wakeの意味とは?「起きる」と「起こす」の使い分けを解説
英語の wake は「起きる」「起こす」という意味をもつ基本的な動詞です。
一見すると単純な単語ですが、自動詞と他動詞で意味が変わる点や、wake up / get up / awake など似た表現との使い分けで混乱しやすい特徴があります。
この記事では、wake の基本的な意味から実際の使い分けまでを、例文と解説を通して体系的に整理します。
wakeの基本情報をチェック
wakeの動詞の意味
wake は、英語学習の初期に必ず出てくる基本動詞の一つです。
意味は大きく分けて2つあり、文の形によって役割が変わります。
1つ目は「目が覚める・起きる」という意味で、これは自動詞として使われます。
この場合、主語は自分自身で、自然に意識が戻る状態を表します。
アラームや物音がきっかけになることもありますが、文の形としては「自分が目覚めた」という事実に焦点があります。
2つ目は「(人を)起こす・目覚めさせる」という意味で、こちらは他動詞です。
wake の後ろに人が来て、「誰かに働きかけて起こす」という能動的なニュアンスになります。
同じ wake でも、目的語があるかどうかで意味が切り替わる点が最大のポイントです。


動詞のタイプを意識すると、一気に分かりやすくなるよ。
wakeの名詞の意味は?
wake は動詞として使われることが圧倒的に多いですが、名詞としての意味も存在します。
名詞の wake でよく知られているのは、船やボートが水面を進んだあとに残る波・航跡です。
やや専門的・描写的な表現で、日常会話では頻繁には登場しません。
また、フォーマルな文脈では「通夜(葬儀の前に故人をしのぶ集まり)」という意味でも使われます。
この用法はニュースや文学作品などで見かけることがあります。
ただし、英語学習者にとって最優先なのは動詞の wakeです。
名詞の意味は「そういう使い方もある」と知識として押さえておけば十分でしょう。

名詞の意味まで覚える必要はある?

今は無理に使えなくていいよ。
見たときに分かればOK。
wakeの過去形・過去分詞形
wake は不規則動詞で、語形変化に注意が必要です。
現在形は wake、過去形は woke、過去分詞形は woken となります。
規則動詞のように -ed を付けない点が、日本人学習者が間違えやすいポイントです。
特に過去分詞の woken は見慣れない形なので、完了形の例文と一緒に覚えるのがおすすめです。
例文:
- I woke up early today.(今日は早く起きました)
- I have woken up already.(私はすでに目が覚めています)
形だけを暗記するよりも、「いつ使う形なのか」を意識すると定着しやすくなります。

woken が一番覚えにくい…。

完了形とセットで覚えると忘れにくいよ。
wakeの発音と読み方
wake の発音記号は /weɪk/ です。
カタカナでは「ウェイク」と書かれることが多いですが、日本語の音に完全に一致するわけではありません。
ポイントは、母音の /eɪ/ の音です。
これは「エ」と「イ」をはっきり分けるのではなく、口を横に引きながら滑らかに伸ばす音になります。
make / take / cake などと同じ発音パターンなので、まとめて練習すると効果的です。
正しく発音できると、聞き取りでも wake を識別しやすくなります。

日本語の“ウェイク”より英語っぽく伸ばすんですね。

母音を意識すると一気に通じやすくなるよ。
wakeの基本的な使い方:自動詞と他動詞をマスター
自動詞:「目が覚める」主語が自分で起きる使い方
自動詞の wake は、「自然に目が覚める」「意識が戻る」という状態の変化を表します。
この使い方では、主語は必ず自分自身になり、誰かが意図的に起こしたかどうかは問題になりません。
ポイントは、wake が表しているのは「体を起こす動作」ではなく、脳や意識が目覚めた瞬間だという点です。
そのため、実際にはまだベッドに横になっている場合でも wake は使えます。
例文:
- I wake at 6 every morning.(私は毎朝6時に目が覚めます)
- I woke suddenly in the middle of the night.(夜中に突然目が覚めました)
物音や光、夢などがきっかけになることもありますが、文としては「自分が目覚めた」という事実に焦点が当たります。

まだ起き上がってなくても wake でいいんですね。

“目が開いた・意識が戻った”段階なら wake だよ。
他動詞:「〜を起こす」誰かを目覚めさせる使い方
他動詞としての wake は、「誰かに働きかけて目を覚まさせる」という意味になります。
この場合、文の形は wake + 人 となり、起こす側の意図がはっきり表れます。
アラームを鳴らす、声をかける、肩を揺するなど、方法は問いませんが、共通しているのは「起こそうとしている主体がいる」という点です。
例文:
- Please wake me at 7.(7時に起こしてください)
- She woke her child gently.(彼女は子どもを優しく起こしました)
この使い方では、目的語を忘れると意味が成立しません。

wake だけだと、自動詞か他動詞か分からなくなりそう。

人が後ろに来てたら“起こす”って判断すればOKだよ。
wake upにするとどう変わる?付け加える時のニュアンス
wake up は、wake に up が加わることで、「完全に目が覚める」「起床する」というニュアンスがより強くなります。
wake 単体よりも口語的で、日常会話ではこちらの形が圧倒的に多く使われます。
特に「寝ている状態 → 起きている状態」への切り替わりをはっきり言いたいときに向いています。
例文;
- I woke up late today.(今日は寝坊しました)
- Don’t wake me up yet.(まだ起こさないで)
また、wake up は自動詞・他動詞の両方で使える点も重要です。
例文:
- I woke up at 6.(自分で目が覚めた)
- She woke me up at 6.(彼女が私を起こした)

