なぜ「認識する」なの?recognizeの意味を深く知る
英語の動詞 recognize は、日本語では「認識する」「見分ける」「承認する」「評価する」など、さまざまな意味で使われます。
本記事では、recognize の基本的な意味から、名詞形や発音、日常会話やビジネスシーンでの使い方、類義語とのニュアンスの違いまで詳しく解説します。
recognizeの基本定義
recognizeの動詞の意味
recognize は動詞で、「すでに存在しているものや過去に経験したことを見て、頭の中で区別し、理解し、そうだと判断する」ことを表します。
日本語にすると「認識する」「見分ける」「(事実として)認める」「評価する」などと訳されますが、すべての意味に共通しているのは “新しく知るのではなく、気づいて理解する” という感覚です。
さらに掘り下げると、recognize は単なる「見覚え」や「知っている」ではなく、
- 過去の経験や知識と照合する
- その対象の存在や価値を理解する
- 必要に応じて承認や評価まで含む
という幅広い行動や判断を表せる点が特徴です。


少し違うよ。
recognizeは“以前に知っていたものを見て、あ、これだ”と判断する感じ。
しかも状況によってはその価値や正当性まで含めて認める場合もあるんだ。
recognizeの名詞形は?
recognize の名詞形は recognition です。
- recognition of a face(顔の認識)
- recognition of effort(努力の評価・称賛)
recognition は単なる「認識」だけでなく、公式な承認や評価、社会的な表彰など、より幅広いニュアンスを含みます。
例えば、ビジネスや学術の場面では「その人の努力や成果を正当に理解し、公式に認める」意味で使われます。
また、日常会話では、単に「見覚えがある」という意味で使うこともありますが、文脈に応じて評価や称賛を示す意味が強くなるのがポイントです。

recognitionって、表彰みたいな意味もあるんですよね?

そう。努力や成果を“正しく理解した結果として評価する”という意味が名詞ではより強調されるんだ。
recognizeの発音と読み方
- 発音(米):/ˈrekəɡnaɪz/
- 発音(英):/ˈrekəɡnaɪz/
- カタカナ表記:レコグナイズ
語源を見ると、re-(再び)+cognize(知る) で、「もう一度知る → 見て分かる」というイメージになります。
つまり、過去の経験や知識を基に対象を理解・判断する行為が語源に反映されているわけです。
発音上のポイントは、
- 強勢が最初の音節にあること(RE-cog-nize)
- 最後の -ize は日本語の“イズ”より少し短めに発音
といった点です。

なんでスペルと発音が全然違うの?

語源がラテン語だからね。
意味を理解すると覚えやすくなるし、強勢を意識すると自然に言いやすくなるよ。
recognizeの主な意味と使い方
「あ、あの人だ!」見覚えがある・見分ける
recognize の最も基本的な使い方で、「以前に見た・聞いたことがあるものや人を見分ける」意味です。
単なる“知っている”よりも、過去の記憶と照合して判断するニュアンスが強いのがポイントです。
- I recognized him immediately.(私はすぐに彼だと分かった)
この場合、「初めて知った」のではなく、頭の中の記憶と現在見たものを照合して「あ、この人だ」と判断したことを表します。
日常的な会話では、人や物、曲や風景などに対してよく使われます。

これは“思い出した”って感じ?

うん、でも重要なのは“思い出した”だけじゃなくて、記憶を頼りに正確に判断したことを示している点だよ。
「事実だと認める」存在や正当性を認識する
recognize は、物理的な対象だけでなく、事実・問題・権利・責任などを「そうだと認める」意味でも使われます。
この場合は感情よりも、理性的・公式な判断のニュアンスが強いです。
- The company recognized the problem.(その会社は問題の存在を認めた)
単に「気づいた」だけでなく、公式に「存在を認める」「事実として認識する」というニュアンスが加わります。
また、権利や責任の承認の場面でも頻出です。

これは気持ちの問題ではなく、公式に認めた感じ?

そう、感情ではなく、判断や承認を意味するんだ。
例えば、権利をrecognizeするときは、法律的に認めるという意味にもなるよ。
なぜ「表彰する」という意味になるのか?
recognize には「価値を理解し、それを公に示す」という意味の広がりがあります。
努力や成果を正しく認識した上で、公式に評価・表彰する場合にこの意味になります。
- She was recognized for her achievements.(彼女は功績を認められ、表彰された)
ここで重要なのは、recognize が単なる認識ではなく、「その価値を理解して評価に結びつける」というアクションを含むことです。
ビジネスや教育、学術の場面でもよく使われます。

recognizeなのに、どうして表彰の意味になるの?

