regardの意味とは?「注視する」から「みなす」への変化を知る
「regard」は英検準2級〜2級レベルでよく登場する単語ですが、「〜とみなす」という意味だけを覚えている人も少なくありません。
実はこの単語は、もともとの「じっと見る」という感覚から意味が広がっており、その流れを知るとさまざまな表現が理解しやすくなります。
この記事では、「regard」の基本的な意味やコアイメージから、「regard A as B」の文法、前置詞を使った定番表現、似た単語との違いまでをまとめて解説します。
意味のつながりを意識しながら学ぶことで、暗記だけに頼らず自然に使い分けられるようになりましょう。
regardの基本定義
regardの動詞の意味
「regard」は基本的に「〜とみなす・考える」という意味で使われる動詞です。
何かや誰かを一定の立場や性質として評価したり、判断したりするときによく使われます。
日常会話よりも、ニュースやビジネス文書、論文など少しフォーマルな場面で見かけることが多い単語です。
もともとは「じっと見る」「注意を向ける」という意味も持っており、この「注意深く見る」という感覚が発展して、「よく見たうえで判断する」「あるものとして考える」という意味につながりました。
そのため、「regard」は単に思いつきで意見を述べるというより、対象をある程度観察したり理解したりしたうえで評価を下すニュアンスを含んでいます。
実際の英語では、「〜だと思う」という意味で何でも「regard」を使うわけではありません。
個人的な感想なら「think」が自然ですが、相手や物事の価値・役割・立場を少し客観的に表現したいときには「regard」がよく選ばれます。
特に「regard A as B」という形は頻出なので、一つのまとまりとして覚えておくと英文を読むときにも役立ちます。
例文:
- Many people regard her as a great leader.(多くの人が彼女を優れたリーダーだとみなしています。)
- I regard honesty as the most important quality.(私は正直さを最も大切な資質だと考えています。)
- He regarded me with surprise.(彼は驚いた様子で私を見ました。)


単なる意見というより、「こういう存在だと見ている」という判断が含まれることが多いよ。
regardの名詞の意味
名詞の「regard」には、「配慮」「尊敬」「評価」といった意味があります。
どれも「相手や物事に意識を向ける」という共通した考え方から生まれた意味です。
そのため、一見すると意味がばらばらに見えても、「気に掛ける」「大切に扱う」という感覚を意識すると理解しやすくなります。
特に「have regard for〜(〜を考慮する)」「show regard for〜(〜に敬意を示す)」のような形で使われることが多く、日常会話よりもフォーマルな文章でよく見られます。
また、「best regards」のように手紙やメールの結びとして使われることもあり、この場合は「敬意」や「よろしくお願いします」に近い気持ちを表しています。
名詞の「regard」は単独で使われるよりも、決まった表現の中で覚えるほうが実用的です。
英語のメールやビジネス文書では比較的よく登場するため、動詞だけでなく名詞としての使い方も知っておくと、英語表現の幅が広がります。
例文:
- We must have regard for safety.(私たちは安全に配慮しなければなりません。)
- She showed great regard for her teacher.(彼女は先生に深い敬意を示しました。)
- Please give my regards to your family.(ご家族によろしくお伝えください。)

名詞になると「見る」とはずいぶん違う意味に見えるわ。

表面的には違って見えるけど、「相手に意識を向ける」という共通点があると覚えると意味がつながりやすいよ。
regardの発音と読み方
「regard」の発音は/rɪˈɡɑːrd/(アメリカ英語)、/rɪˈɡɑːd/(イギリス英語)です。
カタカナでは「リガード」と書かれることが多いですが、日本語の「リ・ガード」と均等に発音するよりも、後半の-gardにアクセントを置くのがポイントです。
最初の「re」は短く軽く発音し、「gard」の部分をしっかり強調すると英語らしいリズムになります。
日本語のカタカナ読みでは前半にも力が入りがちですが、アクセントの位置を意識するだけでも自然な発音に近づきます。
また、「regard」は日常会話だけでなく、「Best regards」や「with regard to」など決まり文句の中でも頻繁に使われる単語です。
単語単体で覚えるだけでなく、よく使われる表現と一緒に音読しておくと、発音と使い方を同時に身につけやすくなります。

