前置詞はinやonを使う?動詞「spend」でお金や時間を表す時の意味と使い方
「spend」は「使う」と訳されることが多い動詞ですが、お金だけでなく時間にも使えるため、英語では非常に出番の多い単語です。
一方で、「spend on」と「spend ~ing」の違いや、「in」は必要なのか、「take」や「cost」とはどう使い分けるのかなど、初心者が迷いやすいポイントも少なくありません。
この記事では、spendの基本的な意味から前置詞の使い方、お金と時間それぞれの表現、さらに似た単語との違いまでを例文付きで分かりやすく解説します。
読み終える頃には、日常会話でも自信を持ってspendを使い分けられるようになるでしょう。
spendの基本定義
spendの動詞の意味
spend は「使う」という意味で知られていますが、単に何かを使うというよりも、「お金や時間など、自分が持っているものを何かのために費やす」という意味を持つ動詞です。
そのため、目的なく使うというより、「何に使ったのか」までセットで表現することが多くなります。
日常会話ではお金だけでなく、時間や休日、人生など幅広いものを目的語にできるため、とても使用頻度の高い単語です。
また、spend は「消費する」という事実だけを表す中立的な動詞であり、その使い方が良いか悪いかという評価は含まれません。
旅行や勉強のような前向きな場面にも、買い物や趣味のような日常的な場面にも自然に使えます。
英会話では「何に時間やお金を使ったの?」という話題は非常に多いため、基本的な文型とあわせて覚えておくと、さまざまな場面で応用しやすくなります。
例文:
- I spent $50 on a new backpack.(新しいリュックに50ドル使いました。)
- She spends a lot of time reading books.(彼女は本を読むことに多くの時間を費やしています。)
- We spent the afternoon at the beach.(私たちは午後をビーチで過ごしました。)


うん、何を費やしたのかだけでなく、その対象まで続けて表現することが多い動詞なんだ。
spendの名詞の意味
spend は動詞として使われることがほとんどですが、名詞として使われることもあります。
この場合は「支出額」や「使う金額」といった意味になり、広告費や予算など、お金に関する話題で見かけることがあります。
ただし、日常英会話では名詞よりも動詞として使われる場面の方が圧倒的に多いため、まずは動詞の使い方をしっかり覚えるのがおすすめです。
名詞の spend は、ビジネスや経済のニュース、企業の決算資料などで使われることが多く、「広告費」「IT投資」「マーケティング費用」のように、ある分野への支出を表す場面でよく見られます。
一般的な会話では登場する機会は限られますが、ニュース記事やビジネス英語を読む機会がある人は、この意味も知っておくと内容を理解しやすくなります。
例文:
- Our advertising spend increased this year.(今年は広告費が増えました。)
- The company's IT spend was reduced.(その会社のIT支出は削減されました。)

名詞でも使えるんだね。
でも、普段の英会話ではあまり出てこない感じ?

ニュースやビジネスの文章では見かけるけれど、会話では動詞として覚えておけば十分役立つよ。
spendの過去形・過去分詞形
spend は不規則動詞で、過去形・過去分詞形はどちらも spent になります。
活用は spend - spent - spent なので、3つをセットで覚えてしまうのがおすすめです。
過去形の spent は「昨日お金を使った」「休日を過ごした」のような過去の出来事を表すときに使います。
一方、過去分詞の spent は現在完了形などで使われ、「これまでに時間やお金を費やしてきた」といった経験や結果を表します。
同じ形でも文の中での役割が異なるため、「形は同じでも使われる場面が違う」という点を意識して覚えておくと、英作文や読解でも迷いにくくなります。
例文:
- I spent all my savings on my trip.(旅行に貯金を全部使いました。)
- She has spent a lot of time practicing.(彼女は練習に多くの時間を費やしてきました。)
- They spent the weekend together.(彼らは週末を一緒に過ごしました。)

spent は過去形と過去分詞が同じだから、覚えやすそうだね。

「spend - spent - spent」とセットで口に出して覚えておくと、自然に使えるようになるよ。
spendの発音と読み方
spend の発音記号は /spend/ です。
カタカナでは「スペンド」と書かれることが多いものの、最後の d の音まで軽く意識すると、より英語らしい発音になります。
また、e は「エ」に近い短い母音なので、「スピーンド」のように伸ばさないよう注意しましょう。
比較的発音しやすい単語ですが、最後の子音が弱くならないよう練習すると聞き取りやすく、伝わりやすい発音になります。
特に英語では、語尾の子音が聞こえないと別の単語のように聞こえてしまうことがあります。
spend は一音一音を強く発音する必要はありませんが、「スペン」で終わらせるのではなく、最後に軽く d を添えることを意識すると自然です。
何度か音読しながら口の動きに慣れておくと、リスニングでも聞き取りやすくなります。

