動詞cautionの意味と文法:warnとの違いや正しい使い方を解説
英語のcautionは「注意する」「警告する」という意味の動詞ですが、日常会話でよく使うwarnとは少し使われ方が異なります。
特に、危険やリスクを踏まえて慎重な行動を促す場面で使われやすく、ニュースや公的な発表、ビジネス文書などでは頻繁に登場します。
また、caution A against Bやcaution A to do、caution thatなど、後ろに続く形によって注意の伝え方が変わります。
advise、alert、notice、pay attentionなどの関連表現との違いも押さえておくと、「注意する」を英語で表現するときの選択肢が広がります。
この記事では、動詞cautionの基本的な意味から文法パターン、warnとのニュアンスの違い、実際の使用場面まで整理して解説します。
cautionの基本概要
cautionの動詞の意味
動詞のcautionは、「人に注意する」「人に警告する」という意味です。
特に、危険や望ましくない結果を避けるために、相手へ慎重な行動を促すときに使われます。
単に「気をつけて」と声をかけるというより、何らかのリスクを踏まえて注意を促すニュアンスがあり、ニュースや公的な発表、ビジネスなど比較的フォーマルな場面でもよく見られます。
warnと意味が重なる部分は大きいものの、cautionは「危険があるから慎重に」という落ち着いた注意喚起に向いています。
相手を強く脅したり、ただ危険を知らせたりするだけではなく、「その点を踏まえて行動や判断を慎重にしてほしい」という働きかけを含みやすいのが特徴です。
そのため、専門家がリスクを説明したり、組織が利用者に注意を促したりする場面にもよく合います。
人だけでなく、行動や判断について慎重になるよう促す場合にも使えるため、文章では比較的よく登場する動詞です。
例文:
- The doctor cautioned him about the possible side effects.(医師は彼に起こり得る副作用について注意を促しました。)
- The coach cautioned the players against taking unnecessary risks.(監督は選手たちに不要なリスクを取らないよう注意しました。)


相手に慎重な判断をしてもらうための注意というニュアンスが出やすいよ。
cautionの名詞の意味
名詞のcautionは「注意」「用心」「警告」を表します。
危険を避けるために慎重になることを指す場合と、誰かに向けて発せられた注意そのものを指す場合があります。
with cautionなら「注意して・慎重に」、exercise cautionなら「注意を払う・慎重に行動する」という形が代表的です。
ここでは「注意」という抽象的な態度と、具体的に示された「警告」の両方を表せる点がポイントです。
また、イギリス英語では、警察が逮捕した人に正式な警告を与える意味でcautionが使われることもあります。
この用法は一般的な「注意」とは少し性格が異なるため、ニュースなどで見かけたときは文脈から判断する必要があります。
通常の文章では、危険を避けるための慎重さを表す意味で使われることが多く、cautionがあることで「軽率に進めず、注意を払う」という姿勢が伝わります。
例文:
- Drivers should exercise caution on icy roads.(運転者は凍結した道路では注意して運転すべきです。)
- Please proceed with caution.(注意して進んでください。)

cautionって「注意する」だけじゃなくて、「慎重さ」そのものも表せるんだ。

with cautionやexercise cautionのような形を覚えておくと、名詞としての使い方もつかみやすいよ。
cautionの発音と読み方
cautionの発音は「コーション」に近く、発音記号では /ˈkɔːʃən/ と表されます。
最初のcauに強勢があり、後半の-tionは「ション」に近い音になります。
日本語の「コーション」と完全に同じではありませんが、まずは「コーション」と覚えておけば発音の目安になります。
特に最初の音を弱くせず、前半にアクセントを置くことを意識すると、英語らしいリズムに近づきます。
なお、名詞でも動詞でも発音は同じです。
スペルを見たときにcautionとcautiousを混同しやすいですが、cautiousは「用心深い」という形容詞なので、品詞の違いにも注意しましょう。
また、cautionのtiは「ティ」と読むのではなく、「ション」に近い音になるため、綴りからそのまま発音しないこともポイントです。

