tolerateの意味と使い方は?動名詞(-ing)の形や他動詞としてのルールを解説
「我慢する」「耐える」と聞くと、tolerateは単純に「嫌なものに耐える」という意味の単語に思えるかもしれません。
しかし実際には、「好ましくないものを許容する」「ある程度まで大目に見る」というニュアンスもあり、日常会話から会社の方針まで幅広く使われます。
また、tolerateには「tolerate + 動名詞(-ing)」という重要な文法ルールがあります。
「~することを許容する」だからといって、tolerate to doとはしない点には注意が必要です。
この記事では、動名詞を使う基本パターンや「tolerate + 人 + -ing」の形、cannot tolerateやbe toleratedといった重要表現、さらにstand・bear・endureとの違いまで、例文を交えながら分かりやすく解説します。
tolerateの基本解説
tolerateの動詞の意味
tolerateは「我慢する」「耐える」「許容する」「大目に見る」という意味を持つ動詞です。
単に苦痛に耐えるというより、「好ましくないものや不快なものを、完全には受け入れられなくても許しておく」というニュアンスがあります。
嫌なものを積極的に受け入れるのではなく、ある程度までなら問題にしないという感覚です。
例えば、騒音や失礼な態度、規則違反などについて「本当は嫌だけれど、ある程度までは許容する」という場面で使えます。
一方、会社の規則や社会的なルールについて「そのような行為は許されない」と伝えるときにもよく登場します。
個人の感情だけでなく、組織や集団として「何を許容するか」という基準を示す場合にも使えるのが特徴です。
「我慢する」と訳せる場合でも、tolerateには感情を抑えながら受け入れるという側面があります。
そのため、人の行動だけでなく、状況や習慣、問題などを目的語にすることもできます。
内容によって「仕方なく受け入れる」「一定の範囲なら認める」など、日本語の自然な訳し方が変わります。
例文:
- I can tolerate a little noise while I work.(仕事中の少しの騒音なら我慢できます。)
- The school does not tolerate cheating.(その学校はカンニングを許容していません。)


嫌ではあっても、完全に排除せず受け入れている場合に使いやすい表現だよ。
tolerateの名詞形
tolerateの代表的な名詞形はtoleranceで、「寛容」「忍耐」「許容」という意味になります。
人や文化、考え方の違いなどを受け入れる姿勢を表す場合にも使われるため、日常会話だけでなく、社会や教育、ビジネスに関する文章でもよく見られます。
単に「我慢する」という行為ではなく、違いを受け入れる態度そのものを表せる点がポイントです。
また、tolerationという名詞もあり、「容認」「寛容」という意味で使われます。
ただし、一般的な「寛容さ」「許容度」を表す場合はtoleranceのほうが身近です。
toleranceは、人や意見に対する精神的な寛容さだけでなく、「どこまでなら許せるか」という範囲を表すときにも使われます。
そこから「どの程度まで許容できるか」という意味にもつながります。
例えば、騒音や温度などについて「許容範囲」を表すときにも使えるため、単なる精神的な我慢に限定されません。
このため、日常的な人間関係から技術的な説明まで、比較的広い場面で登場する名詞です。
例文:
- Her tolerance of different opinions impressed everyone.(彼女の異なる意見に対する寛容さは、皆に好印象を与えました。)
- This material has a high tolerance for heat.(この素材は高い耐熱性があります。)

toleranceって、人に対する「寛容さ」だけじゃなくて、機械や素材の「許容範囲」にも使えるんだ。

そう、だからtolerateから覚えるときは、「嫌なものを許容する」という感覚を広めに持っておくと使いやすいよ。
tolerateの発音と読み方
tolerateの発音は、英語では「タラレイト」や「トラレイト」に近い音になります。
スペルをそのまま「トレレート」のように読むわけではないので注意が必要です。
アクセントは最初の音節にあり、TO-l-e-rateのように最初の部分を強く発音します。
日本語のカタカナ表記だけで覚えるより、実際の英語の音のまとまりを意識すると聞き取りもしやすくなります。
特に語尾の-ateは、ここでは「エイト」に近い音になります。
tolerateを聞いたときにスペルとの違いを感じることがあるため、発音とつづりをセットで覚えておくとよいでしょう。
最初の「tol」と最後の「-erate」を分けて意識すると、長い単語でも発音しやすくなります。
また、名詞のtoleranceは発音が異なり、最後は「ンス」に近い音になります。
tolerateとtoleranceは形が似ていますが、品詞と発音の両方を意識すると区別しやすくなります。
英語を聞いているときにも、語尾の音から名詞か動詞かを判断する手がかりになります。