「スペンド」で通じそうだけど、最後の d までちゃんと意識した方が自然なんだね。

語尾を軽く止めるように発音すると、英語らしいリズムになりやすいよ。
spendの後ろに続く前置詞は「in」と「on」どっち?
お金を費やすときは「on」を使う:具体的なモノやサービスを表す形
お金を何かに使う場合は、spend + お金 + on + モノ・サービス の形が基本です。
この on は「〜に対して」というイメージで、商品や食事、旅行、趣味など、お金を使った対象を表します。
英語ではこの形が非常によく使われるため、「spend money on...」を一つのまとまりとして覚えてしまうと、自然に使えるようになります。
on の後ろには、形のある商品だけでなく、サービスや体験、活動なども置くことができます。
例えば、映画やコンサート、オンライン講座のような目に見えないものでも、この形で問題なく表現できます。
日常会話では「何にお金を使ったの?」という話題が頻繁に出てくるため、この文型は英会話でも特に使用頻度が高い表現の一つです。
例文:
- I spent $100 on new shoes.(新しい靴に100ドル使いました。)
- We spent too much on dinner.(私たちは夕食にお金を使いすぎました。)

「on」の後ろには、お金を使った相手や物が来るんだね。
買った物だけじゃなくて食事や旅行にも使えるんだ。

形は同じなので、「何にお金を使ったのか」を入れ替えるだけで幅広く表現できるよ。
時間を表す時は「spend + 時間 + ~ing」が基本:「in」が省略される理由も解説
時間を使う場合は、spend + 時間 + ~ing の形が基本です。
文法書では spend time in ~ing と説明されることがありますが、現代英語では in を省略するのが普通で、会話でも文章でも spend time reading や spend two hours studying のような形が一般的です。
そのため、「時間を過ごして何をしたか」を表したいときは、まず ~ing を続ける形を覚えておけば十分対応できます。
この形では、~ing が「その時間に行っていた活動」を自然に表しています。
勉強や仕事、運動、趣味など、さまざまな動作を続けられるため応用範囲が広く、日常会話からビジネスまで幅広く使われます。
昔の英語では in を含む形も見られましたが、現在では省略した形が標準的なので、まずはシンプルな形を身につけることをおすすめします。
例文:
- I spent two hours studying English.(私は2時間英語を勉強しました。)
- She spent the afternoon shopping.(彼女は午後を買い物をして過ごしました。)

「in」を見かけることもあるけど、普段は付けない形の方が多いんだね。

今の英語では省略した形が自然だから、「spend + 時間 + ~ing」を基本として覚えておけば大丈夫だよ。
前置詞「at」や「for」は使える?初心者がやりがちな前置詞のNGパターン
spend の後ろに来る前置詞は、意味によってある程度決まっています。
そのため、日本語の感覚で at や for を入れてしまうと、不自然な英語になることがあります。
例えば、「本にお金を使った」は I spent money on books. が自然で、on を for に置き換えることはできません。
「勉強に3時間使った」も I spent three hours studying. が基本で、at studying のような形にはなりません。
英語では、動詞ごとに自然な前置詞の組み合わせがあるものが少なくありません
spend もその一つなので、日本語から前置詞を考えるよりも、「spend money on」「spend time ~ing」という形ごと覚える方が、間違いを減らしやすくなります。
英作文でも迷う場面が少なくなり、より自然な表現が身につきます。
例文:
- I spent a lot of money on my computer.(私はパソコンにたくさんお金を使いました。)
- We spent the weekend visiting our grandparents.(私たちは祖父母を訪ねて週末を過ごしました。)

前置詞って意味が合っていれば何でも使えるのかと思ってたけど、spend はそうじゃないの?