-tionだから、最後はやっぱり「ション」に近いんだね。

特に最初の音にアクセントを置いて「コー・ション」のようにすると覚えやすいよ。
動詞「caution」の主要な文法パターンと使い方
caution A against B(AにBをしないよう注意する)
caution A against Bは、「AにBをしないよう注意する」「AにBについて警告する」という代表的な形です。
againstの後ろには名詞だけでなく動名詞を置くことができ、caution someone against doing somethingで「人に〜しないよう注意する」という意味になります。
Aには注意を受ける人、Bには避けるべき行動や事柄が入るため、構造をそのまま覚えると使いやすくなります。
危険な行動や好ましくない結果につながる行為を避けるよう促す場面で特に使いやすい表現です。
againstには「〜に反対して」という感覚があるため、ここでは「その行為を避ける方向へ注意を向ける」と捉えると理解しやすくなります。
warn A against Bとも似ていますが、cautionのほうが公的・説明的な文章になじみやすい傾向があります。
例文:
- The guide cautioned us against swimming near the rocks.(ガイドは私たちに岩場の近くで泳がないよう注意しました。)
- The doctor cautioned her against eating too much salt.(医師は彼女に塩分を取りすぎないよう注意しました。)

againstがあると、「何かを避けるように」という方向がかなりはっきりするね。

特に「〜しないよう注意する」と言いたいときは、この形が使いやすいよ。
caution A to do / not to do(Aに〜する/しないよう警告する)
caution A to doは「Aに〜するよう注意する」、caution A not to doは「Aに〜しないよう注意する」という形です。
相手に取ってほしい行動を具体的に示せるため、単なる危険の指摘よりも行動への働きかけが明確になります。
Aが注意を受ける人、to do / not to doがその人に求める行動だと考えると、文の構造も把握しやすくなります。
ただし、「〜しないよう注意する」という意味ではcaution A against doingも非常によく使われます。
not to doとagainst doingは近い意味になりますが、後者は「その行為を避ける」という警戒の方向がやや強く出ます。
一方、to doは「何をすべきか」を具体的に示しやすいため、注意の内容が積極的な行動を促すものであれば使いやすい形です。
例文:
- The officer cautioned the passengers not to leave their bags unattended.(警官は乗客に荷物を放置しないよう注意しました。)
- The teacher cautioned the students to stay together.(先生は生徒たちに一緒に行動するよう注意しました。)

「〜するように」ならto do、「〜しないように」ならnot to doと考えればいいんだね。
でも、against doingも「〜しないように」なら、どう使い分ければいいの?

どちらも使えるけれど、not to doは相手に取ってほしくない行動を直接示し、against doingはその行為を避けるよう警戒させるニュアンスが出やすいよ。
caution that節(〜だと注意を促す・述べる)
caution that節では、「〜であると注意を促す」「〜だと警告する」という形で、具体的な行動ではなく状況や可能性そのものを伝えます。
ニュース記事や公式発表などで、専門家や当局がある事実について慎重な見方を示すときによく使われます。
人に特定の行動を命じるのではなく、「この点には注意が必要だ」という情報を文章として提示できるのが特徴です。
caution thatの後ろには、危険性や不確実性、予想される問題などを表す内容が続くことが多く、「こうなるから注意してほしい」という含みを持たせられます。
そのため、断定的に結論を示すよりも、今後の変化や潜在的な問題を踏まえて慎重な判断を求める場面と相性がよい表現です。
例文:
- Experts cautioned that the results could change as more data became available.(専門家は、より多くのデータが得られれば結果が変わる可能性があると注意を促しました。)
- The company cautioned that delays were possible.(その会社は遅延の可能性があると注意を促しました。)

