「受け取る」だけじゃない?receiveが持つ多様な意味とニュアンス
「receive」と聞くと、「受け取る」という意味を思い浮かべる人が多いでしょう。
実際、手紙やプレゼント、メールなどを「受け取る」ときに使える基本的な動詞です。
ただし、receiveは単に物を手にする場合だけでなく、電波や情報を「受信する」、拍手や批判などの反応を「受ける」、人を「迎える」といった場面でも使われます。
さらに、スポーツの「レシーブ」や、法律・宗教などのフォーマルな場面、be received wellのような受動態表現などにも登場します。
getやaccept、obtain、takeといった似た単語との違いや、receiveを進行形で使う場合の考え方まで押さえると、「受け取る」だけでは説明できないreceiveの使い方が見えてきます。
この記事では、receiveの基本的な意味から具体的な使い方、関連する表現、似た単語との違いまで、例文を交えながらわかりやすく整理していきます。
receiveの基本理解
receiveの動詞の意味
receiveは、基本的に「何かが自分のところに届き、それを受ける」という意味を持つ動詞です。
手紙や荷物のように実際に手元へ届くものだけでなく、情報や連絡、批判、拍手など、目に見えないものを「受ける」ときにも使われます。
「自分から取りに行く」というより、外から何かが自分の側にやってきて、それを受けるという向きがあるのがポイントです。
そのため、receiveは「もらう」と訳せる場合でも、単に自分が何かを手に入れたという結果だけでなく、「相手や外部から自分のところへ届いた」という関係を表しやすい単語です。
また、receiveはgetよりもややフォーマルな響きを持つため、ビジネスやニュース、公式な文章でもよく使われます。
日常会話ではgetで表現できる場面でも、receiveを使うと「何かを受け取った」という事実に焦点が当たりやすくなります。
特にメールや書類、通知など、受け取った事実を正確に伝えたい場面では使いやすい表現です。
例文:
- I received a letter from my friend yesterday.(私は昨日、友達から手紙を受け取りました。)
- We received your request this morning.(私たちは今朝、あなたの依頼を受け取りました。)


そう、だから物だけでなく、メールや連絡みたいな「届くもの」にも自然に使えるよ。
receiveの名詞形
receiveから関連する名詞としてよく登場するのがreceiptとreceptionです。
ただし、どちらもreceiveの単純な「名詞形」ではなく、それぞれ意味が分かれているので注意が必要です。
receiveと形が似ていても、実際の使われ方はかなり異なるため、単語ごとに意味を押さえておくと混乱しにくくなります。
receiptは「受け取ること」から転じて、特に「受領」や「受け取った証明」、さらに日常生活では「レシート」という意味で使われます。
一方、receptionは「受け入れること・受け取ること」から、「歓迎」「反応」「受付」「接待」といった意味へ広がっています。
特にreceptionは、ホテルなどの「受付」と、作品などに対する「反応」の両方で使われるため、文脈によって意味を判断する必要があります。
このほか、receiverは「受け取る人・受信機」、receptiveは「受け入れる用意がある、理解を示す」といった意味になります。
receiveを覚えるときに、こうした関連語も一緒に見ると単語同士のつながりが分かりやすくなります。
単語の形だけを個別に暗記するより、「受ける」という中心的なイメージから関連語をつなげていくと、それぞれの意味も整理しやすくなります。
例文:
- Please keep the receipt after you pay.(支払い後はレシートを保管してください。)
- The new movie received a positive reception.(その新しい映画は好意的な反応を受けました。)

receiptが「レシート」になるのは、もともと「受け取ったことの証明」みたいなところから来ているの?

そういうつながりだよ。
receptionも「受け入れること」から「歓迎」や「反応」という意味に広がっているからね。
receiveの発音と読み方
receiveは/rɪˈsiːv/と発音し、アクセントは後ろの音節にあります。
日本語では「リシーブ」に近く聞こえますが、最初の母音は日本語の「リ」と完全に同じではなく、短く軽く発音されます。
後半の音にアクセントが置かれるため、単語全体としては後ろ側をやや強く意識すると英語らしいリズムに近づきます。
スペルではeiの並びになっていますが、ここは「エイ」と読むわけではありません。
receiveの後半は「イー」に近い音になり、英語の綴りで迷いやすいポイントです。
特に「レシーブ」という日本語のカタカナ発音だけからスペルを推測すると、recieveと間違えやすいので注意が必要です。
「i before e, except after c(cの後ではei)」という有名な綴りの覚え方があり、receiveはその代表例です。
ただし、このルールには例外もあるため、receiveはrecieveと書かないよう、単語そのもののスペルとして覚えておくと安心です。
発音とスペルを別々に覚えるのではなく、「後半は長いイーの音」「スペルはcの後ろがei」とセットにしておくと、読み書きの両方で迷いにくくなります。

