英語のconsiderってどんな意味?よく使われる形をマスター
英語の「consider」は日常会話からビジネス、学術的表現まで幅広く使われる重要な動詞です。基本的な意味は「よく考える」「検討する」「~だとみなす」で、状況や文脈によってニュアンスが変わります。
本記事では、considerの基本的な使い方、構文のパターン、似た意味を持つ英単語との違い、そしてそのまま使えるシーン別の例文まで詳しく解説します。
これを読むことで、文章や会話で自然かつ正確に consider を使えるようになります。
目次
considerの基本を理解しよう
considerの動詞の意味
consider は動詞で、「よく考える」「検討する」「~だとみなす」という意味があります。
ポイントは、ただ思いつきで考えるのではなく、ある程度時間をかけて判断しようとするニュアンスがあることです。
単に意見を述べるときの think とは違い、選択肢を比較したり、利点・欠点を見極めたりする場面で使われます。
例えば、進学や転職、大きな買い物のように、簡単には決められないことについて使われることが多いです。
また、日常生活の中でも、旅行先やレストランの選択など、少し時間をかけて熟考する場面にも自然に使えます。
例文:
- I am considering changing my job. (転職することを検討しています。)
- We should consider all the options before making a decision. (決定を下す前にすべての選択肢を検討するべきです。)


thinkは「思う」っていう軽い感じもあるけど、considerは「ちゃんと考えてる」感じが強いよ。
だから、重要な決断や慎重に判断する場合にぴったりなんだ。
considerの名詞形
consider の名詞形は consideration です。「熟考」「検討」「配慮」という意味があります。
ビジネス英語やフォーマルな場面で特によく使われる単語です。単に「考えること」というより、相手の立場や状況を配慮しつつ判断するニュアンスがあります。
例えば、会議やプロジェクトの計画を立てる際に、「十分に検討したうえで決定する」という意味で使うことができます。
また、個人間のやり取りでは「配慮」や「思いやり」を示す言葉としても用いられます。
例文:
- Thank you for your consideration. (ご検討ありがとうございます。)
- After careful consideration, we decided to proceed with the plan. (慎重に検討した結果、計画を進めることにしました。)

メールの最後によく見るわ。

「検討」や「配慮」に感謝する丁寧な表現なんだ。
特にビジネスや応募のやり取りで使うと、礼儀正しい印象になるよ。
considerの発音と読み方
発音は「コンスィダー」に近く、アクセントは2音節目に置かれます。
カタカナ読みの「コンシダー」よりも、スィの音を意識するとより自然に聞こえます。
英語を聞き取る際には、母音の弱化や r の有無にも注意すると良いです。
- 発音記号 /kənˈsɪdər/
発音のコツとして、最初の syllable は短く、次の syllable にアクセントを置き、最後の r はアメリカ英語でははっきりと発音します。
イギリス英語では r が弱くなる場合もあるので、聞き取りの際に混同しないよう注意しましょう。

rの音ははっきり発音するの?

アメリカ英語ではしっかり発音するよ。
イギリス英語では弱くなることもあるね。
アクセントと母音の長さに気をつけると、より自然な発音になるよ。
considerを使いこなすための構文
consider doing(動名詞):~することを検討する
consider の後ろには to不定詞ではなく、動名詞(-ing形)が来ます。ここはとても重要なポイントです。
これは「行動そのものをじっくり検討する」というニュアンスを持つため、単に未来の予定や意志を述べる to 不定詞とは意味が異なります。
日常生活では、引っ越し、留学、資格取得など、決断に時間をかける行動について使うことが多いです。
例文:
- She is considering studying abroad. (彼女は留学することを検討しています。)
- I have been considering taking a photography course. (写真講座を受講することを検討しています。)

considerは動名詞なんだね。

そう、基本的に consider の後は動名詞を使うんだよ。
consider A (to be) B:AをBだとみなす・思う
「AをBだとみなす」という意味で使う形です。
to be は省略されることもよくあります。
個人の意見だけでなく、一般的な評価や判断を表す場合にも使われます。
例文:
- Many people consider him (to be) a genius. (多くの人が彼を天才だとみなしています。)
- The teacher considered the student's work (to be) excellent. (先生はその生徒の作品を優秀だとみなしました。)

to beはなくてもいいの?