人に直接「これをしないで」と言わなくても、状況そのものに注意を向けられるんだね。

誰かの発言として慎重な見方を伝える文章では、この形が自然だよ。
caution A on / about B(AにBについて警告する)
caution A about Bは、「AにBについて注意する・警告する」という意味で使われます。
危険な行動を直接禁止するのではなく、ある問題や事柄について注意を向けさせたいときに便利です。
Bには、危険、問題、リスク、状況など、注意を向ける対象となる事柄を置けます。
特にaboutは、注意の対象となる事柄を示すのに使いやすい前置詞です。
一方、caution A on Bも見られますが、一般的な英語ではaboutやagainstのほうが自然で、onはやや限定された、または硬めの用法として扱うほうが無難です。
具体的な行動を避けるよう求める場合はagainst、問題そのものについて注意を向ける場合はaboutが特に使いやすい組み合わせです。
例文:
- The company cautioned employees about the risks of sharing confidential information.(会社は従業員に機密情報を共有するリスクについて注意を促しました。)
- The guide cautioned tourists about sudden changes in the weather.(ガイドは観光客に天候の急変について注意を促しました。)

aboutなら「何について注意するか」をそのまま置けるから、使いやすそうだね。
onも使えるなら、どちらを選べばいいの?

一般的にはaboutのほうが使いやすいよ。
onはやや硬め・限定的なので、迷ったときはaboutを選ぶほうが無難だね。
受動態:be cautioned against / that(〜するよう注意されている)
be cautioned against doingは「〜しないよう注意される」、be cautioned that ...は「〜だと注意される・警告される」という意味です。
誰が注意したのかよりも、注意を受けた側や注意の内容に焦点を置きたい場合に受動態が使われます。
特に、注意する主体が明らかな場合や、あえて示す必要がない場合には自然な形です。
ニュースや公的文書では、residents were cautioned against...のように、住民や利用者など一定の集団が注意を受けたことを伝える表現がよく使われます。
能動態よりも客観的な報告に向いた形で、誰が注意したかよりも「誰がどのような注意を受けたか」を前面に出せます。
災害や安全上の問題など、対象者全体に向けた注意喚起を報告するときにも使いやすい表現です。
例文:
- Residents were cautioned against using the water until further notice.(住民は、別途通知があるまでその水を使用しないよう注意されました。)
- Visitors were cautioned that the trail could be dangerous after dark.(訪問者は、暗くなってからその道を通るのは危険な可能性があると注意されました。)

誰が注意したかを言わなくても、「住民が注意を受けた」という事実を中心にできるんだ。

ニュースのように出来事を客観的に伝える場面では、受動態が特に使いやすいよ。
動詞「caution」と「warn」の違い・使い分け
ニュアンスの違い:cautionはフォーマル、warnは直接的・緊急性が高い
cautionとwarnはどちらも「注意する」「警告する」と訳せますが、響きには違いがあります。
cautionは危険やリスクを踏まえて慎重な行動を促す、比較的フォーマルで落ち着いた表現です。
相手に危険を伝えるだけでなく、その情報をもとに判断を慎重にしてほしいという含みが出やすいため、説明的な文章にもよくなじみます。
一方のwarnは、危険が迫っていることを相手に直接知らせる場面でも使いやすく、「危ないから気をつけて」という即時的な感覚が出やすい語です。
ただし、warnが必ず緊急というわけではなく、両者はかなり重なる部分があります。
違いは絶対的なものではなく、文脈や言い方によって変わります。
特に「フォーマルだから必ずcaution、緊急だから必ずwarn」と機械的に分けるのではなく、注意の伝え方や場面全体を見ることが大切です。
例文:
- The report cautioned investors about the potential risks.(その報告書は投資家に潜在的なリスクについて注意を促しました。)
- She warned me that the road was dangerous.(彼女はその道路が危険だと私に警告しました。)

ニュースでcautionを見たら、単純にwarnより弱いというより、落ち着いてリスクを伝えている可能性が高いんだね。
でも、フォーマルならどうしてwarnではなくcautionを選ぶことがあるの?

