増やす?増える?increaseの意味と自然な使い方
「increase」は、英語で「増える」「増やす」を表す基本動詞です。
売上や人口のような数字だけでなく、スピード、圧力、自信、人気など、数量や程度が大きくなるさまざまな場面で使われます。
また、自動詞・他動詞の両方で使えるため、「何かが増える」と「何かを増やす」の両方を表現できます。
さらに、increase by「〜だけ増える」、increase to「〜まで増える」、increase from A to B「AからBまで増える」のように、前置詞と組み合わせることで増加の幅や到達点まで具体的に伝えられます。
この記事では、increaseの基本的な意味から文法、数字との組み合わせ、似た単語との違い、日常会話・ビジネス・ニュースでの使い方まで、例文を交えながら分かりやすく解説します。
increaseの基本情報
increaseの動詞の意味
increase は動詞で「増える」「増加する」「増やす」という意味を持ちます。
大きく分けると、目的語を取らずに「何かが増える」と表現する使い方と、目的語を取って「何かを増やす」と表現する使い方があります。
この2つは日本語ではどちらも「増える・増やす」と訳されますが、英語では主語と目的語の位置によって意味の関係がはっきりします。
例えば、何かの数量や程度そのものが大きくなったことに注目するなら「増える」、人や会社などが意図的に数量や程度を大きくするなら「増やす」という捉え方になります。
売上や人口のような数値だけでなく、スピードや自信、人気など、以前より程度が大きくなるものにも使えるため、日常会話からニュースまで幅広く登場する基本動詞です。
例文:
- Sales increased this month.(今月は売上が増えました。)
- We need to increase our budget.(私たちは予算を増やす必要があります。)


まずは「何かが増える」のか「誰かが何かを増やす」のかを考えると、文の形も見つけやすいよ。
increaseの名詞の意味
increase は名詞としても使われ、「増加」「増大」「増加量」といった意味になります。
動詞のincreaseと同じように、売上や人口、価格、費用など幅広い対象について使えます。
動詞が「増える・増やす」という動きを表すのに対し、名詞では「増加」という変化そのものをひとまとまりのものとして扱うイメージです。
名詞では an increase in ~ という形が特によく使われます。「~の増加」という意味で、ニュース記事やレポートなどでも頻繁に登場します。
動詞のincreaseと区別するときは、前に冠詞の an が付いていたり、in と組み合わさっていたりする点にも注目すると分かりやすくなります。
数字の変化を客観的に説明したい場面では、名詞のincreaseがよく使われます。
例文:
- There was an increase in food prices.(食品価格の上昇がありました。)
- We saw a significant increase in sales.(売上に大幅な増加が見られました。)

「増加」という出来事そのものを名詞にしたいときは、increaseを名詞として使えばいいんだね。

特にan increase in ~は、数字や変化について説明するときにかなり便利な形だよ。
increaseの発音と読み方
increaseは、2音節で発音する単語です。
英語では「インクリース」のように日本語の感覚で均等に読むのではなく、2つの音節を意識して発音します。
また、名詞と動詞でアクセントの位置が異なるため、同じスペルでも聞こえ方に違いが出ます。
名詞では最初の音節、動詞では後ろの音節を強く読むのが基本です。
英会話やリスニングでは、スペルだけを見ると同じ単語に見えるため、このアクセントの違いを知らないと聞き取りにくく感じることがあります。
発音を覚えるときは、単語だけを繰り返すよりも、名詞なら an increase、動詞なら increase sales のように、実際によく使う形と一緒に声に出して練習すると、アクセントの違いも身につきやすくなります。