そう、spend は決まった組み合わせで使われることが多いから、前置詞を考えるよりもフレーズごと覚える方が自然な英語になりやすいよ。
お金編:動詞「spend」の意味と正しい使い方
「お金を〜に使う(費やす)」の基本形と日常会話で使える例文
お金について spend を使うときは、spend + 金額(または money)+ on + モノ・サービス が最も基本的な形です。
日本語では「〜を買う」と表現する場面でも、英語では「何にお金を使ったか」という視点で spend が選ばれることがよくあります。
買い物だけでなく、食事や旅行、趣味、サブスクリプションなど、さまざまな場面で使える便利な表現です。
この文型は、使った金額を具体的に伝えたい場合にも、「たくさん使った」「少ししか使わなかった」のように金額をぼかしたい場合にもそのまま応用できます。
また、日常会話では money を省略せずに spend money on... と表現することも多く、何に出費したのかをシンプルに伝えられます。
旅行やショッピングの話題では特によく使われるため、自然に口から出るようにしておくと会話の幅が広がります。
例文:
- She spends a lot of money on clothes.(彼女は服にたくさんお金を使います。)
- We spent over $500 on our vacation.(私たちは休暇に500ドル以上使いました。)

「買う」じゃなくて「何にお金を使ったか」を伝えたいときに便利そうだね。
普段の会話でもよく出てきそう。

金額を伝えたいときにも使いやすいから、日常英会話ではかなり登場する表現なんだよ。
「お小遣い」「予算」「大金」をspendする時の表現パターン
spend の目的語には、money だけでなく、お小遣いや予算、大金など、お金を表すさまざまな単語を置くことができます。
何のお金なのかを具体的にすると、より自然で実践的な表現になります。
例えば、子どものお小遣いなら allowance、会社やプロジェクトの予算なら budget、大金なら a fortune や a lot of money などがよく使われます。
同じ文型のまま単語を入れ替えるだけなので、覚えてしまえば応用しやすい表現です。
お金の種類が変わっても、spend の基本的な意味や文の組み立て方は変わりません。
そのため、「何を使ったのか」という目的語だけを入れ替えれば、日常生活からビジネスまで幅広い場面に対応できます。
基本パターンを一つ覚えておくことで、新しい表現も無理なく増やしていけるでしょう。
例文:
- He spent all his allowance on video games.(彼はお小遣いを全部ゲームに使いました。)
- We spent most of our budget on advertising.(私たちは予算の大半を広告に使いました。)
- They spent a fortune on their new house.(彼らは新しい家に大金を使いました。)

money じゃなくても、予算とかお小遣いでも spend を使っていいの?

もちろんだよ。
お金を表す言葉なら基本の文型は変わらないから、目的語を入れ替えるだけで自然に表現できるよ。
「spend too much」の使い方:お金にも時間にも使える便利表現
spend too much は「使いすぎる」「費やしすぎる」という意味で、お金にも時間にも使える便利な表現です。
後ろに money や time を続けるだけで、「お金の使いすぎ」と「時間のかけすぎ」の両方を表せます。
日常会話では、「最近使いすぎたな」「それに時間をかけすぎているよ」といった場面でよく使われます。
さらに、too much money や too much time の後に on... や 〜ing を続ければ、「何に使いすぎたのか」まで具体的に伝えられます。
会話では、反省やアドバイスを表す場面でもよく使われる表現です。
お金について話すときは節約の話題、時間について話すときは勉強やスマートフォン、ゲームなどに時間をかけすぎている場面で耳にすることが少なくありません。
覚えておくと、自分の行動について話すだけでなく、相手との会話にも自然に取り入れられます。
例文:
- I spent too much money on online shopping.(ネットショッピングでお金を使いすぎました。)
- She spends too much time on social media.(彼女はSNSに時間をかけすぎています。)
- We spent too much time waiting for the train.(私たちは電車を待つのに時間をかけすぎました。)

