approveの意味と使い分けは? 「承認する・賛成する」の正しい使い方を解説
英語の動詞 approve は「承認する」「認める」という意味を持ち、ビジネスや日常会話で幅広く使われます。
本記事では、approveの基本情報から、前置詞の有無による意味の違い、似た動詞との使い分けまで丁寧に解説します。
さらに、実際のビジネスシーンや日常会話で使える例文を紹介しているので、読むだけで自然に使い方のイメージがつかめる内容になっています。
目次
approveの基本情報をチェック
approveの動詞の意味
approveは基本的に「承認する」という意味で使われる動詞です。
公式な文書や決定、計画などに対して使うことが多く、上司や委員会、役所などの公式な立場の人が何かを認める場合に適しています。
ビジネス文書や報告書で頻繁に登場する表現で、単なる同意や意見表明よりも、しっかり評価した上での承認というニュアンスがあります。
また、日常会話ではapprove ofという形を使って「賛成する」「好意的に見る」という意味で表現することもあります。
承認の対象は、書類や計画、提案だけでなく、人や行動に対して使うことも可能です。
例文:
- The manager approved the new project.(マネージャーは新しいプロジェクトを承認した)
- The committee approved the candidate after reviewing all the documents.(委員会はすべての書類を確認した後、候補者を承認した)


うん、approveだけだと公式な承認や決定の意味が強いんだ。
個人的な賛成ならapprove ofになるし、対象が書類や計画だとより正式なニュアンスになるよ。
approveの名詞形は?
approveの名詞形はapprovalです。
許可や承認、評価といった意味で使われ、文章や会話の中で承認の行為そのものや、承認を得る必要性を表現する際に非常に便利です。
approvalは単数・複数の両方で使えますが、文脈によって「正式な承認」や「賛成意見」のニュアンスが微妙に変わります。
公式書類や社内手続きでは、誰かのapprovalが必要であることを明確に示すために使われることが多いです。
さらに、個人的な評価として「approvalを得る」といった表現も可能で、文章全体の丁寧さや正式さを高めることができます。
例文:
- We need the approval of the director before starting.(開始する前にディレクターの承認が必要です)
- The project cannot proceed without the necessary approvals.(必要な承認がなければプロジェクトは進められません)

approvalって名詞になるとどういう場面で使うの?

例えば、文書や計画を始める前に正式に許可を得るときだね。
複数形にすると必要な承認がいくつかあるときにも使えるよ。
approveの発音と読み方
発音は /əˈpruːv/ です。
英語では強勢が後ろにあるので、pruːvの部分をしっかりと強く発音することが大切です。
アメリカ英語とイギリス英語で若干のイントネーションの違いがありますが、基本的には同じ発音です。
特にビジネス会議や電話で使う際には、明瞭に発音することで相手に誤解なく伝わります。
また、書類上や口頭で承認を依頼するときには、単語の強勢と正しい音節に注意するとよりプロフェッショナルに聞こえます。

発音ちょっと自信ないなあ。

「アプルーヴ」と後ろに強く発音すれば大丈夫。
特にpruːvの部分をしっかり伸ばすと、英語らしく聞こえるよ。
approveの用法:前置詞「of」の有無で変わる意味
他動詞:approve(直接承認する):公式な許可や決済
他動詞のapproveは、誰かや何かを公式に承認する意味で使います。
この場合、承認する対象は主に計画、文書、契約、プロジェクト、提案など、正式な決定が必要なものです。
ビジネスや官公庁での書類手続き、上司や委員会の意思決定などで多用され、単に同意するだけでなく、内容を確認し、評価したうえで認めるニュアンスがあります。
また、公式な承認なので、口頭だけでなく文書やメールで記録を残す場合にも用いられます。
承認行為が複数関係者に関わる場合は、approveを使うことで正式性が伝わります。
例文:

直接approveするときはofはいらないの?

うん、公式な承認の場合はofはいらいないね。
書類や計画を承認するときに使うけど、内容をしっかり評価したうえで承認するイメージだよ。
自動詞:approve of(賛成する):個人的な肯定や好意
approveにofをつけると、個人的な意見として「賛成する」「好意的に見る」という意味になります。
この形は公式な承認ではなく、個人の意見や感情を表す際に用いられます。
行動や考え方、習慣に対して賛成できるかどうか、あるいは好意的に受け止められるかを表現する場合に便利です。
否定形で使うと、反対や好ましくないという意思をやわらかく示すことができます。
例文:
- I don't approve of drinking in the office.(オフィスでの飲酒には賛成できません)
- She approves of his choice of career.(彼女は彼の職業選択に賛成している)