うん、会話では省略されることが多いよ。
文章で書くときは入れても入れなくても意味はほぼ同じ。
強調したい場合は to be を入れるといいね。
consider + that節:~であるとよく考える
that節を続けることで、「~だと考える」という意味になります。
フォーマルな場面でよく使われ、ビジネスや報告書、プレゼンでも便利な表現です。
that節を使うことで、個人の意見というよりは組織やチームの考えを示すニュアンスにもなります。
例文:
- We consider that this plan is risky. (私たちはこの計画は危険だと考えています。)
- The committee considered that the proposal needed further review. (委員会はその提案はさらに検討が必要だと考えました。)

thatは省略できる?

口語では省略されることもあるけど、フォーマルな場面では残すことが多いよ。
特に書き言葉では省略しない方が読みやすいんだ。
It is considered that...(~だと考えられている)の客観的表現
主語をぼかして、一般的な見解を述べるときに使われます。
特定の個人ではなく、多くの人や専門家の意見として述べる場合に適しています。
論文やニュース記事、報告書などでよく見かける形式です。
例文:
- It is considered that the theory is outdated. (その理論は時代遅れだと考えられています。)
- It is considered that regular exercise benefits mental health. (定期的な運動はメンタルヘルスに良いと考えられています。)

誰が考えてるの?

特定の人じゃなくて、「一般的に」っていうニュアンスだね。
だから、ニュースや学術的文章で客観的に述べるときに便利なんだ。
注意!なぜ consider to do は間違いなの?
consider の後ろに to不定詞は基本的に使えません。
これは文法的なルールです。to不定詞を使うと「意志や希望」を強調する意味に傾いてしまい、consider本来の「行動そのものを検討する」というニュアンスが失われてしまいます。
- × I considered to go there.
- ○ I considered going there. (そこへ行くことを検討しました。)
他にも、enjoyやavoidなども動名詞を取る動詞と同じ扱いです。
動名詞を使うことで、文全体の意味が自然になり、ネイティブらしい表現になります。

他にも動名詞を取る動詞があるんだね。

うん、そういう動詞も覚えておくと、文章を書くときに迷わなくて済むよ。
considerと似た意味を持つ英単語との違い
considerとthink:「熟考」か「直感」か
think は幅広く使える「思う」という意味で、軽く意見を述べたり直感的に判断する場合にも使われます。
一方、consider は「じっくり考える」「熟考する」というニュアンスがあり、重要な決定や慎重な判断の場面で使われることが多いです。
ニュアンスの差を意識すると、文章や会話で適切に使い分けられます。
例文:
- I think he is right. (彼は正しいと思う。)
- I will consider his proposal. (彼の提案を検討します。)

日常会話では think のほうが多い?

そうだね、think は軽く「思う」感じで、瞬時の判断にも使えるけど、consider は少し改まった感じで、時間をかけて熟考するニュアンスが強いんだ。
文章で説得力を出すときにも向いているよ。
considerとponder:「検討」か「深く沈思」するか
ponder は「じっくり思い巡らす」という、やや文学的な表現です。
consider よりも深く、静かに考えるイメージがあります。
哲学的なテーマや人生の意味について考えるときに使われることが多く、日常会話ではあまり使いません。
例文:
- She pondered the meaning of life. (彼女は人生の意味について深く考えた。)
- He pondered whether he should accept the job offer. (彼はその仕事のオファーを受けるべきかどうか、じっくり考えた。)

ponderは日常会話であまり使わない?