cautionは危険を知らせるだけでなく、「そのリスクを踏まえて慎重に判断してほしい」という伝え方に向いているからだよ。
公的な発表や報告では、その落ち着いた響きが合いやすいんだ。
文脈での使い分け(ビジネス・ニュース vs 日常会話)
実際の使用場面を見ると、cautionはビジネス文書、ニュース、政府や専門家の発表などで目にする機会が多く、慎重な判断を促す文章によく合います。
特に、リスクや可能性、影響などを説明しながら「この点については注意が必要だ」と伝えるときに使いやすく、文章全体を落ち着いた印象にできます。
日常会話ではwarnのほうが自然な場面が多く、家族や友人に危険を知らせるときなどにも気軽に使えます。
ただし、日常会話でcautionが使えないわけではなく、少し改まった響きを出したいときには十分使えます。
例えば、専門的な話をしているときや、相手に軽く注意するのではなく、具体的なリスクを踏まえて慎重に考えてほしいと伝える場面では、会話の中でもcautionが自然に使われます。
warnの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The analyst cautioned clients to consider the long-term effects.(アナリストは顧客に長期的な影響を考慮するよう注意を促しました。)
- He warned his brother about the slippery stairs.(彼は弟に滑りやすい階段について警告しました。)

友達に「そこ危ないよ!」ならwarnのほうが自然で、会議でリスクを説明するならcautionが合いやすいんだね。

相手との距離だけでなく、注意を伝える場面のフォーマルさも判断材料になるよ。
動詞「caution」と類義語・関連表現の違い
cautionとadviseの違い:助言か警告か
adviseは「助言する」「勧める」という意味で、相手にとってより良い選択肢を示すことが中心です。
それに対してcautionは、何らかの危険やリスクを意識させ、慎重になるよう促します。
どちらも相手の行動に影響を与える表現ですが、発言の背景に「注意すべき問題があるかどうか」という点に違いがあります。
そのため、adviseは必ずしも悪い結果を避けるための発言ではありませんが、cautionには注意すべき事情が背景にあることが多いです。
「こうしたほうがいい」という提案ならadvise、「こういうリスクがあるから慎重に」という場合はcautionが向いています。
相手に選択肢を示して判断を助けるのか、それとも判断前にリスクを意識させるのかを見ると、両者の使い分けがしやすくなります。
adviseの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- The consultant advised us to review the contract carefully.(コンサルタントは私たちに契約書を慎重に確認するよう助言しました。)
- The consultant cautioned us about hidden costs.(コンサルタントは私たちに隠れた費用について注意を促しました。)

同じ「〜したほうがいい」でも、理由がリスクならcautionに近づくんだね。

adviseは選択を助ける助言、cautionは危険を踏まえた注意と考えると違いが見えやすいよ。
cautionとalertの違い:普段の注意か緊急事態か
alertは「警告する」「注意を喚起する」という意味を持ち、特に何か異常や危険が発生したことを知らせ、相手の注意をすぐに向けさせる場合に使われます。
警報やシステム通知など、危険を知らせる仕組みとも結びつきやすい語です。
単に慎重さを求めるだけでなく、「今、この情報に気づいてほしい」という働きかけが前面に出やすいのが特徴です。
cautionは、必ずしも今すぐ対応しなければならない状況とは限りません。
将来のリスクや行動上の注意を伝える場合にも使えるため、alertより時間的な緊迫感が弱い場面にも対応できます。
もちろん、重大な危険についてcautionが使われることもあるので、単純に「caution=緊急ではない」と決めつけるのではなく、注意の目的や状況を見る必要があります。
例文:
- The system alerted users to a security problem.(そのシステムは利用者にセキュリティ上の問題を知らせました。)
- Officials cautioned residents about possible flooding.(当局は住民に洪水の可能性について注意を促しました。)