こういうときは個人的な賛成ならapprove ofを使うんだね。

うん、公式な承認じゃなくて、考えや行動に賛成していることをやわらかく伝えられる表現だよ。
受動態:be approved(企画などが承認・可決される)
受動態では、何かが承認される、可決されるという意味で使います。
ここでは承認の主体よりも、承認された事実や結果自体に焦点を当てます。
提案や申請、計画、法律、規則などが正式に承認されたことを報告する場合に適しています。
また、受動態は文書やニュース記事でよく見られ、誰が承認したかよりも「承認された」という事実を強調したい場合に便利です。
ビジネス、官公庁、ニュースなど多くの場面で使用可能です。
例文:
- The proposal was approved yesterday after careful review.(その提案は慎重な審査の後、昨日承認された)
- The new regulations were approved by the board last week.(新しい規則は先週、取締役会で承認された)

受動態にすると承認された事実に焦点が当たるんだね。

受動態にすると誰が承認したかよりも、承認されたことが重要になる表現だよ。
approveと似ている動詞との違いと使い分け
approveとagreeの違い:「承認」と「合意」の決定的な差
approveは「公式に認める」「承認する」という意味が中心ですが、agreeは「意見や考えに同意する」という意味です。
この違いは非常に重要で、approveは文書や計画、提案など正式な決定や評価の場で使われるのに対し、agreeは会話や議論の中で意見が一致することを表す場合に使います。
つまり、approveは公式・形式的なニュアンスが強く、agreeは個人的な同意や賛同を示すニュアンスが強いのです。
agreeの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I agree with your idea.(あなたのアイデアに同意します)
- The manager approved the plan.(マネージャーはその計画を承認しました)

agreeとapproveってほとんど同じじゃない?

微妙に違うよ。
agreeは個人的同意、approveは公式な承認ね。
文書や決定に使うならapproveが適切だよ。
approveとpermit / allowの違い:「公式な許可」と「許容」の違い
permitやallowは「許可する・許す」という意味で、日常生活や軽い状況でよく使われます。
一方、approveは公式な承認という意味で、書類や計画、予算など正式な決定の場で使われます。
この違いを理解していないと、カジュアルな許可と公式承認を混同してしまうことがあります。
permitやallowは単に「してもよい」と認めるニュアンスですが、approveは「評価して正式に認める」という意味合いがあります。
allowの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The city permitted the festival.(市は祭りを許可した)
- The director approved the budget.(ディレクターは予算を承認した)

permitやallowでもいいんじゃない?

非公式ならOK。
でも書類や計画、会社の正式な決定ならapproveを使うと正式感が出るよ。
approveとacceptの違い:単なる「受け入れ」か「評価した上での認可」か
acceptは単に「受け入れる」という意味で、相手の意見や条件、物事をそのまま受け入れるニュアンスです。
approveは、その内容を評価し、正式に認めるという意味があります。
acceptは柔軟で個人的な同意や承認が不要な状況でも使えるのに対し、approveは評価や判断を伴う正式な承認に限定されることが多いです。
この違いを理解していれば、受け入れるだけのニュアンスと、評価して承認するニュアンスを正確に区別できます。
acceptの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I accept your apology.(あなたの謝罪を受け入れます)
- The committee approved the application.(委員会はその申請を承認した)

approveは評価して認めるけど、acceptはそうじゃないんだね。

approveは内容を評価してOKと言ってるイメージ。
受け入れるだけならaccept、正式に認めるならapproveって感じだね。
シーン別で活用!approveのビジネス・ニュース表現
職場の必須タスク「get approval(承認を得る)」の進め方
職場では、新しいプロジェクトや提案を始める前に、上司や関係部署から正式な承認を得ることが重要です。
これを「get approval」と表現します。承認を得る際には、提案内容を明確に示し、必要な資料や根拠を揃えて説明することがポイントです。
また、承認をもらうタイミングや順序を事前に確認することで、スムーズに進めることができます。
承認を得た後は、文書やメールで記録を残すことで、後から確認する際にも役立ちます。
例文:

get approvalって、単にOKもらうだけ?