努力や成果の価値を“理解した”という行為があって、そこから公式に評価・表彰に繋がるからだよ。
だから名詞形のrecognitionでは、表彰や評価の意味がより強くなるんだ。
recognizeと類義語との意味・ニュアンス比較
recognizeとrealizeの違い
recognize:すでに存在していたものや経験したことを見て分かる・認める
realize:考えたり経験を通して、初めて気づく・理解に到達する
例文:
- I recognized her voice.(聞き覚えがあった)
- I realized the truth later.(後になって真実に気づいた)
ポイントは、recognize が過去の知識や記憶と照合して判断するのに対して、realize は新しい理解や気づきが発生するという点です。
文脈によっては、recognize が瞬時に判断する行為を含むのに対し、realize は時間をかけて理解するニュアンスが強くなります。

どっちも“気づく”みたいな意味だけど、ニュアンスが微妙に違いますね…。

recognizeは“記憶や経験を基に見て分かる”、realizeは“考えたり経験した結果、理解に到達する”ってイメージで覚えるといいよ。
recognizeとacceptの違い
recognize:事実として認識・承認する
accept:納得して受け入れる(感情や心の動きが伴う場合が多い)
例文:
- He recognized his mistake.(彼は間違いだと認めた)
- He accepted his mistake.(彼はその間違いを受け入れた)
recognize は単に「事実としてそうだと認める」行為を指し、感情的な納得や受容は必ずしも伴いません。
一方、accept は「その事実を受け入れる」「納得して認める」という心の動きや態度を含むので、より主観的な意味合いがあります。

recognizeは理性的な判断、acceptは心から納得するイメージですね。

recognizeは判断に重点、acceptは受容や納得に重点があるんだ。
recognizeを例文で覚える
日常会話で使うrecognize
日常会話では、人や物、音楽、場所などに対して「見覚えがある」「聞き覚えがある」という意味で使われます。
基本的には、過去の経験や記憶と照合して判断するニュアンスが強いです。
例文:
- I didn’t recognize you at first.(最初はあなたって分からなかった)
- Do you recognize this song?(この曲、聞き覚えある?)
さらに、日常のちょっとした気づきや思い出した瞬間にも使えるので、口語で非常に自然に登場します。
例えば、街で偶然昔の友人に出会ったときや、写真を見て「あ、これ見たことある!」というシーンなどです。

日常だと“見覚えある?”って感じだね。

重要なのは“覚えていたものを再認識する”って点。
感覚的にも自然に使えるフレーズだよ。
ビジネス・承認の場面のrecognize
ビジネスや公的な場面では、recognize は「努力や成果を認める」「功績を評価する」という意味で使われます。
公式文書や会議、表彰の場面で頻出です。
例文:
- The manager recognized his contribution.(上司は彼の貢献を評価した)
- This certificate recognizes outstanding performance.(この証明書は優れた成果を認めるものです)
単なる評価だけでなく、公に認める・承認する行為としてのニュアンスが含まれ、公式な文脈では重要な意味を持ちます。
また、recognize は努力や成果だけでなく、権利・資格・存在などの承認にも広く使われます。

ビジネスだと“評価・承認”がしっくりきますね。

公式な場面ほどrecognizeがよく使われるし、単に知っているだけじゃなく、正当に理解して評価するニュアンスが大事なんだ。
まとめ
recognize は、単に「知る」ではなく、すでにあるものを見て理解し、必要に応じて認めたり評価したりする動詞です。
意味が広く感じられても、根底にあるのは “分かって、そうだと判断する” という共通イメージです。

なるほど。recognizeは記憶や経験を基に判断するってことですね?

そう。日常会話だと見覚えや聞き覚えの判断、ビジネスだと評価や承認まで幅広く使えるんだ。

realizeやacceptとの違いも理解できたわ。

recognizeは理性的な認識、realizeは理解に到達する気づき、acceptは心から納得する受容、って覚えると使い分けやすいよ。


recognizeって、ただ“知る”って意味じゃないの?