれるのが特徴です。
発音記号は /dɪˈskraɪb/ で、アクセントは「skraɪb」の部分にあります。
日本語のカタカナでは「ディスクライブ」と書かれることが多いですが、実際の発音では「ディスクラァイブ」に近い音になります。
英語ではアクセントの位置が意味の理解や聞き取りに大きく影響するため、このような強勢の位置も意識して覚えておくとリスニングでも役立ちます。

最初のdeは強く読むの?

強勢はskraibeの部分にあるから、ディ「スクライブ」に近いよ。
「説明する」の使い分け!describeとexplainの決定的な違い
視覚情報のdescribe(絵を描くように説明)
「describe」は、見た目や様子などの視覚的な情報を伝える時によく使われます。
聞き手の頭の中にイメージを作るような説明で、言葉を使って対象の姿や雰囲気を思い浮かばせるイメージです。
例えば、人の外見、街の景色、部屋の様子、料理の見た目など、実際にその場にいなくても情景が想像できるように説明する時に使われます。
英語では「言葉で絵を描くように説明する」とよく表現される動詞で、特徴・色・形・雰囲気などを具体的に伝えるニュアンスがあります。
そのため、聞き手が「どんな感じなのか」を思い浮かべられるようにする説明では、explainよりもdescribeが自然に使われることが多いです。
例文:
- He described the city as beautiful and quiet.(彼はその街を美しく静かな場所だと描写した。)

describeってイメージを伝える感じなんだね。

そう、聞いている人が情景を想像できる説明だね。
論理情報のexplain(謎を解くように説明)
一方で「explain」は理由や仕組み、原因などを論理的に説明する時に使います。
出来事の背景や「なぜそうなるのか」を順序立てて説明するイメージで、問題の仕組みや理由を解き明かすニュアンスがあります。
例えば、遅れた理由、機械の仕組み、ルールの意味などを伝える場合にはexplainが自然です。
聞き手の疑問に答えるように、原因・理由・プロセスを整理して伝えるのがこの動詞の特徴です。
そのため、見た目や雰囲気を伝えるdescribeとは役割が異なり、explainは「why(なぜ)」や「how(どのように)」に答える説明でよく使われます。
例文:
- She explained the reason for the delay.(彼女は遅れた理由を説明した。)

explainは理由とか仕組みの説明なんだ。

whyに答える説明がexplainだよ。
対象によって変わる!describeの主な活用パターン
「外見や特徴を描写する」:人や物、風景を伝える時
人物や物の特徴、場所の雰囲気などを伝える時にdescribeがよく使われます。
見た目の情報や印象を言葉で具体的に表すことで、聞き手がその対象をイメージできるようにする役割があります。
例えば、人の髪型や服装、体格といった外見の特徴を説明したり、建物や街の雰囲気、風景の様子を伝えたりする場面で自然に使われます。
英語では「どんな見た目なのか」「どんな雰囲気なのか」を相手に想像させる説明のときにdescribeがよく選ばれます。
そのため、警察が容疑者の特徴を聞く場面や、旅行先の景色を伝える場面などでも頻繁に使われる表現です。
例文:
- Can you describe the suspect?(その容疑者の特徴を説明できますか?)

警察の会話とかでよく出そう。

外見を伝えるときはかなり定番の動詞だね。
「状況を詳しく述べる」:事件や出来事の経緯を説明する時
出来事の流れや状況を詳しく説明する場合にもdescribeが使われます。
単に事実を伝えるだけではなく、「どのような状況だったのか」「その場で何が起きていたのか」を具体的に伝えるニュアンスがあります。
例えば、会議の様子、事故の状況、ある出来事が起きたときの流れなどを説明する場面でよく使われます。
聞き手がその場面を想像できるように、出来事の様子や雰囲気を含めて伝えるのが特徴です。
ニュースや報告、体験談などでもよく見られる使い方で、出来事の内容を順序立てて説明する時にも自然に使われます。
例文:
- She described what happened during the meeting.(彼女は会議中に起きたことを説明した。)