increaseって、名詞と動詞でアクセントの位置が変わるんだね。
同じスペルだから、読み方もまったく同じだと思ってたわ。

基本的な音は同じでも、強く読む場所が変わるから、実際の会話では少し違って聞こえるんだよ。
「増える」と「増やす」を使い分ける!文法と基本パターン
自動詞パターン:A increases(Aが増加する)
A increases は「Aが増える」「Aが増加する」という意味です。
この場合、increaseの後ろに「増やす対象」を置く必要はありません。
売上や人口、価格など、それ自体が変化するものを主語にして、増加という出来事に焦点を当てます。
この使い方では、「誰が増やしたのか」よりも「何が増加したのか」に焦点が当たります。
そのため、ニュースやデータの説明など、変化そのものを伝えたい場面でもよく使われます。
また、現在進行形の is increasing にすると「今まさに増えている」という途中の変化も表せるため、継続的な動きを説明するときにも使いやすい形です。
例文:
- The number of visitors increases every year.(訪問者数は毎年増えます。)
- Demand for electric cars is increasing.(電気自動車の需要が増えています。)

「誰かが増やした」という話をしなくても、数字や量そのものを主語にできるんだ。

うん、変化したものを主語にすると、increaseだけで「増加した」という流れを作れるよ。
他動詞パターン:increase B(Bを増やす)
increase B は「Bを増やす」という形です。
ここではincreaseの後ろに目的語を置き、主語が意図的に何かの量や程度を大きくすることを表します。
「何が増えたのか」ではなく、「何を増やすのか」に焦点が移るのがポイントです。
予算、価格、スタッフの数、努力の量など、人が調整できるものと相性がよい表現です。
必ずしも人が主語になるとは限らず、会社や政府、制度などが主語になって「~を増やす」と表現することもできます。
計画や方針として何かの量を大きくするときにも使いやすいため、ビジネスや行政に関する文章でもよく見られます。
例文:
- The company increased its production capacity.(その会社は生産能力を増やしました。)
- We should increase the amount of water we drink.(私たちは飲む水の量を増やしたほうがよいです。)

「増える」じゃなくて「増やす」と言いたいときは、increaseの後ろに何を置けばいいの?

増やしたいものをそのままincreaseの後ろに置けばいいよ。
「何を増やすのか」を目的語にすると、increase Bで「Bを増やす」という形になるんだ。
受動態パターン:be increased(増やされる・引き上げられる)
be increased は「増やされる」「引き上げられる」という受動態です。
誰かが増やしたことよりも、何かの数値や量が変更された結果に焦点を当てたいときに使われます。
主語になるのは、実際に増加させられた価格や予算、給与などです。
価格、税金、予算、給与、料金など、人によって意図的に変更されるものとの相性がよく、ニュースや公式発表でもよく見かけます。
誰が変更したのかを言う必要がなければ、受動態だけで自然に表現できます。
また、変更を行った人物よりも「変更後どうなったか」を伝えたい場合にも向いています。
例文:
- The minimum wage will be increased next year.(最低賃金は来年引き上げられます。)
- The budget was increased after the meeting.(会議の後、予算が増額されました。)

「増えた」とだけ言うより、「誰かによって増やされた」というニュアンスを残せるんだね。

特に価格や予算など、意図的に変更されたものでは受動態が自然に使われるよ。
increaseの具体的なシーンとセットで使いたい副詞
数値・割合:「売上や人口」が増える
increaseが特に使いやすいのが、売上、人口、利用者数、価格、利益など、数字で変化を確認できるものです。
こうした対象では、増加前と増加後を比較しながら説明することが多いため、後ろにbyやtoを続ける表現も頻繁に登場します。
数値として測れる対象なので、変化を客観的に伝えやすいのも特徴です。
単に「増えた」と伝えるだけなら Sales increased. のように言えますが、どの程度変化したのかを示すと情報がより具体的になります。
統計やグラフについて話すときにも、この使い方が基本になります。
特にニュースやビジネスでは、増加した事実だけでなく、その幅や到達点まで一緒に示すことが多いため、数字とincreaseをセットで捉えると理解しやすくなります。
例文:
- Our online sales increased by 15% this year.(今年、オンライン販売の売上が15%増えました。)
- The city's population has increased significantly.(その都市の人口は大幅に増加しました。)