tolerateは最後が「レイト」みたいな音になるんだね。
スペルだけ見ると、もう少し違う読み方をしそうだったわ。

特に最後の-ateを意識すると、実際の音に近づけやすいよ。
tolerateの文法ルール:動名詞(-ing)をとる形をマスター
なぜ不定詞(to do)ではなく動名詞(-ing)なのか?
tolerateを使うときに重要なのが、後ろに置く動詞の形です。
tolerateは基本的にtolerate + 動名詞(-ing)の形をとり、「~することを許容する」「~するのを我慢する」と表現します。
ここでの-ingは、具体的な「行為」をひとまとまりの対象として扱う役割をしています。
そのため、tolerate to doという形は、通常の「~することを許容する」という意味では使いません。
これはtolerateの後ろに続く内容を「行為・行動そのもの」として捉えるため、動名詞が使われると考えると理解しやすくなります。
英語では、動詞によって後ろに続けられる形が決まっていることがあるため、tolerateについてもこの組み合わせをひとつの型として覚えるのが実用的です。
例えば、「彼が遅刻するのを許容する」なら、tolerate him to be lateではなく、tolerate his being lateのように表現できます。
日常的な文章では、まず「tolerate + -ing」という型をそのまま覚えておくのが効果的です。
日本語の「~するために」などの意味で使うtoとは役割が違うことを意識すると、不要なtoを入れにくくなります。
例文:
- The manager won't tolerate employees using their phones during meetings.(その管理者は従業員が会議中に携帯電話を使うことを許容しません。)
- I can't tolerate waiting for hours without an explanation.(説明もなく何時間も待つことには耐えられません。)

日本語だと「~することを許容する」だから、どうしてもto doを使いたくなるけど、tolerateでは-ingになるのはなぜなの?

英語では動詞ごとに後ろに続けられる形が決まっているんだ。
tolerateは行為そのものを対象にするとき、動名詞を続けるのが基本だよ。
「tolerate + 動名詞(-ing)」を使った実践英文パターン
tolerate + 動名詞は、「ある行為を許容する」という形で幅広く使えます。
後ろに動名詞を置くだけなので、具体的な行動を入れれば文章を作りやすいのが特徴です。
日常的な行動だけでなく、仕事上の行為や人間関係に関わる行動などにも応用できます。
この形では、tolerateの主語がその行為を「許容する側」になります。
否定文にすれば「~することを許さない」という意味にもなり、規則や個人の許容範囲を伝える表現としても使いやすくなります。
肯定文なら「ある程度なら受け入れる」、否定文なら「それは受け入れられない」という対比を作りやすいのもポイントです。
また、動名詞にすることで、単なる一時的な出来事ではなく、「そのような行為をすること」自体を対象として扱えます。
そのため、習慣的な行動や繰り返される行為について許容できるかどうかを述べるときにも自然に使えます。
例文:
- I won't tolerate being treated like a child.(子どものように扱われるのは我慢しません。)
- She tolerates working in a noisy environment.(彼女は騒がしい環境で働くことを許容しています。)

行動をそのまま-ingにして後ろにつなげればいいから、意外と作りやすそう。

「tolerateする対象=その行動」と考えると、文章にしやすくなるよ。
意味上の主語を伴う「tolerate + 人/所有格 + -ing」の解説
「誰かが~することを許容する」と言いたい場合は、tolerate + 人 + -ing、またはtolerate + 所有格 + -ingという形が使えます。
ここでは、-ingの動作を誰が行うのかを明確にするために、人を表す語を前に置きます。
単に行為だけを示すよりも、行動の主体をはっきりさせられるのがこの形の特徴です。
例えば、「彼が会議中に電話を使うのを許す」なら、tolerate him using his phone during the meetingのように表現できます。
やや改まった文章では、tolerate his using his phoneのように所有格を使う形も可能です。
意味上の主語は、文全体の主語とは別に、動名詞が表す動作の主体を示しています。
この違いは文法上の形の違いであり、意味そのものが大きく変わるわけではありません。
会話では「人 + -ing」の形もよく使われるため、まずはこの構造を理解しておくと実際の英文を読みやすくなります。
誰の行動について話しているのかを明確にしたい場面では、この形が特に便利です。
例文:
- The manager won't tolerate employees arriving late.(その管理者は従業員が遅刻することを許容しません。)
- I can't tolerate my brother leaving his clothes on the floor.(兄が床に服を置きっぱなしにするのは我慢できません。)