receiveって「レシーブ」って読むから、eiをそのまま「エイ」っぽく読んでしまいそうだわ。

そこは間違えやすいね。
特にスペルではrecieveにしやすいから、cの後ろがeiになる形を意識すると覚えやすいよ。
「受け取る」だけじゃない!receiveの多様な意味の広がり
物理的に受け取る:手紙・メール・プレゼント・給料など
最も分かりやすいのが、物やお金などを「受け取る」という使い方です。
手紙、荷物、プレゼントだけでなく、メールや連絡、給料など、自分のもとに届けられるものにもreceiveを使えます。
実際に手で触れられる物だけに限らず、「自分の側に届いたもの」であれば幅広く対象にできるのが特徴です。
receive a packageなら「荷物を受け取る」、receive an emailなら「メールを受け取る」、receive a salaryなら「給料を受け取る」という意味です。
日本語では「もらう」と訳すことが多いものの、receiveでは「相手側から自分のところへ届く」という方向が意識されています。
また、receive moneyは単にお金を「もらう」だけでなく、支払いや送金などによってお金を受け取る場面にも使えます。
日常からビジネスまで幅広く登場する基本的な用法で、特に「いつ、何を受け取ったか」という事実を明確にしたいときに向いています。
メールや注文、給与など、記録として残るものについて話す場面でもよく使われます。
例文:
- I received a package from my sister.(私は姉から荷物を受け取りました。)
- Employees receive their salaries at the end of each month.(従業員は毎月末に給料を受け取ります。)

プレゼントだけじゃなくて給料にもreceiveが使えるんだ。相手が「渡してくるもの」ならかなり広く使えそうだね。

特に「届いた・支払われた」という事実を表したいときに使いやすいよ。
情報や刺激を受信する:電波・信号・ニュース・教育など
receiveは、手で触れられる物だけでなく、情報や信号のように目に見えないものを「受け取る」という意味にも広がります。
テレビやラジオが電波を受信する場合にはreceive a signalのように表現できます。
ここでは、何かが発信され、それを自分や機器の側で受けるという関係がポイントになります。
また、ニュースや情報を受け取る場合にも使われ、receive informationやreceive newsのような形が可能です。
情報を「自分から探して得た」というより、外から入ってきたものを受けるという感覚が残っています。
そのため、通信や情報伝達について説明するときにもreceiveは自然になじみます。
さらに、教育の場面では、receive an educationで「教育を受ける」と表現することもあります。
この場合も、教育というものを自分の側で受けるというreceiveの基本イメージがそのまま生きています。
物ではなくても、外部から何かが自分の側に届くという構造があれば、receiveで表現できると考えると理解しやすくなります。
例文:
- My phone can't receive a signal in this area.(この地域では私の携帯電話は電波を受信できません。)
- Students receive information from many different sources.(学生たちはさまざまな情報源から情報を受け取ります。)

receiveって「受け取る」なのに、ニュースや教育にも使えるんだね。
情報も「受け取る」という考え方なの?

そう、電波やニュース、教育なども、自分の外から情報が届いてくるものだから、receiveで「受け取る・受信する」と表現できるよ。
反応・評価を得る:拍手を受ける・批判を浴びるなど
receiveは、人から向けられる反応や評価を「受ける」という場面でも使われます。
拍手ならreceive applause、批判ならreceive criticismのように、良い反応にも悪い反応にも使えるのが特徴です。
物を手元に受け取るというより、自分の行動や発言、作品などに対して外部から反応が向けられるという形になります。
ここでは「自分が何かを受け取る」というより、「自分の行動や作品に対して周囲から反応が返ってくる」という意味合いが強くなります。
作品や発表、発言などがどのように評価されたかを述べるときにも便利な表現です。
特にニュースやレビューなどでは、作品や政策がどのような反応を受けたかを説明するためによく使われます。
receive praiseなら「称賛を受ける」、receive criticismなら「批判を受ける」となり、後ろに来る名詞によって具体的な反応が決まります。
この用法では、receiveそのものが「良い評価を受ける」という意味になるわけではなく、後ろに来る言葉によって肯定的なのか否定的なのかが決まる点にも注意が必要です。
例文:
- The singer received a lot of applause after the performance.(その歌手は公演後、大きな拍手を受けました。)
- His idea received some criticism from the team.(彼のアイデアはチームからいくらか批判を受けました。)