売上や人口みたいに数字で確認できるものは、increaseとかなり相性がいいんだね。

数字を一緒に出すと、どれくらい変化したのかまで具体的に伝えられるよ。
程度・強さ:「スピードや圧力」が増す
increaseは「数が増える」だけではなく、何かの程度や強さが大きくなる場合にも使えます。
スピード、圧力、温度、緊張など、目に見える数値から感覚的な強さまで幅広く表現できます。
数量そのものではなく、「以前より大きい状態になる」という変化に注目している点が共通しています。
この場合も「以前より強くなった、大きくなった」という変化に焦点があります。
特に科学や技術、スポーツなどでは、ある条件によってスピードや圧力が増すことを説明する際に使いやすい表現です。
程度の変化を客観的に説明したいときには、数値が直接示されていなくてもincreaseが自然に使われます。
例文:
- The machine increases the speed of the process.(その機械は作業工程のスピードを高めます。)
- The pressure increased as the temperature rose.(温度が上がるにつれて圧力が高まりました。)

数字そのものじゃなくても、「強さが大きくなる」という変化ならincreaseを使えるんだね。

「量」だけでなく、程度が高くなる場合にも使えるのがポイントだよ。
感情・抽象概念:「自信や人気」が高まる
increaseは、自信、人気、関心、期待、リスクなど、形のないものにも使えます。
こうした抽象的な対象では、「数が増える」というより「程度やレベルが高まる」と考えると理解しやすくなります。
目に見える数量だけに限定されないため、increaseの使える範囲はかなり広くなります。
例えば、経験を積むことで自信が高まったり、ある商品への関心が高まったりする場面です。
increase自体は比較的客観的な響きを持つため、感情を扱う場合でも少し落ち着いた説明調の文章に向いています。
感情や評価の変化を数字のように客観視して説明したいときにも使いやすい表現です。
例文:
- Practice can increase your confidence.(練習によって自信を高めることができます。)
- Interest in the new product is increasing.(その新製品への関心が高まっています。)

自信や人気にも使えるなら、「増える」をかなり広く表現できそう。

形がないものでも、以前より程度が高くなればincreaseで表せるよ。
increaseは、sharply(急激に)、gradually(徐々に)、significantly(大幅に)、slightly(わずかに)などの副詞と組み合わせると、増え方まで細かく表現できます。
increaseだけでは「増加した」という事実が中心になりますが、副詞を加えることで、その変化がどのように進んだのかまで伝えられます。
単に「増えた」と言うだけでは、急に増えたのか、少しずつ増えたのか分かりません。
副詞を加えることで変化のスピードや規模を伝えられるため、グラフの説明やニュース、レポートなどでは特に役立ちます。
増加の事実とその勢いを一緒に伝えたい場合に、こうした副詞が効果的です。
例文:
- Prices increased sharply after the storm.(嵐の後、価格が急激に上昇しました。)
- The number of users gradually increased.(利用者数は徐々に増加しました。)

increaseだけだと「増えた」しか分からないけど、「急に増えた」とか「徐々に増えた」と言いたいときはどうするの?

その場合はsharplyやgraduallyのような副詞を組み合わせるよ。
増加の大きさや進み方まで伝えられるから、変化の様子がもっと具体的になるんだ。
どれくらい増えた?割合や数値を表す前置詞の使い方
by:増加の差分を表す「〜だけ増える」(例:increase by 10%)
increase by ~ は、「~だけ増える」「~分増加する」という意味です。
増加する前と比べて、どれくらい変化したのかという差分を表します。
つまり、増える前の状態と増えた後の状態の間にどれだけの幅があるかを示す表現です。
例えば、100人から110人になった場合は「10人増えた」ので、increase by 10 と表現できます。
割合でも同じ考え方ができ、増加した幅を示したいときにbyを使います。
最終的な数字そのものではなく、「以前よりどれくらい増えたのか」を伝えたい場面で使うのが基本です。
例文:
- The price increased by 500 yen.(価格は500円上がりました。)
- Our profits increased by 8%.(私たちの利益は8%増加しました。)

「10%増えた」みたいに、増えた後の数字じゃなくて「どれだけ増えたか」を言いたいときは、どう表せばいいの?

