「虫を寄せ付けない」を英語で言うと?動詞「repel」の多彩な意味と使い方
「虫を寄せ付けない」「攻撃を撃退する」「水や汚れを弾く」など、一見すると日本語ではまったく違う表現に見える場面で使われるのが repel です。
共通しているのは、何かを自分の側に近づけない、あるいは向かってくるものを押し返すという感覚です。
そのため、repelは虫よけだけでなく、磁石の反発や防水素材、敵の攻撃、人に強い嫌悪感を抱かせる場面まで幅広く使えます。
この記事では、repelの基本的な意味から、具体的な使い方、似た表現との違いまで、さまざまな場面を通して整理していきます。
repelの基本を解説
repelの動詞の意味
repelは、「〜を押し返す」「〜を撃退する」「〜を寄せ付けない」「〜に強い嫌悪感を抱かせる」といった意味を持つ動詞です。
何かがこちらに近づいてくるのをそのまま受け入れるのではなく、外へ押し戻すような場面で使われます。
単に「拒否する」というより、対象との距離を保つ方向に力が働いているのが特徴です。
対象になるのは、虫や動物、敵のような具体的なものだけではありません。
水や汚れを弾く素材にも使えますし、人の態度や考え方が相手に強い不快感を与える場合にも使えるため、意味の広がりが大きい動詞です。
日本語では場面に応じて「防ぐ」「追い払う」「弾く」「嫌悪させる」など訳し分けますが、英語では「何かを自分の側に近づけない」という共通した感覚でつながっています。
そのため、repelを覚えるときは日本語訳を一つだけ暗記するより、対象がこちらに向かってくるのを押し戻す場面を意識すると理解しやすくなります。
物理的な対象にも心理的な反応にも使える点が、repelの大きな特徴です。
例文:
- This spray repels mosquitoes.(このスプレーは蚊を寄せ付けません。)
- The shield repelled the attack.(その盾は攻撃を跳ね返しました。)


何かを自分の側に近づけない、という動きがあるのがポイントだよ。
repelの名詞形
repelそのものは動詞なので、「〜を寄せ付けない」という動作を表します。
これに関連する名詞としてよく登場するのが repellent です。
repellentは「寄せ付けないもの」「忌避剤」といった意味で、特に虫よけの文脈では非常に身近な単語です。
例えば、insect repellentなら「虫よけ剤」、mosquito repellentなら「蚊よけ」です。
また、repellentは形容詞として「不快感を与える」「寄せ付けない」という性質を表すこともあります。
商品や素材の説明では、何かを遠ざける機能を持つものを表す形で見かけることがあります。
動詞のrepelと名詞・形容詞として使われるrepellentをセットで覚えておくと、英語の商品説明や日常生活に関する文章も理解しやすくなります。
特に「虫よけ」や「撥水」のように、日本語では名詞として覚える表現でも、英語ではrepellentという形で目にすることがあるため、関連づけておくと語彙の幅が広がります。
例文:
- I always carry insect repellent when I go camping.(キャンプに行くときは、いつも虫よけを持っていきます。)
- This fabric has a water-repellent coating.(この布には撥水コーティングが施されています。)

虫よけの「repellent」って、repelから来ているんだ。

「虫を寄せ付けないもの」という意味だから、語源的にもつながりが分かりやすいね。
repelの発音と読み方
repelは2音節の単語で、後半の「pel」に強勢が置かれます。
発音では、最初の「re」は強く読むのではなく、後半をしっかり意識すると英語らしいリズムになります。
日本語のように二つの音節を同じ強さで読むより、後半に重心を置くことがポイントです。
スペルだけを見ると「レペル」と平坦に読みたくなりますが、実際には後ろにアクセントがあるため、前半を軽く、後半を強めに発音するのがポイントです。
また、最後の l の音まで意識すると、語尾を曖昧にせず単語全体をきれいに発音しやすくなります。
過去形・過去分詞は repelled となり、最後の子音が重なる形になるので、つづりにも注意しましょう。
特に会話の中では、最初の音を強く出しすぎると英語らしいリズムから外れやすいため、後半にアクセントを置くことを意識すると聞き取りや発音の両方で役立ちます。