receiveって、何かを手に入れるというより「周りから反応が返ってくる」場合にも使えるんだ。

applauseでもcriticismでも、外から向けられたものを受けるという点は共通しているよ。
人を迎える・歓迎する:ゲストを招く・接遇するなど
人を対象にしたreceiveには、「人を迎える」「客を受け入れる」という使い方があります。
特にフォーマルな場面では、客や訪問者を迎えて対応するという意味で使われます。
単純にその人と「会う」というより、訪問してきた人をこちら側で受け入れ、適切に対応するという場面を表しやすい表現です。
receive guestsなら「客を迎える」、receive visitorsなら「訪問者を迎える」という意味です。
単に「会う」というより、訪問してきた人をこちら側で迎え入れて対応するというニュアンスがあります。
そのため、ホテルや公式行事、来客対応など、一定の格式がある場面では特に使いやすくなります。
ホテルや公式行事など、少し改まった場面でも使われるため、日常会話の「人に会う」とは少し距離があります。
文脈によっては「接遇する」「応対する」と訳すと自然になることもあります。
また、誰を迎えたのかだけでなく、どのような立場で迎えたのかに焦点が置かれることもあり、ニュースや公式発表でも見かける表現です。
例文:
- The hotel receives guests from all over the world.(そのホテルは世界中から来る宿泊客を迎えています。)
- The president received the visitors at the official residence.(大統領は公邸で訪問者を迎えました。)

人にもreceiveを使えるのは意外だわ。
「人を受け取る」って考えると変だけど、「迎え入れる」なら分かるね。

その感覚で大丈夫だよ。
相手がこちらに来て、こちら側で迎えるという場面なんだ。
専門的なシーンで使われるreceiveの意味
スポーツ(テニス・バレー):相手のサーブを打ち返す「レシーブ」
スポーツでは、receiveが「相手から来たボールを受ける」という意味で使われます。
バレーボールではreceiveがサーブを受けるプレーを指し、日本語の「レシーブ」ともつながっています。
ここでも基本となるのは、自分からボールを取りに行くというより、相手側から飛んできたものを受けるという関係です。
テニスでもreceiveは、相手のサーブを受ける側に関して使われます。
receive a serveなら「サーブを受ける」という意味で、必ずしも「打ち返す」という動作そのものだけを表すわけではありません。
サーブを受けてプレーを始める側という、競技上の立場を示す場合にも使われます。
つまり、日本語の「レシーブ=打ち返す」というイメージだけで覚えると少し狭くなります。
英語では、まず「相手から来たボールを受ける側」という意味を押さえておくと理解しやすくなります。
実際のプレーではその後に返球することが多いため、「受ける」と「打ち返す」が日本語では一緒に捉えられやすい点に注意が必要です。
例文:
- She received the serve and passed the ball to her teammate.(彼女はサーブをレシーブし、ボールをチームメートに返しました。)
- He will receive first in the next game.(彼は次のゲームで最初にサーブを受けます。)

スポーツで「レシーブ」って言うけど、英語のreceiveも「打ち返す」という意味なの?