うん、小説やスピーチ、エッセイでよく見かける表現だね。
consider はもっとカジュアルでも使えるけど、ponder は深く考えるニュアンスが強くて、文体や場面を選ぶよ。
considerとregard:「思う」か「(特定の視点で)みなす」か
regard A as B で「AをBとみなす」という意味になります。
consider よりも「評価や立場の観点からみなす」というニュアンスが強く、客観的または公式な判断を表現する際によく使われます。
ニュアンスの違いを理解すると、微妙な意味の差を正確に伝えられます。
regardの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- They regard him as a leader. (彼らは彼をリーダーとみなしている。)
- The company regards customer feedback as very important. (会社は顧客の意見を非常に重要とみなしている。)

consider とほとんど同じに見えるけど?

似ているけど、regard のほうが「評価している」「立場や視点から見ている」という感じが強いんだ。
考え方や公式な判断を示すときは regard を使うとより正確に伝えられるよ。
そのまま使える!シーン別「consider」の例文集
ビジネス:会議やメールでの「検討」と「配慮」
ビジネスの場では、提案や依頼に対して丁寧に「検討する」という意味で consider が使われます。
特にメールや会議で、相手に敬意を示しつつ、すぐに結論を出さずに検討する姿勢を表すときに便利です。
単に「考える」よりもフォーマルで礼儀正しい印象を与えます。
例文:
- We will consider your request. (ご要望を検討いたします。)
- After careful consideration, we have decided to implement the new policy. (慎重に検討した結果、新しい方針を実施することに決めました。)
- Please consider all possible risks before proceeding. (進める前に、すべてのリスクを検討してください。)

断るときにも使える?

うん、「一度検討します」と言えば角が立ちにくいね。
特にメールでは、相手の提案をすぐに否定するよりも、consider で柔らかく伝えると印象が良くなるよ。
日常生活:進路や大きな買い物など「熟考」するシーン
日常生活でも consider はよく使われます。
特に進路選択、転職、結婚、引っ越し、大きな買い物など、人生に影響する決断をするときに適しています。
軽い思いつきではなく、利点やデメリットを比較して熟考するニュアンスがあります。
例文:
- I am considering buying a new car. (新しい車を買うことを検討しています。)
- She is considering which university to apply to. (彼女はどの大学に出願するか検討しています。)
- They considered moving to a different city for work. (彼らは仕事のために別の都市に引っ越すことを検討しました。)

軽いノリでは使わない感じ?

そう、本気で迷っているときにぴったりだね。
ちょっとした日常会話でも使えるけど、意味としてはしっかり考えていることを示すから、軽い決断にはあまり使わない方が自然だよ。
学術・ニュース:「~だと考えられている」という客観的表現
研究結果や一般論を述べるときには、It is considered that ... のような受け身の形がよく使われます。
この表現を使うと、個人の意見ではなく、専門家や一般的な見解として客観的に述べることができます。
論文、ニュース記事、報告書など、フォーマルな文章で頻出です。
例文:
- It is considered that exercise improves mental health. (運動はメンタルヘルスを改善すると考えられている。)
- It is considered that climate change will impact global agriculture. (気候変動は世界の農業に影響を及ぼすと考えられている。)
- Experts consider that early intervention is key to treating the disease. (専門家は、早期介入がその病気の治療に重要だと考えている。)

レポートでも使えそうだわ。

客観的に書きたいときに便利な表現だよ。
自分の意見ではなく、一般的にそう考えられていることを伝えるときにぴったりなんだ。
まとめ
consider は「熟考する」「検討する」「~だとみなす」と幅広い意味を持ち、動詞の後ろに続く語や構文によってニュアンスが変わります。
ビジネスの場では丁寧に検討する姿勢を示すために使われ、日常生活では大きな決断をする際に役立ちます。
また、学術やニュースでは客観的な見解を述べる表現として活用できます。

considerっていろんな場面で使えるんだね。

そう、ただ「思う」だけじゃなくて、熟考や評価、客観的な判断まで幅広く表現できるんだ。
状況に応じて、considerの後に動名詞、that節、AをBとみなす構文などを上手に使い分けると、より自然で正確な英語になるよ。


think とどう違うの?