too much を付けるだけで、お金にも時間にも使えるんだね。
同じ形だから覚えやすそうだわ。

会話でもよく使われる表現だから、money と time の両方で練習しておくと自然に口から出やすくなるよ。
時間編:動詞「spend」の意味と正しい使い方
「時間を〜して過ごす」の基本形と日常会話で使える例文
時間について spend を使う場合は、spend + 時間 + ~ing が基本になります。
「どれくらいの時間を、何をしながら過ごしたのか」を一文で表せるため、日常会話でも非常によく使われる形です。
動詞は ~ing の形にするのがポイントで、「勉強する」「話す」「料理する」など、さまざまな行動を続けることができます。
この表現は、「時間を過ごした」という事実だけでなく、その時間の使い方まで具体的に伝えられるのが特徴です。
そのため、休日の過ごし方や趣味、仕事の内容などを話すときによく使われます。
英会話では「昨日は何をしていたの?」「週末はどう過ごしたの?」といった話題が多いため、この文型を覚えておくと自然に会話を広げやすくなります。
例文:
- She spent the evening cooking.(彼女は夕方から夜にかけて料理をして過ごしました。)
- We spent all day talking.(私たちは一日中話して過ごしました。)

「時間+~ing」の形を覚えれば、「何をして過ごしたか」を自然に言えるんだね。

時間と行動を一緒に伝えられるので、英会話では特によく使われる表現だよ。
「休暇」「週末」「一生」をspendする時の人生・イベント表現
spend は「時間の長さ」だけでなく、休暇や週末、一生のような期間やイベントを表す言葉ともよく使われます。
この場合は「その期間をどのように過ごしたか」という意味になり、旅行や家族との時間、仕事など、続く内容を自由に加えることができます。
特に spend the weekend や spend the holidays は会話で頻繁に使われる表現なので、そのまま覚えておくと便利です。
また、spend one's life のように「人生」を目的語にすると、その人が長い年月をどのようなことに費やしたのかを表せます。
短い休日から一生という長い期間まで、同じ spend で表現できるのもこの動詞の特徴です。
例文:
- We spent the weekend at the beach.(私たちは週末をビーチで過ごしました。)
- She spent her vacation in Okinawa.(彼女は休暇を沖縄で過ごしました。)
- He spent his whole life helping others.(彼は一生を人助けに費やしました。)

spend って「2時間」とかだけじゃなくて、「週末」や「一生」みたいな長い期間にも使えるの?

使えるよ、spend は時間の長さだけでなく、「その期間をどう過ごしたか」を表す動詞だから、休日から人生まで幅広く使えるんだ。
1人の時間を過ごす「spend time alone」のニュアンス
spend time alone は「一人で時間を過ごす」という意味ですが、「寂しく過ごす」というニュアンスとは限りません。
自分の趣味を楽しんだり、ゆっくり休んだり、一人の時間を大切にしたりする場面でも自然に使われます。
英語では「一人で過ごす時間」を前向きなものとして表現することも多く、必ずしも孤独を意味するわけではありません。
そのため、日本語の「一人ぼっち」のような印象で捉えないことが大切です。
読書や散歩、考え事をする時間など、自分自身と向き合う穏やかな時間を表す場面でもよく使われるため、ネガティブな表現として覚える必要はありません。
例文:
- I like to spend time alone on weekends.(私は週末に一人で過ごすのが好きです。)
- She spent the afternoon alone, reading a novel.(彼女は午後を一人で小説を読みながら過ごしました。)
- Sometimes we all need to spend some time alone.(時には誰でも一人で過ごす時間が必要です。)

alone って少し寂しい印象があったけど、そういう意味だけじゃないんだ。

自分の時間を楽しむという前向きな意味でもよく使われるから、文脈で受け取り方が変わる表現なんだよ。
家族や友人と「濃い時間」を過ごす「spend time with...」の使い方
誰かと時間を過ごすときは、spend time with + 人 の形を使います。
家族や友人、恋人など、一緒に過ごす相手を表す最も自然な言い方です。
必ずしも特別なイベントを指すわけではなく、一緒に食事をしたり話をしたりするだけでも使えます。
この表現は、「同じ場所にいた」という事実だけではなく、「その相手との時間を大切に過ごした」という印象を自然に与えられるのも特徴です。
そのため、家族との団らんや友人との旅行、恋人とのデートなど、思い出に残る時間を表現するときにもよく使われます。
英語では「もっと家族と過ごしたい」のような言い方も頻繁に使われるため、日常会話で覚えておくと役立つフレーズです。
例文:
- I spent the evening with my family.(私は家族と夕方から夜にかけて過ごしました。)
- She enjoys spending time with her friends.(彼女は友達と過ごす時間を楽しんでいます。)