アクセントは後ろなんだね。
「リガード」じゃなくて「リガード」の後半を強く言う感じか。

「Best regards」でも同じ発音だから、実際のメール表現と合わせて覚えると定着しやすいよ。
regardの「見る」が「みなす」に?意味の変化とニュアンス
原点は「じっと見る(注視する)」こと
「regard」の意味を理解するときは、現在よく使われる「〜とみなす」から覚えるよりも、もともとの「じっと見る」という感覚を知っておくと全体がつながります。
ここでいう「見る」は、何気なく目に入るというより、対象に注意を向けて観察することです。
ただ視線を向けるだけでなく、「どんなものだろう」「どういう特徴があるのだろう」と意識しながら見ている状態を表しています。
そのため、「regard」には対象に関心を向けるという要素が含まれています。
この「注意深く見る」という考え方があるため、「regard」は単なる視覚ではなく、そこから何らかの判断や印象につながる場面で発達していきました。
後の「〜とみなす」という意味も、この原点を知っていると暗記ではなく流れとして理解しやすくなります。
例文:
- She regarded the painting silently.(彼女はその絵を静かに見つめました。)
- He regarded the scene with interest.(彼は興味深そうにその光景を見つめました。)

「見る」っていうより、「観察する」に近いイメージなんだね。

そこから相手や物事をどう評価するかにつながるのが「regard」の面白いところだよ。
視線から評価へ:「ある感情を持って眺める」というプロセス
何かをじっと見ていると、人は自然に感情や考えを持つようになります。
「すごい」「信頼できそう」「危険かもしれない」といった印象は、対象に注意を向けた結果として生まれるものです。
「regard」は、この流れをそのまま意味に取り込んだ単語です。
そのため、「with respect(敬意を持って)」「with admiration(賞賛して)」のように感情を添えて使われることもあります。
ここでは単に視線を向けるだけではなく、「どのような気持ちでその相手を見ているのか」という点まで含まれているのが特徴です。
つまり、「regard」は「見る」という行動だけでは終わらず、その対象をどのような気持ちや立場で受け止めるかまで含んだ表現だと考えると理解しやすくなります。
この意味の広がりが、現代英語で「評価する」「みなす」という使い方が中心になった理由にもつながっています。
例文:
- She regarded him with respect.(彼女は敬意を持って彼を見ていました。)
- They regarded the news with concern.(彼らはその知らせを心配しながら受け止めました。)

見ることが、そのまま「みなす」っていう意味になるのは少し不思議。
どうしてそんな変化をしたの?

人は何かをじっくり見ると、その相手について自然に印象や評価を持つよね。
その流れが言葉の意味にも反映されて、「評価する」「〜とみなす」という使い方が広まったんだよ。
現代英語で最も重要な「評価・判断」のニュアンス
現在の英語で「regard」が最もよく使われるのは、「〜を…とみなす」「〜だと考える」という意味です。
ニュース記事やビジネス文書では、この用法が圧倒的に多く見られます。
この場合は、単なる思いつきではなく、ある程度の根拠や共通認識をもとに評価する場面で使われることが少なくありません。
そのため、「I think」と比べると少し客観的でフォーマルな印象があります。
個人の感想を述べるというより、「一般的にそのように評価されている」「自分はそのような立場で捉えている」というニュアンスが強く表れます。
特に「regard A as B」の形は頻出なので、「AをBとして評価する」というまとまりで覚えておくと、多くの英文をスムーズに読めるようになります。
また、「be regarded as」のような受動態も非常によく使われるため、動詞だけでなくセット表現として身につけておくと実践で役立ちます。
例文:
- Many scientists regard water as essential for life.(多くの科学者は水を生命に不可欠なものとみなしています。)
- The book is widely regarded as a classic.(その本は古典的名作として広く評価されています。)
- He is regarded as one of the best players in the league.(彼はリーグ屈指の選手の一人と評価されています。)