「誰がその行動をするのか」を入れたいときに、人を-ingの前に置けるんだね。

tolerateの対象が単なる行動ではなく、「誰かの行動」になると考えると分かりやすいね。
tolerateを使う際の注意点と重要表現
否定文でよく使われる「cannot tolerate」のニュアンスと例文
tolerateは肯定文よりも、cannot tolerate ~やwill not tolerate ~のような否定的な形で目にすることがあります。
これは「~を我慢できない」「~を決して許さない」という強い拒否のニュアンスを出す表現です。
「嫌い」という感情だけでなく、自分の許容範囲を超えているという判断が含まれます。
特にcannot tolerateは、単に「嫌ではない」という程度ではなく、「これ以上受け入れることはできない」という許容限界を示します。
一方、会社や学校などがwill not tolerateと述べる場合には、「そのような行為を認めない」という厳しい方針を示すことがあります。
話し手が何を許容できないのかを明確に示すため、強い意思を伝える表現になります。
そのため、日常会話では強い不満を表し、フォーマルな場面では規則や方針を明確にする表現として機能します。
文脈によってはかなり強い言い方になるため、単なる軽い不満を伝えたい場合には、別の穏やかな表現が合うこともあります。
例文:
- I cannot tolerate such rude behavior.(そんな失礼な態度には我慢できません。)
- We will not tolerate discrimination in the workplace.(職場での差別を容認しません。)

「cannot tolerate」って、「ちょっと苦手」よりかなり強く拒否している感じだね。

「これ以上は受け入れられない」という限界をはっきり示す表現だよ。
受動態「be tolerated」の使い方:ルールや方針を表す表現
tolerateは他動詞なので、目的語を主語にしてbe toleratedという受動態にできます。
「~は許容される」「~は大目に見られる」という意味になり、特に規則や方針を説明する文章で使われます。
誰が許容するのかをあえて示さず、行為そのものが許されるかどうかに焦点を置けるのが特徴です。
例えば、Late arrivals will not be tolerated.なら「遅刻は許されません」という意味です。
ここでは「誰が遅刻を許さないのか」を明示せず、規則そのものに焦点を当てています。
このような表現は、注意書きや社内規定などで、個人への直接的な非難を避けながら方針を伝える場合にも使いやすい形です。
また、not be toleratedは「絶対に許されない」という強い警告にもなります。
そのため、学校のルール、職場の規定、公共施設の注意書きなど、少し硬めの場面でもよく見られる表現です。
反対に、肯定形なら「一定の範囲では許容される」という柔らかな基準を示すこともできます。
例文:
Aggressive behavior will not be tolerated on this property.(この施設内では攻撃的な行動は許されません。)
Minor mistakes may be tolerated during the training period.(研修期間中は多少のミスは許容される場合があります。)

「be tolerated」にすると、誰かが我慢するというより、「その行為が許されるかどうか」に焦点が移るんだね。

規則や方針を客観的に伝えたいときに使いやすい形だよ。
tolerateは他動詞!「tolerate for」など前置詞の誤用に注意
tolerateは他動詞なので、基本的に「~を許容する」という対象をそのまま後ろに置きます。
そのため、tolerate for ~のように、tolerateと目的語の間にforを入れる必要はありません。
目的語を直接受け取る動詞だと理解しておくと、前置詞を入れたくなる間違いを防ぎやすくなります。
例えば、「騒音を我慢する」はtolerate the noise、「彼が遅れるのを許容する」はtolerate his being lateとなります。
日本語では「~に耐える」のように助詞が入るため、英語でも前置詞が必要だと思いやすいところが注意点です。
特に「~に耐える」という日本語から英語に直すときは、前置詞をそのまま対応させないことが重要です。
ただし、tolerateの後ろに名詞や動名詞を置く場合だけでなく、受動態のbe toleratedでも前置詞を挟まずに使えることを押さえておくと、文の組み立てで迷いにくくなります。
まずは「tolerate + 対象」という基本構造を定着させると、さまざまな文型にも応用しやすくなります。
例文:
- Our team cannot tolerate dishonest practices.(私たちのチームは不正な行為を容認できません。)
- The staff tolerated the customer's complaints patiently.(スタッフはその客の苦情を辛抱強く受け入れました。)

「~に耐える」って日本語で考えると、tolerateの後ろにもforみたいな前置詞を置きたくなるけど、本当に直接目的語を置くだけでいいの?