そこは少し違うよ。
receiveは基本的に「サーブを受ける」という意味で、実際にどう打ち返すかまでを表しているわけではないんだ。
法律・宗教・公式な場:判決を受ける・式典に出席する
receiveは、法律や宗教などのやや格式のある場面でも登場します。
法律関係では、文脈によって判決や刑などを「受ける」という意味で使われることがあります。
例えば、receive a sentenceなら「判決を受ける」という意味になります。
この場合も、裁判所などから決定されたものを当事者が受けるという構造になっています。
宗教ではreceive Communionのように、「聖餐を受ける」といった表現があります。
この場合も、何かを自分の側で受けるというreceiveの基本的な意味が残っています。
日常的な「もらう」よりも、宗教的な儀式や正式な手続きの中で何かを受けるという、改まった場面で使われる点が特徴です。
また、公式な場面では人を迎えるという意味のreceiveもよく見られます。
一般的な日常会話よりも、ニュース記事や公式文書、歴史的な文章などで出会いやすい用法です。
こうした場面では、receiveが持つ少しフォーマルな響きが文脈にも合いやすくなります。
例文:
- The defendant received a five-year sentence.(その被告は5年の判決を受けました。)
- The bishop received Communion during the service.(司教は礼拝中に聖餐を受けました。)

法律や宗教でもreceiveが出てくるけど、どちらも「何かを受ける」という基本は変わらないんだね。

分野が変わっても、receive自体の中心的な方向はそれほど変わらないよ。
受動態:be received with/by(〜で迎えられる・〜と評価される)
receiveは受動態にすると、「受け入れられる」「評価される」「迎えられる」という意味を表せます。
特にbe received with+名詞では、ある行動や発言などがどのような反応とともに受け止められたかを表します。
自分が何かを受けるのではなく、主語になっている人や物が周囲からどのように受け止められたのかを見る形になります。
例えば、be received with applauseなら「拍手で迎えられる」、be received with criticismなら「批判をもって受け止められる」となります。
withの後ろに来るものが、その出来事に対する反応を示します。
歓迎なのか批判なのか、反応の内容までwith以下で具体的に示せるため、ニュースやレビューなどでも使いやすい表現です。
一方、be received by+人・集団なら「誰かに受け入れられる・迎えられる」という形になります。
作品や提案などが誰に受け入れられたかを示す場合にも使われます。
withは「どのような反応で」、byは「誰によって」という違いを意識すると、両者を区別しやすくなります。
例文:
- The proposal was received with enthusiasm.(その提案は熱意をもって受け入れられました。)
- The new policy was well received by employees.(その新しい方針は従業員から好意的に受け入れられました。)

be receivedだと、「何かを受け取る」から「どう受け止められたか」に意味が変わってくるんだ。

うん、特にwell receivedは「好評だった」という意味で、作品やサービスについてよく使われるよ。
文法注意!receiveは進行形(be receiving)にできる?
動作を表す場合:進行形OK(例:荷物を受け取っている最中)
receiveは状態を表すこともありますが、「受け取る」という動作そのものを表している場合は進行形にできます。
例えば、荷物や連絡などが次々に届いていて、まさに受け取っている途中ならbe receivingが自然です。
ここでは「受け取った」という結果ではなく、現在進んでいる受け取りの動作に意識が向いています。
The office is receiving packages now.なら、「そのオフィスは今、荷物を受け取っている」という意味になります。
受け取りという出来事が現在進行しているため、進行形が使えます。
また、受け取りが一度で終わるのではなく、一定の時間にわたって続いている場合にも、進行形との相性がよくなります。
receive messagesやreceive applicationsのように、一定の時間にわたって何かを受け付けている場合にも進行形が可能です。
単発の「受け取った」という結果ではなく、「今その動作が進んでいる」ことに焦点があります。
特に「現在受付中」「現在受け取り中」という状況を伝えたいときには、進行形にすることで時間的な動きを表せます。
例文:
- We are receiving applications until Friday.(私たちは金曜日まで応募を受け付けています。)
- The warehouse is receiving new shipments today.(その倉庫では今日、新しい入荷品を受け取っています。)