今の英語では「見る」より「みなす」のほうがずっと出番が多いんだね。

そう、だから意味を覚えるときは「みなす」を中心にしつつ、「もとは注視するという意味だった」と知っておくと、ほかの表現にも応用しやすくなるんだ。
絶対に覚えるべき「regard」の文法パターンと動詞の挙動
regard A as B(AをBとみなす・評価する)
「regard」で最も重要なのが「regard A as B」という形です。
これは「AをBとみなす」「AをBだと考える」という意味になり、学校英語から実際の英語まで非常によく使われます。
ここでの「as」は、「Aをどのような立場・性質のものとして見るか」を示しています。
つまり、「見る」という行為の結果として、「AはBだ」という評価や判断につながるイメージです。
そのため、「as」があることで、単なる説明ではなく「そのような存在として捉える」というニュアンスがはっきり表れます。
この表現は、人だけでなく物事や考え方にも使えます。「重要だと考える」「問題だとみなす」「成功だと評価する」など、幅広い場面で応用できます。
フォーマルな印象があるため、ニュースや論文、ビジネス文書でも頻繁に見かけます。
また、「regard A as B」は、話し手だけの思いつきを伝えるというより、経験や事実を踏まえた評価を述べる場面によく合います。
人物紹介や企業の説明、商品の評価など、客観性を意識した文章でも自然に使われる表現です。
例文:
- We regard English as an essential skill.(私たちは英語を必要不可欠な技能だと考えています。)
- Many people regard this movie as a masterpiece.(多くの人がこの映画を傑作だと評価しています。)
- She regards her grandfather as her role model.(彼女は祖父を人生の手本だと考えています。)

「as」があることで、「どういう存在として見ているか」を表しているんだね。

「regard=みなす」だけで覚えるより、「regard A as B」という形ごと覚えるほうが実際は使いやすいね。
be highly regarded as / for(〜として高く評価されている)
「regard」は受動態で使われることも非常に多く、「be highly regarded」は覚えておきたい表現です。
「高く評価されている」という意味になり、人や会社、作品、技術などの評判を述べるときによく使われます。
後ろにasが続くと「〜として評価されている」、forが続くと「〜の点で評価されている」という違いがあります。
- be regarded as ~:〜として評価される
- be regarded for ~:〜の点で評価される
どちらも受動態ですが、焦点を当てる部分が少し異なります。
英語の記事では「widely regarded as(広く〜と評価されている)」も非常によく見かけます。
また、「highly」の代わりに「widely」「generally」「universally」などの副詞が使われることもあり、「どの程度広く評価されているか」を表すことができます。
こうした表現は新聞や企業紹介、レビュー記事でも頻繁に登場するため、まとめて覚えておくと読解力の向上にもつながります。
例文:
- She is highly regarded as a teacher.(彼女は教師として高く評価されています。)
- The company is highly regarded for its customer service.(その会社は顧客対応の良さで高く評価されています。)
- This restaurant is widely regarded as one of the best in the city.(このレストランは市内屈指の名店として広く評価されています。)

「as」と「for」で見ているポイントが変わるんだね。

「どんな立場として評価されるか」ならas、「何が評価されているか」ならforと考えると整理しやすいよ。
受動態・進行形での使い方と目的語の取り方
「regard」は他動詞なので、基本的には必ず目的語を取る動詞です。
そのため、「I regard.」だけでは意味が完結せず、「何をどう考えるのか」を続ける必要があります。
多くの場合は、「regard A as B」のように目的語の後ろに補足が続き、一つのまとまった形として使われます。
実際の英語では、受動態のbe regarded asが特によく使われます。
「〜とみなされている」という形になり、ニュースや新聞ではこちらのほうが目にする機会が多いかもしれません。
能動態よりも「評価される側」を主語にしたい場面が多いため、受動態が自然に選ばれるケースが多いのです。
一方、進行形の「be regarding」はあまり一般的ではありません。
「みなす」という意味は状態や判断を表すことが多いため、「今まさにみなしている」という表現になる場面が限られるからです。
ただし、「見る・見つめる」という古い意味では文脈によって進行形が使われることがあります。
文法的には進行形にできないわけではありませんが、現代英語ではほとんど見かけません。
学習段階では「regardは進行形よりも、能動態や受動態で使われることが圧倒的に多い」と理解しておけば十分です。
例文:
- Most experts regard exercise as important.(ほとんどの専門家は運動を重要だと考えています。)
- He is regarded as an honest person.(彼は誠実な人物だと評価されています。)
- She regarded the child with affection.(彼女は愛情を込めてその子を見つめました。)

「regard」って進行形をあまり見ないけど、文法的には間違いじゃないの?