repelは後ろの部分を強く読むんだね。
最初から強く読むと少し違って聞こえそう。

2音節目にアクセントを置くと、単語のリズムがつかみやすくなるよ。
repelの根本的なイメージは「強い力で押し返す」
「近づくものを跳ね返す・寄せ付けない」コアイメージ
repelを理解するときは、「拒否する」という日本語だけで覚えるよりも、向かってくるものをこちら側から押し返す場面を思い浮かべると分かりやすくなります。
虫が近づいてきても薬の作用で遠ざかる、攻撃を受けても防具によって跳ね返す、といった状況です。
対象との間に力が働き、近づこうとするものがそれ以上こちらへ入ってこないという構図があります。
この「押し返す」という方向性があるため、単に何かを受け入れない場合とは少し違います。
対象との距離を保ったり、相手をこちらから遠ざけたりするニュアンスが含まれやすいのが特徴です。
また、必ずしも人が意識的に追い払う必要はなく、薬品や素材、磁力などの作用によって対象が近づかない場合にも使えます。
例えば、磁石の同じ極同士が反発するような現象を説明するときにもrepelが使われます。
目に見える力による反発から、人や物に対する心理的な反応まで、共通して「近づかせない」という感覚があります。
この中心イメージを持っておくと、日本語訳が変わる用法でも意味をつなげやすくなります。
例文:
- The two magnets repel each other.(その2つの磁石は互いに反発します。)

磁石にもrepelが使えるなら、「押し返す」っていう感覚がかなりそのままなんだね。

物理的な反発から覚えると、ほかの使い方にもつなげやすいよ。
「撃退する」から「防水」まで!日本語訳の広がり
repelは対象を遠ざけるという基本的な意味が共通しているため、日本語にすると場面ごとに訳が変わります。
虫なら「寄せ付けない」、敵なら「撃退する」、水なら「弾く」、人や考え方なら「嫌悪感を抱かせる」といった具合です。
同じ単語でも対象が変わることで、日本語では自然な訳語を選び直す必要があります。
特に注意したいのは、「防水」という日本語だけを見てwaterproofと同じだと考えないことです。
repel waterは水を表面から弾くという働きに焦点があり、素材やコーティングの性質を説明するときによく使われます。
そのため、完全に水を通さないという意味に限定せず、「水が近づいたときに弾く」という作用として捉えると分かりやすくなります。
このように日本語訳を一つに固定せず、「対象が近づいてくるのを押し返している」と捉えると、異なる訳語が出てきても意味をつなげやすくなります。
訳語が変わっているように見えても、英語の中では「何かを近づけない」という共通した方向性が保たれています。
例文:
- This jacket repels water and keeps you dry.(このジャケットは水を弾き、体を濡らしにくくします。)
- The army managed to repel the enemy attack.(軍は敵の攻撃を撃退することに成功しました。)

日本語では「撃退する」と「水を弾く」でかなり違う訳になるけど、英語ではどうして同じrepelで表せるの?

どちらも「対象をこちら側に入れず、押し返す」という関係があるからだよ。
日本語では対象に合わせて自然な動詞に訳し分けているんだ。
repelの具体的な使い方パターン
虫や害虫を寄せ付けない(insect repellent)
repelが日常生活で特に分かりやすく登場するのが、虫や害虫を寄せ付けない場面です。
repel mosquitoesなら「蚊を寄せ付けない」、repel insectsなら「虫を寄せ付けない」という意味になります。
ここでは虫そのものを攻撃するというより、近づいてくる虫を遠ざける働きに重点があります。
また、商品としての「虫よけ」はinsect repellentと表現します。
ここでは虫を殺すことそのものより、虫が近づかないようにする働きに焦点があります。
そのため、虫よけスプレーなどの説明でもrepelがよく使われます。
キャンプやハイキング、庭での作業など、虫が気になる場面に関連して目にすることの多い表現です。
なお、虫の種類によってはmosquitoesやfliesなど具体的な名詞をそのままrepelの目的語にできます。
「何を寄せ付けないのか」を続けるだけなので、基本的な文の形も比較的作りやすい表現です。
例文:
- This lotion helps repel mosquitoes.(このローションは蚊を寄せ付けにくくします。)
- These plants are said to repel certain insects.(これらの植物には特定の虫を寄せ付けない効果があると言われています。)

虫よけスプレーなら、虫を殺すというより「近づけない」からrepelなんだね。

そう、だから商品名や説明にあるrepellentとも結びつけて覚えるといいよ。
水や汚れを弾く(防水・撥水コーティング)
repelは、水や汚れを目的語にして「〜を弾く」という意味でも使えます。
ここで大切なのは、repelを動詞として使い、素材や表面が水・汚れを近づけない、押し返すように働くという捉え方です。
例えば、バッグや衣類、家具などの素材について、「この素材は水を弾く」「この表面は汚れを寄せ付けにくい」と説明するときに使えます。
日本語では「撥水する」「水を弾く」「汚れを防ぐ」などと自然に訳しますが、英語では対象を目的語にしてrepel waterやrepel dirtのように表現できます。
また、ここでは必ずしも「完全に水を通さない」という意味になるわけではありません。
素材の表面で水滴などを弾く働きに焦点を置いているため、どの程度の防水性があるのかは文脈や素材の説明によって判断する必要があります。
例文:
- The fabric repels water surprisingly well.(その布は驚くほど水を弾きます。)
- This treatment helps the surface repel dirt.(この加工は表面が汚れを弾くのに役立ちます。)

repelって、水や汚れそのものを目的語にして「弾く」という動詞として使えるの?