ううん、正式に承認を得ること。
資料を揃えて説明して、文書で記録しておくのがポイントだよ。
経理・企画で使う「approve the budget / plan(予算・計画を承認する)」
経理や企画の場面では、予算や計画を正式に承認する際にapproveを使います。
これは単なる同意ではなく、内容を評価して正式に認める行為です。
承認された計画や予算は、社内での正式な決定として扱われ、実行に移すための基盤になります。
承認プロセスでは、関係者が内容を確認し、必要に応じて修正や提案を行った後、最終的に承認が下ります。
例文:
- The finance department approved the annual budget after reviewing all expenses.(経理部はすべての経費を確認した後、年間予算を承認しました)
- The board approved the marketing plan with minor adjustments.(取締役会は若干の修正を加えて、マーケティング計画を承認しました)

approve the budgetって、単に受け入れるだけじゃないんだね。

内容を確認して評価したうえで正式に認める感じだね。
修正や提案が入ることもあるんだ。
政治・ニュースで見かける「Congress approved(議会が可決した)」
ニュースや政治記事では、議会が法案や提案を承認・可決した場合に「Congress approved」という表現が使われます。
ここでのapproveは、公式な決定・認可を示す重要な動詞です。可決された法案や政策は、そのまま実行されることになります。
文章や報道では、誰が承認したかよりも、承認された事実に焦点が置かれることが多く、正式な承認として社会的に効力を持つことを強調します。
例文:
- Congress approved the new healthcare bill after months of debate.(議会は数か月の議論の末、新しい医療法案を可決した)
- The Senate approved the international trade agreement.(上院は国際貿易協定を承認した)

ニュースでapprovedってよく見るけど、誰がしたかはあまり言わないんだね。

結果として承認されたこと自体に焦点があるんだ。
公式の決定として社会的に効力を持つのがポイントだよ。
実践例文集:正しいapproveの使い分けマスター
上司やクライアントから承認をもらう時の例文
上司やクライアントから承認をもらう場面では、動詞approveを使います。
「approve」は、内容を評価して正式に認めることを意味します。
ビジネス文書や会話で使われることが多く、例えば「Please approve the proposal.(その提案を承認してください)」のように表現します。
正式な承認として扱われるため、丁寧な依頼表現や記録を残す方法も自然に組み合わせて使うと効果的です。
例文:
- Could you please approve this project proposal?(このプロジェクト提案を承認していただけますか?)
- I would appreciate it if you could approve the revised budget.(修正版の予算をご承認いただけるとありがたいです)
- Please review and approve the schedule before we start.(開始前にスケジュールを確認して承認してください)

approveって、ただOKをもらうだけじゃなくて、内容を評価して正式に認めてもらう意味なんだね。

そう、だから丁寧に説明して正式に承認してもらうのが大事だよ。
誰かの考えや行動に「賛成する・好意的に見る」時の例文
誰かの考えや行動に賛成したり好意的に見る場合は、approve ofを使うと自然です。
個人的な意見として肯定するニュアンスがあり、公式な承認とは異なります。
好意的な感想を伝えたいときや、相手の行動に共感を示すときに活用できます。
例文:
- I really approve of your decision to take that course.(あなたがその講座を受ける決断をしたことを本当に支持します)
- She approves of their approach to teamwork.(彼女は彼らのチームワークのやり方に賛成している)
- I approve of the way you handled the meeting.(あなたがミーティングを進めたやり方に賛成します)

approve ofは、個人的な意見として賛成してるってことだよね?

そう、公式な承認じゃなく、自分の考えとして賛成していることを伝える表現だよ。
否定形「disapprove (of)」を使った反対意見の伝え方
disapproveはapproveの否定形で、誰かの行動や考えに反対する際に使います。
disapprove ofを使うことで、直接的に批判するよりも柔らかく反対意見を伝えることができ、ビジネスや日常会話でも便利です。
行動や判断を好ましくないと感じるときに用いる表現です。
例文:
- I disapprove of smoking in the office.(オフィスでの喫煙は好ましくないと思います)
- They disapprove of the new policy.(彼らは新しい方針に反対しています)
- I disapprove of delaying the project without a valid reason.(正当な理由なくプロジェクトを遅らせることには反対です)

disapprove ofって、単に反対って意味だけじゃないの?

そう、柔らかく反対の意思を伝える表現で、批判的すぎずに意見を言えるのがポイントだよ。
まとめ
approve は「承認する」「認める」から派生して、場面に応じて意味が変わる英語の基本動詞です。
他動詞として公式な承認を表すほか、approve of で個人的な賛成、自動詞や受動態で承認された事実を示すこともあります。
前置詞の有無や受動態の使い分けを覚えることで、ビジネスや日常会話でも自然に使えるようになります。

approveはただのOKじゃなくて、しっかり評価して認める意味なんだね。

それを意識すれば、ビジネスでも日常会話でも自信を持って使えるよ。


approveって、ただ賛成するだけじゃないの?