make haste slowlyの意味は?ゆっくり急げ?
「make haste slowly」を直訳すると
「ゆっくり急げ」
という意味になりますよね。
「make haste」で「急ぐ」
という意味があり、そこに
「slowly」の「ゆっくり」
という意味がくっつくので
「ゆっくり急げ」
になります。
けど、「ゆっくり急げ」って
何だか矛盾していますよね。
これを言われると
ゆっくりすればいいのか、
急げばいいのかわからないです。
実はこの表現、
ラテン語から派生したもので、
英語などラテン語を
基礎とする言語に伝わる
格言となっています。
この格言の難しいところは
2つの意味が含まれている
ということです。
その1つは
「物事を成し遂げようとするときは
ゆっくりとやったほうがいい」
という意味です。
これだけなら
日本語のことわざにある
「急がば回れ」
となるのですが、
それだけでは不十分です。
もう1つは
「ゆっくりとやり過ぎると
物事を成し遂げられない」
という意味です。
「make haste slowly」は
英語だとたったの3語なのですが
日本語で説明すると
これほど長くなってしまう、
独特の表現となっています。
・・・結局、日本語訳は
どうしろかというと
「ゆっくり急げ」
で問題ありません。
>なぜ「急がば回れ」が「ゆっくりしすぎると物事を成し遂げられない」となるのですか?
「急がば回れ」ではなく「make haste slowly」のほうです
「make haste slowly」の
もう1つの含まれた意味として
「ゆっくりとやり過ぎると
物事を成し遂げられない」
となります。
なぜ「急がば回れ」が「ゆっくりしすぎると物事を成し遂げられない」となるのですか?
これの元になったラテン語の意味は「ゆっくりやったとしても立派に成し遂げられたのなら十分早い」という意味だったと思うのですがどのようにしてそのような意味が生まれたのでしょうか。