alertは「何か起きたから、すぐ注意を向けて」という印象があるわ。

cautionは将来のリスクにも使えるので、時間的な切迫感の違いを見ると区別しやすいよ。
cautionとnoticeの違い:警告するのか気づくのか
noticeは基本的に「気づく」「目に留める」という意味で、自分の注意を何かに向ける側の動詞です。
一方、cautionは相手に注意を促す側の動詞なので、注意を「受ける」のか「与える」のかという違いがあります。
この違いは日本語ではどちらも「注意」と訳せるため、特に混同しやすい部分です。
例えば、危険な標識をnoticeすることは、その標識に自分で気づくことです。
その標識や危険について誰かに注意を促すならcautionが使えます。
この違いを押さえると、両者を「注意」という日本語だけで判断せずに済みます。
また、noticeは危険とは限らず、単に変化や特徴を認識した場合にも使えるため、cautionとは目的そのものが異なります。
noticeの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- I noticed a warning sign near the entrance.(私は入口の近くに警告標識があることに気づきました。)
- The staff cautioned visitors about the slippery floor.(スタッフは来場者に滑りやすい床について注意を促しました。)

「注意する」と訳せても、noticeは自分が気づく側で、cautionは人に伝える側なんだね。

主語が「何に気づいた人」なのか「誰かに注意した人」なのかを見ると判断しやすいよ。
cautionとpay attentionの違い:働きかけるのか意識を向けるのか
pay attentionは「注意を払う」「注意して見る・聞く」という意味で、対象に意識を向けることを表します。
基本的には、注意を向ける本人の行動を表す表現です。何かを見落とさないようにしたり、話をしっかり聞いたりするなど、「意識を集中させる」という側面が中心になります。
cautionはそれとは異なり、誰かに危険や問題を知らせ、慎重になるよう働きかけます。
そのため、pay attentionが「自分の注意を向ける」表現なのに対し、cautionは「相手の注意を向けさせる」表現として捉えると分かりやすくなります。
注意の対象があるという点では似ていますが、誰が注意を向けるのかという視点が異なるため、主語と文の目的を意識すると使い分けやすくなります。
payの使い方は、別記事で詳しく解説しています。
例文:
- Please pay attention to the safety instructions.(安全上の指示に注意を払ってください。)
- The instructor cautioned the students about the strong current.(インストラクターは生徒たちに強い潮流について注意を促しました。)

「注意して」と言うだけならpay attentionで、危険の情報まで相手に伝えるならcautionという違いもありそう。

前者は意識の向け方、後者は危険を踏まえた働きかけ、と考えると使い分けやすいよ。
動詞「caution」を使った実践例文集
日常会話での使い方
日常会話ではwarnほど頻繁ではありませんが、少し改まった注意を伝えたいときにcautionを使えます。
特に、旅行先での危険や製品の扱いなど、具体的なリスクを相手に知らせる場面では自然です。
くだけた一言で済ませるよりも、「その点には注意してほしい」という慎重な伝え方をしたいときに向いています。
友人同士の軽い「気をつけて」ならbe carefulやwarnのほうが会話的ですが、危険について理由を添えて慎重な行動を促す場合にはcautionが使えます。
特に旅行、アウトドア、仕事上の注意など、普段の会話でも少し具体的なリスクを扱っている場面では、それほど不自然には聞こえません。
例文:
- My friend cautioned me against hiking alone after dark.(友人は私に、暗くなってから一人でハイキングしないよう注意しました。)
- She cautioned me about the strong winds near the coast.(彼女は私に海岸付近の強風について注意しました。)
- My brother cautioned me to check the weather before leaving.(兄は私に、出発前に天気を確認するよう注意しました。)