間違いではないよ。
ただ、「みなす」という意味は状態を表すことが多いから、実際には能動態や受動態のほうがずっとよく使われるんだ。
コロケーションと前置詞表現の使い分け
as regards 〜(〜に関して・〜について)
「as regards」は、「〜に関して」「〜について」という意味を表すフォーマルな表現です。
契約書や公的な文書、ビジネス文書などで見かけることがありますが、日常会話ではそれほど多く使われません。
ここでの「regards」は動詞ではなく名詞で、「〜について言えば」という意味を作っています。
そのため、「regard A as B」のような「みなす」という意味とは別の表現として覚えるのがおすすめです。
現代では、同じ意味なら「with regard to」のほうが使われる場面が多いため、「as regards」は少し硬い表現という印象を持っておくとよいでしょう。
実際には、法律文書や会社からのお知らせなど、文章全体がフォーマルな場面で見かけることが多く、カジュアルな会話ではほとんど使われません。
英語の記事を読んでいると、「〜について話題を切り替える」ような役割で使われることもあります。
意味そのものは難しくありませんが、「フォーマルな書き言葉で使われやすい表現」という点を押さえておくと、実際の英文でも理解しやすくなります。
例文:
- As regards your request, we will reply tomorrow.(あなたのご要望に関しては、明日お返事いたします。)
- As regards this issue, no decision has been made yet.(この問題については、まだ決定されていません。)

「as regards」は見たことがあまりないかも。

日常英語よりも、少し改まった文章で目にすることが多い表現だからね。
with regard to / in regard to(〜に関して)
「with regard to」と「in regard to」は、どちらも「〜に関して」「〜について」という意味で使われます。
ビジネスメールやお知らせ、ニュース記事などでもよく見かける便利な表現です。
この2つは意味の違いがほとんどなく、多くの場合は置き換えて使えます。
ただし、実際にはwith regard toのほうが使用頻度は高く、英語学習でもこちらを優先して覚えておけば十分対応できます。
口語では「about」や「regarding」が使われることも多いので、場面によって自然な表現を選ぶことが大切です。
友人との会話で「with regard to」を使うと少し堅苦しく聞こえることもありますが、仕事や公的な場面では丁寧で落ち着いた印象を与えられます。
メールでは「With regard to your question...」や「With regard to the meeting...」のように話題を切り出す表現としてもよく使われます。
ビジネス英語では特に目にする機会が多いため、一つの定型表現として覚えておくと便利です。
例文:
- I have a question with regard to your report.(あなたの報告書について質問があります。)
- We contacted him in regard to the meeting.(私たちは会議について彼に連絡しました。)
- With regard to your application, we will contact you soon.(あなたの応募については、近日中にご連絡いたします。)

「with regard to」は「about」の丁寧版みたいなイメージでも大丈夫?

うん、その感覚でかなり近いよ。
特にメールや仕事では「with regard to」のほうが自然に感じられる場面も多いね。
without regard to(〜を考慮せずに・不躾に)の使い方
「without regard to」は、「〜を考慮せずに」「〜に関係なく」という意味で使われる表現です。
法律や規則、会社の方針などを説明する文章でよく見られます。
「regard」がここでは「配慮・考慮」という名詞の意味で使われているため、「〜への配慮なしで」というイメージになります。
そのため、「年齢に関係なく」「性別を考慮せずに」といった公平性を示す場面でもよく使われます。
また、人の行動について使う場合は、「相手の気持ちや事情を考えずに」という意味になることもあります。
この場合は、配慮に欠ける態度や思いやりのない行動を表すため、文脈によっては「不躾に」「無神経に」と訳されることがあります。
文脈によって細かな訳し方は変わりますが、「判断や行動の際に何かを考慮していない」という共通したイメージを持っておくと、多くの英文で自然に理解できます。
例文:
- Everyone is treated equally without regard to age.(年齢に関係なく、誰もが平等に扱われます。)
- The decision was made without regard to cost.(その決定は費用を考慮せずに行われました。)
- He acted without regard for other people's feelings.(彼は他人の気持ちを気にかけずに行動しました。)

「without regard to」は「〜を無視して」というより、「考慮に入れない」っていう感じなんだね。

意図的に無視するというより、「判断材料に含めない」というニュアンスで使われることが多いよ。
おまけ:メールの結び「Best regards,」の意味とは?
英語のメールでよく見かける「Best regards,」は、「よろしくお願いいたします」や「敬具」に近い結びの表現です。
直訳すると「心からの敬意を込めて」といった意味になりますが、日本語のように一語で対応する表現はありません。
ここでの「regards」は名詞で、「敬意」や「よろしくという気持ち」を表しています。
そのため、「Best regards,」「Kind regards,」「Warm regards,」はいずれも相手への礼儀を示す締めくくりとして使われます。
ビジネスメールでは「Best regards,」が最も無難で幅広く使える表現です。
一方、親しい相手には「Thanks,」や「Best,」など、よりカジュアルな結びが選ばれることもあります。
また、「Kind regards」は少し丁寧な印象、「Warm regards」はやや親しみや温かみを感じさせる表現として使われることがあります。
英語圏ではメールの最後にこのような結びを書くのが一般的です。
本文だけでなく締めくくりまで含めて丁寧さを表現する文化なので、「Best regards」は英語メールで最も覚えておきたい定番フレーズの一つと言えるでしょう。