with を付けるだけで、「誰と過ごしたか」まで自然に言えるんだね。

相手を変えるだけでいろいろな場面に使えるから、spend time with... はそのまま覚えておくと会話で役立つよ。
英語学習者が必ず混乱する「お金と時間の英単語」使い分けマップ
spendとtakeの違い:時間の「消費」と「必要(かかる)」の使い分け
spend と take はどちらも時間に関する文でよく使われますが、意味と主語が異なります。
spend は「人が時間を使う・過ごす」という意味で、時間をどのように使ったかに焦点があります。
一方、take は「あることをするのに時間がかかる」という意味で、必要な時間を表すときに使います。
例えば、「私は宿題に2時間使った」は I spent two hours doing my homework.、「宿題は2時間かかった」は It took me two hours to do my homework. となります。
同じ出来事でも、何を伝えたいかによって動詞を使い分けることが大切です。
spend は自分の行動を中心に話す場面で、take は作業や移動などに必要だった時間を説明する場面で使われることが多く、視点の違いを意識すると迷いにくくなります。
takeの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I spent three hours cleaning my room.(私は部屋の掃除に3時間費やしました。)
- It took me three hours to clean my room.(部屋の掃除に3時間かかりました。)

同じ「3時間」でも、時間を使ったことを言いたいのか、時間がかかったことを言いたいのかで変わるんだね。

spend は人の行動、take は必要な時間に注目していると考えると区別しやすいよ。
spendとcostの違い:主語が「人」か「金額(物)」かで決まる文法ルール
spend と cost はどちらもお金の話でよく使われますが、一番大きな違いは主語です。
spend はお金を使う「人」が主語になり、cost は値段が付いている「物やサービス」が主語になります。
例えば、「私はこのバッグに100ドル使った」は I spent $100 on this bag.、「このバッグは100ドルした」は This bag cost $100. です。
どちらも同じ内容を伝えていますが、誰を主語にするかで動詞が変わります。
この違いは英作文で間違えやすいポイントですが、「使う人に注目するなら spend、値段そのものを伝えるなら cost」と整理すると覚えやすくなります。
costの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I spent $50 on this shirt.(私はこのシャツに50ドル使いました。)
- This shirt cost $50.(このシャツは50ドルでした。)

cost の方は物が主語になるから、日本語と少し感覚が違うね。

主語だけ意識すると迷いにくくなるね。
spend は「人」、cost は「物」と覚えておくと便利だよ。
spendとwasteの違い:有意義な「投資」か「無駄遣い」かのニュアンス差
spend は、お金や時間を使うこと自体には良い・悪いという評価を含みません。
一方、waste は「無駄にする」という意味があり、価値のない使い方だったというニュアンスを持っています。
例えば、旅行や勉強に時間を使うなら spend が自然ですが、「ゲームばかりして時間を無駄にした」と言いたい場合は waste が適しています。
どちらも「使う」という意味に見えますが、話し手の評価が含まれるかどうかが大きな違いです。
そのため、単に事実を伝えるだけなら spend を使い、「もったいない」「有効ではなかった」という気持ちを表したいときに waste を選ぶと、意図がより正確に伝わります。
wasteの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I spent the evening reading.(私は夕方から夜にかけて読書をして過ごしました。)
- He wasted too much time playing games.(彼はゲームをして時間を無駄にしすぎました。)

spend は中立だけど、waste を使うと「それはもったいなかった」という気持ちも伝わるんだね。

同じ「使う」でも、評価を含めたいかどうかで選ぶ動詞が変わるからね。
spendとpassの違い:時間を「目的を持って過ごす」か「ただ経過する」か
spend と pass はどちらも「時間を過ごす」と訳されることがありますが、使われる場面には少し違いがあります。
spend は「その時間を何に使ったか」を伝える表現で、行動や過ごし方に焦点があります。
一方、pass は時間が過ぎることや、暇な時間をやり過ごすことを表す場合によく使われます。
特に pass the time は「時間をつぶす」という意味の定番表現です。積極的に何かに時間を費やしたことを伝えたいなら spend の方が自然な場合が多くなります。
反対に、待ち時間や移動時間などで「何となく時間を過ごした」という場面では pass が選ばれることもあります。
どちらも時間に関係する動詞ですが、「何をしたか」を伝えたいのか、「時間をやり過ごした」ことを伝えたいのかという違いを意識すると使い分けやすくなります。
passの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- We spent the afternoon playing soccer.(私たちは午後をサッカーをして過ごしました。)
- I read a magazine to pass the time.(時間をつぶすために雑誌を読みました。)