状況の説明にも使えるんだ。

出来事の様子を伝えるときにも自然だよ。
「図形や軌跡を描く」:数学や科学の文脈での特殊な意味
数学や科学の分野では、「describe」は「図形や軌跡を描く」という意味で使われることがあります。
この場合は、言葉で説明するという意味ではなく、ある物体が動きながら特定の形や軌道を作ることを表します。
例えば、惑星が太陽の周りを回るときの軌道や、コンパスで円を描く動きなどを説明する際に使われます。
動きの結果として形や軌跡が生まれるイメージです。
日常会話ではあまり頻繁に使われる意味ではありませんが、科学や数学の文章では見かけることがあるため、この用法も知っておくと理解しやすくなります。
例文:
- The planet describes an orbit around the sun.(その惑星は太陽の周りを軌道を描いて回る。)

この意味は普通の「説明する」とは少し違うんだね。

うん、「軌跡を描く」みたいな意味になることがあるよ。
「〜だと評する・定義する」:A is described as B の形
「A is described as B」という形は、「AはBだと表現される」「AはBだと評される」という意味になります。
ある人物や物事について、周囲の人がどのように評価しているのかを伝えるときによく使われる表現です。
この表現では、describeが「特徴づける」「評する」というニュアンスになり、Bの部分には評価や性質を表す言葉が入ります。
ニュース記事、レビュー、紹介文などでもよく見られる形です。
人物紹介や作品の評価など、第三者の見方を伝えるときに自然に使える便利な表現です。
例文:
- The movie was described as a masterpiece.(その映画は傑作だと評された。)

asが入ると意味が変わる?

変わるというより、「〜だと表現する」という形になるね。
「describe me...」はNG?正しい語順をマスターしよう
「describe」は基本的に「describe + 物事」の語順で使われます。
つまり、まず説明する対象を置き、そのあとに「to + 人」を続けて、誰に説明するのかを示す形になります。
日本語では「私に〜を説明する」という語順になるため、「describe me the problem」のように言いたくなることがありますが、この形は英語ではほとんど使われません。
英語では「describe the problem to me」という語順が自然です。
この語順は他の動詞とは少し違うため、英語学習者が間違えやすいポイントの一つです。
describeを使うときは、「まず対象、あとで相手」という順番を意識しておくと覚えやすくなります。
例文:
- Please describe the problem to me.(その問題を私に説明してください。)

describe me the problemって言えないの?

その語順は普通使わないね。
describe the problem to meが自然だよ。
describeを使うなら知っておきたい重要フレーズ
describe A as B:AをBだと表現する・みなす
「describe A as B」は「AをBだと表現する」「AをBだとみなす」という意味です。
単に特徴を説明するというよりも、ある人物や物事についてどのように評価されているのか、どんな性質として語られているのかを示すときによく使われます。
ニュース記事、レビュー、人物紹介などでもよく見られる形で、「人々はAをBだと表現している」「専門家はAをBのようなものだと説明している」というニュアンスになります。
describeのあとに対象Aを置き、そのあとにas Bを続ける語順が基本です。
この表現を覚えておくと、作品の評価や人物の性格などを紹介するときに自然な英語が作りやすくなります。
例文:
- People describe him as a genius.(人々は彼を天才だと評する。)

asがあると評価みたいな意味になるの?

うん、人物評価とかでよく出る表現だよ。
Words cannot describe...:言葉では言い表せないほど〜
「Words cannot describe」は「言葉では言い表せないほど〜だ」という強い感情を表すフレーズです。
とても大きな喜びや感動、驚きなど、普通の説明では足りないほどの気持ちを伝えるときに使われます。
直訳すると「言葉では描写できない」という意味になりますが、日本語では「言葉では表せない」「言葉にできないほど」といったニュアンスになります。
映画の感想、旅行の思い出、感動的な体験などを語るときにもよく使われる表現です。
日常会話だけでなく、スピーチや文章でも見かけることがあり、強い印象や深い感情を強調したいときに便利なフレーズです。
例文:
- Words cannot describe how happy I am.(どれほど嬉しいか言葉では言い表せない。)