wake up の方が会話っぽい感じがするわ。

迷ったら wake up を使うと自然だよ。
どっちが正解?「起きる」を表す単語の使い分け
wakeとwake upの違い:ニュアンスの差をスッキリ整理
wake と wake up は意味自体はとても近く、どちらも「目が覚める」「起こす」を表します。
違いは主にニュアンスと使用場面にあります。
wake はやや書き言葉寄りで、客観的・説明的な響きがあります。
そのため、文章や少しフォーマルな文脈で使われることが多いです。
一方、wake up は口語的で、「実際に起床した」「はっきり目が覚めた」という感覚が伝わりやすく、日常会話ではこちらが自然です。
例文:
- I wake at dawn.(私は夜明けに目が覚めます)
- I wake up at six every day.(私は毎日6時に起きます)
どちらを使っても意味は通じますが、会話では wake up を選ぶ方が無難です。

じゃあ、迷ったら wake up でいいんですね。

うん、日常会話ではほぼ wake up しか聞かないよ。
wakeとget upの違い:意識が覚めるか、体が動くか
wake (up) と get up は、日本語ではどちらも「起きる」と訳されがちですが、英語では表しているポイントがはっきり分かれています。
wake (up) は「意識が目覚める」ことを表し、まだベッドに横になっている状態でも使えます。
一方、get up は「ベッドから起き上がる」「行動を開始する」という物理的な動作を意味します。
例文:
- I woke up at 6, but I got up at 7.(6時に目は覚めたけど、起き上がったのは7時でした)
この違いを理解すると、英語で時間の流れを自然に表現できるようになります。

wake up と get up を一緒に使うことも多いんだ。

英語ではセットで考えると分かりやすいよ。
wakeとawakeの違い:動詞か形容詞かを見極めるポイント
wake と awake は形が似ていますが、品詞と使い方が異なります。
wake は動詞で、「起きる」「起こす」という動作そのものを表します。
それに対して awake は、主に形容詞として使われ、「起きている状態」「眠っていない状態」を表します。
例文:
- I am awake now.(今は起きています)
- He stayed awake all night.(彼は一晩中起きていました)
awake は「すでに目が覚めているかどうか」を伝えたいときに便利な語です。

awake は“起きる”じゃなくて“起きている”なんですね。

状態を言いたいときは awake を使うよ。
状況別で使い分けるwakeの例文集
日常会話:自分から起きる時・誰かを起こす時のフレーズ
日常会話では、wake up を使った表現が最も自然でよく使われます。
自分で目が覚めた場合も、誰かを起こす場合も、シンプルな形で伝えられるのが特徴です。
例文:
- I woke up early today.(今日は早く目が覚めました)
- I woke up because of the noise.(物音で目が覚めました)
- Can you wake me up at 8?(8時に起こしてくれる?)
このようなフレーズは、過去形・依頼形ともにそのまま使えるため、丸ごと覚えておくと便利です。

wake up って本当によく出てきますね。

日常会話ではほぼこれ一択と思っていいよ。
ビジネス・メール:警鐘を鳴らす、注意を促す時の応用表現
ビジネスの文脈では、wake は比喩的に「気づかせる」「警鐘を鳴らす」という意味で使われます。
個人ではなく、組織や考え方を主語にするケースが多いのが特徴です。
例文:
- This incident woke us to the risks.(この出来事は私たちにリスクを認識させました)
- The report woke management to the seriousness of the issue.(その報告書は経営陣に問題の深刻さを認識させました)
会話よりも文章、特にメールやレポートで使われることが多く、 ややフォーマルで引き締まった印象を与えます。

ビジネスだと急に硬くなるわ。

でも“注意喚起”の表現としては便利だよ。
依頼の表現:「〇時に起こしてください」を英語で言うと?
「〇時に起こしてください」と依頼する場合、wake me up を使うのが最も自然です。
丁寧さは、文頭の表現を変えることで調整できます。
例文:
- Please wake me up at 6 a.m.(午前6時に起こしてください)
- Could you wake me up tomorrow morning?(明日の朝起こしてもらえますか?)
- Can you wake me up at seven?(7時に起こしてくれる?)
ホテルのモーニングコールや、家族・友人への依頼など、幅広い場面でそのまま使える実用表現です。

丁寧さは please や could you で調整するんですね。

そう。wake me up 自体はそのままでOKだよ。
まとめ
wake は「意識が目覚めること」を中心に表す動詞で、文の形によって「自分が起きる(自動詞)」にも「誰かを起こす(他動詞)」にもなります。
日常会話では wake up が最も自然で、「目が覚める」段階と「実際に起き上がる」行動を区別したいときは get up を使います。
また、「起きている状態」を表したい場合は awake を選ぶのがポイントです。

wake だけでこんなに使い分けがあるとは思ってなかったわ。

でも整理するとシンプルだよ。
“意識”か“行動”かを考えるだけだからね。

wake up と get up の違い、やっとスッキリした。

それが分かれば、“起きる”表現はもう迷わないね。


wake って、文によって意味が変わるんですね。