うん、素材や表面を主語にして、repel waterやrepel dirtのように表せるよ。
「近づけない」というrepelの感覚が、そのまま素材の働きを表しているんだ。
敵や物理的な攻撃を撃退する・跳ね返す
repelは、人や動物だけでなく、敵の攻撃や物理的な力を押し返す場合にも使えます。
軍事的な場面ではrepel an attackがよく使われ、「攻撃を撃退する」という意味になります。
攻撃を受けた側がそれを押し返し、相手の進行や攻撃を食い止めるような場面で使われる表現です。
また、盾や防具などが攻撃を跳ね返す場合にもrepelを使えます。
単に相手を追いかけて遠ざけるというより、向かってきた攻撃に対して防御側から力を返すような場面と相性のよい表現です。
そのため、戦闘や防御に関する文章では、攻撃そのものを対象にしてrepelを使うことがあります。
この用法では、repelの「押し返す」という物理的なイメージが比較的そのまま残っています。
虫よけや撥水の用法とは対象が大きく異なりますが、「こちら側に入ってくるものを食い止める」という点では共通しています。
例文:
- The soldiers repelled the enemy attack.(兵士たちは敵の攻撃を撃退しました。)
- The armor was designed to repel powerful blows.(その防具は強い打撃を跳ね返すように設計されていました。)

攻撃をrepelするときって、攻撃されないように前もって防ぐ場合より、向かってきた攻撃を押し返す感じが強いの?

そう、すでに迫っている攻撃を防いで退ける場面で使いやすく、単に「危険を避ける」というより、押し返す感じがあるよ。
人やアイデアに「強い嫌悪感・不快感」を抱かせる
repelは物理的な対象だけでなく、人の感情に対しても使われます。
この場合は、ある人の態度や行動、考え方などが相手に強い不快感や嫌悪感を与え、「近づきたくない」と感じさせるような意味になります。
好みの問題というより、対象から距離を取りたくなるほどの強い拒否反応を表すことがあります。
単なる「気に入らない」よりも、強く遠ざけられるような感覚があるのが特徴です。
例えば、失礼な態度や不快な行動が人をrepelする、といった使い方ができます。
主語には人そのものだけでなく、その人のbehaviorやattitude、あるいはideaなどを置くこともでき、ある対象が人にどのような反応を起こさせるかを表現できます。
この用法では、実際に誰かがその場から立ち去る必要はありません。
相手に心理的な距離を感じさせたり、「関わりたくない」と思わせたりするだけでもrepelが使えるため、物理的な「押し返す」から心理的な「遠ざける」へ意味が広がった用法として捉えると理解しやすくなります。
例文:
- His rude behavior repelled everyone around him.(彼の失礼な態度は周囲の人たちに強い不快感を与えました。)
- The idea of cheating on the test repelled her.(テストでカンニングするという考えに、彼女は強い嫌悪感を抱きました。)

人に対して使うと、「嫌い」というより「そんなものから離れたい」という反応に近いのかな。

相手から距離を取りたくなるほどの強い拒否感を表せるよ。
類似表現との違いでマスターするrepelの使い分け
repelとrejectの違い:物理的・本能的な拒絶 vs 提案やオファーの拒否
repelとrejectは、どちらも日本語では「拒む」「拒絶する」と訳されることがありますが、焦点が異なります。
repelは、何かを押し返したり、強い嫌悪感によって遠ざけたりする方向の表現です。
対象そのものに対して「近づけたくない」という反応があるため、物理的な場面にも心理的な場面にも使えます。
一方、rejectは、提案・申し出・応募・意見などを「受け入れない」と判断して拒否する場合に使われます。
reject an offerなら「申し出を断る」、reject a proposalなら「提案を却下する」という意味です。
こちらは、対象を押し返すというより、提示されたものを受け入れるかどうかを判断して断る場面に向いています。
そのため、人がある考えを論理的に「採用しない」と判断するならrejectが自然で、対象そのものに強い拒否反応を示して遠ざけるならrepelが合いやすくなります。
二つとも「拒否」の訳が当てはまることがあるからこそ、拒否の理由や対象との関係を見ることが大切です。
例文:
- She rejected the job offer.(彼女はその仕事のオファーを断りました。)
- The smell repelled him.(その臭いは彼に強い嫌悪感を抱かせました。)