そのときはbyを使うよ。
byは増える前と比べて、どれだけ増加したのかという差分を示すから、「increase by 10%」なら「10%増える」という意味になるんだ。
to:到達点を表す「〜まで増える」(例:increase to 100)
increase to ~ は、「~まで増える」「~という数値に達するまで増加する」という意味です。
byが増加した差分を表すのに対し、toは増加後の到達点を示します。
増える前の数字が何だったかを直接示さなくても、最終的にどの水準まで達したのかを伝えられます。
例えば、利用者数が80人から100人になった場合、最終的な人数を伝えたいなら increased to 100 と表現できます。
ニュースや統計では、現在どの水準に達したのかを説明するためによく使われます。
増加幅ではなく結果としての数字に意識を向けると、byとの違いも整理しやすくなります。
例文:
- The number of members increased to 500.(会員数は500人まで増えました。)
- The temperature increased to 30 degrees.(気温は30度まで上がりました。)

「100増えた」ではなく「100になった」ならtoなんだね。似ているけど見る場所が違うんだ。

うん、増加後の数字を見ているならto、増えた幅を見ているならbyだよ。
from ... to ...:変化の範囲を表す「〜から〜まで増える」
increase from A to B は、「AからBまで増える」という形です。
増加前の数値と増加後の数値を両方示せるため、変化の全体像を一度に伝えられます。
スタート地点とゴール地点の両方が明確になるので、数字の変化を追いやすい表現です。
byとtoを別々に考えるより、「スタート地点からゴール地点まで」というイメージを持つと分かりやすくなります。
グラフや統計の変化を説明するときにも非常に使いやすい形です。
特に複数の時点の数値を比較する場合、どの数字からどの数字へ変化したのかを一つの表現で示せるため便利です。
例文:
- The number of tourists increased from 2 million to 3 million.(観光客数は200万人から300万人に増えました。)
- Our monthly users increased from 10,000 to 15,000.(私たちの月間利用者数は1万人から1万5,000人に増えました。)

fromとtoを使えば、増える前と後をまとめて言えるから、変化がかなり分かりやすいわ。

データの変化を説明するときには、特に使いやすいパターンだよ。
increaseと似た単語「raise」「rise」「add」「grow」との違い
increaseとraiseの違い:数量の増加か、位置・基準の引き上げか
increase と raise はどちらも「増やす」と訳せますが、raiseには「あるものを上に持ち上げる」「基準や水準を引き上げる」という感覚があります。
そのため、価格、税率、賃金、基準などを意図的に引き上げる場面ではraiseがよく使われます。
単純に量が増えることだけでなく、「ある水準より上へ動かす」という方向性が意識されやすい単語です。
一方、increaseは数量や程度が大きくなるという変化そのものに焦点があります。
もちろん価格や費用などには両方使える場合がありますが、raiseは「引き上げる行為」、increaseは「増加させる・増加する変化」と考えると違いをつかみやすくなります。
特に、何かの基準や水準を意図的に上げる場面ではraiseのニュアンスが出やすくなります。
raiseの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The government raised taxes last year.(政府は昨年、税金を引き上げました。)
- Higher taxes increased the cost of living.(税金の引き上げによって生活費が増加しました。)

raiseは「上げる」という操作のほうに意識が向いていて、increaseは増加という変化を広く表せるんだね。

その捉え方でいいよ。
特に「基準を引き上げる」という場面ではraiseが目立つからね。
increaseとriseの違い:自発的な上昇か、他動詞としても使えるか
rise は基本的に「上がる」「上昇する」という自動詞で、主語そのものが上昇することを表します。
一方、increase は自動詞として「増える」と使えるだけでなく、他動詞として「~を増やす」とも使えます。
ここは両者を文法面から見分けるうえで重要なポイントです。
そのため、Prices rose. と Prices increased. はどちらも「価格が上がった」という意味になりますが、rise のほうが「上昇する」という動きに焦点があります。
increaseは数値や量の増加を説明する場面で特に使いやすい単語です。
自分で上昇するものを述べるのか、誰かが何かを増やすことまで表したいのかによって、適した単語を選べます。
riseの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The temperature rose quickly this afternoon.(今日の午後、気温が急速に上がりました。)
- The store increased its prices.(その店は価格を引き上げました。)