メールの「Best regards」は、「regard A as B」の「regard」と同じ単語だったんだ。

意味は少し違って見えるけれど、「相手への敬意や気遣い」という名詞の意味から来ていると考えると、つながりが見えやすいよ。
regardと似た意味を持つ英単語との違い
regard と consider の違い:「asを伴う客観視」と「直後に目的語を置く直感・判断」
「regard」と「consider」はどちらも「〜とみなす」と訳されることがありますが、文法とニュアンスには違いがあります。
まず文法面では、「regard」はregard A as Bの形が基本です。
一方、「consider」はconsider A (to be) Bの形で使われることが多く、「as」は通常使いません。
この違いは英作文でもよく問われるポイントです。
ニュアンスにも少し差があります。
「regard」は、ある対象を一定の立場や価値を持つものとして評価するイメージがあり、やや客観的でフォーマルな響きがあります。
それに対して「consider」は、「よく考えた結果そう判断する」という思考の過程に焦点が当たりやすい表現です。
もちろん実際には置き換えられる場面も多いですが、「評価・見なし」を表したいときは「regard」、「検討や判断」を表したいときは「consider」が自然になることがあります。
また、「consider」には「検討する」という意味もあるため、文脈によっては「みなす」以外の意味で使われる点にも注意が必要です。
文法と意味の両方を比べると、「regard」は「どのような存在として見ているか」、「consider」は「どのような結論に至ったか」という違いを意識すると使い分けやすくなります。
considerの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- Many people regard him as a genius.(多くの人が彼を天才だとみなしています。)
- I consider this plan a good idea.(私はこの計画は良い案だと考えています。)

意味は似ているけど、「regard」は評価で、「consider」は考えて判断する感じなんだね。

その違いを意識すると使い分けやすいよ。
まずは文法の形も一緒に覚えておくと迷いにくいね。
regard と think of の違い:「フォーマルな評価」と「カジュアルな思い浮かべ」
「think of」も「〜だと思う」と訳されることがありますが、「regard」とは使われる場面が異なります。
「think of」は日常会話でよく使われる表現で、「どう思う?」「どんな印象を持っている?」というように、個人的で気軽な意見を表すことができます。
また、「思い浮かべる」という意味になることもあります。
一方、「regard」は、対象を一定の立場や価値を持つものとして評価するときに使われるため、やや改まった印象があります。
そのため、ニュース記事やビジネス文書では「regard」が選ばれることが多く、友人との会話では「think of」のほうが自然な場面も少なくありません。
「think of」は話し手自身の感想や印象を尋ねたり伝えたりする場面に向いていますが、「regard」は社会的な評価や共通認識を表す場面でもよく使われます。
文章全体としても「regard」のほうが客観的で落ち着いた響きになります。
thinkの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- What do you think of the movie?(その映画をどう思いましたか。)
- Many experts regard this method as effective.(多くの専門家はこの方法を効果的だとみなしています。)

友達に感想を聞くなら「What do you regard...」じゃなくて「What do you think of...」なんだね。

「regard」は少し硬く聞こえるから、普段の会話なら「think of」のほうが自然になることが多いよ。
regard と look upon の違い:「総合的な見なし」と「視覚的な見なし」
「look upon」も「〜とみなす」という意味で使われることがありますが、「regard」よりも「見る」という感覚が残っている表現です。
どちらも「AをBとみなす」という意味になりますが、「look upon A as B」は「AをBという見方で見る」というニュアンスが比較的感じられます。
そのため、文学作品や少し表現豊かな文章で使われることがあります。
一方、「regard A as B」は現代英語で非常に一般的な言い方で、会話からニュースまで幅広く使われます。
迷った場合は「regard」を選ぶほうが自然な場面が多いでしょう。
また、「look upon」は「look」という語が入っていることもあり、比喩的ではあるものの「見る」という感覚が残っています。
人物や出来事をどのような視点で受け止めるかを表したい場面で使われることがあります。
日常的な使用頻度では「regard」のほうが高いため、英語学習ではまず「regard」を優先して覚えるのがおすすめです。
lookの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- They regard him as a trusted advisor.(彼らは彼を信頼できる助言者だとみなしています。)
- Many people look upon kindness as a strength.(多くの人が優しさを長所だと考えています。)