感情を強く言うときに使えそう。

スピーチや文章でもよく使われる表現だね。
Beyond description:記述を超えた(筆舌に尽くしがたい)
「beyond description」は「言葉で説明できる範囲を超えている」「とても言葉では表せないほどだ」という意味の表現です。
強い感動や驚き、あるいは非常に大きな被害や衝撃などを表すときに使われます。
Words cannot describe と似た意味を持っていますが、こちらのほうがやや文章的でフォーマルな響きがあります。
そのため、文学作品や記事、フォーマルな文章などで見かけることが多い表現です。
美しさ、悲しみ、驚きなどがあまりにも強く、普通の言葉では表現しきれないときに使われる強調表現だと考えると理解しやすいでしょう。
例文:
- The beauty of the sunset was beyond description.(その夕日の美しさは言葉では言い表せなかった。)

少し文学的な表現だね。

そうだね、書き言葉でよく見かけるよ。
シーン別!describeの実践例文集
日常生活での人物紹介や道案内
日常会話では、人の特徴を伝えたり場所の様子を説明したりする時にdescribeがよく使われます。
相手がその場にいなくても状況を想像できるように、見た目や雰囲気、位置関係などを言葉で伝えるときに自然に使われる動詞です。
例えば、友人に誰かの外見を説明する時や、待ち合わせ場所の建物の特徴を伝える時、レストランや観光地の雰囲気を紹介する時などに役立ちます。
英語では、単に情報を伝えるというよりも「どんな感じなのか」を具体的に思い浮かべられるように話すことが多いため、このような場面ではdescribeがよく使われます。
また、旅行中に場所の特徴を説明したり、初めて会う人の外見を伝えたりする時など、日常のさまざまな場面で自然に登場する表現でもあります。
例文:
- Can you describe the restaurant?(そのレストランの様子を説明できますか?)
- She described her friend to me.(彼女は友達の特徴を私に説明した。)
- He described the building near the station.(彼は駅の近くの建物の特徴を説明した。)

道案内でも使えそう。

そう、建物の特徴とか場所の様子を説明するときによく使うよ。
プレゼンや会議で「現状」を報告するビジネス表現
ビジネスの場面でも、状況や現状を説明する時にdescribeが使われます。
特にプレゼンテーションや会議では、現在の状況やプロジェクトの進み具合、問題の内容などを整理して伝える場面が多く、そのような時に自然に使われる表現です。
この場合のdescribeは、出来事の背景や状況を分かりやすく伝えるニュアンスになります。
聞き手が全体の流れや現状を理解できるように、状況を順序立てて説明するイメージです。
また、レポートや会議資料の説明でもよく使われる動詞で、フォーマルな場面でも違和感なく使える便利な表現です。
現状報告や状況整理をする際の基本的な英語表現の一つといえるでしょう。
例文:
- Let me describe the current situation.(現在の状況を説明します。)
- She described the problem to the team.(彼女はチームに問題の状況を説明した。)
- The manager described the progress of the project.(マネージャーはプロジェクトの進捗状況を説明した。)

プレゼンでも普通に使えるんだ。

フォーマルな場面でも自然な表現だよ。
まとめ
ここまで見てきたように、describeは「見た目・様子・状況」を言葉で伝えるときに使われる動詞です。
聞き手が頭の中で情景を思い浮かべられるように、特徴や雰囲気を描写するイメージがあります。
一方で、理由や仕組み、原因などを論理的に説明する場合はexplainが使われます。
つまり、describeは「どんな様子か」を伝える説明、explainは「なぜそうなるのか」を伝える説明だと考えると理解しやすくなります。
また、describeは人物の特徴、場所の様子、出来事の状況など、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる動詞です。
describe A as Bのような評価表現や、Words cannot describeのような感情表現も覚えておくと、英語の表現の幅が広がります。

describeとexplainの違い、やっと整理できた気がするわ。

describeは「情景を伝える」、explainは「理由を説明する」って覚えると分かりやすいよ。


describeってexplainと同じ「説明する」じゃないの?