pass the time は「暇つぶし」のイメージが強いから、spend とは少し雰囲気が違うんだね。

何かを充実して行ったことを伝えるなら spend の方が自然に聞こえる場面が多いよ。
例文集:状況別に使い分ける「spend」の実践表現
日常生活での実践例:カジュアルに使える頻出フレーズ
spend は日常会話で非常によく使われる動詞です。
買い物や食事にお金を使ったことを話す場面だけでなく、「今日は何をして過ごしたの?」「週末はどうだった?」といった会話でも自然に登場します。
ここでは、普段の生活ですぐに使える代表的な表現を紹介します。
どれも応用しやすいので、文全体をそのまま覚えてしまうのがおすすめです。
日常会話では、spend の後ろに時間・お金・休日などを入れ替えるだけで、多くの場面に対応できます。
また、「誰と過ごしたか」「何に使ったか」を続けて伝えられるため、一文でも情報量のある自然な英語になります。
旅行や休日、買い物など身近な話題との相性が良く、英会話の基本動詞として覚えておく価値の高い表現です。
例文:
- I spent all day cleaning my room.(私は一日中部屋の掃除をして過ごしました。)
- I spent too much money on groceries.(食料品にお金を使いすぎました。)
- She spent the evening watching movies.(彼女は映画を見ながら夜を過ごしました。)

どれも普段の出来事ばかりだから、そのまま会話で使えそうだね。
時間にもお金にも使えるから便利だわ。

spend は日常生活の話題と相性がいいから、こうした定番表現を覚えておくと英会話がぐっとスムーズになるよ。
ビジネスシーンでの実践例:仕事や商談で役立つ自然な表現
ビジネスでは、予算や開発期間、会議の準備などについて話す場面で spend がよく使われます。
個人のお金だけでなく、会社の費用や時間を表すことも多いため、仕事で英語を使う人はぜひ押さえておきたい表現です。
数字や目的を入れ替えるだけでさまざまな状況に応用できます。
仕事では、「どの業務にどれくらいの時間や予算を使ったか」を報告したり説明したりする機会が多くあります。
そのため、spend は会議やプレゼンテーション、メールなど幅広い場面で役立つ動詞です。
特別なビジネス表現というより、日常英語の延長として使えるため、基本の文型を身につけておけば仕事の英語でも無理なく応用できます。
例文:
- We spent months developing the product.(私たちはその製品の開発に何か月も費やしました。)
- The company spent millions on marketing.(その会社はマーケティングに何百万ドルも投資しました。)
- I spent the morning preparing for the meeting.(私は午前中を会議の準備に費やしました。)

ビジネスでも、お金だけじゃなくて時間についても spend がよく使われるんだね。

仕事では「どれだけの時間や予算を使ったか」を話す場面が多いから、spend は覚えておくと幅広く活用できる動詞なんだ。
まとめ
spend は、お金や時間を「費やす」「使う」という意味を持つ基本動詞です。
お金を表す場合は spend money on...、時間を表す場合は spend time ~ing が基本となり、この2つの形を覚えるだけでも多くの場面に対応できます。
また、take・cost・waste・pass との違いを理解すると、「時間がかかる」「お金がかかる」「無駄にする」「時間をつぶす」といった細かなニュアンスも自然に表現できるようになります。
spend は英会話でもビジネスでも使用頻度の高い動詞なので、例文ごと繰り返し口に出して練習し、基本の文型を身につけておくことが上達への近道です。
まずは普段の出来事を「何に時間やお金を使ったか」という視点で英語にしてみると、自然に使いこなせるようになるでしょう。

最初は「使う」だけの動詞だと思ってたけど、お金も時間も同じ考え方で使えるから、意外と覚えやすいんだね。

基本の文型を押さえておけば応用もしやすいから、例文を何度か声に出しながら練習すると自然に使えるようになるよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


「使う」って意味だけど、お金にも時間にも使えるのが特徴なんだね。
何に使ったかまで一緒に伝えることが多いの?