receiveって状態動詞っぽく見えるけど、「今まさに受け取っている」なら進行形にできるんだ。

受け取りという出来事が進行中なら、普通の動作として考えられるからね。
状態・結果を表す場合:進行形NG(例:すでに評価を得ている)
一方で、receiveが「すでに評価や反応を得ている」という結果に重点を置く場合は、単純に進行形にすると不自然になることがあります。
作品や提案が「好評を得ている」という状態を表す場合は、通常は受動態のbe received wellなどを使います。
ここでは、誰かが今まさに「受け取る」という動作をしていることより、対象がどのように評価されているかという状態が中心になります。
例えば、The movie is well received.なら、「その映画は好評を得ている」という状態を表せます。
ここでis receiving wellとすると、意図した「好評」という意味にはなりません。
英語では、すでに成立している評価を表す場合と、評価を受ける出来事そのものを表す場合で、自然な形が変わるためです。
ただし、「現在、実際に反応を受け続けている」という動作を強調する文脈ならbe receivingが成立する場合もあります。
そのため、「receiveは進行形にできない」と丸暗記するより、今進行している動作なのか、すでに成立している評価・状態なのかを見ることが大切です。
特にwell receivedのようなまとまりでは、単語単独ではなく表現全体の意味を捉えると判断しやすくなります。
例文:
- The new product is well received by customers.(その新製品は顧客から好評を得ています。)
- The proposal has been well received by the committee.(その提案は委員会から好意的に受け入れられています。)

receiveって進行形にできるのに、「評価を受けている」みたいな場合は使いにくいの?

うん、評価がすでに定着している状態なら、進行中の動作ではなく「評価されている状態」と考えるから、be received wellのような形が自然だよ。
間違えやすい!「receive」と似ている単語との違い・使い分け
receiveとgetの違い:「フォーマル(受動的)」か「カジュアル(能動的)」か
receiveとgetはどちらも「受け取る」「もらう」と訳せるため、同じように見えることがあります。
大きな違いは、receiveのほうが「何かが自分のところに届く」という受け手側の視点を出しやすく、getは日常会話で幅広く使えることです。
receiveには少し改まった響きがあるため、単語そのものからも「受領した」という事実を意識させやすくなります。
例えば、I got an email.は「メールが来たよ」という自然な会話表現ですが、I received an email.なら「メールを受信しました」という少しフォーマルで事実を伝える印象になります。
友達同士の気軽な会話ではgetがなじみやすい一方、仕事上の連絡や記録を意識する場面ではreceiveが選ばれやすくなります。
ただし、receiveが常に受動的でgetが常に能動的というわけではありません。
receiveにも「受け取る」という動作はあり、getにもさまざまな意味があります。
まずはフォーマルさと使用場面の違いを目安にすると使い分けやすくなります。
「何を受け取ったかを事実として伝える」という場面ではreceiveが特に自然だと考えると、両者の違いが見えやすくなります。
getの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I got a message from Tom.(トムからメッセージをもらったよ。)
- We received your email and will reply soon.(メールを受け取りました。まもなく返信いたします。)

友達との会話ならget、会社からのメールならreceiveみたいに分けると分かりやすそう。

日常の「もらったよ」ならget、少し改まって「受領した」と伝えるならreceiveが合いやすいよ。
receiveとacceptの違い:「ただ受け取る」か「意志を持って受け入れる」か
receiveとacceptはどちらも「受け入れる」と訳されることがありますが、焦点が異なります。
receiveは基本的に「何かが自分のところに届いて、それを受ける」ことを表します。
一方、acceptには「受け入れると決める」「同意する」という意志が含まれやすくなります。
つまり、receiveでは「届いた・受けた」という事実、acceptでは「それを受け入れると判断した」という側面が強くなります。
例えば、I received the invitation.なら「招待状を受け取った」という事実を述べています。
招待を受けたからといって、参加すると決めたとは限りません。
まだ返事をしていない場合でも、招待状そのものを受け取っていればreceiveが使えます。
これに対してI accepted the invitation.なら「その招待を受け入れた」、つまり参加することを承諾したというところまで含まれます。
受け取っただけなのか、意思決定までしたのかが重要な違いです。
仕事のオファーや提案、招待など、「受け取った後に判断するもの」では、この違いが特に分かりやすくなります。
acceptの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I received an invitation to the wedding.(私はその結婚式の招待状を受け取りました。)
- She accepted the job offer.(彼女はその仕事のオファーを受け入れました。)