うん、tolerate自体が目的語を直接取る他動詞だから、基本は「tolerate + 対象」でいいんだよ。
tolerateと類語(stand / bear / endure)との違い
tolerateとstandの違い:客観的な許容 vs 主観的な我慢
tolerateとstandはどちらも「我慢する」と訳せますが、使われ方には違いがあります。
tolerateは「許容する」という客観的な側面があり、ルールや方針、他人の行動などを「認めるかどうか」という場面にも使えます。
話し手個人の好き嫌いだけでなく、一定の基準に照らして受け入れられるかを判断するような場面と相性がよい表現です。
一方、standは「自分がその状況に耐えられる」という主観的な感覚が強く、日常会話で「~には耐えられない」と言いたいときに自然です。
I can't stand ~は「~が大嫌い」「~には我慢できない」という強い感情を表すこともあります。
tolerateよりも、話し手自身の不快感が前面に出やすい表現です。
そのため、会社の方針として「規則違反を許さない」と言うならtolerateが向いていますが、個人的に「この音には耐えられない」と言うならstandがよく使われます。
どちらも「我慢する」と訳せるため、日本語訳だけで判断せず、「許容の基準」なのか「自分の感情」なのかを見ると違いを捉えやすくなります。
standの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The company tolerates flexible working arrangements.(その会社は柔軟な働き方を許容しています。)
- I can't stand waiting in long lines.(長い列に並んで待つのは耐えられません。)

standのほうが、自分の「もう無理」という気持ちが前に出るんだね。

tolerateが「許容できるか」という視点なのに対して、standは「自分が耐えられるか」に近いよ。
tolerateとbearの違い:重苦しい感情の有無
bearも「耐える」「我慢する」という意味を持ちますが、tolerateよりも苦痛や不快感を実際に耐え続けるニュアンスが強くなります。
特に精神的・感情的な負担を表すときによく使われます。
単に「許容できるか」を判断するというより、つらさを感じながらそれを受け止める場面に向いています。
例えば、I can't bear the thought of losing him.なら「彼を失うことを考えるだけでも耐えられない」という意味になります。
このようにbearは、感情的なつらさや苦しさを伴う場面と相性がよい表現です。
悲しみや不安など、心に重くのしかかるものを扱う場合には、tolerateよりbearのほうが自然になることがあります。
一方、tolerateは必ずしも強い苦痛を表すわけではありません。「多少の違いなら許容する」のように、冷静に許容範囲を判断する場合にも使えます。
そこまで感情的な負担がない場合にも使えるため、bearより適用できる場面が広いと考えると区別しやすくなります。
bearの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- She could barely bear the emotional pain.(彼女はその精神的な苦痛にほとんど耐えられませんでした。)
- We tolerate minor differences in opinion.(私たちは意見の小さな違いは許容します。)

tolerateも「耐える」なのに、bearのほうが感情的なつらさが強く出るのは、どうして?

bearは「つらいものを実際に耐え抜く」という感覚が強いからだね。
tolerateなら、そこまで苦痛が強くなくても「許容する」という判断を表せるよ。
tolerateとendureの違い:許容 vs 長期間の耐え忍び
endureも「耐える」「耐え抜く」という意味ですが、tolerateよりも苦しい状態が続く中で耐え忍ぶというニュアンスが強い単語です。
長期間にわたる困難や苦痛などについて使われることが多く、「簡単には終わらない状況に耐える」というイメージにつながります。
時間の経過を含むような場面では、特にendureの特徴が出やすくなります。
tolerateは「それを受け入れる余地があるか」という許容の意味が中心なので、必ずしも長期間の苦痛を必要としません。
多少の騒音や意見の違い、ある程度のミスなどにも使えます。
短時間の出来事であっても、「それを許容できるか」という判断があればtolerateを使えます。
一方、endureは病気、困難、厳しい環境など、本人にとって負担の大きい状態を耐え続ける場面で使われやすい単語です。
「許している」というより「苦しくても持ちこたえる」という方向に意味が寄ります。
tolerateとの違いを見るときは、「許容する」という判断なのか、「長く続く困難に耐える」という状況なのかを考えると整理しやすくなります。
例文:
- The hikers endured freezing temperatures throughout the night.(そのハイカーたちは一晩中、凍えるような気温に耐えました。)
- The policy allows us to tolerate a certain amount of risk.(その方針では、ある程度のリスクを許容できます。)