riseは基本的に「自分で上がる」側だから、後ろに目的語を置いて「~を上げる」とはできないんだね。

そう、そこがincreaseとの大きな文法上の違いだね。
increaseとaddの違い:全体の拡大か、要素の追加か
add は「加える」「追加する」という意味で、すでにあるものに別のものを足すことに焦点があります。
一方のincreaseは、量や程度、規模などが大きくなることを表します。
どちらも結果として全体が増える場合がありますが、何に意識を向けているかが異なります。
例えば、料理に塩を加えるなら add salt、予算そのものを増やすなら increase the budget が自然です。
何かを「追加した結果、全体の量が増えた」場合には両方の考え方が関係しますが、単に要素を足すことと、規模を大きくすることは区別して考えると使いやすくなります。
新しいものを加えることを伝えたいならadd、既存の量や規模を大きくすることを伝えたいならincreaseが基本です。
addの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- Please add some more chairs to the room.(部屋に椅子をもう少し追加してください。)
- We need to increase the number of chairs.(椅子の数を増やす必要があります。)

椅子を「追加する」ならaddで、必要な椅子の数そのものを増やすならincrease、と考えられそうだね。

「何かを足す」のか「全体の量を大きくする」のかで選ぶと分かりやすいよ。
increaseとgrowの違い:数値的な増加か、生物的・内面的な成長か
grow も「増える」「大きくなる」という意味を持ちますが、increaseよりも「成長する」「育つ」というイメージが強い単語です。
植物や子どもが成長する場合だけでなく、経験、関心、問題などが時間とともに大きくなる場合にも使えます。
単純な数量の変化より、時間の経過にともなって状態が発展していくことを意識しやすい単語です。
一方、increaseは数字や量、程度の変化を客観的に述べるのが得意です。
そのため、統計やデータのような明確な数値にはincreaseがよく使われ、成長の過程や規模が自然に大きくなることを表したい場合にはgrowが自然になることがあります。
人や生物の成長を話しているのか、単純な数値や量の変化を説明しているのかを意識すると、両者の使い分けが見えやすくなります。
growの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- Children grow quickly during these years.(この時期、子どもは急速に成長します。)
- The number of children in the school has increased.(その学校の子どもの数は増えました。)

growは「成長して大きくなる」という時間の流れがあって、increaseは数値の変化をそのまま見ている感じかな。

かなり近いね、特に人や植物などの「成長」ならgrowが自然になりやすいよ。
increaseを使ったシーン別・実践例文集
日常会話:体重、勉強時間、フォロワー数などの表現
日常会話でもincreaseは使えますが、少し客観的に変化を説明する響きがあります。
体重、勉強時間、SNSのフォロワー数など、具体的な数字を意識して話す場面では自然に使えます。
単なる感想というより、「以前と比べて量や数が変化した」という事実を伝えるときに向いています。
「最近増えた」という変化を話すだけなら現在完了形の has increased も便利です。
以前の状態から現在までの変化を意識すると、increaseの使い方がより実感しやすくなります。
日常的な話題でも、数値や期間を意識するとincreaseを使う場面が見つけやすく、単なる「big」や「more」とは違った具体的な表現になります。
例文:
- My study time has increased since I started preparing for the exam.(試験勉強を始めてから、勉強時間が増えました。)
- My social media followers increased by 200 last month.(先月、SNSのフォロワーが200人増えました。)
- I need to increase my exercise time.(運動する時間を増やす必要があります。)