招待状をreceiveしても、参加するとは限らないんだね。
acceptすると、そこに自分の判断が入る感じなんだ。

「届いた」のがreceiveで、「受け入れると決めた」のがacceptに近いよ。
receiveとobtainの違い:「自然に届く」か「努力して手に入れる」か
obtainも「得る」と訳されますが、receiveとは手に入れ方のニュアンスが異なります。
receiveは誰かから送られたり、何かが自分のもとに届いたりする場合に自然です。
自分が積極的に獲得したというより、外部から与えられたものを受ける側に焦点があります。
一方のobtainは、努力したり手続きをしたりして「手に入れる」という意味合いが強くなります。
情報や許可、資格など、自分で行動した結果として獲得するものにもよく使われます。
そのため、同じ「得る」でも、どのような経緯で手に入ったのかによって自然な単語が変わってきます。
例えば、receive permissionなら「許可を受ける」、obtain permissionなら「手続きをして許可を得る」というように、同じ「許可を得る」でも焦点が少し違います。
receiveは受け手側、obtainは獲得する側に意識が向きやすいと考えると整理できます。
特に手続きや努力によって獲得したことを強調したい場合にはobtainが適しています。
obtainの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- We received permission from the manager.(私たちはマネージャーから許可を受けました。)
- You need to obtain a license before driving.(運転する前に免許を取得する必要があります。)

receiveは「向こうから来たものを受ける」、obtainは「自分で手に入れる」という違いで考えると分かりやすいね。

特に資格や許可など、自分で手続きをして獲得する場面ではobtainが合いやすいよ。
receiveとtakeの違い:「受け止める」か「自分の手で取りに行く」か
receiveとtakeは、どちらも物を手にする場面で使えますが、動きの方向が違います。
receiveは相手から渡されたものを「受け取る」側に立ち、takeは自分から「取る」という動作を表します。
receiveでは外側から自分のところへ何かが来るのに対し、takeでは自分側から対象へ動くという違いがあります。
Someone gave me a book, and I received it.なら「誰かが本を渡し、私はそれを受け取った」という流れです。
一方、I took a book from the shelf.なら「私は棚から本を取った」となり、自分から手を伸ばして取る動作が中心になります。
この違いは、誰が動作を始めたのかを見ると判断しやすくなります。
そのため、同じ物を手にする場合でも、誰の側から動作が起こっているかを見ると判断しやすくなります。
receiveは「受け手」、takeは「取り手」に焦点があると考えると整理できます。
相手が差し出したものを受けるのか、自分から対象を取りに行くのかを意識すると、両者を感覚的にも区別しやすくなります。
takeの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I received the document from my boss.(私は上司から書類を受け取りました。)
- She took a book from the table.(彼女はテーブルから本を取りました。)

相手が渡してきたものならreceive、自分で手を伸ばして取ったならtake、という見方ができるんだ。

うん、どちらも「手にする」だけど、動作の出発点が違うからね。
実践例文集:状況別で使いこなすreceiveの活用表現
日常会話:プレゼントをもらったとき・電話の電波が悪いとき
日常会話では、receiveよりもgetのほうがカジュアルでよく使われますが、receiveが不自然というわけではありません。
プレゼントやメッセージなどを「受け取った」と少し丁寧に表現したいときにはreceiveが使えます。
特に、何を受け取ったのかをはっきり伝えたい場合には、日常的な場面でも十分使える単語です。
また、電話や携帯電話の電波について話す場合は、receive a signalで「電波を受信する」と表現できます。
電波が届くかどうかという場面では、receiveの「外から入ってくるものを受ける」という意味がそのまま活かされています。
この用法では、receiveを「もらう」だけに限定してしまわないことが大切です。
プレゼントのように目に見えるものから、電波のように目に見えないものまで、外部から自分の側に届くものを幅広く表現できます。
日常会話の中でも、こうした違う意味を持つreceiveに触れる機会は意外と多くあります。
例文:
- I received a beautiful gift from my parents.(私は両親から素敵なプレゼントをもらいました。)
- I can't receive a signal in the mountains.(山では電波を受信できません。)
- I received a call from my brother this morning.(今朝、兄から電話を受けました。)