友達との会話でも使えるけど、やっぱり少し「ちゃんと注意する」感じがあるね。

普段のくだけた会話より、具体的な危険について慎重さを促すときに使うと自然だよ。
ビジネスメール・会議で使える表現
ビジネスでは、リスクや不確実性を冷静に伝える表現としてcautionが役立ちます。
特に、投資、契約、計画、業績などについて「断定はできないので慎重に判断してほしい」と伝える場面と相性がよい語です。
相手を責めるのではなく、判断に必要な注意点を提示する形にしやすいため、フォーマルなコミュニケーションにもなじみます。
cautionを使うと、相手を強く叱ったり命令したりするのではなく、判断材料として注意点を提示する印象を作れます。
そのため、会議での発言や報告書、メールなどでも使いやすい表現です。
特にcaution againstやcaution aboutを使えば、何を避けるべきなのか、どの点に注意すべきなのかを具体的に示せるため、単に「注意してください」と書くより内容を明確にできます。
例文:
- We should caution the team against making a decision before reviewing the latest figures.(最新の数値を確認する前に決定を下さないよう、チームに注意を促すべきです。)
- The report cautions against relying on short-term results.(その報告書は短期的な結果に依存しないよう注意を促しています。)
- I would caution everyone against making assumptions based on incomplete data.(不完全なデータに基づいて推測することには、皆さんに注意していただきたいと思います。)

ビジネスだと「やめてください」と直接言うより、リスクを示して慎重に判断してもらう場面で使えそうだね。

相手の判断を尊重しながら注意点を伝えたいときにも合う表現だよ。
ニュースや公的アナウンスでの使用例
ニュースや公的アナウンスでは、cautionが特によく使われます。
政府機関、警察、専門家、自治体などが、事故や災害、健康上のリスク、経済的な不確実性などについて注意を促すときに登場します。
こうした場面では、個人に対する直接的な命令というより、多くの人に共通するリスクを説明し、そのうえで慎重な行動を求める形になりやすいのが特徴です。
このような文章では、個人に直接「危ない」と叫ぶというより、一定の情報を示したうえで「慎重な行動を取るように」という形で伝えることが多いため、cautionの落ち着いたフォーマルさがよく合います。
また、主語にはauthorities、officials、experts、policeなどが入りやすく、受動態と組み合わせて、住民や利用者が注意を受けたことを客観的に報じることもできます。
例文:
- Authorities cautioned residents to avoid unnecessary travel during the storm.(当局は住民に、嵐の間は不要不急の移動を避けるよう注意を促しました。)
- Officials cautioned the public about possible disruptions to public transportation.(当局者は一般市民に、公共交通機関に混乱が生じる可能性について注意を促しました。)
- Police cautioned drivers to slow down in the affected area.(警察は運転手に、被災地域では速度を落とすよう注意を促しました。)

ニュースでcautionがよく出てくるのは、単なる「危ない!」ではなく、具体的な行動を慎重にしてもらう必要があるからなんだ。

そう、特に当局や専門家がリスクを伝える場面では、cautionの性格がよく表れるよ。
まとめ
動詞cautionは、「人に注意する」「人に警告する」という意味を持ちますが、単に危険を知らせるだけでなく、リスクを踏まえて相手に慎重な行動や判断を促すニュアンスがあります。
特にcaution A against B、caution A to do / not to do、caution that節など、後ろに続く形によって注意の伝え方を変えられるのが特徴です。
warnと意味が重なる部分は多いものの、cautionは比較的フォーマルで、ニュースや公的発表、ビジネスなどでリスクを落ち着いて伝える場面に向いています。
一方、日常会話で直接的に危険を知らせる場合はwarnのほうが自然なことが多くなります。
また、adviseは助言、alertは注意の喚起、noticeは自分が気づくこと、pay attentionは意識を向けることが中心なので、「注意」という日本語だけで判断しないことが大切です。

「注意する」は全部warnでいいと思っていたけど、cautionは「リスクを踏まえて慎重に」という場面で使うと考えると分かりやすいね。

特にニュースやビジネスでcautionを見かけたら、「危険を知らせる」だけでなく「慎重な判断を促している」と考えると、文脈がつかみやすくなるよ。
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- 英検3級レベルの基本動詞まとめ...基本動詞を中心に、まず押さえておきたい単語を一気に確認
- 英検準2級レベルの基本動詞まとめ...日常会話ややや応用的な動詞を、例文と一緒に学習可能
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「危ないからやめろ」という強い命令より、「リスクがあるから気をつけて」という方向に近いんだね。