仕事のオファーならrejectで、嫌な臭いならrepelなんだ。
どちらも「嫌だ」と思っていても違うんだね。

判断して「受け入れない」のか、強く「遠ざけられる」のかを見ると区別しやすいよ。
repelとdrive awayの違い:単語1語でシャットアウト vs 追い払う一連の動作
drive awayも「追い払う」という意味で、repelと近い場面に使えます。
ただし、drive awayは、対象をある場所から追い出して遠ざけるという動作に焦点があります。
人や動物を追い払う場面では、実際に追い立てている様子を表しやすく、誰かが働きかけた結果として対象がその場から離れていくイメージがあります。
一方のrepelは、対象を押し返したり、近づかないようにしたりする性質や作用そのものに目が向きます。
薬が虫を寄せ付けない、盾が攻撃を跳ね返す、といった場面ではrepelが使いやすくなります。
つまり、drive awayは「追い払うという動作」に、repelは「遠ざける作用」に意識を向けやすい表現です。
もちろん、実際の英文では両方が似た状況に使える場合もあります。
ただ、誰かが追い立てている場面なのか、それとも何らかの作用によって対象が近づけないのかを考えると、使い分けの感覚がつかみやすくなります。
driveの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The dog barked loudly and drove the stranger away.(その犬は大きく吠えて、見知らぬ人を追い払いました。)
- The spray repels flies.(そのスプレーはハエを寄せ付けません。)

drive awayだと、実際に追い立てている場面が浮かびやすいわ。

repelは、追い払う動作よりも「近づかせない作用」にも使えるのが違いだよ。
repelとkeep awayの違い:単語1語でシャットアウトする vs 物理的に遠ざけておく
keep awayは、「近づけない」「遠ざけておく」という意味で、repelと重なる部分があります。
ただし、keep awayは人が意識的に距離を保たせる場面でも非常に自然な表現です。
例えば、子どもを危険な場所に近づけない場合にはkeep children away from the roadのように言えます。
誰かが対象との距離を保つようにする、という管理の感覚が出やすい表現です。
repelは、薬品・素材・磁力などが持つ「寄せ付けない作用」や、強い拒否反応を表すのに向いています。
つまり、keep awayは「距離を保つ」という管理の感覚、repelは「押し返す・寄せ付けない」という作用の感覚が強いと考えると整理しやすくなります。
そのため、誰かに「近づかないようにして」と指示するような場面ではkeep awayが自然で、製品の機能や性質として何かを寄せ付けないことを説明する場合にはrepelが使いやすくなります。
両者が重なる場面でも、誰が距離を保つのか、何によって遠ざかるのかを見ると違いが見えてきます。
keepの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- Keep the children away from the river.(子どもたちを川に近づけないでください。)
- This product helps repel insects.(この製品は虫を寄せ付けにくくします。)

keep awayは「こっちに来ないようにしておく」という感じがあるね。

repelは、何かの作用によって相手が近づけないという場面にも自然に使えるよ。
例文集:場面別で覚えるrepelの使い方
虫や動物を寄せ付けないときの例文
虫や動物を遠ざける場合、repelの後ろに対象となる名詞を置くだけで「〜を寄せ付けない」という形を作れます。
特にmosquitoes、insects、fliesなどは、虫よけ製品や自然環境について説明するときにもよく登場する語です。
日常的な虫よけから、植物や匂いなどの性質について説明する文章まで、幅広い場面で使えます。
また、動物に対して使う場合も、必ずしも「追い払うために人が何かをする」という意味には限りません。
匂いや植物、薬品などが動物を近づけないという説明にも使えるため、対象を遠ざける原因が人間の直接的な動作でなくても使えます。
こうした場合は、何かが持っている性質や作用によって動物が近づかなくなるという捉え方になります。
対象となる動物が明確なら、repelの後ろにそのまま名詞を置けるため、表現も組み立てやすいのが特徴です。
虫よけに関する説明では、商品や成分が何を寄せ付けないのかを具体的に示す形でよく使われます。
例文:
- This candle is designed to repel mosquitoes.(このキャンドルは蚊を寄せ付けないように作られています。)
- The smell of the oil may repel some animals.(そのオイルの匂いは、一部の動物を寄せ付けない可能性があります。)
- Planting these herbs may help repel unwanted insects.(これらのハーブを植えると、好ましくない虫を寄せ付けにくくなることがあります。)