「look upon」は「見る」という雰囲気が少し残っている気がするわ。

意味は近いけれど、普段の英語では「regard」のほうが目にする機会はずっと多いね。
実践例:例文で学ぶregardの自然な使い方
日常会話で使える例文(A as B を含む具体例)
「regard」はフォーマルな単語ですが、日常生活でも「〜を…だと考えている」という内容を少し丁寧に伝えたいときに使えます。
特にregard A as Bの形は、人物や物の価値や役割を表現するのに便利です。
普段の会話では「think」が使われることも多いものの、相手への敬意や客観的な評価を込めたい場合には「regard」のほうがしっくりくることがあります。
英語の記事やインタビューでもよく登場するため、この形に慣れておくと読解力も高まります。
また、日常会話では使用頻度が「think」ほど高くありませんが、不自然というわけではありません。
少し丁寧で落ち着いた言い方になるため、スピーチやプレゼンテーション、自分の価値観を説明する場面でも使いやすい表現です。
「何をどのような存在として捉えているか」を伝えたいときに役立ちます。
例文:
- I regard her as my best friend.(私は彼女を親友だと思っています。)
- We regard this park as an important place for the community.(私たちはこの公園を地域にとって大切な場所だと考えています。)
- They regard practice as the key to success.(彼らは練習が成功の鍵だと考えています。)

「親友だと思う」みたいな場面でも使えるんだね。

使えるよ、ただ、「think」より少し改まった響きになるから、書き言葉やスピーチでもよく使われるね。
ビジネス/フォーマル表現の例:評価する・敬意を示す言い回し
ビジネスやフォーマルな文章では、「regard」は評価や信頼を表す表現としてよく使われます。
特に受動態のbe regarded asや、副詞を組み合わせたhighly regarded、widely regardedなどは頻出です。
また、「with regard to」のように「〜に関して」という意味で使われるケースも多く、一つの単語でさまざまなフォーマル表現を作れるのが「regard」の特徴です。
仕事で英語を使う予定がなくても、ニュース記事や企業のホームページではよく見かけるため、基本的な表現を知っておくと英文が読みやすくなります。
企業紹介では「高く評価されている会社」、商品レビューでは「広く支持されている製品」のような表現として登場することも多く、実際の英文に触れる機会は意外と少なくありません。
「regard」は会話よりも書き言葉で活躍する単語だからこそ、代表的なフレーズをまとめて覚えておくと、ビジネス英語だけでなく新聞やニュースの読解にも役立ちます。
例文:
- She is highly regarded as a leader.(彼女はリーダーとして高く評価されています。)
- This university is widely regarded as one of the best in the country.(この大学は国内有数の大学として広く評価されています。)
- With regard to your inquiry, we will respond shortly.(お問い合わせに関しては、近日中にご返信いたします。)

「regard」って、一つ覚えるだけでビジネス表現まで結構カバーできるんだね。

動詞だけでなく、「be regarded as」や「with regard to」まで覚えておくと、実際の英文で役立つ場面がかなり増えるよ。
まとめ
「regard」は、「じっと見る」という意味から「評価する」「〜とみなす」という意味へ発展した単語です。
この流れを理解しておくと、「regard A as B」や「be regarded as」といった定番表現も、単なる熟語ではなく意味のつながりとして覚えられます。
また、「with regard to」や「Best regards」のような表現では名詞として使われており、「配慮」や「敬意」という意味が生きています。
動詞と名詞で意味が大きく違うように見えても、「相手や物事に意識を向ける」という共通した考え方を押さえておくと整理しやすくなるでしょう。
「regard」はニュース記事やビジネス英語でも頻繁に登場する重要な単語です。
まずは「regard A as B」と「be regarded as」を確実に身につけ、そこから関連表現へ広げていくと、実際の英文でもスムーズに理解できるようになります。
意味だけを個別に暗記するのではなく、「じっと見る」という原点から考える習慣をつけると、似た表現との違いも整理しやすくなるでしょう。

「regard」って意味が多い単語だと思っていたけど、一つずつ見ると全部つながっているんだね。

コアイメージが分かると丸暗記する量も減るから、ほかの単語を覚えるときにも役立つ考え方だよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


「regard」は「考える」って訳されることが多いけど、「評価する」っていう意味も少し入る感じなんだね。