プレゼントならgetでも言えるけど、receiveにすると少し丁寧に聞こえるんだ。

そうだね、それに「電波を受信する」のような場面ではreceiveがかなり自然に使えるよ。
ビジネス:フィードバックをもらう・顧客を接待するとき
ビジネスではreceiveの使用範囲がさらに広がります。
receive feedbackなら「フィードバックを受ける」、receive a complaintなら「苦情を受ける」のように、相手から寄せられた意見や反応を受ける場合に使えます。
ここでは、相手から何かが自分たちの側へ寄せられ、それを受け止めるという関係が重要です。
また、人を迎える場面ではreceive customersやreceive guestsのように表現でき、単なる「会う」よりも「顧客や客を迎えて対応する」という意味合いを出せます。
接客や公式な訪問など、改まった状況で見かけやすい使い方です。
ホテルや企業など、訪問者を迎える立場について話す場合にも、receiveのフォーマルな響きがよく合います。
ビジネスでは、物を受け取る場合だけでなく、顧客からの意見や反応、人そのものを迎える場合にもreceiveが使えるため、かなり応用範囲の広い単語です。
特に「相手から届いたものをこちらが受ける」という関係を意識すると、feedbackやcomplaintといった抽象的な対象にも自然に結びつけられます。
例文:
- We received valuable feedback from our customers.(私たちは顧客から貴重なフィードバックを受けました。)
- The manager received the client in his office.(マネージャーはオフィスで顧客を迎えました。)
- We received a positive response from our customers.(私たちは顧客から好意的な反応を得ました。)

ビジネスだと、feedbackみたいな目に見えないものにもreceiveがかなり使えるんだね。

「相手から寄せられたものを受ける」と考えると、メールや意見、苦情まで自然につながってくるよ。
ビジネス・メール必須:「receive」を使った定番の定型表現
ビジネスメールでは、receiveを使って「受け取りました」「確認しました」と丁寧に伝える表現がよく使われます。
特にWe have received 〜は、メールや書類、注文などを受け取ったことを相手に知らせる定番表現です。
単に「届いた」と伝えるだけでなく、相手から送られたものをこちらで確かに受領したという、事務的で明確な印象を与えられます。
This is to confirm that we have received 〜のようにすれば、「〜を確かに受領したことを確認いたします」という、よりフォーマルな表現になります。
また、Thank you for your email. We have received it.のように、相手からの連絡を受け取ったことを伝える場合にも便利です。
こうした表現は、注文、申込書、請求書、添付ファイルなど、ビジネス上「受け取ったこと自体が重要になるもの」と相性が良いです。
相手に「送ったものが無事に届いているか」を確認してもらう役割もあるため、メールでのやり取りでは覚えておくと実用性があります。
日常会話のgetとは違い、receiveは「受領した」という事実を丁寧かつ明確に伝えやすいため、ビジネスメールとの相性が良い単語です。
特に相手から届いたものを正式に確認したという場面では、receiveを使うことで文章全体が落ち着いた印象になります。
例文:
- We have received your application.(お申し込みを受け取りました。)
- This is to confirm that we have received your documents.(書類を確かに受領したことを確認いたします。)
- We have received your order and will process it shortly.(ご注文を受け付けました。まもなく処理いたします。)

We have received 〜を覚えておけば、ビジネスメールで「ちゃんと受け取りました」と伝えたいときに使えそうだね。

特に相手から届いたメールや書類を確認したことを伝えるときに便利な表現だよ。
まとめ
receiveの基本は、「外部から自分のところに何かが届き、それを受ける」という感覚です。
手紙やプレゼントのような物だけでなく、メールやニュース、電波、信号などの情報も、自分の側に届くものであればreceiveで表現できます。
さらに、拍手や批判などの反応を受けたり、ゲストを迎えたりする場面にも意味が広がっています。
また、スポーツではサーブを「受ける」、法律や宗教などのフォーマルな場面では判決や儀式に関するものを「受ける」といった使い方があります。
be received wellのように、「どのように受け止められたか」を表す受動態も重要です。
似た単語のget・accept・obtain・takeと比べると、receiveは「自分のところに届いたものを受ける」という側面が特に強いことがわかります。
進行形についても、「受け取る」という動作が進行中ならbe receivingとできますが、すでに成立している評価や反応を表す場合は、単純な進行中の動作として考えないことがポイントです。
こうした違いまで意識すると、receiveを「受け取る」という一つの訳だけで覚えるより、実際の英文の意味を捉えやすくなります。

receiveって、最初は「受け取る」だけ覚えておけばいいと思ってましたけど、かなり使える場面が多いだね。

でも全部を別々の意味として暗記する必要はないよ。
「外から自分のところに何かが届いて、それを受ける」と考えておけば、物でも情報でも反応でも、つながって見えてくるからね。
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receiveって、単に「もらう」って訳して覚えていたけど、相手から何かが届くことに意識が向いているんだね。