人が追い払わなくても、匂いみたいなものが原因ならrepelが使えるんだね。

何が遠ざけるのかより、「対象が近づかなくなる」という結果に焦点があるよ。
人や態度を遠ざける・反発させるときの例文
人に対してrepelを使う場合は、単純に相手を物理的に遠ざけるという意味だけではありません。
失礼な態度、冷たい振る舞い、不快な行動などが、人に「関わりたくない」「近づきたくない」と思わせる場合にも使えます。
人そのものだけでなく、その人の態度や行動が原因となって相手を遠ざけるという形でも使えるのが特徴です。
この用法では、主語に人そのものだけでなく、behavior、attitude、ideaなどを置けるのがポイントです。
ある行動や考え方が、人に強い拒否感を起こさせるという形で表現できます。
実際にその場を離れるところまで描写しなくても、心理的に距離を置きたくなるような反応を表せます。
そのため、単なる「人気がない」「好かれていない」という弱い意味よりも、対象に対してかなり強い不快感や反発が生じている場面に向いています。
人間関係や態度について書かれた文章では、ある振る舞いが周囲にどのような反応を引き起こすかを表す動詞として使われます。
例文:
- His arrogant attitude repelled potential customers.(彼の横柄な態度は見込み客を遠ざけました。)
- Her honesty attracted some people and repelled others.(彼女の正直さは、ある人々を引きつける一方で、別の人々を遠ざけました。)
- The harsh criticism repelled many of his supporters.(その厳しい批判は、彼の支持者の多くを遠ざけました。)

態度そのものが人をrepelすることもあるなら、原因と結果をまとめて表せるんだね。

「その態度が相手を遠ざける」という関係を一つの動詞で表せるよ。
水や汚れをはじくときの例文
水や汚れについては、repel waterやrepel dirtのように表現できます。
特に衣類やバッグ、靴などの機能を説明する文章では、water-repellentという形も頻繁に見かけます。
アウトドア用品や雨具など、素材の表面にどのような性質があるかを説明する場面で目にすることが多い表現です。
この場合は「水を完全に通さない」というより、表面で水滴や汚れを弾き、染み込みにくくするという性質を表すことが多いです。
商品説明を読むときにrepellentを見かけたら、「何かを表面から寄せ付けない・弾く機能」と考えると意味をつかみやすくなります。
また、水だけでなく汚れやシミについても使えるため、repelは単なる「防水」に限定された表現ではありません。
素材の表面に不要なものが付着したり入り込んだりするのを抑える、という広い感覚で捉えておくと、関連する商品説明にも対応しやすくなります。
例文:
- The material is treated to repel water.(その素材には水を弾く加工が施されています。)
- This fabric repels dirt surprisingly well.(この布は驚くほど汚れを弾きます。)
- The coating helps the surface repel stains.(そのコーティングは表面がシミを弾くのに役立ちます。)

water-repellentって、アウトドア用品の説明で見かけたら「水を弾く機能」だと考えればいいんだね。

repelの「近づけない・押し返す」という感覚が、そのまま素材の機能になっているよ。
まとめ
repelは、「寄せ付けない」「撃退する」「弾く」「強い嫌悪感を抱かせる」など、場面によって日本語訳が大きく変わる動詞です。
しかし、その中心にあるのは「近づいてくるものを押し返す」「自分の側に入れない」という感覚です。
虫や害虫なら「寄せ付けない」、敵や攻撃なら「撃退する」、水や汚れなら「弾く」、人や態度なら「強い拒否感を抱かせる」と考えると、それぞれの意味がばらばらに見えなくなります。
また、rejectやdrive away、keep awayと比べることで、「判断して拒否する」のか、「追い立てる」のか、「何らかの作用で遠ざける」のかという違いも整理できます。
「repel=寄せ付けない」だけで終わらせず、何かを押し返して遠ざける動詞として覚えておくと、虫よけから素材の機能、攻撃への防御、人の反応まで、さまざまな場面で意味を推測しやすくなります。

最初は「虫を寄せ付けない」という意味だけ覚えればいいと思っていたけど、水や攻撃にも同じイメージが使えるんだね。

「何を遠ざけているのか」に注目すると、repelの意味が変わっても迷いにくくなるよ。

repelを見たら「何かを押し返しているのかな?」と考えるところから始めればよさそう。

その感覚があれば、知らない文でも文脈から意味をつかみやすくなるはずだよ。
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- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
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repelって、単に「嫌い」っていう意味ではないんだね。