endureは「許容できるか」より、「つらくてもずっと耐える」という方向なんだね。

tolerateなら許容範囲、endureなら長く続く困難に耐える場面を思い浮かべると区別しやすいよ。
tolerateの例文で使い方を身につける
日常会話の例文(騒音・相手の行動・愚痴などを許容する表現)
日常会話では、tolerateを使って「多少なら我慢できる」「そういう行動は許せない」といった許容範囲を表現できます。
特に、騒音や相手の態度、生活上のちょっとした不快なことについて、自分がどこまで受け入れられるかを伝えるときに便利です。
強い怒りを直接ぶつけるよりも、「自分の許容範囲」を示す形にできる場合があります。
ただし、tolerateは「好きではないけれど許容する」という含みを持つため、単純に「気に入っている」という意味では使いません。
相手の行動について使う場合には、「本当は困っている」という気持ちが背景にあることもあります。
そのため、相手との関係や口調によっては、少し強く聞こえることもあります。
また、肯定文では「完全に問題ない」というより、「この程度なら受け入れられる」という線引きを伝えるのに向いています。
反対に否定形になると、許容できる範囲を超えたことがはっきり伝わるため、日常会話でも不満を強く表したい場面で使われます。
例文:
- I can tolerate the music, but please turn it down a little.(音楽は我慢できますが、少し音量を下げてください。)
- I won't tolerate your constant complaining.(あなたがいつも愚痴を言うのは、もう我慢できません。)
- I can tolerate spicy food, but not extremely spicy dishes.(辛い食べ物は我慢できますが、ものすごく辛い料理は無理です。)

「I can tolerate ~」だと、好きではなくても「まあ許せる」という線引きにも使えるんだね。

「完全に問題ない」ではなく、「この程度なら受け入れられる」という言い方にもなるよ。
ビジネス・フォーマルな場面の例文(会社の方針・ミス・規律違反への対処)
ビジネスやフォーマルな場面では、tolerateは会社や組織が「何を許容し、何を許容しないか」を示すときに役立ちます。
特にwill not tolerateやwill not be toleratedは、規則違反や不適切な行為に対する厳しい方針を伝える表現として使われます。
個人の感情ではなく、組織として定めた基準を示す場面に適しています。
一方で、すべてのミスを許さないという意味だけではありません。
経験の浅い社員の小さなミスなどについて、一定の範囲でtolerateすると表現することもできます。
何をどこまで許容するのかという「基準」を示せるのが、ビジネス場面でのtolerateの特徴です。
状況によっては、厳しい禁止を示すだけでなく、現実的な許容範囲を設定する意味でも使われます。
社内規定や公式な方針では、tolerateを使うことで「許す・許さない」という判断を比較的明確に表現できます。
そのため、職場での行動規範や安全、規律など、一定の基準を設ける必要があるテーマと相性のよい単語です。
例文:
- The company will not tolerate violations of its safety rules.(会社は安全規則への違反を容認しません。)
- Our department can tolerate a small number of errors during the transition.(移行期間中は、ある程度のミスなら私たちの部署では許容できます。)
- The company cannot tolerate repeated delays in submitting reports.(会社は報告書の提出が繰り返し遅れることを容認できません。)

ビジネスだと「我慢する」というより、「会社として許容する範囲」を示す言葉になるんだね。

個人の感情だけでなく、組織としての基準を伝えるときにもtolerateは使いやすいよ。
まとめ
tolerateは「我慢する」「耐える」「許容する」「大目に見る」という意味を持つ他動詞です。
特に、「嫌ではあるけれど、ある程度までは受け入れる」という感覚を持っておくと、日常会話での「我慢する」から、会社や学校が定める「許容する・許容しない」という方針まで理解しやすくなります。
文法では、tolerate + 動名詞(-ing)が重要です。「~することを許容する」という日本語につられてtolerate to doとしないように注意しましょう。
「誰かが~すること」を表す場合には、tolerate + 人 + -ingやtolerate + 所有格 + -ingという形も使えます。
さらに、cannot tolerateは「~を我慢できない」、will not tolerateは「~を許さない」という強い拒否を表し、be toleratedは規則や方針を客観的に示すときに便利です。
類語では、standが個人的な「我慢できない」という感情、bearが精神的・感情的な苦痛への「耐える」、endureが長く続く困難への「耐え忍ぶ」に近く、tolerateは「どこまで許容できるか」という線引きを表しやすい単語です。

tolerateって、最初は「我慢する」だけ覚えればいいと思っていたけど、「許容できる範囲」という感覚を持つと、いろいろな使い方につながるんだね。

うん、そこに「tolerate + -ing」という形を組み合わせれば、日常会話でもフォーマルな文章でも使い方が見えやすくなるよ。
この記事で学んだ動詞以外もまとめてチェックしたい場合:
- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
- 英検2級レベルの基本動詞まとめ...より実践的・抽象的な動詞をまとめて確認し、語彙力を強化


tolerateって「我慢する」だけじゃなくて、「それを許しておく」という意味にも近いんだね。