日常会話でも使えるけど、数字を意識して話すとincreaseらしさが出るんだね。

特に「以前と比べてどれくらい変わったか」を話すときには使いやすいよ。
ビジネス:会議やレポートで使える「売上・効率」の表現
ビジネスの場では、increaseは売上、利益、効率、生産量、顧客数などの変化を説明するために非常によく使われます。
会議で数字を報告するときだけでなく、レポートやメールで業績を説明するときにも使いやすい単語です。
変化を感覚ではなく数値や結果として伝えたい場面との相性がよく、客観的な印象を保ちやすい表現です。
increase sales のような他動詞の使い方と、sales increased のような自動詞の使い方を区別できると、文章の組み立てが楽になります。
「何が増えたのか」を報告するのか、「何を増やす必要があるのか」を話すのかで使い分けます。
改善策を話す場面では他動詞、結果を報告する場面では自動詞というように、会話の目的に応じて形を選べます。
例文:
- We need to increase our sales before the end of the year.(年末までに売上を増やす必要があります。)
- Our team's efficiency increased by 12% after the training.(研修後、私たちのチームの効率は12%向上しました。)
- The company plans to increase its workforce next year.(その会社は来年、従業員数を増やす予定です。)

会議だと「何が増えたか」だけじゃなくて、「何を増やす必要があるか」もよく話しそうだね。

自動詞と他動詞の両方を使えると、報告と改善案のどちらにも対応できるよ。
ニュース:経済や社会問題でよく聞くフォーマルな表現
ニュースでは、物価、失業率、人口、犯罪率、需要、コストなどの変化を客観的に伝えるためにincreaseが頻繁に登場します。
特に数値や割合と一緒に使われることが多く、increase by、increase to、increase from A to B などの形を見かけます。
ニュースでは変化を感情的に表現するより、どの数値がどのように変わったのかを正確に伝えることが重視されるため、increaseが使いやすい単語になっています。
ニュースの英文を読むときは、increaseだけを「増える」と訳すのではなく、後ろに続く数字にも注目するのがポイントです。
byなら増加幅、toなら到達点、from ... to ...なら変化の範囲を示しているため、数字の意味まで正確につかめます。
経済や社会問題の記事では、こうした数値表現が連続して出てくることもあるので、increaseと前置詞をまとめて理解しておくと内容を追いやすくなります。
例文:
- The unemployment rate increased to 4.2% in August.(8月、失業率は4.2%まで上昇しました。)
- Healthcare costs increased by 6% last year.(昨年、医療費は6%増加しました。)
- The number of people using public transportation increased last year.(昨年、公共交通機関を利用する人の数が増加しました。)

ニュースでincreaseを見たら、後ろの数字とbyやtoまでセットで見ると内容をつかみやすそうだわ。

increase単体より、数字との組み合わせを見るとニュース英語の意味がかなり読み取りやすくなるよ。
まとめ
increaseは「増える」「増やす」を表す動詞で、数量や程度が以前より大きくなるさまざまな場面で使える単語です。
自動詞なら A increases で「Aが増える」、他動詞なら increase B で「Bを増やす」と表現できます。
また、be increased の形では「増やされる」「引き上げられる」という受動態になります。
数字の変化を具体的に表すときは、by・to・from ... to ... との組み合わせが重要です。
increase by ~は「~だけ増える」と増加の差分を表し、increase to ~は「~まで増える」と到達点を示します。
increase from A to Bなら「AからBまで増える」と、変化の始まりと終わりをまとめて表せます。
raise・rise・add・growなどにも「増える・増やす」に近い意味がありますが、それぞれ焦点が異なります。
increaseは数量や程度の変化を幅広く表せるため、日常会話だけでなく、ビジネスやニュース、統計データなどでも非常によく使われます。
まずは「何が増えるのか」「何を増やすのか」を意識し、そこからbyやtoなどの表現を身につけると、increaseを使った英文が作りやすくなります。

increaseって最初は「増える」と「増やす」があるから少しややこしく感じたけど、主語と目的語を見れば整理できるんだね。

そうだね、さらにbyやtoまで分かるようになると、「どれくらい増えたのか」まで具体的に伝えられるようになるよ。
最初は「増える・増やす」の2つをしっかり押さえておけば十分だね。
increaseの対義語のdecreaseの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


同じincreaseでも、「増える」と「増やす」の両方に使えるんだね。
目的語があるかどうかを見ると判断しやすそう。